2022年02月05日

検疫週間速報1月3_南亜は異次元通り越した危険 機内全域ウイルス運搬

◇空港検疫(週間速報)1月3週目 検体数急減も陽性者数は外人増加
全体の罹患率もついに6%超の過去最悪
南アジアは異次元通り越した超危険状態・入国数も多めで罹患率2割超という機内全域ウイルス運搬便


  罹患率10%超えが39か国も!  
  人数減の米国もまだ機内全員濃厚接触の3%超  
  南アジア ネパール・インド・パキスタン20%超  
  南米 ペルー・ブラジルやフィリピンも10%超  



はじめに
毎週金曜日に発表された数字を基にしたこの分析は、細かい国別に検体数(≒入国者数)と陽性者数が公開されるため、国ごとの罹患率を計算しています。
毎日テレビで放映される都道府県の陽性者数は、母数となる人口がほとんど変わらないので、人数を追いかければ、だいたいの感染状況が分かります(よく人数だけで意味ないという人もいますが、まだ人数からの推察は容易です)。一方で、空港検疫は、毎日到着人数が大きく変化するため、テレビ報道の都道府県の表の端っこに表示されている陽性人数だけ追いかけていても状況は全く分かりません(陽性人数だけ追いかけていると、例えば、「年末年始に急増したのは、年末年始で入国者が増えたからだろう」という誤った結論が導き出されてしまいます。)。
陽性人数だけ追いかけていると、空港検疫は、1月5日ごろを境にピークアウトしたように見えます。このため、ネットの書き込みなども「落ち着いてきた」と語る人が多いですが、実は、検体数が急減しているため、その後も罹患率は上がっています(ここ1週間ほどでやっとジリジリ下がり始めたところ)。
昨年11月迄の罹患率は大体0.4%以下で推移してきました。例えば、国内の第五波ピーク時は0.2%弱、第六波だと騒いでいる現在の日本で0.6%程、東京都でもやっと1%を超えたばかりです。罹患率でみると、空港検疫で超危険な状況が続いていることが分かります。

さらに、空港検疫の罹患率が重要なところは、検査を受けた入国者が、長時間、機内という近接空間にいた人たちだということです。機内にいる場合、新型インフルエンザのような一般的な感染症の場合、前後2列が濃厚接触扱いになります。例えば2-3-2席並びだと前後2列(=5列)で35席ですから、罹患率が3%程度を超えると、「”自動的に”」機内の全員が濃厚接触者になってしまいます。航空輸送において絶対的な境目として3%を超えるというのはあってはならない数字であることが分かります。20%なんて論外な数字です。

差別する気は全くないですし、差別はしてはならないとは思いつつも、以上を踏まえると、今の入国者がいかに異常に危険で、航空便を今すぐ止めるべき、止められないのなら強制隔離を徹底すべきだと言うことを認識できるかと思います。

本当は毎日発表している陽性者の生データ(発表データに加えて検査回数、到着便、株分析結果、同一団体かどうか、入国許可の種別、一時出入国状況の不要不急度、入国後の発症状況、入国後の他人との接触状況、強制隔離でお世話になっている都道府県などの発表があるとなお最適ですね)をもらいたいところですが、流石にそれは無理です。そのような中で、金曜に発表される数値は、ほんの一部のデータとはいえ、罹患率などを把握するのに非常に最適なデータです。気になる状況がありましたら、ぜひ発表データを詳しく見ていただくことをおススメします。



厚生労働省(厚労省)は2月4日、空港検疫での新型コロナウイルス感染症検査状況の1月3週目(1月16日〜1月22日)分の速報値を発表しました。

厚労省の速報は、週間の検体数と陽性者数を、日本国籍者、外国籍者別に、滞在国ごとに出した非常に細かいデータです。2020年11月11日以降毎週金曜日に過去4週間分が発表されています。2月4日の公表で、2020年10月4日〜2022年1月22日分が公表されたことになります。
速報のため、日々の発表のデータとかなりのズレが生じてる場合もありますが、分析に活用できます。

