◇空港検疫(週間速報)5月2週目
[罹患率]3週連続で1%下回るも再び悪化0.9%台
[国籍別]邦人急激悪化止まらず1%超え続く
[陽性国]国数多い状態は続く、陽性率高い国が青国ばかり
[旅客数]入国7万制限の中11万人到着
厚生労働省(厚労省)は5月31日、空港検疫での新型コロナウイルス感染症検査状況の5月2週目(5月8日〜5月14日)分の速報値を発表しました。
厚労省の速報は、週間の検体数と陽性者数を、日本国籍者、外国籍者別に、滞在国ごとに出した非常に細かいデータです。2020年11月11日以降毎週金曜日に過去4週間分が発表されています。今回は4日遅れの火曜日発表でした。5月31日の公表で、2020年10月4日〜2022年5月14日分が公表されたことになります。
速報のため、日々の発表のデータとかなりのズレが生じてる場合もありますが、分析に活用できます。
■[罹患状況推移分析] 5週連続罹患率1%下回るも日本国籍者急激悪化止まらず
2020年
10/04-10/10 検体12,421・陽性57=罹患率0.46%(日本国籍0.46%:外国籍0.46%)
10/11-10/17 検体 7,364・陽性24=罹患率0.33%(日本国籍0.29%:外国籍0.34%)
10/18-10/24 検体12,213・陽性46=罹患率0.38%(日本国籍0.39%:外国籍0.37%)
10/25-10/31 検体17,833・陽性47=罹患率0.26%(日本国籍0.22%:外国籍0.29%)
<11/01〜入国者の多い低感染国9か国が検査解除>
11/01-11/07 検体10,589・陽性84=罹患率0.79%(日本国籍0.75%:外国籍0.83%)
11/08-11/14 検体10,823・陽性89=罹患率0.82%(日本国籍0.54%:外国籍1.02%)
11/15-11/21 検体11,627・陽性79=罹患率0.68%(日本国籍0.52%:外国籍0.79%)
11/22-11/28 検体13,789・陽性90=罹患率0.65%(日本国籍0.61%:外国籍0.65%)
11/29-12/05 検体14,226・陽性89=罹患率0.63%(日本国籍0.50%:外国籍0.74%)
12/06-12/12 検体16,488・陽性86=罹患率0.52%(日本国籍0.43%:外国籍0.64%)
12/13-12/19 検体18,554・陽性74=罹患率0.40%(日本国籍0.28%:外国籍0.62%)
12/20-12/26 検体18,835・陽性98=罹患率0.52%(日本国籍0.51%:外国籍0.54%)
12/27-01/02 検体13,123・陽性83=罹患率0.63%(日本国籍0.49%:外国籍0.75%)
2021年
01/03-01/09 検体14,098・陽性76=罹患率0.54%(日本国籍0.23%:外国籍0.72%)
<01/09〜全入国者検査開始>
01/10-01/16 検体21,399・陽性67=罹患率0.31%(日本国籍0.31%:外国籍0.31%)
01/17-01/23 検体22,678・陽性41=罹患率0.18%(日本国籍0.31%:外国籍0.15%)
01/24-01/30 検体10,076・陽性25=罹患率0.25%(日本国籍0.12%:外国籍0.37%)
01/31-02/06 検体10,435・陽性20=罹患率0.19%(日本国籍0.13%:外国籍0.27%)
02/07-02/13 検体 9,423・陽性19=罹患率0.20%(日本国籍0.15%:外国籍0.26%)
02/14-02/20 検体 9,523・陽性19=罹患率0.20%(日本国籍0.11%:外国籍0.28%)
02/21-02/27 検体11,779・陽性23=罹患率0.20%(日本国籍0.22%:外国籍0.17%)
02/28-03/06 検体14,086・陽性29=罹患率0.21%(日本国籍0.16%:外国籍0.26%)
03/07-03/13 検体14,467・陽性27=罹患率0.19%(日本国籍0.14%:外国籍0.25%)
03/14-03/20 検体17,879・陽性49=罹患率0.27%(日本国籍0.20%:外国籍0.41%)
03/21-03/27 検体14,040・陽性42=罹患率0.30%(日本国籍0.15%:外国籍0.48%)
03/28-04/03 検体14,615・陽性70=罹患率0.48%(日本国籍0.24%:外国籍0.81%)
04/04-04/10 検体12,694・陽性62=罹患率0.49%(日本国籍0.16%:外国籍0.85%)
04/11-04/17 検体11,974・陽性74=罹患率0.62%(日本国籍0.40%:外国籍0.90%)
04/18-04/24 検体11,268・陽性60=罹患率0.53%(日本国籍0.26%:外国籍0.89%)
04/25-05/01 検体13,039・陽性95=罹患率0.73%(日本国籍0.29%:外国籍1.30%)
05/02-05/08 検体11,551・陽性82=罹患率0.71%(日本国籍0.25%:外国籍1.29%)
05/09-05/15 検体12,891・陽性50=罹患率0.39%(日本国籍0.23%:外国籍0.59%)
05/16-05/22 検体11,644・陽性39=罹患率0.33%(日本国籍0.33%:外国籍0.34%)
05/23-05/29 検体13,680・陽性32=罹患率0.23%(日本国籍0.19%:外国籍0.29%)
05/30-06/05 検体16,066・陽性40=罹患率0.25%(日本国籍0.14%:外国籍0.41%)
06/06-06/12 検体16,515・陽性17=罹患率0.10%(日本国籍0.08%:外国籍0.14%)
