2022年03月26日

検疫週間速報3月1_検体数爆増で1%台

◇空港検疫(週間速報)3月1週目
検体数爆増で罹患率は日外とも1%台で収まる
検体数100件以上の国の10%超え2週連続消滅
隔離解除で陽性激減?


厚生労働省(厚労省)は3月18日、空港検疫での新型コロナウイルス感染症検査状況の3月1週目(2月27日〜3月5日)分の速報値を発表しました。

厚労省の速報は、週間の検体数と陽性者数を、日本国籍者、外国籍者別に、滞在国ごとに出した非常に細かいデータです。2020年11月11日以降毎週金曜日に過去4週間分が発表されています。3月18日の公表で、2020年10月4日〜2022年3月5日分が公表されたことになります。
速報のため、日々の発表のデータとかなりのズレが生じてる場合もありますが、分析に活用できます。

[罹患状況推移分析] 罹患率は日外とも1%台
2020年
10/04-10/10 検体12,421・陽性57=罹患率0.46%(日本国籍0.46%:外国籍0.46%)
10/11-10/17 検体 7,364・陽性24=罹患率0.33%(日本国籍0.29%:外国籍0.34%)
10/18-10/24 検体12,213・陽性46=罹患率0.38%(日本国籍0.39%:外国籍0.37%)
10/25-10/31 検体17,833・陽性47=罹患率0.26%(日本国籍0.22%:外国籍0.29%)
  <11/01〜入国者の多い低感染国9か国が検査解除>
11/01-11/07 検体10,589・陽性84=罹患率0.79%(日本国籍0.75%:外国籍0.83%)
11/08-11/14 検体10,823・陽性89=罹患率0.82%(日本国籍0.54%:外国籍1.02%)
11/15-11/21 検体11,627・陽性79=罹患率0.68%(日本国籍0.52%:外国籍0.79%)
11/22-11/28 検体13,789・陽性90=罹患率0.65%(日本国籍0.61%:外国籍0.65%)
11/29-12/05 検体14,226・陽性89=罹患率0.63%(日本国籍0.50%:外国籍0.74%)
12/06-12/12 検体16,488・陽性86=罹患率0.52%(日本国籍0.43%:外国籍0.64%)
12/13-12/19 検体18,554・陽性74=罹患率0.40%(日本国籍0.28%:外国籍0.62%)
12/20-12/26 検体18,835・陽性98=罹患率0.52%(日本国籍0.51%:外国籍0.54%)
12/27-01/02 検体13,123・陽性83=罹患率0.63%(日本国籍0.49%:外国籍0.75%)
2021年
01/03-01/09 検体14,098・陽性76=罹患率0.54%(日本国籍0.23%:外国籍0.72%)
  <01/09〜全入国者検査開始>
01/10-01/16 検体21,399・陽性67=罹患率0.31%(日本国籍0.31%:外国籍0.31%)
01/17-01/23 検体22,678・陽性41=罹患率0.18%(日本国籍0.31%:外国籍0.15%)
01/24-01/30 検体10,076・陽性25=罹患率0.25%(日本国籍0.12%:外国籍0.37%)
01/31-02/06 検体10,435・陽性20=罹患率0.19%(日本国籍0.13%:外国籍0.27%)
02/07-02/13 検体 9,423・陽性19=罹患率0.20%(日本国籍0.15%:外国籍0.26%)
02/14-02/20 検体 9,523・陽性19=罹患率0.20%(日本国籍0.11%:外国籍0.28%)
02/21-02/27 検体11,779・陽性23=罹患率0.20%(日本国籍0.22%:外国籍0.17%)
02/28-03/06 検体14,086・陽性29=罹患率0.21%(日本国籍0.16%:外国籍0.26%)
03/07-03/13 検体14,467・陽性27=罹患率0.19%(日本国籍0.14%:外国籍0.25%)
03/14-03/20 検体17,879・陽性49=罹患率0.27%(日本国籍0.20%:外国籍0.41%)
03/21-03/27 検体14,040・陽性42=罹患率0.30%(日本国籍0.15%:外国籍0.48%)
03/28-04/03 検体14,615・陽性70=罹患率0.48%(日本国籍0.24%:外国籍0.81%)
04/04-04/10 検体12,694・陽性62=罹患率0.49%(日本国籍0.16%:外国籍0.85%)
04/11-04/17 検体11,974・陽性74=罹患率0.62%(日本国籍0.40%:外国籍0.90%)
04/18-04/24 検体11,268・陽性60=罹患率0.53%(日本国籍0.26%:外国籍0.89%)
04/25-05/01 検体13,039・陽性95=罹患率0.73%(日本国籍0.29%:外国籍1.30%)
05/02-05/08 検体11,551・陽性82=罹患率0.71%(日本国籍0.25%:外国籍1.29%)
05/09-05/15 検体12,891・陽性50=罹患率0.39%(日本国籍0.23%:外国籍0.59%)
05/16-05/22 検体11,644・陽性39=罹患率0.33%(日本国籍0.33%:外国籍0.34%)
