2022年01月29日

検疫週間速報1月2_高罹患率なのに強制隔離無危険国だらけ

◇空港検疫(週間速報)1月2週目 年始陽性異次元爆増の原因は邦人?外人?
検体数邦人急減・外人横ばい 陽性者数連続千人超
罹患率5%超がさらに悪化過去最悪 南亜シフト開始
超危険罹患率なのに強制隔離免除だった国まで!!


今週は初めに、、、。
まずは、入国者総数の少ないアフリカ南部の多くの国からの入国者が、昨年11月からずっと、強制隔離10日間になっていることをご認識の上、お読みください。
日本が、いかに無意味でやってる感だけの強制隔離措置を行い、超絶ブラック人種差別を行っているのかが分かると思います。
私もWHOに反感はありますが、少なくとも、日本の入国者に対する強制隔離措置に対するWHOの批判は一部同意できます(外人の方が罹患率が高いのは事実なので、外人新規入国規制は一部理解は出来ます)。かなり偏った対応になっているのは事実ですので、、、。
ちょうど、「ただ施設/人手不足なだけなのに、オミクロン株の実態に合わせたとかいうもっともらしい理由をつけて」隔離期間の緩和も行われたようですので、空港検疫の実態を見ていただいて、いかに危険な政治決定をしているのかを実感ください。(人手不足で休業が問題になっていますが、航空業界だと、普段から、無駄なように見える待機人員/余剰人員を大量に抱えていて、その人員で回したりします(=そのせいで普段の値段が高い)。他の業界ではそういう普段からのリスク管理は経営責任にはならないんですかね、、、。)


  罹患率10%超えが30か国も!  
  超危険!人数爆増の米国は6%超  
  印、基、隔離無ネパールともに10%超  
  隔離無フィリピンも10%超  


厚生労働省(厚労省)は1月28日、空港検疫での新型コロナウイルス感染症検査状況の1月2週目(1月9日〜1月15日)分の速報値を発表しました。

厚労省の速報は、週間の検体数と陽性者数を、日本国籍者、外国籍者別に、滞在国ごとに出した非常に細かいデータです。2020年11月11日以降毎週金曜日に過去4週間分が発表されています。1月28日の公表で、2020年10月4日〜2022年1月15日分が公表されたことになります。
速報のため、日々の発表のデータとかなりのズレが生じてる場合もありますが、分析に活用できます。