06/13-06/19 検体16,771・陽性44=罹患率0.26%(日本国籍0.18%:外国籍0.39%)
06/20-06/26 検体16,536・陽性45=罹患率0.27%(日本国籍0.19%:外国籍0.41%)
06/27-07/03 検体22,338・陽性60=罹患率0.27%(日本国籍0.24%:外国籍0.32%)
07/04-07/10 検体23,362・陽性79=罹患率0.34%(日本国籍0.38%:外国籍0.29%)
07/11-07/17 検体32,329・陽性97=罹患率0.30%(日本国籍0.44%:外国籍0.22%)
07/18-07/24 検体35,885・陽性67=罹患率0.19%(日本国籍0.33%:外国籍0.13%)
07/25-07/31 検体24,273・陽性89=罹患率0.37%(日本国籍0.50%:外国籍0.24%)
08/01-08/07 検体21,987・陽性94=罹患率0.43%(日本国籍0.33%:外国籍0.57%)
08/08-08/14 検体19,809・陽性78=罹患率0.39%(日本国籍0.37%:外国籍0.42%)
08/15-08/21 検体25,444・陽性101=罹患率0.40%(日本国籍0.38%:外国籍0.40%)
08/22-08/28 検体20,067・陽性69=罹患率0.34%(日本国籍0.30%:外国籍0.38%)
08/29-09/04 検体18,832・陽性86=罹患率0.46%(日本国籍0.32%:外国籍0.60%)
09/05-09/11 検体17,834・陽性78=罹患率0.44%(日本国籍0.29%:外国籍0.58%)
09/12-09/18 検体16,952・陽性56=罹患率0.33%(日本国籍0.19%:外国籍0.49%)
09/19-09/25 検体16,964・陽性56=罹患率0.33%(日本国籍0.13%:外国籍0.48%)
09/26-10/02 検体21,484・陽性71=罹患率0.33%(日本国籍0.17%:外国籍0.49%)
10/03-10/09 検体17,264・陽性43=罹患率0.25%(日本国籍0.10%:外国籍0.40%)
10/10-10/16 検体18,780・陽性46=罹患率0.24%(日本国籍0.23%:外国籍0.26%)
10/17-10/23 検体19,305・陽性45=罹患率0.23%(日本国籍0.19%:外国籍0.27%)
10/24-10/30 検体20,038・陽性34=罹患率0.17%(日本国籍0.13%:外国籍0.21%)
10/31-11/06 検体21,718・陽性58=罹患率0.27%(日本国籍0.27%:外国籍0.27%)
11/07-11/13 検体21,462・陽性47=罹患率0.22%(日本国籍0.18%:外国籍0.26%)
11/14-11/20 検体21,739・陽性45=罹患率0.21%(日本国籍0.16%:外国籍0.26%)
11/21-11/27 検体24,309・陽性46=罹患率0.19%(日本国籍0.16%:外国籍0.22%)
11/28-12/04 検体28,216・陽性71=罹患率0.25%(日本国籍0.20%:外国籍0.33%)
12/05-12/11 検体29,138・陽性86=罹患率0.30%(日本国籍0.28%:外国籍0.32%)
12/12-12/18 検体30,643・陽性167=罹患率0.54%(日本国籍0.56%:外国籍0.48%)
12/19-12/25 検体27,769・陽性321=罹患率1.16%(日本国籍1.22%:外国籍0.94%)
12/26-01/01 検体17,094・陽性494=罹患率2.89%(日本国籍2.11%:外国籍4.05%)※
01/02-01/08 検体21,488・陽性1,135=罹患率5.28%(日本国籍5.00%:外国籍5.54%)
01/09-01/15 検体20,185・陽性1,087=罹患率5.39%(日本国籍4.14%:外国籍6.42%)
01/16-01/22 検体16,973・陽性1,051=罹患率6.19%(日本国籍3.33%:外国籍8.84%)
01/23-01/29 検体16,342・陽性745=罹患率4.56%(日本国籍2.57%:外国籍6.90%)
01/30-02/05 検体15,382・陽性604=罹患率3.93%(日本国籍2.72%:外国籍5.30%)
02/06-02/12 検体16,881・陽性357=罹患率2.11%(日本国籍1.65%:外国籍2.53%)
02/13-02/19 検体18,436・陽性380=罹患率2.06%(日本国籍1.74%:外国籍2.37%)
02/20-02/26 検体20,729・陽性395=罹患率1.91%(日本国籍1.70%:外国籍2.14%)
02/27-03/05 検体26,014・陽性393=罹患率1.51%(日本国籍1.15%:外国籍1.95%)
03/06-03/12 検体32,360・陽性476=罹患率1.47%(日本国籍1.04%:外国籍2.04%)
03/13-03/19 検体44,626・陽性615=罹患率1.38%(日本国籍0.98%:外国籍1.89%)
03/20-03/26 検体51,546・陽性702=罹患率1.36%(日本国籍1.05%:外国籍1.62%)
03/27-04/02 検体63,169・陽性821=罹患率1.30%(日本国籍0.99%:外国籍1.51%)
04/03-04/09 検体62,997・陽性725=罹患率1.15%(日本国籍0.99%:外国籍1.25%)
04/10-04/16 検体63,038・陽性541=罹患率0.86%(日本国籍0.97%:外国籍0.79%)