[罹患状況推移分析] 外国人検体急減の中陽性者増加
2020年
10/04-10/10 検体12,421・陽性57=罹患率0.46%(日本国籍0.46%:外国籍0.46%)
10/11-10/17 検体 7,364・陽性24=罹患率0.33%(日本国籍0.29%:外国籍0.34%)
10/18-10/24 検体12,213・陽性46=罹患率0.38%(日本国籍0.39%:外国籍0.37%)
10/25-10/31 検体17,833・陽性47=罹患率0.26%(日本国籍0.22%:外国籍0.29%)
  <11/01〜入国者の多い低感染国9か国が検査解除>
11/01-11/07 検体10,589・陽性84=罹患率0.79%(日本国籍0.75%:外国籍0.83%)
11/08-11/14 検体10,823・陽性89=罹患率0.82%(日本国籍0.54%:外国籍1.02%)
11/15-11/21 検体11,627・陽性79=罹患率0.68%(日本国籍0.52%:外国籍0.79%)
11/22-11/28 検体13,789・陽性90=罹患率0.65%(日本国籍0.61%:外国籍0.65%)
11/29-12/05 検体14,226・陽性89=罹患率0.63%(日本国籍0.50%:外国籍0.74%)
12/06-12/12 検体16,488・陽性86=罹患率0.52%(日本国籍0.43%:外国籍0.64%)
12/13-12/19 検体18,554・陽性74=罹患率0.40%(日本国籍0.28%:外国籍0.62%)
12/20-12/26 検体18,835・陽性98=罹患率0.52%(日本国籍0.51%:外国籍0.54%)
12/27-01/02 検体13,123・陽性83=罹患率0.63%(日本国籍0.49%:外国籍0.75%)
2021年
01/03-01/09 検体14,098・陽性76=罹患率0.54%(日本国籍0.23%:外国籍0.72%)
  <01/09〜全入国者検査開始>
01/10-01/16 検体21,399・陽性67=罹患率0.31%(日本国籍0.31%:外国籍0.31%)
01/17-01/23 検体22,678・陽性41=罹患率0.18%(日本国籍0.31%:外国籍0.15%)
01/24-01/30 検体10,076・陽性25=罹患率0.25%(日本国籍0.12%:外国籍0.37%)
01/31-02/06 検体10,435・陽性20=罹患率0.19%(日本国籍0.13%:外国籍0.27%)
02/07-02/13 検体 9,423・陽性19=罹患率0.20%(日本国籍0.15%:外国籍0.26%)
02/14-02/20 検体 9,523・陽性19=罹患率0.20%(日本国籍0.11%:外国籍0.28%)
02/21-02/27 検体11,779・陽性23=罹患率0.20%(日本国籍0.22%:外国籍0.17%)
02/28-03/06 検体14,086・陽性29=罹患率0.21%(日本国籍0.16%:外国籍0.26%)
03/07-03/13 検体14,467・陽性27=罹患率0.19%(日本国籍0.14%:外国籍0.25%)
03/14-03/20 検体17,879・陽性49=罹患率0.27%(日本国籍0.20%:外国籍0.41%)
03/21-03/27 検体14,040・陽性42=罹患率0.30%(日本国籍0.15%:外国籍0.48%)
03/28-04/03 検体14,615・陽性70=罹患率0.48%(日本国籍0.24%:外国籍0.81%)
04/04-04/10 検体12,694・陽性62=罹患率0.49%(日本国籍0.16%:外国籍0.85%)
04/11-04/17 検体11,974・陽性74=罹患率0.62%(日本国籍0.40%:外国籍0.90%)
04/18-04/24 検体11,268・陽性60=罹患率0.53%(日本国籍0.26%:外国籍0.89%)
04/25-05/01 検体13,039・陽性95=罹患率0.73%(日本国籍0.29%:外国籍1.30%)
05/02-05/08 検体11,551・陽性82=罹患率0.71%(日本国籍0.25%:外国籍1.29%)
05/09-05/15 検体12,891・陽性50=罹患率0.39%(日本国籍0.23%:外国籍0.59%)
05/16-05/22 検体11,644・陽性39=罹患率0.33%(日本国籍0.33%:外国籍0.34%)
05/23-05/29 検体13,680・陽性32=罹患率0.23%(日本国籍0.19%:外国籍0.29%)
05/30-06/05 検体16,066・陽性40=罹患率0.25%(日本国籍0.14%:外国籍0.41%)
06/06-06/12 検体16,515・陽性17=罹患率0.10%(日本国籍0.08%:外国籍0.14%)
06/13-06/19 検体16,771・陽性44=罹患率0.26%(日本国籍0.18%:外国籍0.39%)
06/20-06/26 検体16,536・陽性45=罹患率0.27%(日本国籍0.19%:外国籍0.41%)
06/27-07/03 検体22,338・陽性60=罹患率0.27%(日本国籍0.24%:外国籍0.32%)
07/04-07/10 検体23,362・陽性79=罹患率0.34%(日本国籍0.38%:外国籍0.29%)
07/11-07/17 検体32,329・陽性97=罹患率0.30%(日本国籍0.44%:外国籍0.22%)
07/18-07/24 検体35,885・陽性67=罹患率0.19%(日本国籍0.33%:外国籍0.13%)
07/25-07/31 検体24,273・陽性89=罹患率0.37%(日本国籍0.50%:外国籍0.24%)
08/01-08/07 検体21,987・陽性94=罹患率0.43%(日本国籍0.33%:外国籍0.57%)
08/08-08/14 検体19,809・陽性78=罹患率0.39%(日本国籍0.37%:外国籍0.42%)
08/15-08/21 検体25,444・陽性101=罹患率0.40%(日本国籍0.38%:外国籍0.40%)
08/22-08/28 検体20,067・陽性69=罹患率0.34%(日本国籍0.30%:外国籍0.38%)
08/29-09/04 検体18,832・陽性86=罹患率0.46%(日本国籍0.32%:外国籍0.60%)
09/05-09/11 検体17,834・陽性78=罹患率0.44%(日本国籍0.29%:外国籍0.58%)
09/12-09/18 検体16,952・陽性56=罹患率0.33%(日本国籍0.19%:外国籍0.49%)
09/19-09/25 検体16,964・陽性56=罹患率0.33%(日本国籍0.13%:外国籍0.48%)
09/26-10/02 検体21,484・陽性71=罹患率0.33%(日本国籍0.17%:外国籍0.49%)
10/03-10/09 検体17,264・陽性43=罹患率0.25%(日本国籍0.10%:外国籍0.40%)
10/10-10/16 検体18,780・陽性46=罹患率0.24%(日本国籍0.23%:外国籍0.26%)
10/17-10/23 検体19,305・陽性45=罹患率0.23%(日本国籍0.19%:外国籍0.27%)
10/24-10/30 検体20,038・陽性34=罹患率0.17%(日本国籍0.13%:外国籍0.21%)
10/31-11/06 検体21,718・陽性58=罹患率0.27%(日本国籍0.27%:外国籍0.27%)
11/07-11/13 検体21,462・陽性47=罹患率0.22%(日本国籍0.18%:外国籍0.26%)
11/14-11/20 検体21,739・陽性45=罹患率0.21%(日本国籍0.16%:外国籍0.26%)
11/21-11/27 検体24,309・陽性46=罹患率0.19%(日本国籍0.16%:外国籍0.22%)
11/28-12/04 検体28,216・陽性71=罹患率0.25%(日本国籍0.20%:外国籍0.33%)
12/05-12/11 検体29,138・陽性86=罹患率0.30%(日本国籍0.28%:外国籍0.32%)
12/12-12/18 検体30,643・陽性167=罹患率0.54%(日本国籍0.56%:外国籍0.48%)
12/19-12/25 検体27,769・陽性321=罹患率1.16%(日本国籍1.22%:外国籍0.94%)
12/26-01/01 検体17,094・陽性494=罹患率2.89%(日本国籍2.11%:外国籍4.05%)※
01/02-01/08 検体21,488・陽性1,135=罹患率5.28%(日本国籍5.00%:外国籍5.54%)
01/09-01/15 検体20,185・陽性1,087=罹患率5.39%(日本国籍4.14%:外国籍6.42%)