05/23-05/29 検体13,680・陽性32=罹患率0.23%(日本国籍0.19%:外国籍0.29%)
05/30-06/05 検体16,066・陽性40=罹患率0.25%(日本国籍0.14%:外国籍0.41%)
06/06-06/12 検体16,515・陽性17=罹患率0.10%(日本国籍0.08%:外国籍0.14%)
06/13-06/19 検体16,771・陽性44=罹患率0.26%(日本国籍0.18%:外国籍0.39%)
06/20-06/26 検体16,536・陽性45=罹患率0.27%(日本国籍0.19%:外国籍0.41%)
06/27-07/03 検体22,338・陽性60=罹患率0.27%(日本国籍0.24%:外国籍0.32%)
07/04-07/10 検体23,362・陽性79=罹患率0.34%(日本国籍0.38%:外国籍0.29%)
07/11-07/17 検体32,329・陽性97=罹患率0.30%(日本国籍0.44%:外国籍0.22%)
07/18-07/24 検体35,885・陽性67=罹患率0.19%(日本国籍0.33%:外国籍0.13%)
07/25-07/31 検体24,273・陽性89=罹患率0.37%(日本国籍0.50%:外国籍0.24%)
08/01-08/07 検体21,987・陽性94=罹患率0.43%(日本国籍0.33%:外国籍0.57%)
08/08-08/14 検体19,809・陽性78=罹患率0.39%(日本国籍0.37%:外国籍0.42%)
08/15-08/21 検体25,444・陽性101=罹患率0.40%(日本国籍0.38%:外国籍0.40%)
08/22-08/28 検体20,067・陽性69=罹患率0.34%(日本国籍0.30%:外国籍0.38%)
08/29-09/04 検体18,832・陽性86=罹患率0.46%(日本国籍0.32%:外国籍0.60%)
09/05-09/11 検体17,834・陽性78=罹患率0.44%(日本国籍0.29%:外国籍0.58%)
09/12-09/18 検体16,952・陽性56=罹患率0.33%(日本国籍0.19%:外国籍0.49%)
09/19-09/25 検体16,964・陽性56=罹患率0.33%(日本国籍0.13%:外国籍0.48%)
09/26-10/02 検体21,484・陽性71=罹患率0.33%(日本国籍0.17%:外国籍0.49%)
10/03-10/09 検体17,264・陽性43=罹患率0.25%(日本国籍0.10%:外国籍0.40%)
10/10-10/16 検体18,780・陽性46=罹患率0.24%(日本国籍0.23%:外国籍0.26%)
10/17-10/23 検体19,305・陽性45=罹患率0.23%(日本国籍0.19%:外国籍0.27%)
10/24-10/30 検体20,038・陽性34=罹患率0.17%(日本国籍0.13%:外国籍0.21%)
10/31-11/06 検体21,718・陽性58=罹患率0.27%(日本国籍0.27%:外国籍0.27%)
11/07-11/13 検体21,462・陽性47=罹患率0.22%(日本国籍0.18%:外国籍0.26%)
11/14-11/20 検体21,739・陽性45=罹患率0.21%(日本国籍0.16%:外国籍0.26%)
11/21-11/27 検体24,309・陽性46=罹患率0.19%(日本国籍0.16%:外国籍0.22%)
11/28-12/04 検体28,216・陽性71=罹患率0.25%(日本国籍0.20%:外国籍0.33%)
12/05-12/11 検体29,138・陽性86=罹患率0.30%(日本国籍0.28%:外国籍0.32%)
12/12-12/18 検体30,643・陽性167=罹患率0.54%(日本国籍0.56%:外国籍0.48%)
12/19-12/25 検体27,769・陽性321=罹患率1.16%(日本国籍1.22%:外国籍0.94%)
12/26-01/01 検体17,094・陽性494=罹患率2.89%(日本国籍2.11%:外国籍4.05%)※
01/02-01/08 検体21,488・陽性1,135=罹患率5.28%(日本国籍5.00%:外国籍5.54%)
01/09-01/15 検体20,185・陽性1,087=罹患率5.39%(日本国籍4.14%:外国籍6.42%)
01/16-01/22 検体16,973・陽性1,051=罹患率6.19%(日本国籍3.33%:外国籍8.84%)
01/23-01/29 検体16,342・陽性745=罹患率4.56%(日本国籍2.57%:外国籍6.90%)
01/30-02/05 検体15,382・陽性604=罹患率3.93%(日本国籍2.72%:外国籍5.30%)
02/06-02/12 検体16,881・陽性357=罹患率2.11%(日本国籍1.65%:外国籍2.53%)
02/13-02/19 検体18,436・陽性380=罹患率2.06%(日本国籍1.74%:外国籍2.37%)
02/20-02/26 検体20,729・陽性395=罹患率1.91%(日本国籍1.70%:外国籍2.14%)