04/17-04/23 検体64,145・陽性491=罹患率0.77%(日本国籍0.90%:外国籍0.69%)
04/24-04/30 検体68,473・陽性450=罹患率0.66%(日本国籍0.77%:外国籍0.58%)
05/01-05/07 検体69,831・陽性565=罹患率0.81%(日本国籍1.00%:外国籍0.63%)
05/08-05/14 検体83,082・陽性763=罹患率0.92%(日本国籍1.34%:外国籍0.64%)
・検体数(発表値)
日本人:33,399件 前週比+160件の増加。3週連続増加。
外国人:49,683件 前週比+13,091件の爆増。3週ぶり増加。
合 計:83,082件 前週比+13,251件の爆増。5週連続増加。
日外比率は前週1:1.10→今週1:1.49で、日外の差が一気に拡がりました。
検査対象が全入国者になっています。検査数(≒入国者)の多さは、米国、ベトナム、中国(香港・澳門含む)、フィリピン、韓国の順でした。
・陽性数(発表値)
日本人:447人 前週比+114人と爆増。3週連続増加。
外国人:316人 前週比+84人と急増。2週連続増加。
合 計:763人 前週比+198人と爆増。2週連続増加。
日外比率は前週1:0.70→今週1:0.70で横ばい。外国籍者が一気に改善したまま、2週連続で日本国籍者の方が人数が多くなりました。
・罹患率(計算値)
日本人:1.34% 前週比+0.34Pと急増(悪化)。
外国人:0.64% 前週比+0.01Pと微増(悪化)。
合 計:0.92% 前週比+0.11Pと増加(悪化)。
前週と比べると、日本国籍者は、検体数が0%増加の横ばいに対して陽性者数は34%も増加。外国籍者は検体数が36%増加に対して陽性者数は36%増加。
この結果、罹患率は、日本国籍者は増加(悪化)、外国籍者はほぼ横ばいの微増(悪化)でした。日本国籍者は2週連続で急激に悪化しています。
全体の罹患率は前週0.81%→今週0.92%と増加(悪化)。
5週連続で1%(100人に1人陽性)は下回っています。
■[陽性者数多い国分析] 60か国とさらに増加/欧州多い状況続く/20人超10か国と急増
今週陽性者が確認されたのは、前週に続いて陽性者が出ている米国・、ベトナム13、タイ20、英国・、フランス27、スペイン22、韓国15、インド20、ドイツ24、豪州11、シンガポール15、ブラジル4、カナダ22、イタリア21、ネパール3、台湾3、フィリピン21、パキスタン20、スイス22、マレーシア14、ベルギー11、インドネシア18、スリランカ17、ジブチ2、トルコ1、スウェーデン4、サウジアラビア3、モンゴル8、南アフリカ4、フィンランド2、オランダ3、オーストリア5、ポーランド1、バングラデシュ1、中国(香港・澳門含む)2、カンボジア9、アラブ首長国連邦(UAE)22、アイルランド2、ルーマニア1、モルディブ1、ミャンマー8、マルタ1、ハンガリー2、エジプト1、イスラエル1、アフガニスタン2などを含めて60か国(前週比+3)からの入国者に陽性者が出ました。多めが続いており、なかなか減ってきません。
陽性者数の多さは、この順番に、日本国内で撒き散らす人数の多い(日本国内へのウイルス密輸件数が多い)危険な国ランキングと考えて頂ければ良いと思います。
[米 国] この週は強制隔離なし!!!!!
悪化が続いている米国は244人(前週比+78)。2週連続最悪。異常に超危険な状態です。
日本国籍者は検体9,925件(前週比+739)/陽性171人(前週比+53)、外国籍者は検体4,561件(前週比+1,578)/陽性73人(前週比+25)。陽性が多いのに、どんどん入国者数が増えています。
罹患率は、日本国籍者が前週1.28%→今週1.72%、外国籍者が前週1.61%→今週1.60%。陽性人数は非常に多いですが、検体数も非常に多いので、罹患率は薄まっています。それでも全体の罹患率は2週連続で1%を超えてしまいました。強制隔離がないため、この大人数で1%超えは、非常に多くのすり抜けが発生しているものと推定されます。異常に危険です。
GW旅行で浮かれて動き回った日本人がウイルスを大量に持ち帰った可能性もありましたが、日外ともに揃って急激悪化でした。現地感染の悪化が強く懸念されます。
[ベトナム] この週は強制隔離なし!!!!!
13週前から爆増中のベトナムは108人(前週比+27)。強制隔離が解除となってから減少傾向になってきたかと思われましたが、再び百人超えの異常に超危険な状況です。
日本国籍者は検体1,160件(前週比-177)/陽性11人(前週比+5)、外国籍者は検体9,639件(前週比+1,755)/陽性97人(前週比+22)。
罹患率は、日本国籍者が前週0.45%→今週0.95%、外国籍者が前週0.95%→今週1.01%です。外国籍者は再び1%超え。陽性人数は非常に多いですが、検体数も非常に多いので、罹患率は薄まっています。全体の罹患率は再び1%でした。
2週前に強制隔離が解除されており、単に強制隔離後陽性の発覚が減って、すり抜けが増えただけの可能性があります。
[タ イ] この週は強制隔離なし!!!!!
47人(前週比-2)。多めの状況が続き、異常に危険な状態です。
日本国籍者は検体3,149件(前週比-459)/陽性34人(前週比-6)、外国籍者は検体1,655件(前週比+614)/陽性13人(前週比+4)。
罹患率は、日本国籍者が前週1.11%→今週1.08%、外国籍者が前週0.86%→今週0.79%です。日本国籍者は1%を超えたままです。陽性人数は多いですが、検体数も非常に多いので、罹患率は薄まっています。全体の罹患率は0.9%台です。ただし、ギリギリ1%目前です。
[英 国] この週は強制隔離なし!!!!!