01/16-01/22 検体16,973・陽性1,051=罹患率6.19%(日本国籍3.33%:外国籍8.84%)
※2021/12/26-2022/01/01の数値が、2022/1/14発表分と2022/1/21発表分で変更されています。変更後の数値を記載しています。

・検体数(発表値)
 日本人:8,146件 前週比-1,011件と急減。
 外国人:8,827件 前週比-2,202件で微減。まだ2021年1月3週目の17,873件の半分程度です。
 合 計:16,973件 前週比-3,213件と急減。
日外比率は前週1:1.20→今週1:1.08で、外国籍者の割合が一気に下がりました。
検査対象が全入国者になっています。検査数(≒入国者)の多さは、米国、中国、フィリピン、韓国、インドの順でした。

・陽性数(発表値)
 日本人:271人 前週比-108人と2週連続同程度の急減。
 外国人:780人 前週比+72人と2週連続同程度の増加。3週連続過去最悪最多です。
 合 計:1,051人 前週比-46人と2週連続同程度の減少。週間千人超えは3週連続です。
日外比率は前週1:1.87→今週1:2.88で、外国籍者が一気に増えました。

・罹患率(計算値)
 日本人:3.33% 前週比-0.81Pと2週連続同程度の急減。
 外国人:8.84% 前週比+2.42Pと爆増。過去最悪です。
 合 計:6.19% 前週比+0.80Pと急増。過去最悪です。

前週と比べると、日本国籍者は、検体数が11%減少に対して陽性者数は28%減少(ともに前週とほぼ同じ減少割合)。外国籍者は検査数が20%減少に対して陽性者数は10%増加。
この結果、罹患率は、日本国籍者は急減、外国籍者は爆増でした。

全体の罹患率は前週5.39%→今週6.19%と悪化しています。
外国籍者の悪化が異常な状態です。1月の入国者は外国籍者が多い傾向があるとはいえ、多すぎます。ただ、日本国籍者も罹患率3.33%ですから、まだ良いとは全く言えません。(空港検疫は、昨年11月迄は平均0.4%以下でしたので、、、)




[陽性者数多い国分析] 72か国と増加/南アジアへシフト開始 複数国の爆増が異次元
今週陽性者が確認されたのは、前週に続いて陽性者が出ているインド5、ネパール・、米国・、パキスタン4、フィリピン5、ブラジル5、バングラデシュ3、フランス11、アラブ首長国連邦(UAE)6、ウズベキスタン1、英国・、メキシコ5、ペルー2、スペイン6、グアム3、トルコ2、ロシア5、サウジアラビア1、カナダ6、イタリア5、エジプト3、ドイツ8、モンゴル2、スリランカ1、ウクライナ2、オーストラリア5、オランダ4、フィンランド7、タイ4、インドネシア2、スイス7、カタール2、チェコ1、ケニア6、マルタ1、セネガル2、カザフスタン1、アルゼンチン3、マレーシア2、アイルランド3、チュニジア2、ポルトガル3、パナマ1、フィジー3、スーダン2などを含めて72か国(前週比+3)からの入国者に陽性者が出ました。悪化したまま止まらない状況です。

[インド] この週は強制隔離1月17日以降のみたった3日間(16日迄は一部地域のみ3日間で、残りの地域は強制隔離なし)
最も悪かった国はインドで206人(前週比+27)。
日本国籍者は検体144件(前週比-57)/陽性20人(前週比-8)、外国籍者は検体652件(前週比-239)/陽性186人(前週比+35)でした。
罹患率は、日本国籍者が前週13.93%→今週13.89%、外国籍者が前週16.95%→今週28.53%。外国籍者が爆悪化です。この人数で10%超えという非常に危険な状態です。


[ネパール] この週は強制隔離1月17日以降のみたった3日間(16日迄は強制隔離無し!!!(ホテル不足特例で強制隔離免除))
続いて悪かったのはネパールで147人(前週比+92)と爆増しています。
日本国籍者は検体16件(前週比+4)/陽性1人(前週比±0)、外国籍者は検体374件(前週比-88)/陽性146人(前週比+92)でした。
罹患率は、日本国籍者が前週8.33%→今週6.25%、外国籍者が前週11.69%→今週39.04%です。外国籍者が爆悪化です。この人数で10%超えという非常に危険な状態です。


[米国] この週は強制隔離たった3日間(一部地域のみ6日間)
ピークアウトしたのが米国で144人(前週比-196)。一気に半減しました。
日本国籍者は検体2,048件(前週比-475)/陽性63人(前週比-94)、外国籍者は検体1,728件(前週比-996)/陽性81人(前週比-102)でした。
罹患率は、日本国籍者が前週6.22%→今週3.08%、外国籍者が前週6.72%→今週4.69%。日本国籍者は半減しています。それでもまだまだ3%超えています。


