検体数100件以上の国の10%超えがやっと消滅
全体の罹患率は2%台で異次元をやっと脱出?
厚生労働省(厚労省)は2月25日、空港検疫での新型コロナウイルス感染症検査状況の2月2週目(2月6日〜2月12日)分の速報値を発表しました。
厚労省の速報は、週間の検体数と陽性者数を、日本国籍者、外国籍者別に、滞在国ごとに出した非常に細かいデータです。2020年11月11日以降毎週金曜日に過去4週間分が発表されています。2月25日の公表で、2020年10月4日〜2022年2月12日分が公表されたことになります。
速報のため、日々の発表のデータとかなりのズレが生じてる場合もありますが、分析に活用できます。
■[罹患状況推移分析] 罹患率はまだ2%台、機内全員濃厚接触者割合やっと脱する
2020年
10/04-10/10 検体12,421・陽性57=罹患率0.46%(日本国籍0.46%:外国籍0.46%)
10/11-10/17 検体 7,364・陽性24=罹患率0.33%(日本国籍0.29%:外国籍0.34%)
10/18-10/24 検体12,213・陽性46=罹患率0.38%(日本国籍0.39%:外国籍0.37%)
10/25-10/31 検体17,833・陽性47=罹患率0.26%(日本国籍0.22%:外国籍0.29%)
<11/01〜入国者の多い低感染国9か国が検査解除>
11/01-11/07 検体10,589・陽性84=罹患率0.79%(日本国籍0.75%:外国籍0.83%)
11/08-11/14 検体10,823・陽性89=罹患率0.82%(日本国籍0.54%:外国籍1.02%)
11/15-11/21 検体11,627・陽性79=罹患率0.68%(日本国籍0.52%:外国籍0.79%)
11/22-11/28 検体13,789・陽性90=罹患率0.65%(日本国籍0.61%:外国籍0.65%)
11/29-12/05 検体14,226・陽性89=罹患率0.63%(日本国籍0.50%:外国籍0.74%)
12/06-12/12 検体16,488・陽性86=罹患率0.52%(日本国籍0.43%:外国籍0.64%)
12/13-12/19 検体18,554・陽性74=罹患率0.40%(日本国籍0.28%:外国籍0.62%)
12/20-12/26 検体18,835・陽性98=罹患率0.52%(日本国籍0.51%:外国籍0.54%)
12/27-01/02 検体13,123・陽性83=罹患率0.63%(日本国籍0.49%:外国籍0.75%)
2021年
01/03-01/09 検体14,098・陽性76=罹患率0.54%(日本国籍0.23%:外国籍0.72%)
<01/09〜全入国者検査開始>
01/10-01/16 検体21,399・陽性67=罹患率0.31%(日本国籍0.31%:外国籍0.31%)
01/17-01/23 検体22,678・陽性41=罹患率0.18%(日本国籍0.31%:外国籍0.15%)
01/24-01/30 検体10,076・陽性25=罹患率0.25%(日本国籍0.12%:外国籍0.37%)
01/31-02/06 検体10,435・陽性20=罹患率0.19%(日本国籍0.13%:外国籍0.27%)
02/07-02/13 検体 9,423・陽性19=罹患率0.20%(日本国籍0.15%:外国籍0.26%)
02/14-02/20 検体 9,523・陽性19=罹患率0.20%(日本国籍0.11%:外国籍0.28%)
02/21-02/27 検体11,779・陽性23=罹患率0.20%(日本国籍0.22%:外国籍0.17%)
02/28-03/06 検体14,086・陽性29=罹患率0.21%(日本国籍0.16%:外国籍0.26%)
03/07-03/13 検体14,467・陽性27=罹患率0.19%(日本国籍0.14%:外国籍0.25%)
03/14-03/20 検体17,879・陽性49=罹患率0.27%(日本国籍0.20%:外国籍0.41%)
03/21-03/27 検体14,040・陽性42=罹患率0.30%(日本国籍0.15%:外国籍0.48%)
03/28-04/03 検体14,615・陽性70=罹患率0.48%(日本国籍0.24%:外国籍0.81%)
04/04-04/10 検体12,694・陽性62=罹患率0.49%(日本国籍0.16%:外国籍0.85%)
04/11-04/17 検体11,974・陽性74=罹患率0.62%(日本国籍0.40%:外国籍0.90%)