[罹患状況推移分析] 陽性者数2週連続千人超え、外国人が特に悪化
2020年
10/04-10/10 検体12,421・陽性57=罹患率0.46%(日本国籍0.46%:外国籍0.46%)
10/11-10/17 検体 7,364・陽性24=罹患率0.33%(日本国籍0.29%:外国籍0.34%)
10/18-10/24 検体12,213・陽性46=罹患率0.38%(日本国籍0.39%:外国籍0.37%)
10/25-10/31 検体17,833・陽性47=罹患率0.26%(日本国籍0.22%:外国籍0.29%)
  <11/01〜入国者の多い低感染国9か国が検査解除>
11/01-11/07 検体10,589・陽性84=罹患率0.79%(日本国籍0.75%:外国籍0.83%)
11/08-11/14 検体10,823・陽性89=罹患率0.82%(日本国籍0.54%:外国籍1.02%)
11/15-11/21 検体11,627・陽性79=罹患率0.68%(日本国籍0.52%:外国籍0.79%)
11/22-11/28 検体13,789・陽性90=罹患率0.65%(日本国籍0.61%:外国籍0.65%)
11/29-12/05 検体14,226・陽性89=罹患率0.63%(日本国籍0.50%:外国籍0.74%)
12/06-12/12 検体16,488・陽性86=罹患率0.52%(日本国籍0.43%:外国籍0.64%)
12/13-12/19 検体18,554・陽性74=罹患率0.40%(日本国籍0.28%:外国籍0.62%)
12/20-12/26 検体18,835・陽性98=罹患率0.52%(日本国籍0.51%:外国籍0.54%)
12/27-01/02 検体13,123・陽性83=罹患率0.63%(日本国籍0.49%:外国籍0.75%)
2021年
01/03-01/09 検体14,098・陽性76=罹患率0.54%(日本国籍0.23%:外国籍0.72%)
  <01/09〜全入国者検査開始>
01/10-01/16 検体21,399・陽性67=罹患率0.31%(日本国籍0.31%:外国籍0.31%)
01/17-01/23 検体22,678・陽性41=罹患率0.18%(日本国籍0.31%:外国籍0.15%)
01/24-01/30 検体10,076・陽性25=罹患率0.25%(日本国籍0.12%:外国籍0.37%)
01/31-02/06 検体10,435・陽性20=罹患率0.19%(日本国籍0.13%:外国籍0.27%)
02/07-02/13 検体 9,423・陽性19=罹患率0.20%(日本国籍0.15%:外国籍0.26%)
02/14-02/20 検体 9,523・陽性19=罹患率0.20%(日本国籍0.11%:外国籍0.28%)
02/21-02/27 検体11,779・陽性23=罹患率0.20%(日本国籍0.22%:外国籍0.17%)
02/28-03/06 検体14,086・陽性29=罹患率0.21%(日本国籍0.16%:外国籍0.26%)
03/07-03/13 検体14,467・陽性27=罹患率0.19%(日本国籍0.14%:外国籍0.25%)
03/14-03/20 検体17,879・陽性49=罹患率0.27%(日本国籍0.20%:外国籍0.41%)
03/21-03/27 検体14,040・陽性42=罹患率0.30%(日本国籍0.15%:外国籍0.48%)
03/28-04/03 検体14,615・陽性70=罹患率0.48%(日本国籍0.24%:外国籍0.81%)
04/04-04/10 検体12,694・陽性62=罹患率0.49%(日本国籍0.16%:外国籍0.85%)
04/11-04/17 検体11,974・陽性74=罹患率0.62%(日本国籍0.40%:外国籍0.90%)
04/18-04/24 検体11,268・陽性60=罹患率0.53%(日本国籍0.26%:外国籍0.89%)
04/25-05/01 検体13,039・陽性95=罹患率0.73%(日本国籍0.29%:外国籍1.30%)
05/02-05/08 検体11,551・陽性82=罹患率0.71%(日本国籍0.25%:外国籍1.29%)
05/09-05/15 検体12,891・陽性50=罹患率0.39%(日本国籍0.23%:外国籍0.59%)
05/16-05/22 検体11,644・陽性39=罹患率0.33%(日本国籍0.33%:外国籍0.34%)
05/23-05/29 検体13,680・陽性32=罹患率0.23%(日本国籍0.19%:外国籍0.29%)
05/30-06/05 検体16,066・陽性40=罹患率0.25%(日本国籍0.14%:外国籍0.41%)
06/06-06/12 検体16,515・陽性17=罹患率0.10%(日本国籍0.08%:外国籍0.14%)
06/13-06/19 検体16,771・陽性44=罹患率0.26%(日本国籍0.18%:外国籍0.39%)
06/20-06/26 検体16,536・陽性45=罹患率0.27%(日本国籍0.19%:外国籍0.41%)
06/27-07/03 検体22,338・陽性60=罹患率0.27%(日本国籍0.24%:外国籍0.32%)
07/04-07/10 検体23,362・陽性79=罹患率0.34%(日本国籍0.38%:外国籍0.29%)
07/11-07/17 検体32,329・陽性97=罹患率0.30%(日本国籍0.44%:外国籍0.22%)
07/18-07/24 検体35,885・陽性67=罹患率0.19%(日本国籍0.33%:外国籍0.13%)
07/25-07/31 検体24,273・陽性89=罹患率0.37%(日本国籍0.50%:外国籍0.24%)
08/01-08/07 検体21,987・陽性94=罹患率0.43%(日本国籍0.33%:外国籍0.57%)
08/08-08/14 検体19,809・陽性78=罹患率0.39%(日本国籍0.37%:外国籍0.42%)
08/15-08/21 検体25,444・陽性101=罹患率0.40%(日本国籍0.38%:外国籍0.40%)
08/22-08/28 検体20,067・陽性69=罹患率0.34%(日本国籍0.30%:外国籍0.38%)
08/29-09/04 検体18,832・陽性86=罹患率0.46%(日本国籍0.32%:外国籍0.60%)
09/05-09/11 検体17,834・陽性78=罹患率0.44%(日本国籍0.29%:外国籍0.58%)
09/12-09/18 検体16,952・陽性56=罹患率0.33%(日本国籍0.19%:外国籍0.49%)
09/19-09/25 検体16,964・陽性56=罹患率0.33%(日本国籍0.13%:外国籍0.48%)
09/26-10/02 検体21,484・陽性71=罹患率0.33%(日本国籍0.17%:外国籍0.49%)
10/03-10/09 検体17,264・陽性43=罹患率0.25%(日本国籍0.10%:外国籍0.40%)
10/10-10/16 検体18,780・陽性46=罹患率0.24%(日本国籍0.23%:外国籍0.26%)
10/17-10/23 検体19,305・陽性45=罹患率0.23%(日本国籍0.19%:外国籍0.27%)
10/24-10/30 検体20,038・陽性34=罹患率0.17%(日本国籍0.13%:外国籍0.21%)
10/31-11/06 検体21,718・陽性58=罹患率0.27%(日本国籍0.27%:外国籍0.27%)
11/07-11/13 検体21,462・陽性47=罹患率0.22%(日本国籍0.18%:外国籍0.26%)
11/14-11/20 検体21,739・陽性45=罹患率0.21%(日本国籍0.16%:外国籍0.26%)
11/21-11/27 検体24,309・陽性46=罹患率0.19%(日本国籍0.16%:外国籍0.22%)
11/28-12/04 検体28,216・陽性71=罹患率0.25%(日本国籍0.20%:外国籍0.33%)
12/05-12/11 検体29,138・陽性86=罹患率0.30%(日本国籍0.28%:外国籍0.32%)
12/12-12/18 検体30,643・陽性167=罹患率0.54%(日本国籍0.56%:外国籍0.48%)
12/19-12/25 検体27,769・陽性321=罹患率1.16%(日本国籍1.22%:外国籍0.94%)
12/26-01/01 検体17,094・陽性494=罹患率2.89%(日本国籍2.11%:外国籍4.05%)※
01/02-01/08 検体21,488・陽性1,135=罹患率5.28%(日本国籍5.00%:外国籍5.54%)

01/09-01/15 検体20,185・陽性1,087=罹患率5.39%(日本国籍4.14%:外国籍6.42%)
※2021/12/26-2022/01/01の数値が、2022/1/14発表分と2022/1/21発表分で変更されています。変更後の数値を記載しています。

・検体数(発表値)
 日本人:9,156件 前週比-1,163件と急減。
 外国人:11,029件 前週比-140件で微減。まだ2021年1月3週目の17,873件の3分の2程度です。
 合 計:20,185件 前週比-1,303件と急減。
日外比率は1:1.20で、外国籍者の割合がどんどん増えています。
検査対象が全入国者になっています。検査数(≒入国者)の多さは、米国、中国、インド、韓国、タイの順でした。インドが急増しています。