[パキスタン] この週は強制隔離たった3日間
検体数も陽性者も増えたのがパキスタンで103人(前週比+67)。急激に悪化しています。
日本国籍者は検体58件(前週比+32)/陽性9人(前週比+5)、外国籍者は検体376人(前週比+163)/陽性94人(前週比+62)。
罹患率は、日本国籍者が前週15.38%→今週15.52%、外国籍者が前週15.02%→今週25.00%です。外国籍者が爆悪化です。この人数で10%超えという非常に危険な状態です。


→ここまでの南アジア3か国は、いずれも外国籍者が異常に悪化しています。普段kら、入国者は外国籍者が多い国なので、非常に危険です。出発前に陰性確認しているはずなのに、ここまで悪いのは不気味です。ネパールの4割はカウンターの故障じゃないですよね、、、。アフリカ南部諸国のように再入国含め即入国完全停止すべき状況と感じます。


[フィリピン] この週は強制隔離たった3日間
続いては常連国のフィリピンで72人(前週比-33)と減少でした。
日本国籍者は検体136件(前週比+37)/陽性12人(前週比-6)、外国籍者は検体796人(前週比+32)/陽性60人(前週比-27)でした。検体は増えましたが、陽性は減っています。
罹患率は、日本国籍者が前週18.18%→今週8.82%、外国籍者が前週11.39%→今週7.54%。一気に下がりました。それでもまだ8%程度で危険な状況には変わりません。


[ブラジル] この週は強制隔離一部地域がたった3日間なだけ(ほとんどの地域は強制隔離無し)
ここのところ多い状態が続いているブラジルが57人(前週比+17人)と増加しました。
日本国籍者は検体71件(前週比-3)/陽性5人(前週比-4)、外国籍者は検体443人(前週比+175)/陽性52人(前週比+21)。外国籍者の悪化が目立ちます。
罹患率は、日本国籍者が前週12.16%→今週7.04%、外国籍者が前週11.57%→今週11.74%です。日本国籍者のみ下がりました。この人数で10%超えという非常に危険な状態です。


[バングラデシュ] この週は強制隔離無し
引き続きバングラデシュも35人(前週比+21)と2週連続急激悪化しています。
日本国籍者は検体64件(前週比+11)/陽性8人(前週比+1)、外国籍者は検体173人(前週比+20)/陽性27人(前週比+20)。外国籍者の悪化が目立ちます。
罹患率は、日本国籍者が前週13.21%→今週12.50%、外国籍者が前週4.58%→今週15.61%です。外国籍者が一気に10%超えの爆悪化です。検体数増加な上に悪化するという非常に危険な状況です。


[フランス] この週は強制隔離6日間
徐々に目立たなくなっている欧州ではフランスが最も多く22人(前週比-14)。
日本国籍者は検体223件(前週比-105)/陽性12人(前週比-6)、外国籍者は検体153人(前週比-147)/陽性10人(前週比-8)。
罹患率は、日本国籍者が前週5.79%→今週5.38%、外国籍者が前週6.00%→今週6.54%です。罹患率は3週連続でほとんど変わっていません。ということは、状況が改善したのではなく、単に入国者が減っただけでした。


[UAE] この週は強制隔離たった3日間
続いて中東で最も多いUAEが22人(前週比-7)でした。
日本国籍者は検体176件(前週比-2)/陽性13人(前週比-3)、外国籍者は検体79人(前週比-16)/陽性9人(前週比-4)。
罹患率は、日本国籍者が前週8.99%→今週7.51%、外国籍者が前週13.68%→今週11.39%です。このまま減少傾向に入ってほしいところです。


[ウズベキスタン] この週は強制隔離無し!!!(ホテル不足特例で強制隔離免除)
同じく中東のウズベキスタンが2週連続急増。20人(前週比+11)でした。
日本国籍者は検体17件(前週比+13)/陽性10人(前週比+10)、外国籍者は検体24人(前週比-10)/陽性10人(前週比+1)。
罹患率は、日本国籍者が前週0%→今週58.82%、外国籍者が前週26.47%→今週41.67%です。検体数が少ないので目立ちませんが、異常に超爆増しています。全体の罹患率も5割弱で、非常に危険な状況です。


[ペルー] この週は強制隔離たった3日間
南米ではペルーが急増し15人(前週比+9)。
日本国籍者は検体26件(前週比+12)/陽性3人(前週比+3)、外国籍者は検体56人(前週比+21)/陽性12人(前週比+6)。
罹患率は、日本国籍者が前週0%→今週11.54%、外国籍者が前週17.14%→今週21.43%です。検体数が少ないので目立ちませんが、爆増しています。危険な状況です。


[メキシコ] この週は強制隔離1月17日以降のみたった3日間(16日迄は強制隔離無し!!!)
同じ南米のメキシコも15人(前週比-13)。
日本国籍者は検体127件(前週比-93)/陽性12人(前週比-9)、外国籍者は検体27人(前週比-56)/陽性3人(前週比-4)。
罹患率は、日本国籍者が前週9.55%→今週9.45%、外国籍者が前週8.43%→今週11.11%です。
数はいずれも減少していますが、外国籍者の陽性率は悪化しています。


→南米の国々は、検体数増減、罹患率ともに国によってまちまちです。


[英国] この週は強制隔離6日間
欧州で悪い状態が続いている英国も15人(前週比-5人)。
日本国籍者は検体246件(前週比-88)/陽性11人(前週比-4)、外国籍者は検体157人(前週比-44)/陽性4人(前週比-1)。
罹患率は、日本国籍者が前週4.49%→今週4.47%、外国籍者が前週2.49%→今週2.55%です。前週とほぼ同等。日本国籍者の方が悪い状態が続く珍しい国です。