02/27-03/05 検体26,014・陽性393=罹患率1.51%(日本国籍1.15%:外国籍1.95%)

・検体数(発表値)
 日本人:14,202件 前週比+3,202件の急増。3週連続増加。
 外国人:11,812件 前週比+2,127件の急増。4週連続増加。再び1万人超え。2021年1月3週目の17,873件の半数程度です。
 合 計:26,014件 前週比+5,329件と爆増。
日外比率は前週1:0.88→今週1:0.83で、前週と大きな変化はありませんでした。
検査対象が全入国者になっています。検査数(≒入国者)の多さは、前週と同じで、米国、中国、フィリピン、ベトナム、韓国の順でした。

・陽性数(発表値)
 日本人:163人 前週比-25人と減少。3週ぶり減少。
 外国人:230人 前週比+23人と減少。6週ぶり増加。
 合 計:393人 前週比-2人と微減。3週ぶり減少。
日外比率は前週1:1.10→今週1:1.41で、外国籍者が急増しています。

・罹患率(計算値)
 日本人:1.15% 前週比-0.55Pと減少(改善)。
 外国人:1.95% 前週比-0.42Pと減少(改善)。
 合 計:1.51% 前週比-0.40Pと減少(改善)。

前週と比べると、日本国籍者は、検体数が29%増加に対して陽性者数は13%減少。外国籍者は検査数が22%増加に対して陽性者数は11%増加。
この結果、罹患率は、日外とも減少(改善)でした。

全体の罹患率は前週1.91%→今週1.51%と改善しています。
前週下げ止まっていた印象でしたが、少し改善した印象です。




[陽性者数多い国分析] 51か国で微減/ベトナムや韓国爆増・インドネシア多いまま
今週陽性者が確認されたのは、前週に続いて陽性者が出ているベトナム3、韓国5、インドネシア8、スリランカ7、ネパール・、英国・、米国・、タイ10、インド10、パキスタン10、ロシア11、ブラジル11、中国(香港・澳門含む)2、スペイン12、マレーシア4、トルコ8、シンガポール5、サウジアラビア1、モンゴル3、ミャンマー5、フィリピン11、グアム2、バングラデシュ9、ドイツ14、エジプト9、イタリア11、アラブ首長国連邦(UAE)12、デンマーク1、チェコ1、カナダ12、オランダ2、イラン1、アイルランド1、リトアニア1、ベルギー1、ペルー8、フランス17、ハンガリー1、ノルウェー3、スイス13、オーストラリア1などを含めて51か国(前週比-4)からの入国者に陽性者が出ました。国数は減りませんでした。
カンボジアが6週ぶりに陽性者が出ませんでした。

検体数は増加しており、罹患率が下がっている国が多い印象です。

陽性者数の多さは、この順番に、日本国内で撒き散らす人数の多い(日本国内へのウイルス密輸件数が多い)危険な国ランキングと考えて頂ければ良いと思います。


[ベトナム] この週は3月5日着以降やっと強制隔離3日間になっただけ!!!!!!!
最悪は3週前から爆増が始まったベトナムで97人(前週比+34人)。爆増が続いています。
日本国籍者は検体338件(前週比+127)/陽性14人(前週比+7)、外国籍者は検体1,233件(前週比+195)/陽性83人(前週比+27)。
罹患率は、日本国籍者が前週3.32%→今週4.14%、外国籍者が前週5.39%→今週6.73%です。外国籍者が千件超えの検体数の中、急激悪化が続いています。入国者数が多いため、全体では6%台で収まったものの危険な状態です。
強制隔離の指定が全く追いついておらず、「指定国=危険、非指定国=安全」とは全然なっていないことがよく分かります。


[韓 国] この週は強制隔離たった3日間
悪化が止まらない韓国が38人(前週比+16人)と急激悪化しています。
日本国籍者は検体579件(前週比+45)/陽性20人(前週比+8)、外国籍者は検体675人(前週比+158)/陽性18人(前週比+8)。
罹患率は、日本国籍者が前週2.25%→今週3.45%、外国籍者が前週1.93%→今週2.67%です。陽性人数は多いですが、検体数も多いので、罹患率は薄まっています。全体では3%台と危険な状態です。