・陽性数(発表値)
 日本人:379人 前週比-137人と急減。
 外国人:708人 前週比+89人と増加。過去最悪最多です。
 合 計:1,087人 前週比-48人と減少。週間千人超えは2週連続です。
日外比率は1:1.87でした。

・罹患率(計算値)
 日本人:4.14% 前週比-0.86Pと急減。
 外国人:6.42% 前週比+0.88Pと急増。過去最悪です。
 合 計:5.39% 前週比+0.11Pと急増。過去最悪です。

前週と比べると、日本国籍者は、検体数が11%減少に対して陽性者数は27%減少。外国籍者は検査数が1%減少に対して陽性者数は14%増加。
この結果、罹患率は、日本国籍者は急減、外国籍者は急増でした。

全体の罹患率は5.39%で悪化しています。
外国籍者の悪化が特に酷いです。1月の入国者は外国籍者が多い傾向があるとはいえ、多すぎます。ただ、日本国籍者も罹患率4.14%ですから、良いとは全く言えません。(空港検疫は、昨年11月迄は平均0.4%以下でしたので、、、)




[陽性者数多い国分析] 69か国と増加/南アジアへシフト開始 複数国の爆増が異次元
今週陽性者が確認されたのは、前週に続いて陽性者が出ている米国・、インド4、フィリピン4、ネパール・、ブラジル4、フランス10、パキスタン3、アラブ首長国連邦(UAE)5、メキシコ4、英国・、スペイン5、ロシア4、イタリア4、バングラデシュ2、カナダ5、タイ3、オーストラリア4、エジプト2、ペルー1、フィジー2、ドイツ7、ベルギー2、トルコ1、スイス6、アルゼンチン2、グアム2、オランダ3、マレーシア1、チュニジア1、ナイジェリア3、マリ1、ポルトガル2、デンマーク2、ケニア5、韓国10、ガーナ3、オーストリア1、モンゴル1、モロッコ1、ベトナム3、フィンランド6、バーレーン1、スーダン1、セネガル1、クロアチア1、キューバ1、カタール1、インドネシア1、ウクライナ1、アイルランド2などを含めて69か国(前週比+2)からの入国者に陽性者が出ました。悪化したまま止まらない状況です。

[米国] この週は強制隔離たった3日間(一部地域のみ6日間)
最悪は、米国が340人(前週比-166)。異次元の超爆増が止まりました。
日本国籍者は検体2,523件(前週比-409)/陽性157人(前週比-93)、外国籍者は検体2,724件(前週比-532)/陽性183人(前週比-73)でした。
罹患率は、日本国籍者が前週8.53%→今週6.22%、外国籍者が前週7.86%→今週6.72%で、いずれもまだ6%を超えています。
神奈川県居住者が異常に多かったことから地域協定関係者(米国籍軍人)の陽性が集中していることが疑われていましたが、それだけではなく、日本国籍者もかなり多い状況です。
この人数でここまで陽性率が悪化してしまうと、非常に危険です。


[インド] この週は強制隔離一部地域がたった3日間だけ
引き続き異次元の急激悪化しているのがインドで179人(前週比+97)。
日本国籍者は検体201件(前週比+1)/陽性28人(前週比+21)、外国籍者は検体891件(前週比+225)/陽性151人(前週比+76)でした。
罹患率は、日本国籍者が前週3.50%→今週13.93%、外国籍者が前週11.26%→今週16.95%。爆悪化です。前週は外国籍者に偏っていましたが、今週は日本国籍者も急激に悪化しています。検体数増加な上に悪化するという非常に危険な状況です。さらにこの人数で10%超えという非常に危険な状態です。


[フィリピン] この週は強制隔離1月10日から3日間になっただけ(1月9日迄はホテル不足特例で強制隔離免除国!!!)
常連国のフィリピンは105人(前週比-4)と横ばいでした。
日本国籍者は検体99件(前週比-44)/陽性18人(前週比-1)、外国籍者は検体764人(前週比-168)/陽性87人(前週比-3)でした。
罹患率は、日本国籍者が前週13.29%→今週18.18%、外国籍者が前週9.66%→今週11.39%。急上昇しています。数は外国籍者の方が多いですが、日本国籍者の悪化が酷いです。さらにこの人数で10%超えという非常に危険な状態です。


[ネパール] この週は強制隔離無し!!!(正確には無しではなくホテル不足特例で強制隔離免除してただけ!!!)
今週異次元の急激悪化をしたのはネパールで55人(前週比+51)と爆増しています。
日本国籍者は検体12件(前週比-9)/陽性1人(前週比+1)、外国籍者は検体462件(前週比+66)/陽性54人(前週比+50)でした。
罹患率は、日本国籍者が前週0%→今週8.33%、外国籍者が前週1.01%→今週11.69%です。爆悪化です。外国籍者の悪化が酷いです。検体数増加な上に悪化するという非常に危険な状況です。さらにこの人数で10%超えという非常に危険な状態です。


[ブラジル] この週は強制隔離一部地域がたった3日間なだけ(ほとんどの地域は強制隔離無し)
続いて陽性者が多かったのがブラジルで40人(前週比+9人)。
日本国籍者は検体74件(前週比+6)/陽性9人(前週比+3)、外国籍者は検体268人(前週比-31)/陽性31人(前週比+6)。
罹患率は、日本国籍者が前週8.82%→今週12.16%、外国籍者が前週8.36%→今週11.57%です。急上昇しています。日外に大きな差がないです。さらにこの人数で10%超えという非常に危険な状態です。