04/18-04/24 検体11,268・陽性60=罹患率0.53%(日本国籍0.26%:外国籍0.89%)
04/25-05/01 検体13,039・陽性95=罹患率0.73%(日本国籍0.29%:外国籍1.30%)
05/02-05/08 検体11,551・陽性82=罹患率0.71%(日本国籍0.25%:外国籍1.29%)
05/09-05/15 検体12,891・陽性50=罹患率0.39%(日本国籍0.23%:外国籍0.59%)
05/16-05/22 検体11,644・陽性39=罹患率0.33%(日本国籍0.33%:外国籍0.34%)
05/23-05/29 検体13,680・陽性32=罹患率0.23%(日本国籍0.19%:外国籍0.29%)
05/30-06/05 検体16,066・陽性40=罹患率0.25%(日本国籍0.14%:外国籍0.41%)
06/06-06/12 検体16,515・陽性17=罹患率0.10%(日本国籍0.08%:外国籍0.14%)
06/13-06/19 検体16,771・陽性44=罹患率0.26%(日本国籍0.18%:外国籍0.39%)
06/20-06/26 検体16,536・陽性45=罹患率0.27%(日本国籍0.19%:外国籍0.41%)
06/27-07/03 検体22,338・陽性60=罹患率0.27%(日本国籍0.24%:外国籍0.32%)
07/04-07/10 検体23,362・陽性79=罹患率0.34%(日本国籍0.38%:外国籍0.29%)
07/11-07/17 検体32,329・陽性97=罹患率0.30%(日本国籍0.44%:外国籍0.22%)
07/18-07/24 検体35,885・陽性67=罹患率0.19%(日本国籍0.33%:外国籍0.13%)
07/25-07/31 検体24,273・陽性89=罹患率0.37%(日本国籍0.50%:外国籍0.24%)
08/01-08/07 検体21,987・陽性94=罹患率0.43%(日本国籍0.33%:外国籍0.57%)
08/08-08/14 検体19,809・陽性78=罹患率0.39%(日本国籍0.37%:外国籍0.42%)
08/15-08/21 検体25,444・陽性101=罹患率0.40%(日本国籍0.38%:外国籍0.40%)
08/22-08/28 検体20,067・陽性69=罹患率0.34%(日本国籍0.30%:外国籍0.38%)
08/29-09/04 検体18,832・陽性86=罹患率0.46%(日本国籍0.32%:外国籍0.60%)
09/05-09/11 検体17,834・陽性78=罹患率0.44%(日本国籍0.29%:外国籍0.58%)
09/12-09/18 検体16,952・陽性56=罹患率0.33%(日本国籍0.19%:外国籍0.49%)
09/19-09/25 検体16,964・陽性56=罹患率0.33%(日本国籍0.13%:外国籍0.48%)
09/26-10/02 検体21,484・陽性71=罹患率0.33%(日本国籍0.17%:外国籍0.49%)
10/03-10/09 検体17,264・陽性43=罹患率0.25%(日本国籍0.10%:外国籍0.40%)
10/10-10/16 検体18,780・陽性46=罹患率0.24%(日本国籍0.23%:外国籍0.26%)
10/17-10/23 検体19,305・陽性45=罹患率0.23%(日本国籍0.19%:外国籍0.27%)
10/24-10/30 検体20,038・陽性34=罹患率0.17%(日本国籍0.13%:外国籍0.21%)
10/31-11/06 検体21,718・陽性58=罹患率0.27%(日本国籍0.27%:外国籍0.27%)
11/07-11/13 検体21,462・陽性47=罹患率0.22%(日本国籍0.18%:外国籍0.26%)
11/14-11/20 検体21,739・陽性45=罹患率0.21%(日本国籍0.16%:外国籍0.26%)
11/21-11/27 検体24,309・陽性46=罹患率0.19%(日本国籍0.16%:外国籍0.22%)
11/28-12/04 検体28,216・陽性71=罹患率0.25%(日本国籍0.20%:外国籍0.33%)
12/05-12/11 検体29,138・陽性86=罹患率0.30%(日本国籍0.28%:外国籍0.32%)
12/12-12/18 検体30,643・陽性167=罹患率0.54%(日本国籍0.56%:外国籍0.48%)
12/19-12/25 検体27,769・陽性321=罹患率1.16%(日本国籍1.22%:外国籍0.94%)