[スペイン] この週は強制隔離たった3日間
スペインも悪い状態が続いており、14人(前週比-3)。
日本国籍者は検体97件(前週比+2)/陽性7人(前週比+1)、外国籍者は検体88人(前週比-93)/陽性7人(前週比-4)。
罹患率は、日本国籍者が前週6.32%→今週7.22%、外国籍者が前週6.08%→今週7.95%です。日外ともに悪化しています。


→欧州の国々は、検体数が減っています。割合はそれほど変わっていない印象ですので、現地状況や国際線利用者の感染状況はあまり変わっていないということかもしれません。


[グアム] この週は強制隔離たった3日間
毎日発表では米国に含まれるグアムが13人(前週比+9)と急激に悪化しています。
日本国籍者は検体27件(前週比-7)/陽性9人(前週比+8)、外国籍者は検体28人(前週比-37)/陽性4人(前週比+1)。
罹患率は、日本国籍者が前週2.94%→今週33.33%、外国籍者が前週6.08%→今週14.29%です。爆悪化です。検体数が少ない国なので、一気に上がりました。非常に危険です。


[トルコ] この週は強制隔離たった3日間
トルコも12人(前週比+7)と急激悪化。
日本国籍者は検体42件(前週比-11)/陽性5人(前週比+4)、外国籍者は検体52人(前週比+9)/陽性7人(前週比+3)。
罹患率は、日本国籍者が前週1.89%→今週11.90%、外国籍者が前週9.30%→今週13.46%。いずれも急激悪化。検体数が少ない国なので、一気に上がりました。非常に危険です。


[ロシア] この週は強制隔離たった3日間
ロシアは10人(前週比-5)。
日本国籍者は検体37件(前週比-37)/陽性1人(前週比-4)、外国籍者は検体98人(前週比-86)/陽性9人(前週比-1)。
罹患率は、日本国籍者が前週6.76%→今週2.70%、外国籍者が前週5.43%→今週9.18%です。日本国籍者は改善、外国籍者は悪化です。差が大きくなりました。


[サウジアラビア] この週は強制隔離無し!!!
サウジアラビアが急増して10人(前週比+7)。
日本国籍者は検体44件(前週比+23)/陽性10人(前週比+8)、外国籍者は検体2人(前週比-20)/陽性0人(前週比-1)。
罹患率は、日本国籍者が前週9.52%→今週22.73%、外国籍者が前週4.55%→今週0%。日本国籍者が急激に悪化した一方、外国籍者は入国者自体がごく少なくなりました。


[その他の国]
10人未満は、まずカナダが9人(前週比-4)。全員日本国籍者です。罹患率はほぼ3%。

続いて、イタリアが8人(前週比-7)でした。
日本国籍者4人・外国籍者4人。罹患率は、4%台と高めです。

さらにエジプトが7人(前週比±0)で続いています。
日本国籍者2人・外国籍者5人。罹患率は、外国籍者は22.7%。全体でも15%超えの異常です。

続いて6人だったのがドイツ(前週比±0)、モンゴル(前週比+5)の2か国。
ドイツは、日本国籍者4人・外国籍者2人。罹患率は、全体で2%台。
モンゴルは、日本国籍者2人・外国籍者4人。こちらも入国者数が少ないため、罹患率は、日本国籍者は66.7%。全体でも21%超えの異常です。

スウェーデン(前週比皆増)、ウクライナ(前週比+4)、スリランカ(前週比+1)の3か国が5人。
スウェーデンは、日本国籍者4人・外国籍者1人。罹患率は、日本国籍者は13.3%、全体で11%超えの異常です。
ウクライナは、全員外国籍者。罹患率は、全体で8%を超えています。
スリランカも、全員外国籍者。罹患率は、全体で2%台でした。

4人だったのはオーストラリア(前週比-4)。
日本国籍者3人・外国籍者1人。罹患率は1%台です。

3人は6か国。ノルウェー(前週比皆増)、ブルキナファソ(前週比皆増)、パラグアイ(前週比皆増)、フィンランド(前週比+2)、ポーランド(前週比皆増)、オランダ(前週比-1)。
ノルウェー、ポーランドは全員日本国籍者、パラグアイは全員外国籍者、ブルキナファソ、フィンランド、オランダは日本国籍者2人・外国籍者1人。

2人の国が13か国も出ています。モザンビーク(前週比皆増)、アルゼンチン(前週比-3)、カザフスタン(前週比+1)、セネガル(前週比+1)、ジョージア(前週比+2)、マルタ(前週比-1)、ルーマニア(前週比+2)、ケニア(前週比±0)、チェコ(前週比±0)、カタール(前週比+1)、スイス(前週比-3)、インドネシア(前週比+1)、タイ(前週比-6)。
モザンビーク、ジョージア、マルタ、ケニア、チェコ、スイス、タイは2人とも日本国籍者、カザフスタン、ルーマニア、インドネシアは2人とも外国籍者、残り3か国は日外1人ずつ。

残り26か国は1人で、カンボジア、ハンガリー、アイルランド、ポルトガル、アイスランド、イラク、アルジェリア、キルギス、アルバニアが日本国籍者、マレーシア、チュニジア、ギリシャ、モルディブ、モンテネグロ、チリ、ヨルダン、パナマ、タジキスタン、シリア、ルクセンブルク、フィジー、スーダン、グアテマラ、ガボン、リビア、米国領ヴァージン諸島が外国籍者でした。