[フランス] この週は強制隔離6日間
フランスが続いていますが、37人(前週比-10)と減少です。
日本国籍者は検体328件(前週比-55)/陽性19人(前週比-4)、外国籍者は検体300人(前週比-104)/陽性18人(前週比-6)。
罹患率は、日本国籍者が前週6.01%→今週5.79%、外国籍者が前週5.94%→今週6.00%です。罹患率は前週からほとんど変わっていません。


[パキスタン] この週は強制隔離たった3日間
続いて南アジアの常連国のパキスタンが36人(前週比+16)と悪化しています。
日本国籍者は検体26件(前週比-10)/陽性4人(前週比-3)、外国籍者は検体213人(前週比+60)/陽性32人(前週比+19)。
罹患率は、日本国籍者が前週19.44%→今週15.38%、外国籍者が前週8.50%→今週15.02%です。日外の差がなくなりました。検体数増加な上に悪化するという非常に危険な状況です。さらにこの人数で10%超えという非常に危険な状態です。


[UAE] この週は強制隔離たった3日間
UAEが29人(前週比-10)と減少。
日本国籍者は検体178件(前週比-246)/陽性16人(前週比-17)、外国籍者は検体95人(前週比-5)/陽性13人(前週比+7)。
罹患率は、日本国籍者が前週7.78%→今週8.99%、外国籍者が前週6.00%→今週13.68%です。数は減少しましたが、罹患率は急激悪化しています。さらにこの人数で10%超えという非常に危険な状態です。


[メキシコ] この週は強制隔離無し
メキシコも28人(前週比+1)と多い状態が続いています。
日本国籍者は検体220件(前週比-6)/陽性21人(前週比+6)、外国籍者は検体83人(前週比±0)/陽性7人(前週比-5)。
罹患率は、日本国籍者が前週6.64%→今週9.55%、外国籍者が前週14.46%→今週8.43%です。日外の差が小さくなりました。


[英国] この週は強制隔離6日間
英国も20人(前週比-12人)とだいぶ減りましたが、まだ20人台です。
日本国籍者は検体334件(前週比-64)/陽性15人(前週比-4)、外国籍者は検体201人(前週比-54)/陽性5人(前週比-8)。
罹患率は、日本国籍者が前週4.77%→今週4.49%、外国籍者が前週5.10%→今週2.49%です。日本国籍者は悪いまま、外国籍者が半減しました。


[スペイン] この週は強制隔離たった3日間
続いてスペインが17人(前週比+1)。
日本国籍者は検体95件(前週比-25)/陽性6人(前週比-4)、外国籍者は検体181人(前週比+48)/陽性11人(前週比+5)。
罹患率は、日本国籍者が前週8.33%→今週6.32%、外国籍者が前週4.51%→今週6.08%です。日外の差が小さくなりました。


[ロシア] この週は強制隔離たった3日間
ロシアが15人(前週比+13)と急増しています。
日本国籍者は検体74件(前週比+34)/陽性5人(前週比+5)、外国籍者は検体184人(前週比+98)/陽性10人(前週比+8)。
罹患率は、日本国籍者が前週0%→今週6.76%、外国籍者が前週2.33%→今週5.43%です。急激悪化しています。


[イタリア] この週は強制隔離6日間
イタリアも15人(前週比+5)と悪化。
日本国籍者は検体146件(前週比+11)/陽性7人(前週比+1)、外国籍者は検体132人(前週比+24)/陽性8人(前週比+4)。
罹患率は、日本国籍者が前週4.44%→今週4.79%、外国籍者が前週2.56%→今週6.06%です。日本国籍者は横ばいですが、外国籍者は悪化しています。


[バングラデシュ] この週は強制隔離無し
南アジアではバングラデシュも14人(前週比+13)と急激悪化しています。
日本国籍者は検体53件(前週比-8)/陽性7人(前週比+7)、外国籍者は検体153人(前週比+47)/陽性7人(前週比+6)。
罹患率は、日本国籍者が前週0%→今週13.21%、外国籍者が前週0.94%→今週4.58%です。日本国籍者は一気に10%超えの爆悪化、外国籍者も一気に悪化しています。検体数増加な上に悪化するという非常に危険な状況です。


[カナダ] この週は強制隔離たった3日間
続いてはカナダで13人(前週比-14)。半減しました。
日本国籍者は検体316件(前週比-31)/陽性9人(前週比-9)、外国籍者は検体117人(前週比-28)/陽性4人(前週比-5)。
罹患率は、日本国籍者が前週5.19%→今週2.85%、外国籍者が前週6.21%→今週3.42%。だいたい半減しましたが、まだ1%超えが続いています。


[その他の国]
10人未満は、まずウズベキスタンが9人(前週比+9)。皆増です。
全員外国籍者で、罹患率は一気に26.47%と異常な急上昇となりました。

続いて、タイ(前週比-10)とオーストラリア(前週比-9)が8人。
タイは、日本国籍者6人・外国籍者2人。入国者数が多いため、罹患率は、日本国籍者は0.9%台、全体でも0.8%台です。
オーストラリアは、全員日本国籍者。罹患率は3%台で多めです。

さらにエジプトが7人(前週比-7)でした。半減しています。
日本国籍者1人・外国籍者6人。罹患率は、外国籍者は20%。全体でも14%超えの異常です。

続いて6人だったのがドイツ(前週比-8)、フィジー(前週比+5)、ペルー(前週比+4)の3か国。
ドイツは、日本国籍者1人・外国籍者5人。罹患率は、全体で1%を超えています。
フィジーは、日本国籍者4人・外国籍者2人。入国者数が少ないため、罹患率は、日本国籍者は40%。全体で23%を超える異常です。
ペルーは、全員外国籍者。こちらも入国者数が少ないため、罹患率は、外国籍者は17%超えの異常です。