12/26-01/01 検体17,094・陽性494=罹患率2.89%(日本国籍2.11%:外国籍4.05%)※
01/02-01/08 検体21,488・陽性1,135=罹患率5.28%(日本国籍5.00%:外国籍5.54%)
01/09-01/15 検体20,185・陽性1,087=罹患率5.39%(日本国籍4.14%:外国籍6.42%)
01/16-01/22 検体16,973・陽性1,051=罹患率6.19%(日本国籍3.33%:外国籍8.84%)
01/23-01/29 検体16,342・陽性745=罹患率4.56%(日本国籍2.57%:外国籍6.90%)
01/30-02/05 検体15,382・陽性604=罹患率3.93%(日本国籍2.72%:外国籍5.30%)
02/06-02/12 検体16,881・陽性357=罹患率2.11%(日本国籍1.65%:外国籍2.53%)
・検体数(発表値)
日本人:7,899件 前週比-290件と2週連続減少。
外国人:8,982件 前週比+1,789件の急増。増加に転じました。2021年1月3週目の17,873件の半数程度です。
合 計:16,881件 前週比+1,499件と急増。
日外比率は前週1:0.88→今週1:1.14で、日外が逆転しました。
検査対象が全入国者になっています。検査数(≒入国者)の多さは、前週から大きく変わり、米国、中国、フィリピン、ベトナム、韓国の順でした。ベトナムが爆増しています。
・陽性数(発表値)
日本人:130人 前週比-93人と急減。
外国人:227人 前週比-154人と3週連続の急減。
合 計:357人 前週比-247人と3週連続の急減。
日外比率は前週1:1.71→今週1:1.75で、日外ともに似たような減り具合になっています。
・罹患率(計算値)
日本人:1.65% 前週比-0.92Pと減少(改善)に転じました。
外国人:2.53% 前週比-2.77Pと急減(改善)。
合 計:2.11% 前週比-1.82Pと急減(改善)。
前週と比べると、日本国籍者は、検体数が4%減少に対して陽性者数は42%減少。外国籍者は検査数が25%増加に対して陽性者数は40%減少。
この結果、罹患率は、日本国籍者は減少(改善)、外国籍者は急減(改善)でした。
前週増加した日本国籍者は下げ止まらずに済みました。
全体の罹患率は前週3.93%→今週2.11%と改善しています。
機内全員が自動的に濃厚接触者になる罹患率(3%)をやっと脱しました。
■[陽性者数多い国分析] 59か国とやっと減少/米国が1位に再悪化、南アジアはまだ悪い状況
今週陽性者が確認されたのは、前週に続いて陽性者が出ている米国・、パキスタン7、ネパール・、インド8、スリランカ4、ブラジル8、フィリピン8、インドネシア5、アラブ首長国連邦(UAE)9、韓国2、ロシア8、カナダ9、バングラデシュ6、英国・、メキシコ8、トルコ5、スイス10、ミャンマー2、フランス14、イタリア8、ドイツ11、タイ7、サウジアラビア4、シンガポール2、エジプト6、南アフリカ1、マレーシア1、ペルー5、ハンガリー3、カンボジア3、オーストラリア8、ウクライナ5、アフガニスタン1、ルーマニア3、モルディブ3、ベルギー2、デンマーク2、チェコ1、スペイン9、オマーン1、オーストリア2、ウズベキスタン4、イラン1、イラク3、イスラエル2、アルバニア3などを含めて59か国(前週比-13)からの入国者に陽性者が出ました。やっと国数が減り始めてきました。
ケニアが10週ぶり、オランダが8週ぶり、グアムが7週ぶりに陽性者が出ませんでした。
陽性者数は4割も減りましたので、多くの国で陽性者数は減少しています。
(検体数は増加しており、罹患率が下がっているかどうかは、国により様々です)
[米 国] この週は強制隔離たった3日間(一部地域のみ6日間)
南アジアが目立っていましたが、今週は米国が最悪に逆戻りです。ただ人数は39人(前週比-24)で減っています。
日本国籍者は検体1,982件(前週比-59)/陽性24人(前週比-9)、外国籍者は検体1,063件(前週比-42)/陽性15人(前週比-15)でした。
罹患率は、日本国籍者が前週1.62%→今週1.21%、外国籍者が前週2.71%→今週1.41%。陽性人数は多いですが、検体数も多いので、罹患率は薄まっています。やっと1%台まで落ちてきました。
[パキスタン] この週は強制隔離たった3日間
続いて多かったのが南アジアのパキスタンで33人(前週比-55)。半減以上の減少となりました。
