◇空港検疫(週間速報)6月3週目
[罹患率]罹患率1%超え続く
[国籍別]邦人悪化止まらず5%超の激悪化
[陽性国]検査無青国の米国から22人 異常
[旅客数]入国14万制限の中12万人級到着
青国でも検査有=有症状?が結構発生
黄国でも検査無=すり抜けが多数発生
厚生労働省(厚労省)は7月1日、空港検疫での新型コロナウイルス感染症検査状況の6月3週目(6月12日〜6月18日)分の速報値を発表しました。
厚労省の速報は、週間の検体数と陽性者数を、日本国籍者、外国籍者別に、滞在国ごとに出した非常に細かいデータです。2020年11月11日以降毎週金曜日に過去4週間分が発表されています。7月1日の公表で、2020年10月4日〜2022年6月18日分が公表されたことになります。
速報のため、日々の発表のデータとかなりのズレが生じてる場合もありますが、分析に活用できます。
■[罹患状況推移分析] 罹患率1%超え続く
検体大幅減の日本人は5%超え超危険状態
2020年
10/04-10/10 検体12,421・陽性57=罹患率0.46%(日本国籍0.46%:外国籍0.46%)
10/11-10/17 検体 7,364・陽性24=罹患率0.33%(日本国籍0.29%:外国籍0.34%)
10/18-10/24 検体12,213・陽性46=罹患率0.38%(日本国籍0.39%:外国籍0.37%)
10/25-10/31 検体17,833・陽性47=罹患率0.26%(日本国籍0.22%:外国籍0.29%)
<11/01〜入国者の多い低感染国9か国が検査解除>
11/01-11/07 検体10,589・陽性84=罹患率0.79%(日本国籍0.75%:外国籍0.83%)
11/08-11/14 検体10,823・陽性89=罹患率0.82%(日本国籍0.54%:外国籍1.02%)
11/15-11/21 検体11,627・陽性79=罹患率0.68%(日本国籍0.52%:外国籍0.79%)
11/22-11/28 検体13,789・陽性90=罹患率0.65%(日本国籍0.61%:外国籍0.65%)
11/29-12/05 検体14,226・陽性89=罹患率0.63%(日本国籍0.50%:外国籍0.74%)
12/06-12/12 検体16,488・陽性86=罹患率0.52%(日本国籍0.43%:外国籍0.64%)
12/13-12/19 検体18,554・陽性74=罹患率0.40%(日本国籍0.28%:外国籍0.62%)
12/20-12/26 検体18,835・陽性98=罹患率0.52%(日本国籍0.51%:外国籍0.54%)
12/27-01/02 検体13,123・陽性83=罹患率0.63%(日本国籍0.49%:外国籍0.75%)
2021年
01/03-01/09 検体14,098・陽性76=罹患率0.54%(日本国籍0.23%:外国籍0.72%)
<01/09〜全入国者検査開始>
01/10-01/16 検体21,399・陽性67=罹患率0.31%(日本国籍0.31%:外国籍0.31%)
01/17-01/23 検体22,678・陽性41=罹患率0.18%(日本国籍0.31%:外国籍0.15%)
01/24-01/30 検体10,076・陽性25=罹患率0.25%(日本国籍0.12%:外国籍0.37%)
01/31-02/06 検体10,435・陽性20=罹患率0.19%(日本国籍0.13%:外国籍0.27%)
02/07-02/13 検体 9,423・陽性19=罹患率0.20%(日本国籍0.15%:外国籍0.26%)
02/14-02/20 検体 9,523・陽性19=罹患率0.20%(日本国籍0.11%:外国籍0.28%)
02/21-02/27 検体11,779・陽性23=罹患率0.20%(日本国籍0.22%:外国籍0.17%)
02/28-03/06 検体14,086・陽性29=罹患率0.21%(日本国籍0.16%:外国籍0.26%)
03/07-03/13 検体14,467・陽性27=罹患率0.19%(日本国籍0.14%:外国籍0.25%)
03/14-03/20 検体17,879・陽性49=罹患率0.27%(日本国籍0.20%:外国籍0.41%)
03/21-03/27 検体14,040・陽性42=罹患率0.30%(日本国籍0.15%:外国籍0.48%)
03/28-04/03 検体14,615・陽性70=罹患率0.48%(日本国籍0.24%:外国籍0.81%)
04/04-04/10 検体12,694・陽性62=罹患率0.49%(日本国籍0.16%:外国籍0.85%)