南アジアの悪化が目立ちました。外国籍者が悪化した国が多いです。


特記[中国][韓国][ベトナム][台湾][シンガポール][ミャンマー]
中国、韓国、ベトナム、台湾、シンガポール、ミャンマーの6か国は、入国者が100人以上いますが、陽性者は0人です。
これだけ世界でオミクロン株が流行していても、ゼロコロナ国からは、入国者数が多くても全然陽性者が出ていないです。
やろうと思えばいくらでも低減できることが分かります。ゼロにはならなくても、もっと少人数に抑えることはできるはずです。



[罹患率高い国分析] 1%超えは72か国中70か国の超異常、アジア危険国多数・欧米も高め続く
罹患率1%超えが70か国、うち罹患率10%超えが39か国もある超異常状態です。
・検体数100人以上または陽性者数10人以上の国には◆印をつけました。◆印付きの国は特に危険な国家と言えるかと思います。
国名の後ろの( )数字は、この週の各国から入国時の強制隔離日数を示しています(途中から指定は(数字→数字)で表示。一部地域のみの指定は*を付けています。(3(0))はホテル不足起因の強制隔離免除国)。


最も罹患率が悪かったのは、
[阿州]リビア(0) 100.00%(検体1件中1人陽性=外国籍者)
[中米]米国領ヴァージン諸島(0) 100.00%(検体1件中1人陽性=外国籍者)
でした。


続いて
[欧州]アルバニア(0) 50.00%(検体2件中1人陽性=日本国籍者検体1件中1人陽性)、
[中亜]◆ウズベキスタン(3(0)) 48.78%(検体41件中20人陽性=日本国籍者検体17件中10人陽性)、
[南亜]◆ネパール(3(0)→3) 37.69%(検体390件中147人陽性=外国籍者検体374件中146人陽性)、
[阿州]ブルキナファソ(0) 33.33%(検体9件中3人陽性=日本国籍者検体6件中2人陽性)、
[欧州]ノルウェー(6) 33.33%(検体9件中3人陽性=日本国籍者検体6件中3人陽性)、
[大洋]フィジー(0→3) 33.33%(検体3件中1人陽性=日本国籍者検体6件中3人陽性)、
[阿州]スーダン(0) 33.33%(検体3件中1人陽性=外国籍者検体2件中1人陽性)、
[中米]グアテマラ(0) 33.33%(検体3件中1人陽性=外国籍者検体1件中1人陽性)、
[阿州]ガボン(0) 33.33%(検体3件中1人陽性=外国籍者検体2件中1人陽性)、
[阿州]モザンビーク(10) 28.57%(検体7件中2人陽性=日本国籍者検体6件中2人陽性)、
[南亜]◆インド(3*or0→3) 25.88%(検体796件中206人陽性=外国籍者検体652件中186人陽性)、
[南米]アルゼンチン(3) 25.00%(検体8件中2人陽性=日本国籍者検体3件中1人陽性)、
[南亜]◆パキスタン(3) 23.73%(検体434件中103人陽性=外国籍者検体376件中94人陽性)、
[大洋]◆グアム(3) 23.64%(検体55件中13人陽性=日本国籍者検体27件中9人陽性)、
[中東]◆サウジアラビア(0) 21.74%(検体46件中10人陽性=日本国籍者検体44件中10人陽性)、
[東亜]モンゴル(3(0)) 21.43%(検体28件中6人陽性=外国籍者検体25件中4人陽性)、
[欧州]ルクセンブルク(3) 20.00%(検体5件中1人陽性=外国籍者検体2件中1人陽性)、
[中亜]キルギス(0) 20.00%(検体5件中1人陽性=日本国籍者)、
[南米]◆ペルー(3) 18.29%(検体82件中15人陽性=外国籍者検体56件中12人陽性)、
[中亜]カザフスタン(0) 18.18%(検体11件中2人陽性=外国籍者検体5件中2人陽性)、
[中亜]タジキスタン(0) 16.67%(検体6件中1人陽性=外国籍者検体3件中1人陽性)、
[中東]シリア(0) 16.67%(検体6件中1人陽性=外国籍者検体6件中1人陽性)、
[南米]パラグアイ(0) 15.79%(検体19件中3人陽性=外国籍者検体10件中3人陽性)、
[阿州]エジプト(3) 15.56%(検体45件中7人陽性=外国籍者検体22件中5人陽性)、
[南亜]◆バングラデシュ(0) 14.77%(検体237件中35人陽性=外国籍者検体173件中27人陽性)、
[中東]ヨルダン(0) 14.29%(検体7件中1人陽性=外国籍者検体3件中1人陽性)、
[中米]パナマ(0) 14.29%(検体7件中1人陽性=外国籍者検体5件中1人陽性)、
[中東]イラク(0) 14.29%(検体7件中1人陽性=日本国籍者)、
[阿州]アルジェリア(0) 14.29%(検体7件中1人陽性=日本国籍者)、
[阿州]セネガル(0) 13.33%(検体15件中2人陽性=外国籍者検体7件中1人陽性)、
[中東]◆トルコ(3) 12.77%(検体94件中12人陽性=外国籍者検体52件中7人陽性)、
[中亜]ジョージア(3) 11.76%(検体17件中2人陽性=日本国籍者検体14件中2人陽性)、
[欧州]スウェーデン(6) 11.11%(検体45件中5人陽性=日本国籍者検体30件中4人陽性)、
[南米]◆ブラジル(3*or0) 11.09%(検体514件中57人陽性=外国籍者検体443件中52人陽性)、
[欧州]マルタ(3) 10.00%(検体20件中2人陽性=日本国籍者)、
[欧州]モンテネグロ(0) 10.00%(検体10件中1人陽性=外国籍者)、
[南米]チ リ(3) 10.00%(検体10件中1人陽性=外国籍者検体2件中1人陽性)、
でした。