日本国籍者は検体30件(前週比-5)/陽性4人(前週比+1)、外国籍者は検体321人(前週比-30)/陽性29人(前週比-56)。
罹患率は、日本国籍者が前週8.57%→今週13.33%、外国籍者が前週24.22%→今週9.03%です。やっと10%超えの非常に危険な状態は脱しました。ただし9%台で危険なことには変わりありません。
[ネパール] この週は強制隔離たった3日間
続いてはネパールで33人(前週比-24)。
日本国籍者は検体19件(前週比-7)/陽性0人(前週比-2)、外国籍者は検体395件(前週比+40)/陽性33人(前週比-22)でした。
罹患率は、日本国籍者が前週7.69%→今週0%、外国籍者が前週15.49%→今週8.35%です。やっと10%超えの非常に危険な状態は脱しました。ただし7%台で危険なことには変わりありません。
[インド] この週は強制隔離たった3日間
インドもまだまだ人数が多く31人(前週比-22)。4週連続で一気に人数が減りましたが、まだまだですね。
日本国籍者は検体153件(前週比-35)/陽性2人(前週比-5)、外国籍者は検体552件(前週比-11)/陽性29人(前週比-17)でした。
罹患率は、日本国籍者が前週3.72%→今週1.31%、外国籍者が前週8.17%→今週5.25%。だいぶ罹患率が減っています。まだ4%台で危険な状態です。
[スリランカ] この週は強制隔離たった3日間
各国が陽性者数を減らす中、スリランカは19人(前週比+3)と連続増加(悪化)しています。
日本国籍者は検体31件(前週比+10)/陽性0人(前週比-2)、外国籍者は検体247人(前週比+65)/陽性19人(前週比+5)。
罹患率は、日本国籍者が前週9.52%→今週0%、外国籍者が前週7.69%→今週7.69%です。全体では6%台で危険な状態です。
[ブラジル] この週は強制隔離一部地域がたった3日間なだけ
20人を切ったのがブラジルで16人(前週比-23人)。半減以上の減少となりました。
日本国籍者は検体81件(前週比+4)/陽性0人(前週比-8)、外国籍者は検体377人(前週比-92)/陽性16人(前週比-15)。
罹患率は、日本国籍者が前週10.39%→今週0%、外国籍者が前週6.61%→今週4.24%です。日本国籍者が一気に改善。全体は3%台で危険な状態は続いています。
[フィリピン] この週は強制隔離たった3日間
同じく20人を切ったのがフィリピンで16人(前週比-7)。
日本国籍者は検体233件(前週比+18)/陽性7人(前週比+4)、外国籍者は検体1,274人(前週比+93)/陽性9人(前週比-11)でした。4週連続で検体増・陽性減です。
罹患率は、日本国籍者が前週1.40%→今週3.00%、外国籍者が前週1.69%→今週0.71%。日本国籍者は悪化しています。陽性人数は多いですが、検体数も多いので、罹患率は薄まっています。全体では1%台でした。
[インドネシア] この週は強制隔離無し!!!!!!!!!!
ここのところ悪化しているインドネシアは14人(前週比-2人)。
日本国籍者は検体189件(前週比+9)/陽性4人(前週比-2)、外国籍者は検体206人(前週比-63)/陽性10人(前週比±0)。
罹患率は、日本国籍者が前週3.33%→今週2.12%、外国籍者が前週3.72%→今週4.85%です。全体の罹患率は3%台と高い状態が続いています。
[アラブ首長国連邦(UAE)] この週は強制隔離たった3日間
UAEが再び10人超えの11人(前週比+4人)。
日本国籍者は検体166件(前週比-12)/陽性9人(前週比+7)、外国籍者は検体52人(前週比-5)/陽性2人(前週比-3)。
罹患率は、日本国籍者が前週1.12%→今週5.42%、外国籍者が前週8.77%→今週3.85%です。日本国籍者が悪化しています。全体の罹患率は5%台と危険な状態です。
[韓 国] この週は強制隔離 2月10日迄6日間だったのに状況悪化する中2月11日からなぜか3日間に緩和
増加が続いている韓国がついに2桁の10人(前週比+5人)。
日本国籍者は検体294件(前週比+108)/陽性4人(前週比+3)、外国籍者は検体524人(前週比+244)/陽性6人(前週比+2)。
罹患率は、日本国籍者が前週0.54%→今週1.36%、外国籍者が前週1.43%→今週1.15%です。陽性人数は多いですが、検体数も多いので、罹患率は薄まっています。しかし1%は超えてしました。
[その他の国]
10人未満は、まずカナダ(前週比-5)とロシア(前週比-4)の2か国が9人。