04/11-04/17 検体11,974・陽性74=罹患率0.62%(日本国籍0.40%:外国籍0.90%)
04/18-04/24 検体11,268・陽性60=罹患率0.53%(日本国籍0.26%:外国籍0.89%)
04/25-05/01 検体13,039・陽性95=罹患率0.73%(日本国籍0.29%:外国籍1.30%)
05/02-05/08 検体11,551・陽性82=罹患率0.71%(日本国籍0.25%:外国籍1.29%)
05/09-05/15 検体12,891・陽性50=罹患率0.39%(日本国籍0.23%:外国籍0.59%)
05/16-05/22 検体11,644・陽性39=罹患率0.33%(日本国籍0.33%:外国籍0.34%)
05/23-05/29 検体13,680・陽性32=罹患率0.23%(日本国籍0.19%:外国籍0.29%)
05/30-06/05 検体16,066・陽性40=罹患率0.25%(日本国籍0.14%:外国籍0.41%)
06/06-06/12 検体16,515・陽性17=罹患率0.10%(日本国籍0.08%:外国籍0.14%)
06/13-06/19 検体16,771・陽性44=罹患率0.26%(日本国籍0.18%:外国籍0.39%)
06/20-06/26 検体16,536・陽性45=罹患率0.27%(日本国籍0.19%:外国籍0.41%)
06/27-07/03 検体22,338・陽性60=罹患率0.27%(日本国籍0.24%:外国籍0.32%)
07/04-07/10 検体23,362・陽性79=罹患率0.34%(日本国籍0.38%:外国籍0.29%)
07/11-07/17 検体32,329・陽性97=罹患率0.30%(日本国籍0.44%:外国籍0.22%)
07/18-07/24 検体35,885・陽性67=罹患率0.19%(日本国籍0.33%:外国籍0.13%)
07/25-07/31 検体24,273・陽性89=罹患率0.37%(日本国籍0.50%:外国籍0.24%)
08/01-08/07 検体21,987・陽性94=罹患率0.43%(日本国籍0.33%:外国籍0.57%)
08/08-08/14 検体19,809・陽性78=罹患率0.39%(日本国籍0.37%:外国籍0.42%)
08/15-08/21 検体25,444・陽性101=罹患率0.40%(日本国籍0.38%:外国籍0.40%)
08/22-08/28 検体20,067・陽性69=罹患率0.34%(日本国籍0.30%:外国籍0.38%)
08/29-09/04 検体18,832・陽性86=罹患率0.46%(日本国籍0.32%:外国籍0.60%)
09/05-09/11 検体17,834・陽性78=罹患率0.44%(日本国籍0.29%:外国籍0.58%)
09/12-09/18 検体16,952・陽性56=罹患率0.33%(日本国籍0.19%:外国籍0.49%)
09/19-09/25 検体16,964・陽性56=罹患率0.33%(日本国籍0.13%:外国籍0.48%)
09/26-10/02 検体21,484・陽性71=罹患率0.33%(日本国籍0.17%:外国籍0.49%)
10/03-10/09 検体17,264・陽性43=罹患率0.25%(日本国籍0.10%:外国籍0.40%)
10/10-10/16 検体18,780・陽性46=罹患率0.24%(日本国籍0.23%:外国籍0.26%)
10/17-10/23 検体19,305・陽性45=罹患率0.23%(日本国籍0.19%:外国籍0.27%)
10/24-10/30 検体20,038・陽性34=罹患率0.17%(日本国籍0.13%:外国籍0.21%)
10/31-11/06 検体21,718・陽性58=罹患率0.27%(日本国籍0.27%:外国籍0.27%)
11/07-11/13 検体21,462・陽性47=罹患率0.22%(日本国籍0.18%:外国籍0.26%)
11/14-11/20 検体21,739・陽性45=罹患率0.21%(日本国籍0.16%:外国籍0.26%)
11/21-11/27 検体24,309・陽性46=罹患率0.19%(日本国籍0.16%:外国籍0.22%)
11/28-12/04 検体28,216・陽性71=罹患率0.25%(日本国籍0.20%:外国籍0.33%)
12/05-12/11 検体29,138・陽性86=罹患率0.30%(日本国籍0.28%:外国籍0.32%)
12/12-12/18 検体30,643・陽性167=罹患率0.54%(日本国籍0.56%:外国籍0.48%)