[インドネシア] この週は強制隔離たった3日間
インドネシアは24人(前週比-13人)。2週連続で人数は減ったものの、まだまだ3番目に多く、異常状態が続いています。
日本国籍者は検体294件(前週比+64)/陽性8人(前週比-9)、外国籍者は検体258件(前週比+12)/陽性16人(前週比-4)。
罹患率は、日本国籍者が前週7.39%→今週2.72%、外国籍者が前週8.13%→今週6.20%です。日本国籍者はだいぶ改善し2%台。全体の罹患率はまだ4%台と危険な状態です。


[スリランカ] この週は強制隔離たった3日間
南アジアで最も悪かったのは前週に引き続きスリランカで22人(前週比±0)。
日本国籍者は検体38件(前週比-3)/陽性1人(前週比±0)、外国籍者は検体290人(前週比+29)/陽性21人(前週比±0)。
罹患率は、日本国籍者が前週2.44%→今週2.63%、外国籍者が前週8.40%→今週7.24%です。前週とそれほど変化がありません。全体では6%台で危険な状態です。


[ネパール] この週は強制隔離が3月1日着以降6日間から3日間に短縮
ネパールは20人(前週比+2)。ジリジリ低下が止まりました。
日本国籍者は検体22件(前週比+3)/陽性0人(前週比±0)、外国籍者は検体758件(前週比+198)/陽性20人(前週比+2)でした。
罹患率は、日本国籍者が前週0%→今週0%、外国籍者が前週3.21%→今週2.64%です。全体では減少していますが、まだ2%台と高めです。圧倒的に外国籍者が多い状況に変化はありません。


20人超えは以上の5か国(前週比-2)と減少しました。


[英 国] この週は強制隔離が3月1日着以降6日間から3日間に短縮、3月2日着まで3日間、3月3日着以降強制隔離なし
一気に増えたのが英国で18人(前週比+10)。緩和の悪影響が最も出た国になった印象です。
日本国籍者は検体478件(前週比+113)/陽性15人(前週比+9)、外国籍者は検体97人(前週比+35)/陽性3人(前週比+1)。
罹患率は、日本国籍者が前週1.64%→今週3.14%、外国籍者が前週3.23%→今週3.09%。全体では3%台で危険な状態になりました。


[米 国] この週は2月28日着まで3日間、3月1日着以降強制隔離なし
米国は14人(前週比-9)。前週久々に増加に転じましたが、再び減りました。3月1日から強制隔離がなくなったことが影響しているとみられます。
日本国籍者は検体3,643件(前週比+1,176)/陽性10人(前週比-7)、外国籍者は検体1,421件(前週比+438)/陽性4人(前週比-2)でした。
罹患率は、日本国籍者が前週0.69%→今週0.27%、外国籍者が前週0.61%→今週0.28%。陽性人数は多いですが、検体数も非常に多いので、罹患率は薄まっています。1%台を切ったままです。


[タ イ] この週は2月28日着まで3日間、3月1日着以降強制隔離なし
タイは14人(前週比-18人)と半減以下。まだ多い状況が続いています。
日本国籍者は検体907件(前週比+270)/陽性12人(前週比-14)、外国籍者は検体225件(前週比+52)/陽性2人(前週比-4)。
罹患率は、日本国籍者が前週4.08%→今週1.32%、外国籍者が前週3.47%→今週0.89%です。入国者数が多いため、全体では1%台で収まりました。


[インド] この週は強制隔離たった3日間
インドも14人(前週比-1)。今週は微減で、まだ10人以上ですが、7週連続減少です。
日本国籍者は検体295件(前週比+104)/陽性8人(前週比+1)、外国籍者は検体472件(前週比-8)/陽性6人(前週比-2)でした。
罹患率は、日本国籍者が前週3.66%→今週2.71%、外国籍者が前週1.67%→今週1.27%。外国籍者の改善が顕著です。全体では1%台で収まりました。


[パキスタン] この週は強制隔離が3月1日着以降6日間から3日間に短縮
パキスタンは12人(前週比-6)と減少。
日本国籍者は検体56件(前週比+22)/陽性2人(前週比+2)、外国籍者は検体337人(前週比+40)/陽性10人(前週比-8)。
罹患率は、日本国籍者が前週0%→今週3.57%、外国籍者が前週6.69%→今週2.97%です。全体ではまだ3%台で危険な状態です。