カナダは、日9・外0。罹患率は、日本国籍者は3.18%。検体数が多めのため、全体では2%台で収まっています。
ロシアは、日5・外4。罹患率は、日本国籍者は18.52%と異常。全体でも9%台で危険です。
8人だったのが、英 国(前週比-8)とバングラデシュ(前週比-12)でした。
英 国は、日7・外1。罹患率は、検体数が多めのため、全体では2%台で収まっています。
バングラデシュは、日3・外5。罹患率は、全体で3%台で危険です。
続いては、スイス(前週比+5)とトルコ(前週比-6)、メキシコ(前週比-8)の3か国が6人でした。トルコ、メキシコが一気に半減以下で10人以下となりました。
スイスは、日3・外3。罹患率は、外国籍者は17%台と異常。全体では5%台で危険です。
トルコは、日2・外4。罹患率は、6%台で危険です。
メキシコは、日6・外0。罹患率は、3%台で危険です。日本国籍者に偏っています。
5人だったのがイタリア(前週比-1)とフランス(前週比-9)、ミャンマー(前週比+3)。フランスは一気に半減以下で10人以下となりました。
イタリアは、日2・外3。罹患率は、外国籍者は15%台と異常。全体では4%台で危険です。
フランスは、日3・外2。罹患率は、、検体数が多めのため、全体では1%台で収まっています。
ミャンマーは、検体数・陽性者数とも全員外国籍者。毎週のように外国籍者ばかりが陽性になっています。罹患率は、まだ10%台の危険状態になってしまいました。
サウジアラビア(前週比±0)、タ イ(前週比±0)、ドイツ(前週比-2)、ベトナム(前週比+4)の4か国が4人。ベトナムが一気に出ました。
サウジアラビアは、日2・外2。罹患率は、外国籍者16%台と異常。全体では8%台と危険です。
タ イは、日3・外1。検体数が多いため、罹患率は、連続で1%を下回っています。
ドイツは、日3・外1。検体数が多めのため、罹患率は1%台で収まっています。
ベトナムは、全員外国籍者。検体数が多いため、罹患率は、1%を下回っています。定期便再開に伴ってか検体数が爆増しており、一気に陽性者が増え始めました。
3人は3か国。エジプト(前週比-3)、シンガポール(前週比+2)、モンゴル(前週比皆増)。
エジプトは、日2・外1。罹患率は、日本国籍者が10%台の異常。全体では7%台で危険です。
シンガポールは、日2・外1。検体数が多めのため、罹患率は、1%台です。
モンゴルは、全員外国籍者。罹患率は、3%台で危険です。
2人の国が11か国も出ています。アフガニスタン(前週比-1)、ウクライナ(前週比-5)、オーストラリア(前週比-1)、カンボジア(前週比±0)、ノルウェー(前週比皆増)、ハンガリー(前週比±0)、ペルー(前週比-3)、マルタ(前週比皆増)、マレーシア(前週比+1)、南アフリカ(前週比-2)、レバノン(前週比皆増)。
オーストラリア、ノルウェー、マルタ、マレーシアは2人とも日本国籍者、アフガニスタン、ウクライナ、カンボジア、ペルー、レバノンは2人とも外国籍者、残り2か国は日外1人ずつ。
残り21か国は1人。
アイルランド、アゼルバイジャン、アルバニア、イスラエル、オーストリア、オマーン、スペイン、チェコ、チュニジア、パナマ、ブルガリア、ベルギー、モルディブ、ヨルダンが日本国籍者、
イラク、イラン、ウズベキスタン、ガーナ、デンマーク、フィンランド、ルーマニアが外国籍者でした。
全体の陽性人数、国数ともに減りました。
特記[中国][台湾]
中国と台湾は、検体数が100件以上いますが、陽性者は0人です。ジブチも検体数93件の中で陽性者0人でした。
これだけ世界でオミクロン株が流行していても、ゼロコロナ国からは、入国者数が多くても全然陽性者が出ていないです。
やろうと思えばいくらでも低減できることが分かります。ゼロにはならなくても、もっと少人数に抑えることはできるはずです。
■[罹患率高い国分析] 1%超えは59か国中54か国の異常状態
罹患率1%超えが54か国、うち罹患率10%超えは10か国まで減少。超異常状態は脱した印象です。
・検体数100人以上または陽性者数10人以上の国には◆印をつけました。◆印付きの国は特に危険な国家と言えるかと思います。
・国名の後ろの( )数字は、この週の各国から入国時の強制隔離日数を示しています(途中から指定は(数字→数字)で表示。一部地域のみの指定は*を付けています。(3(0))はホテル不足起因の強制隔離免除国)。
[10%超えの超異常/超危険国・地域]
最悪 [欧州]アルバニア(0) 33.33%(検体3件中1人陽性=全員日本国籍者) 2週連続最悪!!
