4月28日、変異株に起因する入国直後の規制について、指定対象国の新規指定と解除を発表しました。
入国直後規制の指定対象国は、3か国が新規指定、3か国が指定解除になります。
◆指定対象国の変更
新規指定
「水際対策上特に対応すべき変異株に対する指定国・地域」に新規指定となるのは、 ブルガリア、南アフリカ、ラオスからの入国者です。
3日間の強制隔離開始です。
5月1日午前0時入国分から適用されます。(水際強化なので数日遅れの遅々適用)
解除(検疫所の宿泊施設での待機からの解除)
「検疫所の宿泊施設での待機」が解除となるのは、スリランカ、トルコ、ベトナムからの入国者です。
3日間強制隔離がなくなります。
4月29日午前0時入国分から適用されます。(水際緩和なので即日の早々適用)
今回の変更により原則7日間自主隔離になります。
空港検疫での陽性確認が非常に多い状況が続いているベトナムが、多い状態のまま、ついに指定解除となりました。
一方で、空港検疫での陽性確認があまり出ていない3か国が新規指定されています。現地感染状況は、南アフリカは急増になりつつある局面であるもののまだ全然ピーク気味でもない状態、ラオスはピークが過ぎた直後、ブルガリアは1月末のピークから一貫して減少して最低に近い状況です。
さらに、指定継続4か国のうち、ベトナム以上に空港検疫での陽性確認が減少気味の国もありますが、指定のままです。このうち韓国は、現地感染爆発前から6日間強制隔離が続くなど、他の国に比べて強めの規制が続いている印象、欧米と東南アジアは指定が甘々な印象です。
指定の基準が本当に謎過ぎます。
オミクロン株支配地域は、7日間の隔離が、全入国者が対象です。(現在すべての国・地域が該当)
オミクロン株支配地域以外は、14日間の隔離が、全入国者が対象です。(現在該当なし)
5月1日からは、以下のようになります。
※3月1日着から申請内容等によって自主隔離期間の短縮が可能になっています。
・10日間強制隔離:該当無し
・6日間強制隔離+1日間自主隔離:該当無し
・3日間強制隔離+4日間自主隔離:7か国・地域
・オミクロン株 7か国(±0)
・オミクロン株以外 該当無し
・10日間強制隔離+4日間自主隔離:該当無し
・6日間強制隔離+8日間自主隔離:該当無し
・3日間強制隔離+11日間自主隔離:該当無し
・14日間自主隔離:該当無し
・7日間自主隔離:上記以外の全世界の国・地域
※上記内容は参考程度に確認いただき、変更内容等は必ず公式発表を確認ください。
■水際対策上特に対応すべき変異株等に対する指定国・地域について (要旨)(厚生労働省公式サイト)
https://www.mhlw.go.jp/content/000922220.pdf
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