[ロシア] この週は強制隔離たった3日間
ロシアが11人(前週比+4)と悪化しています。
日本国籍者は検体185件(前週比+136)/陽性8人(前週比+4)、外国籍者は検体121人(前週比+71)/陽性3人(前週比±0)。
罹患率は、日本国籍者が前週8.16%→今週4.32%、外国籍者が前週6.00%→今週2.48%です。全体では3%台となり危険な状態です。


南アジア各国はまだまだ人数が多い状況に変化がありません。

10人超えは以上の11か国(前週比±0)。一部の国に集中気味になっていると言えそうです。
シンガポール、フィリピンが10人を切りました。
東南アジア各国は引き続き爆増しています。非常に危険です。


[その他の国]
10人未満は、まずは前週に引き続きブラジル(前週比-3)の9人。
ブラジルは、日0・外9。外国籍者に偏っています。罹患率は、検体数が多めのため、全体では1%台で収まっています。

7人だったのが、中国(香港、澳門含む)(前週比+6)、スペイン(前週比+3)の2か国でした。
中国(香港、澳門含む)は、日7・外0。日本国籍者に偏っています。罹患率は、検体数が多いため、0.2%台です。
スペインは、日7・外0。日本国籍者に偏っています。罹患率は、検体数が多めのため、全体では2%台で収まっています。

6人の国はなく、5人だったのがサウジアラビア(前週比+2)、マレーシア(前週比+2)、シンガポール(前週比-6)、トルコ(前週比-2)の4か国・地域。シンガポールが10人未満となりました。
サウジアラビアは、日2・外3。罹患率は、外国籍者は27%台と非常に危険。全体では7%台と危険な状況です。
マレーシアは、日2・外3。罹患率は、検体数が多めのため、全体では1%台で収まっています。
シンガポールは、日3・外2。罹患率は、検体数が多めのため、全体では0.9%台です。
トルコは、日3・外2。罹患率は、全体では3%台と危険な状況です。

ポーランド(前週比皆増)、ミャンマー(前週比+3)、グアム(前週比-1)、フィリピン(前週比-6)の4か国が4人。フィリピンが10人未満となりました。
ポーランドは、日2・外2。罹患率は、全体では4%台と危険な状況です。
ミャンマーは、日1・外3。罹患率は、全体では2%台で収まっています。
グアムは、日0・外4。外国籍者に偏っています。罹患率は、全体では2%台で収まっています。
フィリピンは、日2・外2。罹患率は、検体数が多めのため、全体では0.2%台です。

3人はウクライナ(前週比皆増)、ドイツ(前週比+2)、イタリア(前週比±0)、アラブ首長国連邦(UAE)(前週比-1)、バングラデシュ(前週比-2)、エジプト(前週比-3)の6か国・地域
ウクライナは、日1・外2。外国籍者は罹患率28%台。罹患率は、全体では23%台で異常です。
ドイツは、日2・外1。罹患率は、検体数が多めのため、全体では0.6%台です。
イタリアは、日3・外0。日本国籍者に偏っています。罹患率は、検体数が多めのため、全体では1%台で収まっています。
UAEは、日3・外0。日本国籍者に偏っています。罹患率は、検体数が多めのため、全体では0.6%台です。
バングラデシュは、日2・外1。罹患率は、検体数が多めのため、全体では1%台で収まっています。
エジプトは、日2・外1。罹患率は、全体では3%台と危険な状況です。

2人の国は8か国。タジキスタン(前週比皆増)、メキシコ(前週比皆増)、アイルランド(前週比+1)、オランダ(前週比+1)、チェコ(前週比+1)、デンマーク(前週比+1)、カナダ(前週比-1)、イラン(前週比-2)。
アイルランド、オランダ、タジキスタン、チェコ、デンマークは2人とも日本国籍者です。残り3か国は日外1人ずつ。

残り14か国は1人。
アイスランド、オーストラリア、ジョージア、スイス、スウェーデン、タンザニア、ノルウェー、ハンガリー、フランス、南アフリカ、リトアニアが日本国籍者、
エストニア、ペルー、ベルギーが外国籍者でした。

全体の陽性人数はほぼ横ばいです。
外国籍者は陽性者数の多い特定国に集中しており、日本国籍者の国ばかりのような印象です。
欧州各国が再び増え始めてきた印象です。



特記[台湾][カンボジア]
台湾とカンボジアは、検体数が100件以上いますが、陽性者は0人です。
カンボジアは6週ぶりの0人です。
台湾は変わらず0人が継続しています。素晴らしいです。
これだけ世界でオミクロン株が流行していても、ゼロコロナ国からは、入国者数が多くても全然陽性者が出ていないです。
結局、やろうと思えばいくらでも低減できることが分かります。ゼロにはならなくても、もっと少人数に抑えることはできるはずです。
いくらウィズコロナでも、少ない数に抑えようとする努力はすべきと思うのですが、、、。