最悪 [中亜]アゼルバイジャン(0) 33.33%(検体3件中1人陽性=日本国籍者検体2件中1人陽性)
[中東]レバノン(3) 22.22%(検体9件中2人陽性=外国籍者検体6件中2人陽性)
[阿州]チュニジア(3→0) 20.00%(検体5件中1人陽性=日本国籍者検体2件中1人陽性)
[中米]パナマ(3) 20.00%(検体5件中1人陽性=日本国籍者検体4件中1人陽性)
[欧州]ノルウェー(6) 18.18%(検体11件中2人陽性=日本国籍者検体8件中2人陽性)
[中東]ヨルダン(3) 16.67%(検体6件中1人陽性=日本国籍者検体5件中1人陽性)
[欧州]ブルガリア(0) 14.29%(検体7件中1人陽性=日本国籍者検体4件中1人陽性)
[南亜]アフガニスタン(0) 11.76%(検体17件中2人陽性=外国籍者検体15件中2人陽性)
[東南]ミャンマー(0) 10.00%(検体50件中5人陽性=全員外国籍者)
二桁割合の異常国は上記10か国(前週比-15)でした。
かなり改善しました。検体数の少ない国は、陽性者が出ると一気に陽性率が上がる傾向にあります。酷い罹患率のところが多いです。
入国者の多い南アジア・中央アジアの国が一気に減りました。
[1%超えの異常/危険国・地域]
[阿州]南アフリカ(6→3) 9.52%(検体21件中2人陽性=外国籍者検体7件中1人陽性)
[南亜]◆パキスタン(3) 9.40%(検体351件中33人陽性=日本国籍者検体30件中4人陽性)
[中亜]◆ロシア(3) 9.38%(検体96件中9人陽性=日本国籍者検体27件中5人陽性)
[中東]サウジアラビア(3) 8.33%(検体48件中4人陽性=外国籍者検体12件中2人陽性)
[中東]イラク(0) 8.33%(検体12件中1人陽性=外国籍者検体4件中1人陽性)
[南亜]◆ネパール(3) 7.97%(検体414件中33人陽性=外国籍者検体395件中33人陽性)
[欧州]ルーマニア(3) 7.69%(検体13件中1人陽性=外国籍者検体9件中1人陽性)
[阿州]ガーナ(3→0) 7.69%(検体13件中1人陽性=外国籍者検体11件中1人陽性)
[阿州]エジプト(3) 7.32%(検体41件中3人陽性=日本国籍者検体19件中2人陽性)
[南亜]モルディブ(3) 7.14%(検体14件中1人陽性=全員日本国籍者)
[欧州]ハンガリー(3) 6.90%(検体29件中2人陽性=外国籍者検体6件中1人陽性)
[南亜]◆スリランカ(3) 6.83%(検体278件中19人陽性=外国籍者検体247件中19人陽性)
[中東]トルコ(3) 6.32%(検体95件中6人陽性=外国籍者検体47件中4人陽性)
[中亜]ウズベキスタン(3) 6.25%(検体16件中1人陽性=外国籍者検体13件中1人陽性)
[欧州]マルタ(3→0) 5.88%(検体34件中2人陽性=日本国籍者検体32件中2人陽性)
[中東]オマーン(0) 5.88%(検体17件中1人陽性=日本国籍者検体15件中1人陽性)
[欧州]アイルランド(3) 5.26%(検体19件中1人陽性=日本国籍者検体15件中1人陽性)
[欧州]◆スイス(3) 5.08%(検体118件中6人陽性=外国籍者検体17件中3人陽性)
[中東]◆アラブ首長国連邦(3) 5.05%(検体218件中11人陽性=日本国籍者検体166件中9人陽性)
[欧州]ウクライナ(0) 4.65%(検体43件中2人陽性=外国籍者検体19件中2人陽性)
[欧州]◆イタリア(6) 4.55%(検体110件中5人陽性=外国籍者検体19件中3人陽性)
[南亜]◆インド(3) 4.40%(検体705件中31人陽性=外国籍者検体552件中29人陽性)
[中東]イスラエル(3) 4.35%(検体23件中1人陽性=日本国籍者検体16件中1人陽性)
[欧州]チェコ(3) 4.17%(検体24件中1人陽性=全員日本国籍者)
[南亜]◆バングラデシュ(3) 3.69%(検体217件中8人陽性=外国籍者検体130件中5人陽性)
[東南]◆インドネシア(0) 3.54%(検体395件中14人陽性=外国籍者検体206件中10人陽性)
[南米]◆ブラジル(3*or0) 3.49%(検体458件中16人陽性=外国籍者検体377件中16人陽性)
[東亜]モンゴル(3) 3.45%(検体87件中3人陽性=外国籍者検体80件中3人陽性)
[欧州]デンマーク(6) 3.33%(検体30件中1人陽性=外国籍者検体7件中1人陽性)