30人(前週比+15)と倍増悪化。一気に異常に危険な状況です。上下を繰り返しており、異常状態を脱したかはもう少し見極めが必要な印象です。
日本国籍者は検体1,292件(前週比-1)/陽性22人(前週比+10)、外国籍者は検体645人(前週比+207)/陽性8人(前週比+5)。
罹患率は、日本国籍者が前週0.93%→今週1.70%、外国籍者が前週0.68%→今週1.24%。日外ともに1%を超えてしまいました。陽性人数は多いですが、検体数も多いので、罹患率は薄まっています。全体の罹患率は再び1%台です。
[フランス] この週は強制隔離なし!!!!!
29人(前週比+8)。20人超えの非常に危険な状態が続いています。
日本国籍者は検体1,138件(前週比-22)/陽性25人(前週比+6)、外国籍者は検体634件(前週比+192)/陽性4人(前週比+2)。
罹患率は、日本国籍者が前週1.64%→今週2.20%、外国籍者が前週0.45%→今週0.63%。日本国籍者は2%を超えてしまいました。日外で差がありすぎで、日本人特有の罹患しやすい環境があるのでしょうか。陽性人数は多いですが、検体数も多いので、罹患率は薄まっています。全体の罹患率は1%台です。
GW旅行で浮かれて動き回った日本人がウイルスを大量に持ち帰った可能性があり、その通り日本国籍者が一気に悪化しています。フランスは、欧州複数国滞在者が多いです。おそらくは飛行機の乗り継ぎの関係と思われますが、そうではなく旅行で動き回った人たちだと、人々の衛生観念がかなり低下したことを示す非常に危険な兆候です。
[スペイン] この週は強制隔離なし!!!!!
24人(前週比+9)と悪化が止まりません。多めの状況が続き、非常に危険な状態です。
日本国籍者は検体456件(前週比-16)/陽性18人(前週比+5)、外国籍者は検体259人(前週比+117)/陽性6人(前週比+4)。
罹患率は、日本国籍者が前週2.75%→今週3.95%、外国籍者が前週1.41%→今週2.32%。日本国籍者は3%超えの異常に危険な状況。外国籍者も2%を超えてしまいました。日外で差がありすぎで、日本人特有の罹患しやすい環境があるのでしょうか。全体の罹患率は3%台です。3%以上は機内全員濃厚接触者になる危険な罹患率。この大人数で3%超えとは、異常に危険過ぎます。
[韓 国] この週は強制隔離たった3日間
22人(前週比+5)と増加。異常状態から離脱しつつあるようにも見えましたが、悪化です。非常に危険な状況です。
日本国籍者は検体827件(前週比+55)/陽性8人(前週比+7)、外国籍者は検体3,991人(前週比+507)/陽性14人(前週比-2)。
罹患率は、日本国籍者が前週0.13%→今週0.97%、外国籍者が前週0.46%→今週0.35%です。陽性人数は多いですが、検体数も非常に多いので、罹患率は薄まっています。全体の罹患率はやっと1%台を切り0.4%台です。
ベトナムよりも陽性者数、罹患率、就航空港数ともに少ないですが、3日間隔離解除はついにベトナムよりも遅くなりました。
[インド] この週は強制隔離なし!!!!!
悪化が続いているインドが22人(前週比+7)と増加が止まりません。非常に危険な状況です。
日本国籍者は検体469件(前週比+20)/陽性10人(前週比+4)、外国籍者は検体1,420人(前週比+377)/陽性12人(前週比+3)。
罹患率は、日本国籍者が前週1.34%→今週2.13%、外国籍者が前週0.86%→今週0.85%。日本国籍者は2%を超えてしまいました。日外で差がありすぎで、日本人特有の罹患しやすい環境があるのでしょうか。陽性人数は多いですが、検体数も多いので、罹患率は薄まっています。全体の罹患率は1%台です。
[ドイツ] この週は強制隔離なし!!!!!
21人(前週比+7)。多い状態が続いており、非常に危険な状況です。
日本国籍者は検体1,159件(前週比+98)/陽性19人(前週比+6)、外国籍者は検体824人(前週比+348)/陽性2人(前週比+1)。
罹患率は、日本国籍者が前週1.23%→今週1.64%、外国籍者が前週0.21%→今週0.24%。日外で差がありすぎで、日本人特有の罹患しやすい環境があるのでしょうか。陽性人数は多いですが、検体数も多いので、罹患率は薄まっています。全体の罹患率は1%台です。
[豪 州] この週は強制隔離なし!!!!!
急激悪化して21人(前週比+13)。一気に非常に危険な状況です。
日本国籍者は検体1,177件(前週比+360)/陽性11人(前週比+6)、外国籍者は検体611人(前週比+318)/陽性10人(前週比+7)。
罹患率は、日本国籍者が前週0.61%→今週0.93%、外国籍者が前週1.02%→今週1.64%。陽性人数は多いですが、検体数も多いので、罹患率は薄まっています。全体の罹患率は1%台です。
20人以上は10か国(前週比+6)と急増しました。欧米各国の悪化が目立ちます。
[シンガポール] この週は強制隔離なし!!!!!
