◆空港検疫 6月1日から入国時検査と入国後待機期間を見直しへ
厚生労働省(厚労省)は20日、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)パンデミックに伴って実施している入国時検査と入国後待機期間について、6月1日から見直すと発表しました。
今回の見直しは、「水際対策強化に係る新たな措置(28)」として発表されました。
6月1日以降、国・地域を「赤」「黄」「青」の3つに区分したうえで、
・「赤」は入国時検査を実施。3日間強制隔離orワクチン3回接種者は7日間自主隔離(いずれも3日後検査で陰性なら隔離終了)
・「黄」は入国時検査を実施。7日間自主隔離(3日後検査で陰性なら隔離終了)or ワクチン3回接種者は入国時検査も隔離もなし。
・「青」は入国時検査も隔離もなし。
に区分します。
それぞれの対象国は後日発表されることになりました。しかし、「赤」「黄」「青」に区分する基準は、「オミクロン株に関する知見、各国・地域における流行状況、日本への流入状況などのリスク評価、ワクチンの有効性等を踏まえ、各国・地域からの流入リスクを総合的に勘案」するとはしたものの、具体的には何も発表されませんでした。(「黄」は「赤」「青」以外の国・地域になります。)
オミクロン株拡大の際に行われた、日本国家が主導するアフリカ国家・人種差別、その差別で結局欧米からのウイルス密輸が全く防げないという意味なしなことが起きないか心配な状況です。
今回の発表では、入国直後の公共交通機関使用についてもあわせて発表。
引き続き、入国後24時間以内に自宅等待機のために自宅等まで移動する場合に限り、自宅等待機期間中であっても公共交通機関の使用を可能にするとしています。
入国時検査をめぐっては、2020年4月3日午前0時から、症状の有無や濃厚接触の有無、ワクチン摂取状況等に関係なく、上陸拒否国からの入国者全員検査をスタート。アルファ株の流入が大問題となった2021年1月9日午前0時からは非上陸拒否国も含めた入国者全員検査を、緊急事態宣言中限定として臨時的に実施しています。
6月1日以降は、実に1年5か月ぶりに入国時検査なしで日本に入る入国者が出ることになります(信用置けない国もある72時間前検査はなぜか無しにはなりませんでした。日本へのウイルス密輸を防ぐには逆な気がするのですが、、、???)。
※上記内容は参考程度に確認いただき、変更内容等は必ず公式発表を確認ください。
■一部の国・地域からの入国者に対する入国時検査の免除等 (要旨)(厚労省公式サイト)
https://www.mhlw.go.jp/content/000941163.pdf
2022年05月21日
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