二桁割合の異常国は上記39か国(前週比+9)でした。
どんどん悪化しています。アフリカ、中南米各国などが目立ちます。いずれも入国者数が少ないので、陽性者が出ると一気に陽性率が上がる傾向にあります。酷い罹患率のところが多いです。
さらに、入国者の多い南アジア・中央アジアの国とフィリピン、ブラジルも高い状況が継続・悪化しています。非常に危険です。


この後は、
[中米]◆メキシコ(0→3) 9.74%(検体154件中15人陽性=外国籍者検体27件中3人陽性)、
[欧州]フィンランド(3) 9.38%(検体32件中3人陽性=日本国籍者検体20件中2人陽性)、
[欧州]ウクライナ(3(0)) 8.77%(検体57件中5人陽性=外国籍者検体46件中5人陽性)、
[中東]◆UAE(3) 8.63%(検体255件中22人陽性=外国籍者検体79件中9人陽性)、
[欧州]ルーマニア(3) 8.33%(検体24件中2人陽性=外国籍者検体22件中2人陽性)、
[欧州]アイスランド(3) 8.33%(検体12件中1人陽性=日本国籍者検体8件中1人陽性)、
[阿州]ケニア(6) 8.00%(検体25件中2人陽性=日本国籍者検体20件中2人陽性)、
[東南]◆フィリピン(3) 7.73%(検体932件中72人陽性=日本国籍者検体136件中12人陽性)、
[欧州]◆スペイン(3) 7.57%(検体185件中14人陽性=外国籍者検体88件中7人陽性)、
[中亜]◆ロシア(3) 7.41%(検体135件中10人陽性=外国籍者検体98件中9人陽性)、
[欧州]チェコ(3) 6.90%(検体29件中2人陽性=日本国籍者検体19件中2人陽性)、
[欧州]ポルトガル(6) 6.67%(検体15件中1人陽性=日本国籍者検体5件中1人陽性)、
[南亜]モルディブ(0→3) 6.25%(検体16件中1人陽性=外国籍者検体1件中1人陽性)、
[欧州]ポーランド(3) 6.12%(検体49件中3人陽性=日本国籍者検体41件中3人陽性)、
[欧州]◆フランス(6) 5.85%(検体376件中22人陽性=外国籍者検体153件中10人陽性)、
[中東]カタール(3) 5.71%(検体35件中2人陽性=日本国籍者検体17件中1人陽性)、
[欧州]ギリシャ(3) 4.76%(検体21件中1人陽性=外国籍者検体14件中1人陽性)、
[欧州]◆イタリア(6) 4.44%(検体180件中8人陽性=外国籍者検体65件中4人陽性)、
[阿州]チュニジア(3) 4.00%(検体25件中1人陽性=外国籍者検体14件中1人陽性)、
[北米]◆米 国(6*or3) 3.81%(検体3,776件中144人陽性=外国籍者検体1,728件中81人陽性)、
[欧州]◆英 国(6) 3.72%(検体403件中15人陽性=日本国籍者検体246件中11人陽性)、
[欧州]アイルランド(3) 3.57%(検体28件中1人陽性=日本国籍者検体15件中1人陽性)、
[欧州]オランダ(6) 3.16%(検体95件中3人陽性=外国籍者検体30件中1人陽性)、
[北米]◆カナダ(3) 2.97%(検体303件中9人陽性=日本国籍者検体237件中9人陽性)、
[欧州]ハンガリー(3) 2.56%(検体39件中1人陽性=日本国籍者検体26件中1人陽性)、
[南亜]◆スリランカ(0) 2.37%(検体211件中5人陽性=外国籍者検体185件中5人陽性)、
[欧州]◆ドイツ(6) 2.16%(検体278件中6人陽性=外国籍者検体80件中2人陽性)、
[欧州]スイス(3) 2.02%(検体99件中2人陽性=日本国籍者検体79件中2人陽性)、
[大洋]◆オーストラリア(3*or0) 1.64%(検体244件中4人陽性=日本国籍者検体167件中3人陽性)、
[東南]カンボジア(0) 1.15%(検体87件中1人陽性=日本国籍者検体67件中1人陽性)

1%(100人に1人陽性)超えは以上の70か国(前週比+5)でさらに増えました。世界的に感染状態が悪くなっており、だいぶ増えています。
だいたい3%を超えると、機内全員濃厚接触者状態になるので、これだけ国数が多いと、全世界からの原則入国禁止措置継続が妥当ですね。


[連続で10%超えの超異常国] 14か国(+3)
ウズベキスタン、ネパール、フィジー、スーダン、インド、アルゼンチン、パキスタン、ペルー、カザフスタン、エジプト、パナマ、セネガル、ブラジル、マルタ
[連続で1%超えの異常国] 28か国(-4)
グアム、サウジアラビア、モンゴル、バングラデシュ、トルコ、メキシコ、フィンランド、ウクライナ、UAE、ケニア、フィリピン、スペイン、ロシア、チェコ、ポルトガル、フランス、カタール、イタリア、チュニジア、米国、英国、アイルランド、オランダ、カナダ、スリランカ、ドイツ、スイス、オーストラリア
2週連続で1%超の危険な国々が42か国(前週比-1)と多い状態のままです。
全世界で罹患率が一気に上がってきている印象です。


南アジア(インド、パキスタン、ネパール、バングラデシュ)をはじめ、南米(ペルー、ブラジル)、フィリピンなどもかなり危険な状況です。いつまで経っても、アフリカ南部諸国のように10日間強制隔離にならないですね。
20%超えは、1列1人の超低搭乗率でも全員濃厚接触者になる状態、
10%超えは、飛行機内の1列に1人弱感染者がいる罹患率で、言ってみれば完全なウイルス密輸便でさすがにヤバいと思うのですが、、、。