アルゼンチン(前週比+3)、スイス(前週比-5)、トルコ(前週比+3)、ベルギー(前週比+4)の4か国が5人。
アルゼンチンは、日本国籍者4人・外国籍者1人。入国者数が少ないため、罹患率は、日本国籍者は23%台、全体で14%超えの異常です。
スイスは、日本国籍者3人・外国籍者2人。罹患率は、全体で4%を超えています。
トルコは、日本国籍者1人・外国籍者4人。罹患率は、全体で5%を超えています。
ベルギーは、日本国籍者2人・外国籍者3人。罹患率は、全体で5%を超えています。

4人だったのが3か国。オランダ(前週比-1)、グアム(前週比±0)、スリランカ(前週比皆増)。
オランダは、日本国籍者3人・外国籍者1人。罹患率は4%台。
グアムは、日本国籍者1人・外国籍者3人。罹患率は4%台。
スリランカは、全員外国籍者。罹患率は1%台。

3人が6か国。コロンビア(前週比+3)、サウジアラビア(前週比+3)、チュニジア(前週比+2)、ナイジェリア(前週比+2)、マルタ(前週比+3)、マレーシア(前週比+2)。
ナイジェリアは全員外国籍者、マレーシアが日本国籍者1人、外国籍者2人。その他の4か国は、各国とも日本国籍者2人、外国籍者1人。

2人の国が10か国も出ています。オーストリア(前週比-1)、ガーナ(前週比-1)、韓国(前週比-1)、クウェート(前週比+2)、ケニア(前週比±0)、ジャマイカ(前週比+2)、チェコ(前週比+2)、デンマーク(前週比-4)、ポルトガル(前週比+1)、マリ(前週比+1)。
ポルトガルは2人とも日本国籍者、オーストリア、ガーナ、クウェート、ケニア、デンマーク、マリは2人とも外国籍者、残り3か国は日外1人ずつ。

残り24か国は1人で、アイルランド、イスラエル、インドネシア、ウクライナ、カタール、スーダン、セネガル、ボツワナ、ボリビア、モロッコが日本国籍者、オマーン、カザフスタン、ギニア、キューバ、クロアチア、ジブチ、タンザニア、バーレーン、パナマ、フィンランド、ブルガリア、米国領サモア、ベトナム、モンゴルが外国籍者でした。

南アジアの悪化が目立ちました。米国が少しずつ減り始め、ウイルス密輸の中心が南アジアにシフトし始めた印象です。外国籍者が悪化した国が多いです。


特記[中国][台湾][シンガポール]
中国、台湾、シンガポールの3か国は、入国者が100人以上いますが、陽性者は0人です。
これだけ世界でオミクロン株が流行していても、ゼロコロナ国からは、入国者数が多くても全然陽性者が出ていないです。
やろうと思えばいくらでも低減できることが分かります。ゼロにはならなくても、もっと少人数に抑えることはできるはずです。



[罹患率高い国分析] 1%超えは69か国中65か国の超異常、アジア危険国多数・欧米も高め続く
罹患率1%超えが65か国、うち罹患率10%超えが30か国もある超異常状態です。
・検体数100人以上または陽性者数10人以上の国には◆印をつけました。◆印付きの国は特に危険な国家と言えるかと思います。
国名の後ろの( )数字は、この週の各国から入国時の強制隔離日数を示しています(途中から指定は(数字→数字)で表示。一部地域のみの指定は*を付けています。(3(0))はホテル不足起因の強制隔離免除国)。


最も罹患率が悪かったのは、マリ(0) 66.67%(検体3件中2人陽性=外国籍者検体2件中2人陽性)でした。
続いて
ボリビア(0) 33.33%(検体3件中1人陽性=日本国籍者検体1件中1人陽性)、
スーダン(0) 33.33%(検体3件中1人陽性=日本国籍者検体1件中1人陽性)、
ギニア(0) 33.33%(検体3件中1人陽性=外国籍者検体2件中1人陽性)、
ボツワナ(10) 25.00%(検体4件中1人陽性=日本国籍者検体2件中1人陽性)、
ウズベキスタン(3(0)) 23.68%(検体38件中9人陽性=外国籍者検体34件中9人陽性)、
フィジー(0) 23.08%(検体26件中6人陽性=日本国籍者検体10件中4人陽性)、
ジャマイカ(0) 22.22%(検体9件中2人陽性=日本国籍者検体1件中1人陽性)、
モロッコ(3(0)) 20.00%(検体5件中1人陽性=日本国籍者検体3件中1人陽性)、
米国領サモア(0) 20.00%(検体5件中1人陽性=外国籍者検体3件中1人陽性)、
ジブチ(0) 20.00%(検体5件中1人陽性=外国籍者検体2件中1人陽性)、
チュニジア(0) 18.75%(検体16件中3人陽性=日本国籍者検体7件中2人陽性)、
カザフスタン(0) 16.67%(検体6件中1人陽性=全員外国籍者)、
◆インド(3*or0) 16.39%(検体1,092件中179人陽性=外国籍者検体891件中151人陽性)、
クウェート(0) 15.38%(検体13件中2人陽性=外国籍者検体10件中2人陽性)、
◆パキスタン(3) 15.06%(検体239件中36人陽性=日本国籍者検体26件中4人陽性)、
エジプト(3) 14.89%(検体47件中7人陽性=外国籍者検体30件中6人陽性)、
アルゼンチン(3) 14.71%(検体34件中5人陽性=日本国籍者検体17件中4人陽性)、
マルタ(3) 13.04%(検体23件中3人陽性=外国籍者検体2件中1人陽性)、
パナマ(0) 12.50%(検体8件中1人陽性=外国籍者検体5件中1人陽性)、
ナイジェリア(6) 12.50%(検体24件中3人陽性=外国籍者検体21件中3人陽性)、
セネガル(0) 12.50%(検体8件中1人陽性=日本国籍者検体2件中1人陽性)、
キューバ(0) 12.50%(検体8件中1人陽性=外国籍者検体5件中1人陽性)、
ペルー(3) 12.24%(検体49件中6人陽性=外国籍者検体35件中6人陽性)、
◆フィリピン(0→3) 12.17%(検体863件中105人陽性=日本国籍者検体99件中18人陽性)、
◆ブラジル(3*or0) 11.70%(検体342件中40人陽性=日本国籍者検体74件中9人陽性)、
◆ネパール(3(0)) 11.60%(検体474件中55人陽性=外国籍者検体462件中54人陽性)、
◆UAE(3) 10.62%(検体273件中29人陽性=外国籍者検体95件中13人陽性)、
コロンビア(3(0)→3) 10.00%(検体30件中3人陽性=日本国籍者検体11件中2人陽性)、
ガーナ(3) 10.00%(検体20件中2人陽性=外国籍者検体16件中2人陽性)、
でした。