[中米]◆メキシコ(3) 3.30%(検体182件中6人陽性=日本国籍者検体152件中6人陽性)
[中東]イラン(0) 3.03%(検体33件中1人陽性=外国籍者検体24件中1人陽性)
▲自動的に機内の全員が濃厚接触者となる超危険な罹患率(3%以上)▲
[北米]◆カナダ(3) 2.90%(検体310件中9人陽性=日本国籍者検体283件中9人陽性)
[東南]カンボジア(3) 2.53%(検体79件中2人陽性=外国籍者検体15件中2人陽性)
[欧州]◆英 国(6) 2.19%(検体365件中8人陽性=日本国籍者検体297件中7人陽性)
[南米]◆ペルー(3) 1.71%(検体117件中2人陽性=外国籍者検体107件中2人陽性)
[欧州]フィンランド(3) 1.59%(検体63件中1人陽性=外国籍者検体4件中1人陽性)
[欧州]◆フランス(6) 1.55%(検体323件中5人陽性=日本国籍者検体56件中2人陽性)
[欧州]オーストリア(3) 1.41%(検体71件中1人陽性=日本国籍者検体52件中1人陽性)
[欧州]ベルギー(3) 1.39%(検体72件中1人陽性=日本国籍者検体66件中1人陽性)
[欧州]◆ドイツ(6) 1.28%(検体312件中4人陽性=外国籍者検体52件中1人陽性)
[北米]◆米 国(6*or3) 1.28%(検体3,045件中39人陽性=外国籍者検体1,063件中15人陽性)
[東亜]◆韓 国(6→3) 1.22%(検体818件中10人陽性=日本国籍者検体294件中4人陽性)
▲オミクロン前の空港検疫の最悪の時の瞬間罹患率(約1.2%)=2020年11月の外人新規入国解禁・低感染国無検査化による濃化(自動的悪化)直後▲
[東南]シンガポール(0) 1.15%(検体262件中3人陽性=外国籍者検体58件中1人陽性)
[東南]◆フィリピン(3) 1.06%(検体1,507件中16人陽性=日本国籍者検体233件中7人陽性)
▲搭乗者数上限100人搭乗だと自動的に機内に2人以上陽性がいる危険な罹患率(1%以上)▲
▼日本の第六波で最悪の時の罹患率(約0.7%)▼
▼オミクロン前の空港検疫の罹患率平均(約0.3〜0.4%)▼
▼日本の第五波で最悪の時の罹患率(約0.2%)▼
1%(100人に1人陽性)超えは以上の54か国(前週比-13)で改善しました。まだ多い状況は続いています。
陽性者発生も1%未満だったのは、◆ベトナム、◆スペイン、◆タイ、◆オーストラリア、◆マレーシアの5か国のみでした。(タイ、オーストラリア、マレーシアの3か国は連続で1%未満)
だいたい3%を超えると、機内全員濃厚接触者状態になるので、これだけ国数が多いと、全世界からの原則入国禁止措置継続が妥当ですね。
[連続で10%超えの超異常国] 2か国(前週比-5)
アルバニア、アフガニスタン
[連続で1%超えの異常国] 38か国(前週比+2)
ミャンマー、南アフリカ、◆パキスタン、◆ロシア、サウジアラビア、イラク、◆ネパール、ルーマニア、エジプト、モルディブ、ハンガリー、◆スリランカ、◆トルコ、◆ウズベキスタン、◆オマーン、◆アラブ首長国連邦、ウクライナ、◆イタリア、◆インド、イスラエル、チェコ、◆バングラデシュ、◆インドネシア、◆ブラジル、デンマーク、◆メキシコ、イラン、◆カナダ、カンボジア、◆英国、◆ペルー、◆フランス、オーストリア、ベルギー、◆ドイツ、◆米国、◆韓国、◆フィリピン
「2週連続で1%超の異常な国」が40か国(前週比-3)と、多い状態のままです。
2週連続で、「連続で10%超えの超異常国」は減少、「連続で1%超えの異常国」は増加しています。全体的な罹患率は下がったものの、まだまだ危険な国が多いということのようです。
[先週1%超え→今週1%未満]
◆スペイン
[先週10%超え→今週陽性0人]
マダガスカル、ジョージア、ベネズエラ、タジキスタン、コスタリカ、モザンビーク、ジャマイカ、スロベニア、モーリシャス、ドミニカ共和国、ポルトガル、クウェート
[先週1%超え→今週陽性0人]
アルゼンチン、タンザニア、チ リ、セネガル、フィジー、コロンビア、オランダ、カタール、パラグアイ、スウェーデン、ケニア、ギリシャ、グアム
※注意:検体数=入国者数ではありませんので、実際の罹患率は出ている数字より高いはずです。
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■[航空便利用者数分析] 総利用者数は増加に転じる
