戦慄!すり抜け事例が爆増中!
陽性減で安心になってきたはずの東京都
7日間で6日10人以上の海外渡航者の陽性確認!
人口のわずか0.06%に過ぎない海外渡航者が陽性者の1%超!!!
あなたの地元は大丈夫ですか?
6月1日以降、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)について空港検疫すり抜け事例が爆増しています。
陽性者数が1か月連続で減少し、安心な状況になりつつある東京都。
この東京都の発表で海外渡航者事例「だけ」が一気に爆増し始めています。ついに7日間で6日10人以上という異常事態になっています。
人口のわずか0.06%の海外渡航者が、陽性者の1.21%を占める(=都内居住者より海外渡航者が20倍危険)という極めて異常事態になっています。
東京都発表分の海外渡航者事例
6月1日:5人(全陽性2,415人中の確認済1,487人中)
6月2日:3人(全陽性2,335人中の確認済 888人中)
6月3日:7人(全陽性2,111人中の確認済 791人中)
6月4日:10人(全陽性2,071人中の確認済 873人中)
6月5日:7人(全陽性1,584人中の確認済 610人中)
→5日間で32人(全陽性10,516人中の確認済4,649人中=0.69%)
6月6日:3人(全陽性1,013人中の確認済 348人中)
6月7日:10人(全陽性1,800人中の確認済 637人中)
6月8日:16人(全陽性1,935人中の確認済 766人中)
6月9日:13人(全陽性1,876人中の確認済 713人中)
6月10日:4人(全陽性1,600人中の確認済 607人中)
→5日間で46人(全陽性8,224人中の確認済3,071人中=1.50%)
6月11日:11人(全陽性1,526人中の確認済 632人中)
6月12日:13人(全陽性1,546人中の確認済 656人中)
6月13日:11人(全陽性 960人中の確認済 348人中)
→13日間で113人(全陽性12,256人中の確認済9,356人中=1.21%)
6月1日に水際対策が大幅緩和となり、現地感染状況が悪かったり空港検疫での陽性事例が多かったりするのに、入国時に検査も隔離もない国が爆増しています。検査対象となる国が適切に設定されていれば問題ないのですが、米国やドイツ、フランスなどといった感染の悪い国が軒並み指定を逃れており、すり抜け爆増するのではないかと推定されています。
既に、空港検疫の発表数字ではどのデータを見てもすり抜けが爆増していると推定される状況です。そのような中で、すり抜けた後居住地で発生する事例も爆増しているデータが出てきました。
東京都から発表された陽性事例が、全体人数はどんどん減少しているのに、なぜか海外渡航者だけは一気に爆増し始めています。
東京都は、海外渡航者事例の人数だけは公表されているので、すり抜け事例のトレンドを推定できます。
6月1日以降、東京都の海外渡航者事例は13日間で113人(8.6人/日)も確認。東京都の陽性者(確認済)に占める割合は1.21%と異常に高い数値となっています。
しかも、ここ1週間は78人(11.1人/日)、1.79%とさらに悪化しています。
5月の東京都の海外渡航者事例は、以下のページでも記事にしました。
https://johokotu.seesaa.net/article/488630424.html
5月は平均で3.4人/日、0.29%でしたから倍以上。最も状況の悪かった今年1月でも平均で5.4人/日、0.25%でしたから非常に危険であることが分かります。
東京都発表は、毎日半数以上は確認中で、実際の半分も捉えられていません。実際には、倍以上の海外渡航者がいる可能性があるので注意が必要です。
きちんとした東京都居住の入国者数は分かりませんが、先月までの空港検疫の陽性事例では東京都居住者は約4割を占めていることから推定できます。6月以降の入国は2万人/日ですから、毎日8千人程度の海外渡航者が東京都に供給されていると推定されます。それでも、東京都の人口は約1400万人ですから、全体に占める割合は0.06%に過ぎません。
人口全体の0.06%しかいないのに、陽性者の比率が1.79%とは、実に29倍危険という極めて恐ろしい状況になっています。
東京都がだいたい4割なので、日本全国では、毎日「"少なくとも"」30人程度のすり抜け陽性事例が生じている計算になります。
あなたの地元は、全体の陽性者数が減少の中で、海外渡航者が爆増していませんか?海外渡航歴有無しについて発表されていないところも多いですし、報道機関も含め集計するのが大変なので、誰もこんな数字に注目はしていませんが、余裕があれば眺めてみてください。
東京都の感染状況は、爆発するところまではいっていませんでしたが、しばらくは感染爆発への備えが必要かもしれませんね。
COVID-19は、海外ではただの風邪と変わらない扱いになっているところも多いですが、日本国内では、いまだ2類相当の危険な感染症と認定されています。
いまデータから読み取れることは、危険のバラマキに携わっているのは、2類相当の国内にいる人ではなく、明らかに、海外から流入する人の状態ですが、、、。
■これまでの報道発表(東京都公式サイト)
https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/index.html
2022年06月14日
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