二桁割合の異常国は上記30か国(前週比+5)でした。
アフリカ、中南米各国が目立ちます。いずれも入国者数が少ないので、陽性者が出ると一気に陽性率が上がる傾向にあります。酷い罹患率のところが多いです。
さらに、入国者の多い南アジアの国とフィリピン、UAE、ブラジルも出てきています。非常に危険です。


この後は、
ケニア(6) 9.52%(検体21件中2人陽性=外国籍者検体13件中2人陽性)、
◆メキシコ(0) 9.24%(検体303件中28人陽性=日本国籍者検体220件中21人陽性)、
バーレーン(0) 7.69%(検体13件中1人陽性=外国籍者検体6件中1人陽性)、
サウジアラビア(0) 6.98%(検体43件中3人陽性=日本国籍者検体21件中2人陽性)、
◆バングラデシュ(0) 6.80%(検体206件中14人陽性=日本国籍者検体53件中7人陽性)、
オマーン(0) 6.67%(検体15件中1人陽性=外国籍者検体4件中1人陽性)、
◆米 国(6*or3) 6.48%(検体5,247件中340人陽性=外国籍者検体2,724件中183人陽性)、
イスラエル(3) 6.25%(検体16件中1人陽性=日本国籍者検体6件中1人陽性)、
◆スペイン(3) 6.16%(検体276件中17人陽性=日本国籍者検体95件中6人陽性)、
◆フランス(6) 5.89%(検体628件中37人陽性=外国籍者検体300件中18人陽性)、
◆ロシア(3) 5.81%(検体258件中15人陽性=日本国籍者検体74件中5人陽性)、
ポルトガル(6) 5.56%(検体36件中2人陽性=日本国籍者検体19件中2人陽性)、
チェコ(3) 5.41%(検体37件中2人陽性=外国籍者検体11件中1人陽性)、
◆イタリア(6) 5.40%(検体278件中15人陽性=外国籍者検体132件中8人陽性)、
◆トルコ(3(0)→3) 5.21%(検体96件中5人陽性=外国籍者検体43件中4人陽性)、
ベルギー(3) 5.05%(検体99件中5人陽性=外国籍者検体37件中3人陽性)、
デンマーク(6) 4.88%(検体41件中2人陽性=外国籍者検体26件中2人陽性)、
◆スイス(3) 4.72%(検体106件中5人陽性=外国籍者検体39件中2人陽性)、
タンザニア(6) 4.35%(検体23件中1人陽性=外国籍者検体15件中1人陽性)、
クロアチア(3) 4.35%(検体23件中1人陽性=外国籍者検体18件中1人陽性)、
オランダ(6) 4.30%(検体93件中4人陽性=日本国籍者検体62件中3人陽性)、
グアム(3) 4.04%(検体99件中4人陽性=外国籍者検体65件中3人陽性)、
◆英 国(6) 3.74%(検体535件中20人陽性=日本国籍者検体334件中15人陽性)、
カタール(3) 3.57%(検体28件中1人陽性=日本国籍者検体27件中1人陽性)、
ブルガリア(0) 3.45%(検体29件中1人陽性=外国籍者検体23件中1人陽性)、
◆カナダ(3) 3.00%(検体433件中13人陽性=外国籍者検体117件中4人陽性)、
オーストリア(3) 2.78%(検体72件中2人陽性=外国籍者検体32件中2人陽性)、
◆オーストラリア(3*or0) 2.38%(検体336件中8人陽性=日本国籍者検体242件中8人陽性)、
フィンランド(3) 2.33%(検体43件中1人陽性=外国籍者検体25件中1人陽性)、
モンゴル(3(0)) 1.89%(検体53件中1人陽性=外国籍者検体50件中1人陽性)、
アイルランド(3) 1.89%(検体53件中1人陽性=日本国籍者検体26件中1人陽性)、
◆ドイツ(6) 1.69%(検体355件中6人陽性=外国籍者検体146件中5人陽性)、
◆スリランカ(0) 1.68%(検体238件中4人陽性=外国籍者検体207件中4人陽性)、
◆マレーシア(0) 1.55%(検体193件中3人陽性=外国籍者検体60件中2人陽性)、
ウクライナ(3(0)) 1.30%(検体77件中1人陽性=日本国籍者検体14件中1人陽性)