多い状態が続くシンガポールは17人(前週比±0)。危険な状態が続いています。
日本国籍者は検体1,688件(前週比-33)/陽性12人(前週比±0)、外国籍者は検体928人(前週比+400)/陽性5人(前週比±0)。
罹患率は、日本国籍者が前週0.70%→今週0.71%、外国籍者が前週0.95%→今週0.54%。陽性人数は多いですが、検体数も多いので、罹患率は薄まっています。全体の罹患率は1%を切って0.6%台でした。
[ブラジル] この週は強制隔離なし!!!!!
14人(前週比+6)。一気に危険な状態です。
日本国籍者は検体171件(前週比+46)/陽性6人(前週比+3)、外国籍者は検体541人(前週比+128)/陽性8人(前週比+3)。
罹患率は、日本国籍者が前週2.40%→今週3.51%、外国籍者が前週1.21%→今週1.48%。日本国籍者は3%超えの異常に危険な状況。日外で差がありすぎで、日本人特有の罹患しやすい環境があるのでしょうか。陽性人数は多いですが、検体数も多いので、罹患率は薄まっています。全体の罹患率は1%台でした。
[カナダ] この週は強制隔離なし!!!!!
悪化が続いているカナダは14人(前週比±0)。危険な状態が続いています。
日本国籍者は検体972件(前週比-1)/陽性11人(前週比-2)、外国籍者は検体312人(前週比+103)/陽性3人(前週比+2)。
罹患率は、日本国籍者が前週1.34%→今週1.13%、外国籍者が前週0.48%→今週0.96%。陽性人数は多いですが、検体数も多いので、罹患率は薄まっています。全体の罹患率は1%台でした。
[イタリア] この週は強制隔離なし!!!!!
12人(前週比+3)と悪化。危険な状態です。
日本国籍者は検体565件(前週比-84)/陽性9人(前週比+2)、外国籍者は検体360人(前週比+142)/陽性3人(前週比+1)。
罹患率は、日本国籍者が前週1.08%→今週1.59%、外国籍者が前週0.92%→今週0.83%。陽性人数は多いですが、検体数も多いので、罹患率は薄まっています。全体の罹患率は1%台でした。
10人超えは以上の14か国(前週比+3)。なかなか減らないまま増加しました。
東南アジア各国、欧米各国は引き続き多い状態が続いています。いずれも非常に危険な地域と言えそうです。
なんとなくですが、2週連続で、陽性人数の多い国は、日本国籍者の悪化が目立っている印象です。
[その他の国]
10人未満は、9人が2か国。台湾(前週比+1)、ネパール(前週比+6)です。
台湾は、日4・外5。コロナ対策優等生も前週からついにパンデミックの影響が出始めています。罹患率は、日本国籍者が1%超えで、全体では0.8%台です。
ネパールは、日5・外4。急激悪化。罹患率は、日本国籍者が8%台と異常に危険な状態。検体数が多めのため、全体では0.2%台です。
8人はなく7人は3か国。スイス(前週比+4)、パキスタン(前週比+3)、フィリピン(前週比-1)です。
スイスは、日7・外0。前週同様日本国籍者に偏っています。日本国籍者は1%超えてしまいました。罹患率は、検体数が多めのため、全体では1%台です。
パキスタンは、日0・外7。相変わらず外国籍者に偏っています。罹患率は、外国籍者は1%超えで、全体では1%台です。
フィリピンは、日5・外2。罹患率は、検体数が非常に多いため、全体では0.1%台です。
インドネシア(前週比+4)、ベルギー(前週比+4)、マレーシア(前週比+1)の3か国が6人。
インドネシアは、日5・外1。罹患率は、検体数が非常に多いため、全体では0.1%台です。
ベルギーは、日4・外2。罹患率は、検体数が多めのため、全体では1%台です。
マレーシアは、日4・外2。罹患率は、検体数が多めのため、全体では0.4%台です。
5人は、ジブチ(前週比+4)、スリランカ(前週比±0)の2か国。
ジブチは、日5・外0。日本国籍者に偏っています。罹患率は、日本国籍者は22%台の異常に危険な状態。全体でも20%で異常に危険です。
スリランカは、日0・外5。外国籍者に偏っています。罹患率は、検体数が多めのため、全体では0.7%台です。
サウジアラビア(前週比+1)、スウェーデン(前週比+3)、トルコ(前週比+1)、モナコ(前週比皆増)の4か国が4人でした。
サウジアラビアは、日2・外2。罹患率は、全体で5%で非常に危険な状況です。
スウェーデンは、日2・外2。罹患率は、外国籍者は2%超えで、全体では1%台です。
トルコは、日3・外1。罹患率は、日本国籍者は1%超えで、全体では1%台です。
モナコは、日4・外0。日本国籍者に偏っています。罹患率は、日本国籍者は12%台の異常に危険な状態。全体でも11%で異常に危険です。
3人はアルゼンチン(前週比皆増)、オーストリア(前週比-2)、オランダ(前週比-4)、フィンランド(前週比+1)、ポルトガル(前週比皆増)、南アフリカ(前週比+1)、メキシコ(前週比皆増)、モンゴル(前週比-4)の8か国。
アルゼンチンは、日1・外2。罹患率は、外国籍者は10%超えの異常に危険。全体で7%台で非常に危険な状況です。
オーストリアは、日3・外0。日本国籍者に偏っています。罹患率は、日本国籍者は1%超えで、全体では1%台です。
オランダは、日3・外0。日本国籍者に偏っています。罹患率は、検体数が多めのため、全体では0.5%台です。
フィンランドは、日2・外1。罹患率は、日本国籍者は1%超えで、全体では1%台です。
ポルトガルは、日2・外1。罹患率は、日本国籍者は2%超えで、全体では1%台です。