[罹患率高い国分析] 1%超えは51か国中39か国と減少傾向
罹患率1%超えが39か国(前週比-11)、うち罹患率10%超えは4か国(前週比-13)と急減。検体数増加で一気に罹患率が改善しています。
・検体数100人以上または陽性者数10人以上の国には◆印をつけました。◆印付きの国は特に危険な国家と言えるかと思います。
国名の後ろの( )数字は、この週の各国から入国時の強制隔離日数を示しています(途中から指定は(数字→数字)で表示。一部地域のみの指定は*を付けています。(3(0))はホテル不足起因の強制隔離免除国)。


罹患率の高さは、この順番に、航空機内や空港検疫で密輸ウイルスを撒き散らす危険の多い(機内クラスターの危険が大きく、空港検疫で捕捉されやすい)危険な国ランキングと考えて頂ければ良いと思います。

[10%超えの超異常/超危険国・地域]
最悪 [欧州]リトアニア(3→0) 50.00%(検体2件中1人陽性=全員日本国籍者)
[欧州]ウクライナ(0) 23.08%(検体13件中3人陽性=外国籍者7件中2人陽性)
[中亜]タジキスタン(0) 12.50%(検体16件中2人陽性=日本国籍者11件中2人陽性)
[欧州]エストニア(3→0) 12.50%(検体8件中1人陽性=外国籍者2件中1人陽性)

二桁割合の異常国は上記4か国(前週比-3)でした。
一気に減少しました。検体数の少ない国は、陽性者が出ると一気に陽性率が上がる傾向にあり、酷い罹患率のところが多いです。東欧系はこの傾向が強いです。
検体数が100件超えの国は2週連続でなくなりました。


[1%超えの異常/危険国・地域]
[中東]サウジアラビア(3) 7.14%(検体70件中5人陽性=外国籍者検体11件中3人陽性)
[南亜]◆スリランカ(3) 6.71%(検体328件中22人陽性=外国籍者検体290件中21人陽性)
[東南]◆ベトナム(0→3) 6.17%(検体1,571件中97人陽性=外国籍者検体1,233件中83人陽性)
[欧州]チェコ(3→0) 5.56%(検体36件中2人陽性=日本国籍者検体31件中2人陽性)
[欧州]アイスランド(3→0) 5.26%(検体19件中1人陽性=日本国籍者16件中1人陽性)
[欧州]アイルランド(3→0) 5.13%(検体39件中2人陽性=日本国籍者検体32件中2人陽性)
[欧州]ポーランド(0) 4.88%(検体82件中4人陽性=外国籍者30件中2人陽性)
[中亜]ジョージア(3→0) 4.76%(検体21件中1人陽性=日本国籍者21件中1人陽性)
[欧州]デンマーク(6→3→0) 4.44%(検体45件中2人陽性=日本国籍者検体35件中2人陽性)
[東南]◆インドネシア(3) 4.35%(検体552件中24人陽性=外国籍者検体258件中16人陽性)
[阿州]タンザニア(0) 3.85%(検体26件中1人陽性=日本国籍者19件中1人陽性)
[中亜]◆ロシア(3) 3.59%(検体306件中11人陽性=日本国籍者検体185件中8人陽性)
[中東]◆トルコ(3) 3.40%(検体147件中5人陽性=外国籍者検体53件中2人陽性)
[中東]イラン(3) 3.39%(検体59件中2人陽性=日本国籍者検体20件中1人陽性)
[欧州]◆英 国(6→3→0) 3.13%(検体575件中18人陽性=日本国籍者検体478件中15人陽性)
[阿州]エジプト(6→3) 3.06%(検体98件中3人陽性=外国籍者検体27件中1人陽性)
[南亜]◆パキスタン(6→3) 3.05%(検体393件中12人陽性=日本国籍者検体56件中2人陽性)
[東亜]◆韓 国(3) 3.03%(検体1,254件中38人陽性=日本国籍者検体579件中20人陽性)
▲自動的に機内の全員が濃厚接触者となる超危険な罹患率(3%以上)▲
[東南]◆ミャンマー(3) 2.78%(検体144件中4人陽性=日本国籍者検体16件中1人陽性)
[欧州]ハンガリー(3→0) 2.78%(検体36件中1人陽性=日本国籍者検体28件中1人陽性)
[欧州]スウェーデン(6→3) 2.70%(検体37件中1人陽性=日本国籍者23件中1人陽性)
[欧州]◆スペイン(3→0) 2.61%(検体268件中7人陽性=日本国籍者検体221件中7人陽性)
[南亜]◆ネパール(6→3) 2.56%(検体780件中20人陽性=外国籍者検体758件中20人陽性)
[東亜]◆モンゴル(3) 2.52%(検体159件中4人陽性=外国籍者検体133件中4人陽性)
[大洋]◆グアム(3→0) 2.50%(検体160件中4人陽性=外国籍者検体54件中4人陽性)
[欧州]ノルウェー(6→3→0) 2.38%(検体42件中1人陽性=日本国籍者検体37件中1人陽性)
[阿州]南アフリカ(0) 2.22%(検体45件中1人陽性=日本国籍者31件中1人陽性)
[南亜]◆インド(3) 1.83%(検体797件中14人陽性=日本国籍者検体295件中8人陽性)
[東南]◆マレーシア(0) 1.74%(検体287件中5人陽性=外国籍者検体53件中3人陽性)
[南米]◆ブラジル(3*or0) 1.56%(検体577件中9人陽性=外国籍者検体444件中9人陽性)
[欧州]◆オランダ(6→0) 1.55%(検体129件中2人陽性=日本国籍者検体95件中2人陽性)