1%(100人に1人陽性)超えは以上の65か国(前週比+5)でさらに増えました。世界的に感染状態が悪くなっており、だいぶ増えています。

[連続で10%超えの超異常国] 11か国
マリ(0) 、スーダン(0) 、フィジー(0) (3週連続)、モロッコ(3(0)) 、パキスタン(3) 、エジプト(3) (3週連続)、アルゼンチン(3) 、セネガル(0) 、キューバ(0) 、フィリピン(0→3) 、ガーナ(3) (1%超え4週連続)。
[連続で1%超えの異常国] 32か国
チュニジア(0) 、インド(3*or0) (3週連続)、ナイジェリア(6) (7週連続)、ペルー(3) 、ブラジル(3*or0) (3週連続)、UAE(3) (4週連続)、ケニア(6) (6週連続)、メキシコ(0) (3週連続)、バーレーン(0) 、米国(6*or3) (4週連続)、スペイン(3) (6週連続)、フランス(6) (5週連続)、ロシア(3) 、ポルトガル(6) (3週連続)、イタリア(6) (5週連続)、トルコ(3(0)→3) (3週連続)、ベルギー(3) (3週連続)、デンマーク(6) (3週連続)、スイス(3) (3週連続)、クロアチア(3) 、オランダ(6) (3週連続)、グアム(3) 、英国(6) (5週連続)、カタール(3) 、カナダ(3) (3週連続)、オーストリア(3) 、オーストラリア(3*or0) (4週連続)、フィンランド(3) (3週連続)、モンゴル(3(0)) 、アイルランド(3) (3週連続)、ドイツ(6) 、ウクライナ(3(0))
1%超の危険な国々が43か国(前週比+12)と爆増しました。
全世界で罹患率が一気に上がってきている印象です。
◆印付きの国は、入国者100人以上で特に危険です。


南アジア3か国(インド、パキスタン、ネパール)をはじめ、フィリピンなどもかなり危険な状況です。いつまで経っても、アフリカ南部諸国のように10日間強制隔離にならないですね。
10%超えは、飛行機内の1列に1人弱感染者がいる罹患率でさすがにヤバいと思うのですが、、、。

※注意:検体数=入国者数ではありませんので、実際の罹患率は出ている数字より高いはずです。



[強制隔離設定分析] 必要な国なのに免除の国も
こうやって見てくると、強制隔離期間の設定がおかしいと感じる部分がたくさん出てくると思います。
これだけ入国者の感染状況が悪いことがはっきり分かっており、米国やインドなどは無条件で10日間でも良さそうなのに、米国の一部地域を除いて3日間だけ。特に米国は昨年夏から世界最悪の感染が続く危険国なのに、強制隔離がいまだに3日間(一部地域は6日間/米軍は0日間で解放の模様)とは、恣意的運用しすぎです。

一方で、10日間隔離が2か月も続くアフリカ南部諸国(29日から6日間に緩和)は、ほとんど陽性者が出ない、なぜなら入国者がほとんどいないから、という意味分からない運用です。あまりに偏った対策で、「黒人国家だから強い規制にしても別に構わないという超絶ブラックな人種差別意識があるのでしょう。」と言われても全く反論できないです。

ちなみに今週は、陽性者が出た69か国のうち、1%未満はわずか4か国だったのですが、そのうち韓国は強制隔離期間が6日間でした。韓国は1%超えることがほとんどない上に、全世界ほとんどの国が感染症危険度レベル3の中珍しい感染症危険度レベル2の国なのですが、なぜか強制隔離6日間が続いています。
せめて感染症危険度レベル3にしたあとに強制隔離設定しましょうよ、、、。
渡航中止勧告すら出ていないのに、入国するときは渡航中止勧告国よりも厳しい規制とは、恣意的運用を通り越して、いい加減運用と言われても全く反論できないです。

そして、驚くのは、オミクロン株支配地域からの入国は隔離期間を10日間に緩和した際に、1月15日午前0時時点で、「全ての国・地域が「オミクロン株が支配的になっている国・地域」」としているのに、3日間の強制隔離が免除され、自宅など待機+抗原定性検査だけになっているホテル不足起因の非オミクロン株地域が残っていること。(ウクライナ、ウズベキスタン、コスタリカ、スリナム、ハイチ、モロッコ、モンゴル、ネパール)
これらの地域は29日になってもいまだに残っています。
いったいどちらが正しいのやら???

こうやって見てくると、日本の強制隔離設定が恣意的運用しすぎなのがよく分かります。そして、こうした超絶偏った強制隔離設定の根拠も分からないから、ますます気持ちが悪いです。
日本が国家ぐるみで、いかに無意味でやってる感だけの強制隔離措置を行っているか、結果、超絶ブラック人種差別になってしまっているかが分かると思います。空港検疫の結果を見ただけなのに、、、。
諸外国の入国規制は根拠もはっきりしています。例えば、日本人が、隠匿国家だとよく馬鹿にする中国では、国は関係なく、「1機あたり5人以上の感染者が出たら一時就航禁止」といった運用がなされています。こういう科学的根拠があれば、別に人種差別には一切ならないし、反論のしようもありません。