南アフリカは、日0・外3。外国籍者に偏っています。罹患率は、外国籍者は10%超えの異常に危険。全体で2%台で危険な状況です。
メキシコは、日3・外0。日本国籍者に偏っています。罹患率は、検体数が多めのため、全体では0.6%台です。
モンゴルは、日0・外3。外国籍者に偏っています。罹患率は、検体数が多めのため、全体では0.7%台です。
2人の国は7か国。アイルランド(前週比±0)、アラブ首長国連邦(UAE)(前週比-3)、カンボジア(前週比+1)、中国(香港・澳門を含む)(前週比±0)、バングラデシュ(前週比+1)、プエルトリコ(前週比皆増)、ポーランド(前週比-2)。
アイルランド、ポーランドは2人とも日本国籍者。中国、バングラデシュ、プエルトリコは2人とも外国籍者。残り2か国は日外1人ずつ。
残り17か国は1人です。
ウクライナ、エジプト、エチオピア、ケニア、サウスジョージア・サウスサンドウィッチ諸島、ニュージーランド、ハンガリー、マルタ、モルディブ、ルーマニアが日本国籍者、
アフガニスタン、イスラエル、ナイジェリア、ニューカレドニア、マリ、ミャンマー、ロシアが外国籍者でした。
全体の国数は増加。一方で、人数が多い国も増えました。1人、2人の単発発生と特定国への集中に二極化気味になってきている印象です。
相変わらず、東南アジアと欧米が目立ちます。
特記[ノルウェー][デンマーク][チェコ][ギリシャ][ペルー][グアム]
ノルウェー、デンマーク、チェコ、ギリシャ、ペルー、グアムは、検体数が100件以上ですが、陽性者は0人です。
デンマークとチェコが2週連続陽性者はいませんでした。
これだけ世界でオミクロン株が流行していても、ゼロコロナ国をはじめ、一部の国からは、入国者数が多くても全然陽性者が出ていないです。
結局、やろうと思えばいくらでも低減できることが分かります。ゼロにはならなくても、もっと少人数に抑えることはできるはずです。
いくらウィズコロナでも、少ない数に抑えようとする努力はすべきと思うのですが、、、。
■[罹患率高い国分析] 1%超えは60か国中37か国と増加
罹患率1%超えが37か国(前週比+2)と増加。うち罹患率10%超えは5か国(前週比+4)です。一部の国への集中傾向は変わりませんが、全体的に横ばいから減少気味になっている印象です。少し増加に転換しつつあるでしょうか。
・検体数100人以上または陽性者数10人以上の国には◆印をつけました。◆印付きの国は特に危険な国家と言えるかと思います。(◆◆は検体1千件超、◆◆◆は検体1万件超)
・国名の後ろの( )数字は、この週の各国から入国時の強制隔離日数を示しています(途中から指定は(数字→数字)で表示。一部地域のみの指定は*を付けています。(3(0))はホテル不足起因の強制隔離免除国)。
「青」「黄」「赤」の表示は、6月1日からの区分予定です。(今回の期間は無関係)
罹患率の高さは、この順番に、航空機内や空港検疫で密輸ウイルスを撒き散らす危険の多い(機内クラスターの危険が大きく、空港検疫で捕捉されやすい)危険な国ランキングと考えて頂ければ良いと思います。
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[10%超えの超異常/超危険国・地域]
最悪 [南米]サウスジョージア・サウスサンドウィッチ諸島(0) (青*)100.00%(検体1件中1人陽性=全員日本国籍者)
[阿州]マ リ(0) (黄)50.00%(検体2件中1人陽性=全員外国籍者)
[阿州]ジブチ(0) (青)20.00%(検体25件中5人陽性=日本国籍者検体22件中5人陽性)
[南米]プエルトリコ(0) (青*)11.76%(検体17件中2人陽性=外国籍者検体13件中2人陽性)
[欧州]モナコ(0) (青)11.43%(検体35件中4人陽性=日本国籍者検体33件中4人陽性)
二桁割合の超異常国は5か国(前週比+4)でした。
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[1%超えの異常/危険国・地域]
[南米]アルゼンチン(0) (青)7.14%(検体42件中3人陽性=外国籍者検体19件中2人陽性)
[中東]サウジアラビア(0) (黄)5.56%(検体72件中4人陽性=外国籍者検体35件中2人陽性)
[欧州]◆スペイン(0) (青)3.36%(検体715件中24人陽性=日本国籍者検体456件中18人陽性)
▲自動的に機内の全員が濃厚接触者となる超危険な罹患率(3%以上)▲
[阿州]◆南アフリカ(3) (青)2.97%(検体101件中3人陽性=外国籍者検体30件中3人陽性)
[欧州]マルタ(0) (黄)2.56%(検体39件中1人陽性=日本国籍者検体33件中1人陽性)
[阿州]エチオピア(0) (青)2.50%(検体40件中1人陽性=日本国籍者検体22件中1人陽性)
[阿州]ナイジェリア(0) (青)2.44%(検体41件中1人陽性=外国籍者検体38件中1人陽性)
[中東]アフガニスタン(0) (青)2.27%(検体44件中1人陽性=外国籍者検体41件中1人陽性)
[大洋]ニューカレドニア(0) (青*)2.08%(検体48件中1人陽性=外国籍者検体21件中1人陽性)
[南米]◆ブラジル(0) (青)1.97%(検体712件中14人陽性=日本国籍者検体171件中6人陽性)
[欧州]◆ポルトガル(0) (黄)1.88%(検体160件中3人陽性=日本国籍者検体90件中2人陽性)