※注意:検体数=入国者数ではありませんので、実際の罹患率は出ている数字より高いはずです。


[航空便利用者数分析] 総利用者数はさらに減少
合計の利用者数は32,484人(前週比-6,150人)と引き続き減少しました
最多は米国便で9,381人(前週比-2,639人)で減少。中国便が1,950人(前週比-195人)、フィリピン便が2,693人(前週比+179人)と続いています。

今週は減少国が多く出ました。
増加している国:最も人数が増えたのは、UAE便1,330人(前週比+252)。フィリピン便、ベトナム便1,315人(前週比+150)などが続いています。
皆増した国:ミャンマー便50人。2週に1往復定期便が運航されています。

減少している国:最も人数が減ったのは、米国便。タイ便2,919人(前週比-918)、インド便1,234人(前週比-509)、英国便428人(前週比-370)、カナダ便682人(前週比-330)、シンガポール便1,303人(前週比-318)などが続いています。
皆減した国:フィジー便(29人減)。

利用者数の多いニューカレドニアからの検体数は2件(日外1人ずつ)でした。



=================================
毎週データは更新されているようですので、今後も注視していきます。

週間速報内容
2022/01/16-2022/01/22
全検査
合計 検体16,973/陽性1,051 6.19%↑急増
日本 検体 8,146/陽性271 3.33%↓急減
外国 検体 8,827/陽性780 8.84%↑爆増


検体数の多い国
米  国:合計 検体3,376、陽性144=3.81%(高罹患率・危険)
  日本国籍 検体2,048 陽性63=3.08%/外国籍 検体1,728 陽性81=4.69%
中  国:合計 検体1,546、陽性 0=0%
  日本国籍 検体 806 陽性 0=0%/外国籍 検体 740 陽性 0=0%
フィリピン:合計 検体 932、陽性72=7.73%(高罹患率・危険)
  日本国籍 検体 136 陽性12=8.82%/外国籍 検体 796 陽性60=7.54%
韓  国:合計 検体 860、陽性 0=0%
  日本国籍 検体 307 陽性 0=0%/外国籍 検体 553 陽性 0=0%
イ ン ド:合計 検体796、陽性206=25.88%(超高罹患率・超悪化・超危険)
  日本国籍 検体 201 陽性28=13.93%/外国籍 検体 891 ​陽性151=16.95%

罹患率の高い国
リ ビ ア:合計 検体 1、陽性 1=100.00%
  日本国籍 検体 0 陽性 0=0%/外国籍 検体 1 陽性 1=100.00%
米国領ヴァージン諸島:合計 検体 1、陽性 1=100.00%
  日本国籍 検体 0 陽性 0=0%/外国籍 検体 1 陽性 1=100.00%
アルバニア:合計 検体 2、陽性 1=50.00%
  日本国籍 検体 1 陽性 1=100.00%/外国籍 検体 1 陽性 0=0%
ウズベキスタン:合計 検体 41、陽性20=48.78%(人数多め・超悪化・危険)
  日本国籍 検体 17 陽性10=58.82%/外国籍 検体 24 陽性10=41.67%
ネパール:合計 検体 390、陽性147=37.69%(人数非常に多め・超悪化・超危険)
  日本国籍 検体 16 陽性 1=6.25%/外国籍 検体 374 陽性146=39.04%


毎日の個別発表との誤差状況(1月16日〜1月22日)
(A)週間発表(今回の滞在国・地域ごとの検査実績発表):1,051人
(B)毎日発表:1,019人中非公表0人(複数国滞在者33人=ブラジル/オランダ、スペイン/ドイツ/メキシコ、トルコ/キルギス、リビア/トルコ/カザフスタン、グアテマラ/メキシコ、インド/モルディブ、パキスタン/UAE3人、スウェーデン/フィンランド、スウェーデン/スペイン/英国、スペイン/ポルトガル、イタリア/スペイン、マルタ/フランス、ロシア/ウズベキスタン、スペイン/英国、英国/トルコ/ノルウェー、サウジアラビア/UAE、チュニジア/トルコ、パラグアイ/ブラジル2人、イタリア/フランス、ウズベキスタン/ロシア、UAE/ルーマニア2人、UAE/トルコ2人、、ジョージア/トルコ、スペイン/マルタ、スペイン/トルコ、スペイン/フィンランド、イラク/UAE、ドイツ/アルバニア/イタリア)1052

相変わらず複数国滞在者が超多いです。
航空便の乗り継ぎのためというパターンもありそうですが、大陸横断事例などもあって明らかに意図的に複数国滞在となっている事例も多いです。
せめて、日本渡航前14日間に、動き回るのは止めてほしいですね。

 (誤差が出ている国)Aが超過していると非公表の可能性有
 米国領ヴァージン諸島 A:1人、B:0人(Aが1人超過)
 グアム A:13人、B:0人(Aが13人超過)
 米 国 A:144人、B:158人(Bが14人超過)

 (A)今回の週間発表で出ている米国領ヴァージン諸島、グアムは、(B)毎日発表では、米国として分類されているものと推定されます。
 →結果、誤差はありませんでした。


水際対策(厚生労働省公式サイト)
https://www.mhlw.go.jp/stf/covid-19/kansenkakudaiboushi-iryouteikyou.html#h2_7


空港検疫ありがとう
ウイルス流入阻止へ水際で頑張る皆様を応援します
#Light It Blue

ラベル:検疫 感染症
posted by johokotu at 02:00| 東京 ☀| Comment(0) | ◇COVID-19関連 | 更新情報をチェックする
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