2月10日、変異株に起因する入国直後の規制について、指定対象国の新規指定、変更、解除を発表しました。
入国直後規制の指定対象国は、4か国が新規指定、19か国と1か国の3地域が変更、9か国が指定解除になります。
◆指定対象国の新規指定、変更
新規指定
「水際対策上特に対応すべき変異株に対する指定国・地域」に新規指定となるのは、 アルバニア、イラク、インドネシア、ミャンマーからの入国者です。
いずれの国・地域も、3日間の強制隔離開始です。
いずれの国・地域も、2月13日午前0時入国分から適用されます。(水際強化なので数日遅れの遅々適用)
なお、 アルバニア、イラク、インドネシア、ミャンマーは、「オミクロン株(B.1.1.529 系統の変異株)に対する指定国・地域」に新規指定となります。指定は、2月11日午前0時からです。
変更(隔離期間変更)
隔離期間が変更となるのは、ウズベキスタン、エジプト、ネパール、パキスタン、アンゴラ、エスワティニ、韓国、ケニア、コンゴ民主共和国、ザンビア、ジンバブエ、タンザニア、ナイジェリア、ナミビア、米国(テキサス州、ハワイ州、マサチューセッツ州)、ボツワナ、マラウイ、南アフリカ、モザンビーク、レソトからの入国者です。「水際対策上特に対応すべき変異株に対する指定国・地域」かつ「オミクロン株(B.1.1.529 系統の変異株)に対する指定国・地域」の地域です。
ウズベキスタン、エジプト、ネパール、パキスタンは、強制隔離期間は3日間から6日間に強化されます。
ウズベキスタン、エジプト、ネパール、パキスタンの強制隔離期間強化は、2月13日午前0時入国分から適用されます。(強化なので数日遅れの遅々適用)
アンゴラ、エスワティニ、韓国、ケニア、コンゴ民主共和国、ザンビア、ジンバブエ、タンザニア、ナイジェリア、ナミビア、米国(テキサス州、ハワイ州、マサチューセッツ州)、ボツワナ、マラウイ、南アフリカ、モザンビーク、レソトは、強制隔離期間は6日間から3日間に緩和されます。
アンゴラ、エスワティニ、韓国、ケニア、コンゴ民主共和国、ザンビア、ジンバブエ、タンザニア、ナイジェリア、ナミビア、米国(テキサス州、ハワイ州、マサチューセッツ州)、ボツワナ、マラウイ、南アフリカ、モザンビーク、レソトの強制隔離期間緩和は、2月11日午前0時入国分から適用されます。(緩和なので即日の早々適用)
解除(特に対応すべき変異株(オミクロン株)からの解除)
「水際対策上特に対応すべき変異株に対する指定国・地域」、「オミクロン株(B.1.1.529 系統の変異株)に対する指定国・地域」がともに解除となるのは、ガーナ、カザフスタン、カタール、シエラレオネ、セネガル、チュニジア、ドミニカ共和国、トリニダード・トバゴ、マルタからの入国者です。
いずれの国・地域も、3日間強制隔離がなくなります。
いずれの国・地域も、2月11日午前0時入国分から適用されます。(緩和なので即日の早々適用)
今回の変更によりいずれの国・地域も、7日間自主隔離になります。
6日間強制隔離の国・地域は、「検疫所長の指定する場所(検疫所が確保する宿泊施設に限る)で6日間待機いただき、入国後3日目及び6日目に改めて検査を受けていただく」と発表されています。
3日間強制隔離の国・地域は、「検疫所長の指定する場所(検疫所が確保する宿泊施設に限る)で3日間待機いただき、入国後3日目に改めて検査を受けていただく」と発表されています。
ネパールやパキスタンについては、空港検疫での陽性者超爆増が始まってから1か月も経って、やっと強制隔離期間強化が行われましたが、相変わらずの6日間ですね。
そろそろ、
感染症危険度レベル3(渡航中止勧告・上陸拒否)の国は一律7日間強制隔離
レベル2(不要不急渡航中止要請・非上陸拒否国)の国は自宅等待機原則(ただし現地感染と空港検疫の急速悪化など結果に応じて7日間強制待機指定する場合あり)
にした方が、差別や偏見、あの国はずるいという感情を生むことなくすっきりすると思うのですが、、、。
外国籍者の新規入国も頑なに禁止をするのであれば、
感染症危険度レベル3の国は一律禁止
レベル2の国は原則通常運用(ただし現地感染と空港検疫の急速悪化など結果に応じて禁止する場合あり)
にした方が、差別や偏見、あの国はずるいという感情を生むことなくすっきりすると思うのですが、、、。
オミクロン株支配地域は、7日間の隔離が、全入国者が対象です。(現在すべての国・地域が該当)
オミクロン株支配地域以外は、14日間の隔離が、全入国者が対象です。(現在該当なし)
申請などにより10日間で済む例外は、一時休止されています。(3日間で完了という例外は元々ありません)。
2月13日からは、以下のようになります。
・10日間強制隔離:該当無し
・6日間強制隔離+1日間自主隔離:13か国と1か国の4地域
・オミクロン株 13か国(-11)と1か国の4地域*b(-3)
・オミクロン株以外*a 該当無し
・3日間強制隔離+4日間自主隔離:57か国・地域と1か国の7地域
・オミクロン株 57か国*b(-5)と1か国の7地域
・オミクロン株以外*a 該当無し
・10日間強制隔離+4日間自主隔離:該当無し
・6日間強制隔離+8日間自主隔離:該当無し
・3日間強制隔離+11日間自主隔離:該当無し
・14日間自主隔離:該当無し
・7日間自主隔離:上記以外の全世界の国・地域
*a:オミクロン株(B.1.1.529 系統の変異株)に対する指定国・地域以外=条件を満たす場合、強制隔離無く、7日間自主隔離+自主検査(抗原定性検査)等となる特例措置中(オミクロン株地域以外ですが、オミクロン株支配地域には該当するややこしい状況)
*b:米国は4地域のみ6日間強制隔離+4日間自主隔離
※上記内容は参考程度に確認いただき、変更内容等は必ず公式発表を確認ください。
■水際対策上特に対応すべき変異株等に対する指定国・地域について (要旨)(2/10 厚生労働省公式サイト)
https://www.mhlw.go.jp/content/000883243.pdf
■オミクロン株(B.1.1.529 系統の変異株)に対する指定国・地域について (要旨)(2/10 厚生労働省公式サイト)
https://www.mhlw.go.jp/content/000883241.pdf
空港検疫ありがとう
ウイルス流入阻止へ水際で頑張る皆様を応援します
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