[欧州]◆ベルギー(0) (青)1.84%(検体326件中6人陽性=外国籍者検体103件中2人陽性)
[北米]◆◆◆米 国(0) (青)1.68%(検体14,486件中244人陽性=日本国籍者検体9,925件中171人陽性)
[欧州]◆スウェーデン(0) (青)1.67%(検体239件中4人陽性=外国籍者検体98件中2人陽性)
[欧州]◆◆フランス(0) (青)1.64%(検体1,772件中29人陽性=日本国籍者検体1,138件中25人陽性)
[欧州]◆◆英 国(0) (青)1.55%(検体1,937件中30人陽性=日本国籍者検体1,292件中22人陽性)
[南亜]◆パキスタン(3) (赤)1.40%(検体501件中7人陽性=外国籍者検体461件中7人陽性)
[南亜]モルディブ(0) (黄)1.32%(検体76件中1人陽性=日本国籍者検体48件中1人陽性)
[欧州]◆イタリア(0) (青)1.30%(検体925件中12人陽性=日本国籍者検体565件中9人陽性)
[中東]◆トルコ(0) (黄)1.28%(検体312件中4人陽性=日本国籍者検体163件中3人陽性)
[阿州]ケニア(0) (青)1.25%(検体80件中1人陽性=日本国籍者検体60件中1人陽性)
[欧州]◆フィンランド(0) (青)1.22%(検体246件中3人陽性=日本国籍者検体133件中2人陽性)
[欧州]ウクライナ(0) (黄)1.20%(検体83件中1人陽性=日本国籍者検体19件中1人陽性)
▲オミクロン前の空港検疫の最悪の時の瞬間罹患率(約1.2%)=2020年11月の外人新規入国解禁・低感染国無検査化による濃化(自動的悪化)直後▲
[大洋]◆◆豪 州(0) (青)1.17%(検体1,788件中21人陽性=外国籍者検体611件中10人陽性)
[欧州]◆スイス(0) (青)1.17%(検体597件中7人陽性=日本国籍者検体372件中7人陽性)
[南亜]◆◆インド(0) (黄)1.16%(検体1,889件中22人陽性=日本国籍者検体469件中10人陽性)
[欧州]◆オーストリア(0) (青)1.13%(検体266件中3人陽性=日本国籍者検体169件中3人陽性)
[北米]◆◆カナダ(0) (青)1.09%(検体1,284件中14人陽性=日本国籍者検体972件中11人陽性)
[欧州]◆アイルランド(0) (青)1.08%(検体185件中2人陽性=日本国籍者検体117件中2人陽性)
[欧州]ルーマニア(0) (青)1.08%(検体93件中1人陽性=日本国籍者検体47件中1人陽性)
[欧州]◆◆ドイツ(0) (青)1.06%(検体1,983件中21人陽性=日本国籍者検体1,159件中19人陽性)
[東南]◆◆◆ベトナム(0) (黄)1.00%(検体10,799件中108人陽性=外国籍者検体9,639件中97人陽性)
▲搭乗者数上限100人搭乗だと自動的に機内に2人以上陽性がいる危険な罹患率(1%以上)▲
▼日本の第六波(オミクロン後)で最悪の時の罹患率(約0.7%)▼
▼オミクロン前の空港検疫の罹患率平均(約0.3〜0.4%)▼
▼日本の第五波(オミクロン前)で最悪の時の罹患率(約0.2%)▼
1%(100人に1人陽性)超えは以上の37か国(前週比+2)で増加しました。各国の罹患率は改善気味ですが、率が高くなる国も多い印象です。
2週ぶりに3%以上に検体100件以上の国が出ました。スペインです。欧州は変わらず罹患率の高い国が多く危険ですが、少し悪化している印象です。
陽性者発生も1%未満だったのは、23か国(前週比+1)です。
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[連続で10%超えの超異常国] 0か国(前週比±0)
-
[連続で1%超えの異常国] 19か国(前週比+5)
ジブチ、サウジアラビア、◆スペイン、南アフリカ、マルタ、アフガニスタン、◆ブラジル、◆◆◆米 国、◆◆フランス、◆パキスタン、◆モルディブ、◆イタリア、◆トルコ、◆フィンランド、◆◆インド、◆オーストリア、◆◆カナダ、◆アイルランド、ルーマニア
「2週連続で1%超の異常な国」は19か国(前週比+5)で再び増加です。
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[先週1%超え→今週1%未満]
エジプト、◆ポーランド、◆モンゴル、◆オランダ、ハンガリー、◆台湾、◆◆タイ
[先週10%超え→今週陽性0人] →いずれも単発国と判明
ガンビア
[先週1%超え→今週陽性0人]
セネガル、モザンビーク、キプロス、ギリシャ、カタール、ラオス、チリ、ノルウェー
※注意:検体数=入国者数ではありませんので、実際の罹患率は出ている数字より高いはずです。
■[航空便利用者数分析] 総利用者数11万人も突破
合計の利用者数は111,699人(前週比+11,643)。4週連続増加。11万人を突破しました。1日の入国期限が1万人程=週間7万人程ですから、第三国間乗り継ぎ需要が増えているものと推定されます。陽性入国者が増えない一方で航空利用者は増加するということで、航空会社にも日本にも良い傾向ですね。
最多は米国便で29,736人(前週比+2,709)で爆増。ベトナム便が13,493人(前週比+1,921)で爆増、フィリピン便が10,349人(前週比+678)の1万人超で続いています。
今週は増加国が多めでした。
