■KCAT 後継施設のKIOが11月に事業終了へ
かつて神戸シティエアターミナル(KCAT)として新設された建物を活用した神戸インキュベーションオフィス(KIO)が今年11月末(予定)で事業終了することになりました。
KIOは、KCATの建物をそのまま活用して2002年11月に開業した、起業家育成支援施設です。
当時はまだ珍しかった支援施設も、現在は流行りになっています(東京国際空港内に開業した羽田イノベーションシティも似たような用途がありますね)。神戸市内でももっと交通の便の良い場所でのオフィス環境も改善しており、「KIO事業のニーズや周辺環境の変化」が事業終了に繋がりました。
気になるのは、旧KCAT施設という珍しい建物の今後ですが、事業終了の理由の中で、「建築後27年を経過した設備の老朽化に伴う多額の修繕費が見込まれ」ることも挙げており、このまま施設閉鎖となるとみられます。
KCATは、神戸と関西国際空港(関空)を結ぶ船便の発着場に航空チェックイン機能を設けた施設で、関空開業に合わせた1994年に開業。その後、2002年2月まで運用されていました。
■神戸インキュベーションオフィス(KIO)事業の終了について(KIO公式サイト)
https://kobe-kio.jp/information/290/
■神戸インキュベーションオフィス(KIO)事業の終了について(神戸すまいまちづくり公社公式サイト)
https://www.kobe-sumai-machi.or.jp/information/9869/
2022年01月15日
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