厚生労働省では2020年10月以降、毎週金曜日に、2週前日曜〜土曜に入国した人の空港検疫検査結果(陽性状況)を行動歴別に発表してきましたが、配信が終了しています。
公式サイトでは、最新の発表分を「感染拡大防止と医療提供体制の整備」のページ(https://www.mhlw.go.jp/stf/covid-19/kansenkakudaiboushi-iryouteikyou.html)で「水際対策」という項目を設けて提示していましたが、3月18日更新ではアップされず、項目自体が消されています。
その前の週までに発表された分については、「新型コロナウイルス感染症の検査実績について(空港検疫)」のページ(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00201.html)で公開されていますが、1週遅れの反映のため、前週発表されるであろう、2月27日〜3月5日入国分のデータがまだ見られない状況になっています。
今週金曜日に更新される可能性はありますが、その場合でも、提供データは3週間遅れることになります。このデータは、リスクの高い国をできるだけ早期に判断するために、非常に重要です。
特に、3月1日から空港検疫を放棄するような、隔離期間の大幅短縮などが行われており、国際線ユーザーのリスクはより高まる状況になっています。一般国民にとっては、ほぼ唯一、航空利用を自粛するなどの行動に結びつけるための判断材料となっていたデータでもありますが、それが非常に難しい状況になってしまっています。
今週金曜日以降どのような発表方式に変わるのか、注目されます。
↓現在公開されている最新の発表分の分析記事(前々週発表分)
■検疫週間速報2月4_邦人陽性増加も罹患率1%台 千歳/那覇着謎人物含まず?(3月12日配信記事)
https://johokotu.seesaa.net/article/485966204.html
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