増加している国:最も人数が増えたのは、米国便。ベトナム便、韓国便6,527人(前週比+1,020)、インドネシア便3,726人(前週比+790)、シンガポール便7,133人(前週比+763)などが続いています。千人超の急増便は3か国(前週比+2)です。
皆増した国:ミャンマー便(299人)、パラオ便(10人)。パラオはチャーター便とみられます。
減少している国:最も人数が減ったのは、英国便1,420人(前週比-279)。ニューカレドニア便1,054人(前週比-264)などが続いています。
皆減した国:カザフスタン便(-3)。
利用者数の多いニューカレドニア便(1,054人)からの検体数は珍しく多く48件(日27・外21)でした。
毎週データは更新されているようですので、今後も注視していきます。
■週間速報内容
2022/05/08-2022/05/14
全検査
合計 検体83,032/陽性763 0.92%↑急増(急悪化)
邦人 検体33,399/陽性447 1.34%↑急増(急悪化)
外人 検体49,683/陽性316 0.64%
検体数の多い国
米 国:合計 検体14,486、陽性244=1.68%急悪化
日本国籍 検体9,925 陽性171=1.72%/外国籍 検体4,561 陽性73=1.60%
ベトナム:合計 検体10,799、陽性108=1.00%
日本国籍 検体1,160 陽性11=0.95%/外国籍 検体9,639 陽性97=1.01%
中 国:合計 検体5,430、陽性 2=0.04%
日本国籍 検体 639 陽性 0=0%/外国籍 検体4,791 陽性 2=0.04%
フィリピン:合計 検体5,341、陽性 7=0.13%
日本国籍 検体1,553 陽性 5=0.32%/外国籍 検体3,788 陽性 2=0.05%
韓 国:合計 検体4,818、陽性22=0.46%
日本国籍 検体 827 陽性 8=0.97%/外国籍 検体3,991 陽性14=0.35%
罹患率の高い国
サウスジョージア・サウスサンドウィッチ諸島:合計 検体 1、陽性 1=100.00%
日本国籍 検体 1 陽性 1=100.00%/外国籍 検体 0 陽性 0=0%
マ リ:合計 検体 2、陽性 1=50.00%
日本国籍 検体 0 陽性 0=0%/外国籍 検体 2 陽性 1=50.00%
ジ ブ チ:合計 検体 25、陽性 5=20.00%急悪化
日本国籍 検体 22 陽性 5=22.73%/外国籍 検体 3 陽性 0=0%
プエルトルコ:合計 検体 17、陽性 2=11.76%
日本国籍 検体 4 陽性 0=0%/外国籍 検体 13 陽性 2=15.38%
モナコ:合計 検体 35、陽性 4=11.43%急悪化
日本国籍 検体 33 陽性 4=12.12%/外国籍 検体 2 陽性 0=0%
■毎日の個別発表との誤差状況(5月8日〜5月14日)
(A)週間発表(今回の滞在国・地域ごとの検査実績発表):763人
(B)毎日発表:694人中非公表0人(複数国滞在者58人=ポーランド/フランス、シンガポール/スペイン、スペイン/フランス3、英国/フランス5、英国/スペイン3、米国/メキシコ、スイス/フィンランド、アラブ首長国連邦/ドイツ、米国/韓国、英国/中国2、米国/フランス、米国/英国、米国/カナダ5、フィンランド/フランス、オーストラリア/フィリピン、米国/スペイン、イタリア/モナコ、フランス/ベルギー、英国/ケニア、ドイツ/フランス4、イタリア/スペイン、英国/ポルトガル2、シンガポール/南アフリカ、ベトナム/マレーシア、スイス/ドイツ、イタリア/スイス、ドイツ/ベルギー、英国/ルーマニア、米国/シンガポール2、ウクライナ/エチオピア/サウジアラビア、英国/イタリア/フランス、オランダ/ドイツ/ベルギー、米国/イスラエル/カナダ、英国/フランス/マルタ、英国/ドイツ/フランス、英国/フランス/モナコ2、英国/イタリア/ドイツ、スペイン/ドイツ/ベルギー)762
今週も複数国滞在者が多くいました。
欧州が多いのは相変わらずですが、大陸間移動者も増えています。欧州便減便のせいで米国経由での入国が増えているのか、米国と欧州の組み合わせも増えています。
(誤差が出ている国)Aが超過していると非公表の可能性有
米 国:(A)244人/(B)245人 Bが1人超過
英 国:(A)30人/(B)31人 Bが1人超過
ポーランド:(A)2人/(B)1人 Aが1人超過
プエルトリコ:(A)1人/(B)0人 Aが1人超過
ニューカレドニア:(A)1人/(B)0人 Aが1人超過
サウスジョージア・サウスサンドウィッチ諸島:(A)1人/(B)0人 Aが1人超過
エチオピア:(A)1人/(B)2人 Bが1人超過
プエルトリコは今回発表の集計では米国、サウスジョージア・サウスサンドウィッチ諸島は今回発表の集計では英国に含まれるとみられます。
誤差は、ポーランド、ニューカレドニア、エチオピアで出ています。
■新型コロナウイルス感染症の検査実績について(空港検疫)(厚生労働省公式サイト)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00201.html
■水際対策に係る新たな措置について(厚生労働省公式サイト)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00209.html
2022年06月01日
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