[欧州]◆イタリア(6→3→0) 1.46%(検体205件中3人陽性=日本国籍者検体152件中3人陽性)
[東南]◆タ イ(3→0) 1.24%(検体1,132件中14人陽性=日本国籍者検体907件中12人陽性)
▲オミクロン前の空港検疫の最悪の時の瞬間罹患率(約1.2%)=2020年11月の外人新規入国解禁・低感染国無検査化による濃化(自動的悪化)直後▲
[南亜]◆バングラデシュ(3) 1.04%(検体289件中3人陽性=日本国籍者検体93件中2人陽性)
[欧州]ベルギー(3→0) 1.02%(検体98件中1人陽性=外国籍者検体12件中1人陽性)
▲搭乗者数上限100人搭乗だと自動的に機内に2人以上陽性がいる危険な罹患率(1%以上)▲
▼日本の第六波で最悪の時の罹患率(約0.7%)▼
▼オミクロン前の空港検疫の罹患率平均(約0.3〜0.4%)▼
▼日本の第五波で最悪の時の罹患率(約0.2%)▼

1%(100人に1人陽性)超えは以上の39か国(前週比-10)でだいぶ減りました。ただし、まだ多い状況は続いています。
陽性者発生も1%未満だったのは、◆シンガポール、◆ペルー、◆スイス、◆UAE、◆ドイツ、◆メキシコ、◆カナダ、◆中国(香港、澳門含む)、◆米国、◆フランス、◆オーストラリア、◆フィリピンの12か国(前週比+6)でした。
だいたい3%を超えると、機内全員濃厚接触者状態になるので、これだけ国数が多いと、全世界(少なくとも感染症危険度レベル3位以上の国)からの原則入国禁止措置継続が妥当ですね。

[連続で10%超えの超異常国] 0か国(前週比-2)
(消滅)
[連続で1%超えの異常国] 30か国(前週比+3)
リトアニア、サウジアラビア、◆スリランカ、◆ベトナム、チェコ、アイルランド、デンマーク、◆インドネシア、ロシア、トルコ、イラン、◆英国、エジプト、◆パキスタン、◆韓国、ミャンマー、ハンガリー、◆スペイン、◆ネパール、モンゴル、◆グアム、ノルウェー、◆インド、◆マレーシア、◆ブラジル、オランダ、◆イタリア、◆タイ、◆バングラデシュ、ベルギー
「2週連続で1%超の異常な国」は30か国(前週比+1)で前週からほぼ横ばいでした。


[先週1%超え→今週1%未満]
◆ペルー、◆シンガポール、◆スイス、◆フランス、◆UAE
[先週10%超え→今週陽性0人]
パレスチナ、ヨルダン、バハマ、北マリアナ諸島、チリ
[先週1%超え→今週陽性0人]
ベラルーシ、カンボジア、イラク、ルーマニア、ブルガリア、マルタ、イスラエル、フィンランド、カタール

※注意:検体数=入国者数ではありませんので、実際の罹患率は出ている数字より高いはずです。


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[航空便利用者数分析] 総利用者数は4週連続急増
合計の利用者数は43,490人(前週比+6,465人)と4週連続の急増。今週は6千人超えの爆増でした。
最多は米国便で11,941人(前週比+2,349人)で3週ぶりの急増で1万人を超えました。フィリピン便が4,890人(前週比+258人)で増加続き。タイ便が3,374人(前週比+1,038人)と急増で続いています。