合計の利用者数は30,640人(前週比+2,311人)と増加に転じました。
最多は米国便で7,905人(前週比+1,182人)で増加に転じました。急増です。フィリピン便が3,783人(前週比+11人)で増加続き。中国便が2,254人(前週比+954人)と続いています。
今週は、全体の利用者数は増加していますが、減少国の方が多い状況でした。
増加している国:最も人数が増えたのは、ベトナム便2,093人(前週比+1,311)。米国便、中国便などが続いています。ベトナムは定期便再開に伴う入国者数爆増になっています。
皆増した国:モンゴル便88人、パラオ便4人。モンゴル便は定期便です。
減少している国:最も人数が減ったのは、ニューカレドニア便485人(前週比-603)。フランス便1,417人(前週比-441)などが続いています。
皆減した国:ミャンマー便(59人減)、フィジー便(43人減)。いずれも定期便です。
利用者数の多いニューカレドニアからの検体数は0件でした。フランスなどへの乗り継ぎ利用とみられます。
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毎週データは更新されているようですので、今後も注視していきます。
■週間速報内容
2022/02/06-2022/02/12
全検査
合計 検体16,881/陽性357 2.11%↓急減
日本 検体 7,899/陽性130 1.65%↓急減
外国 検体 8,982/陽性227 2.53%↓急減
検体数の多い国
米 国:合計 検体3,045、陽性39=1.28%
日本国籍 検体1,982 陽性24=1.21%/外国籍 検体1,063 陽性15=1.41%
中 国:合計 検体1,638、陽性 0=0%
日本国籍 検体 448 陽性 0=0%/外国籍 検体1,190 陽性 0=0%
フィリピン:合計 検体1,507、陽性16=1.06%
日本国籍 検体 233 陽性 7=3.00%/外国籍 検体1,274 陽性 9=0.71%
ベトナム:合計 検体 982、陽性 4=0.41%
日本国籍 検体 138 陽性 0=0%/外国籍 検体 844 陽性 4=0.47%
韓 国:合計 検体 818、陽性10=1.22%
日本国籍 検体 294 陽性 4=1.36%/外国籍 検体 524 陽性 6=1.15%
罹患率の高い国
アルバニア:合計 検体 3、陽性 1=33.33%
日本国籍 検体 3 陽性 1=100.00%/外国籍 検体 0 陽性 0=0%
アゼルバイジャン:合計 検体 3、陽性 1=33.33%
日本国籍 検体 2 陽性 1=50.00%/外国籍 検体 1 陽性 0=0%
レバノン:合計 検体 9、陽性 2=22.22%
日本国籍 検体 3 陽性 0=0%/外国籍 検体 6 陽性 2=33.33%
パ ナ マ:合計 検体 5、陽性 1=20.00%
日本国籍 検体 4 陽性 1=25.00%/外国籍 検体 1 陽性 0=0%
チュニジア:合計 検体 5、陽性 1=20.00%
日本国籍 検体 2 陽性 1=50.00%/外国籍 検体 3 陽性 0=0%
■毎日の個別発表との誤差状況(2月6日〜2月12日)
(A)週間発表(今回の滞在国・地域ごとの検査実績発表):357人
(B)毎日発表:346人中非公表0人(複数国滞在者8人=サウジアラビア/UAE2・アイルランド/トルコ/英国・UAE/エジプト・デンマーク/イタリア・UAE/ロシア・イタリア/ハンガリー/ロシア・イタリア/ハンガリー/フィンランド)354
今週も複数国滞在者が多くいました。
現地感染が最悪の状態です。入国前に動き回るのは止めてほしいですね。
(誤差が出ている国)Aが超過していると非公表の可能性有
誤差が出た国はありませんでした。
■水際対策(厚生労働省公式サイト)
https://www.mhlw.go.jp/stf/covid-19/kansenkakudaiboushi-iryouteikyou.html#h2_7
空港検疫ありがとう
ウイルス流入阻止へ水際で頑張る皆様を応援します
#Light It Blue
ウイルス流入阻止へ水際で頑張る皆様を応援します
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