こんな手間も時間もかかる恣意的運用をするなら、感染症危険度レベル3の国は、有無を言わさず一律共通で、「7日間強制隔離、以上。」で良いと思うのですが、、、。

なぜ、現地感染が著しく悪くなる中、渡航中止勧告を出しているような感染状況が著しく悪い国からの入国者を規制もせずに入れているのかが謎です。
2020年春頃の話ならまだ分かります。しかし、もう、ウイルス発見から2年も経っています。日本国家が発出している危険度レベルも十二分に把握できてるでしょうし、2年間ほぼいつでも帰国は出来たわけで、その間に帰国しなかったのは自身の判断ミスなだけ(会社命令だというなら、ミスの責任は自身で会社に転嫁ください)。現地感染が超異常な数か月間、航空機運航を制限したってかまわないのではないでしょうか。
それでも危険だから緊急帰国させろ、それが自由だと言うなら、自分でチャーターすれば良いし、その代わり公共の福祉の為に強制隔離が条件ね、なだけです(通常帰国でなくあくまで「危険だと認識している”緊急”帰国」ですものね)。チャーターしてくれた方が航空会社もよっぽど儲かりますよ。



[航空便利用者数分析] 総利用者数は減少
前週の数値が間違っていたようで、全く異なる数字になっています。(変更後の数値で比較します)

合計の利用者数は38,634人(前週比-2,533人)と減少しました
最多は米国便で12,020人(前週比-1,554人)で減少。タイ便が3,837人(前週比-618人)、フィリピン便が2,514人(前週比-389人)と減少国が続いています。

今週は増加国、減少国が半々なイメージでした。
増加している国:最も人数が増えたのは、中国便2,145人(前週比+311)。インド便1,743人(前週比+225人)、台湾便686人(前週比+220人)などが続いています。
皆増した国:フィジー便29人。定期便が運航されています。

減少している国:最も人数が減ったのは、米国便。タイ便、フィリピン便などが続いています。
皆減した国:ポーランド便(53人減)、ミャンマー(21人減)。

利用者数の多いニューカレドニアからの検体数は1件(外国籍者)でした。



=================================
毎週データは更新されているようですので、今後も注視していきます。

週間速報内容
2022/01/09-2022/01/15
全検査
合計 検体20,185/陽性1,087 5.39%↑増加
日本 検体 9,156/陽性379 4.14%↓急減
外国 検体11,029/陽性708 6.42%↑急増


検体数の多い国
米  国:合計 検体5,247、陽性340=6.48%
  日本国籍 検体2,523 陽性157=6.22%/外国籍 検体2,724 陽性183=6.72%
中  国:合計 検体1,504、陽性 0=0%
  日本国籍 検体 759 陽性 0=0%/外国籍 検体 745 陽性 0=0%
イ ン ド:合計 検体1,092、陽性179=16.39%(爆増)
  日本国籍 検体 201 陽性28=13.93%/外国籍 検体 891 ​陽性151=16.95%
韓  国:合計 検体1,045、陽性 2=0.19%
  日本国籍 検体 331 陽性 1=0.30%/外国籍 検体 714 陽性 1=0.14%
タ  イ:合計 検体 967、陽性 8=0.83%
  日本国籍 検体 651 陽性 6=0.92%/外国籍 検体 316 陽性 2=0.63%

罹患率の高い国
マ  リ:合計 検体 3、陽性 2=66.67%
  日本国籍 検体 1 陽性 0=0%/外国籍 検体 2 陽性 2=100.00%
ボリビア:合計 検体 3、陽性 1=33.33%
  日本国籍 検体 1 陽性 1=100.00%/外国籍 検体 2 陽性 0=0%
スーダン:合計 検体 3、陽性 1=33.33%
  日本国籍 検体 1 陽性 1=100.00%/外国籍 検体 2 陽性 0=0%
ギ ニ ア:合計 検体 3、陽性 1=33.33%
  日本国籍 検体 1 陽性 0=0%/外国籍 検体 2 陽性 1=50.00%
ボツワナ:合計 検体 4、陽性 1=25.00%
  日本国籍 検体 2 陽性 1=50.00%/外国籍 検体 2 陽性 0=0%


毎日の個別発表との誤差状況(1月9日〜1月15日)
(A)週間発表(今回の滞在国・地域ごとの検査実績発表):1,087人
(B)毎日発表:1,056人中非公表0人(複数国滞在者30人=フランス/ベルギー/スペイン、フランス/ベルギー2人、フランス/マルタ2人、UAE/英国、米国/スペイン、ブラジル/米国、米国/メキシコ3人、バングラデシュ/UAE2人、チェコ/フランス、サウジアラビア/UAE、ドイツ/オーストリア、米国/ペルー、イタリア/オランダ、パキスタン/UAE2人、デンマーク/オランダ、フランス/スイス、米国/カナダ、ポルトガル/英国、米国/ジャマイカ、フランス/イタリア、米国/ドイツ、ネパール/マレーシア、スイス/ベルギー、メキシコ/アルゼンチン)1087

相変わらず複数国滞在者も多いです。
航空便の乗り継ぎのためというパターンもありそうですが、意図的に複数国滞在となっている事例も多いです。
せめて、日本渡航前14日間に、動き回るのは止めてほしいですね。

 (誤差が出ている国)Aが超過していると非公表の可能性有
 米国領サモア A:1人、B:0人(Aが1人超過)
 グアム A:4人、B:1人(Aが3人超過)
 米 国 A:340人、B:344人(Bが4人超過)

 (A)今回の週間発表で出ている米国領サモア、グアムは、(B)毎日発表では、米国として分類されているものと推定されます。
 →結果、誤差はありませんでした。


水際対策(厚生労働省公式サイト)
https://www.mhlw.go.jp/stf/covid-19/kansenkakudaiboushi-iryouteikyou.html#h2_7


空港検疫ありがとう
ウイルス流入阻止へ水際で頑張る皆様を応援します
#Light It Blue

ラベル:検疫 感染症
posted by johokotu at 02:00| 東京 ☀| Comment(0) | ◇COVID-19関連 | 更新情報をチェックする
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