今週は、増加国ばかりでした。
増加している国:最も人数が増えたのは、米国便。タイ便、UAE便1,575人(前週比+752)などが続いています。
皆増した国:アゼルバイジャン便2人。チャーター便とみられます。

減少している国:最も人数が減ったのは、中国便3,202人(前週比-1,033)。オランダ便0人(前週比-375)などが続いています。
皆減した国:オランダ便、デンマーク便(9人減)。オランダ便は、ロシア侵略に伴う定期便一時運休です。

利用者数の多いニューカレドニアからの検体数は2件(日外1人ずつ)でした。



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毎週データは更新されているようですので、今後も注視していきます。

週間速報内容
2022/02/27-2022/03/05
全検査
合計 検体26,014/陽性393 1.51%↓
日本 検体14,202/陽性163 1.15%↓
外国 検体11,812/陽性230 1.95%


検体数の多い国
米  国:合計 検体5,064、陽性14=0.28%
  日本国籍 検体3,643 陽性10=0.27%/外国籍 検体1,421 陽性 4=0.28%
中  国:合計 検体2,483、陽性 7=0.28%
  日本国籍 検体 903 陽性 7=0.78%/外国籍 検体1,580 陽性 0=0%
フィリピン:合計 検体2,029、陽性 4=0.20%
  日本国籍 検体 485 陽性 2=0.41%/外国籍 検体1,544 陽性 2=0.13%
ベトナム:合計 検体1,571、陽性97=6.17%[急激悪化]
  日本国籍 検体 338 陽性14=4.14%/外国籍 検体1,233 ​陽性83=6.73%
韓  国:合計 検体1,254、陽性38=3.03%[悪化]
  日本国籍 検体 579 陽性20=3.45%/外国籍 検体 675 陽性18=2.67%

罹患率の高い国
リトアニア:合計 検体 2、陽性 1=50.00%
  日本国籍 検体 2 陽性 1=50.00%/外国籍 検体 0 陽性 0=0%
ウクライナ:合計 検体 13、陽性 3=23.08%
  日本国籍 検体 6 陽性 1=16.67%/外国籍 検体 7 陽性 2=28.57%
タジキスタン:合計 検体 16、陽性 2=12.50%
  日本国籍 検体 11 陽性 2=18.18%/外国籍 検体 5 陽性 0=0%
エストニア:合計 検体 8、陽性 1=12.50%
  日本国籍 検体 6 陽性 0=0%/外国籍 検体 2 陽性 1=50.00%
サウジアラビア:合計 検体 70、陽性 5=7.14%
  日本国籍 検体 59 陽性 2=3.39%/外国籍 検体 11 陽性 3=27.27%


毎日の個別発表との誤差状況(2月27日〜3月5日)
(A)週間発表(今回の滞在国・地域ごとの検査実績発表):393人
(B)毎日発表:375人中非公表0人(複数国滞在者16人=アイスランド/米国、ウクライナ/ポーランド3、米国/英国2、英国/イタリア/ドイツ、デンマーク/英国/フランス、タイ/オーストラリア、英国/スペイン、スペイン/英国/イタリア、アイルランド/スペイン、イタリア/英国、米国/イラン、スウェーデン/デンマーク、スイス/スペイン)394

今週も複数国滞在者が多くいました。
現地感染が最悪の状態です。入国前に動き回るのは止めてほしいですね。

 (誤差が出ている国)Aが超過していると非公表の可能性有
 韓 国:(A)38人/(B)37人 Aが1人超過
 インドネシア:(A)24人/(B)23人 Aが1人超過
 米 国:(A)14人/(B)19人 Bが5人超過
 中国(香港、マカオ含む):(A)7人/(B)0人 Aが7人超過
 香 港:(A)0人/(B)7人 Bが7人超過
 グアム:(A)4人/(B)0人 Aが4人超過

 (A)のグアムと北マリアナ諸島は(B)では米国に、(B)の香港は(A)では中国(香港、マカオ含む)に含まれます。中国はすべて香港でした。

 韓国とインドネシアが今回発表で各1人超過、米国が毎日発表で1人超過している状況でした。


新型コロナウイルス感染症の検査実績について(空港検疫)(厚生労働省公式サイト)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00201.html


STAY HOME NOW, FLY LATER

ラベル:検疫 感染症
posted by johokotu at 03:00| 東京 ☀| Comment(0) | ◇COVID-19関連 | 更新情報をチェックする
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