12/19-12/25 検体27,769・陽性321=罹患率1.16%(日本国籍1.22%:外国籍0.94%)
12/26-01/01 検体17,094・陽性494=罹患率2.89%(日本国籍2.11%:外国籍4.05%)※
01/02-01/08 検体21,488・陽性1,135=罹患率5.28%(日本国籍5.00%:外国籍5.54%)
01/09-01/15 検体20,185・陽性1,087=罹患率5.39%(日本国籍4.14%:外国籍6.42%)
01/16-01/22 検体16,973・陽性1,051=罹患率6.19%(日本国籍3.33%:外国籍8.84%)
01/23-01/29 検体16,342・陽性745=罹患率4.56%(日本国籍2.57%:外国籍6.90%)
01/30-02/05 検体15,382・陽性604=罹患率3.93%(日本国籍2.72%:外国籍5.30%)
02/06-02/12 検体16,881・陽性357=罹患率2.11%(日本国籍1.65%:外国籍2.53%)
02/13-02/19 検体18,436・陽性380=罹患率2.06%(日本国籍1.74%:外国籍2.37%)
02/20-02/26 検体20,729・陽性395=罹患率1.91%(日本国籍1.70%:外国籍2.14%)
02/27-03/05 検体26,014・陽性393=罹患率1.51%(日本国籍1.15%:外国籍1.95%)
03/06-03/12 検体32,360・陽性476=罹患率1.47%(日本国籍1.04%:外国籍2.04%)
03/13-03/19 検体44,626・陽性615=罹患率1.38%(日本国籍0.98%:外国籍1.89%)
03/20-03/26 検体51,546・陽性702=罹患率1.36%(日本国籍1.05%:外国籍1.62%)
03/27-04/02 検体63,169・陽性821=罹患率1.30%(日本国籍0.99%:外国籍1.51%)
04/03-04/09 検体62,997・陽性725=罹患率1.15%(日本国籍0.99%:外国籍1.25%)
04/10-04/16 検体63,038・陽性541=罹患率0.86%(日本国籍0.97%:外国籍0.79%)
04/17-04/23 検体64,145・陽性491=罹患率0.77%(日本国籍0.90%:外国籍0.69%)
04/24-04/30 検体68,473・陽性450=罹患率0.66%(日本国籍0.77%:外国籍0.58%)
05/01-05/07 検体69,831・陽性565=罹患率0.81%(日本国籍1.00%:外国籍0.63%)
05/08-05/14 検体83,082・陽性763=罹患率0.92%(日本国籍1.34%:外国籍0.64%)
05/15-05/21 検体79,888・陽性697=罹患率0.87%(日本国籍1.36%:外国籍0.55%)
05/22-05/28 検体78,884・陽性761=罹患率0.96%(日本国籍1.47%:外国籍0.55%)
05/29-05/31 検体30,514・陽性403=罹患率1.32%(日本国籍1.86%:外国籍0.83%)3日間
<05/31全入国者検査終了>
06/01-06/04 検体 4,896・陽性 35=罹患率0.71%(日本国籍1.09%:外国籍0.67%)4日間
06/05-06/11 検体 7,400・陽性101=罹患率1.36%(日本国籍3.88%:外国籍0.95%)
06/12-06/18 検体 6,412・陽性115=罹患率1.79%(日本国籍5.34%:外国籍1.14%)
・検体数(発表値)
日本人: 993件 前週比-65の減少
外国人:5,419件 前週比-923の急減
合 計:6,412件 前週比-988の急減
日外比率は前週1:5.99→今週1:5.46で、異常な偏りが続いています。
検査対象が全入国者になっています。検査数(≒入国者)の多さは、前週と同じで、ベトナム、ネパール、インド、パキスタン、なぜか、検査不要のはずの青国の米国の順でした。
・陽性数(発表値)
日本人: 53人 前週比+12の急増
外国人: 62人 前週比+2の増加
合 計:115人 前週比+14の急増
日外比率は前週1:1.46→今週1:1.17で、異常な偏りがなくなりました。(検体数の偏りからすると、日本国籍者に異常過ぎる偏りになっています。)
・罹患率(計算値)
日本人:5.34% 前週比+1.46Pと爆増(急激悪化)。
外国人:1.14% 前週比+0.19Pと急増(悪化)。
合 計:1.79% 前週比+0.43Pと急増(悪化)。
この結果、罹患率は、日本国籍者、外国籍者ともに増加(悪化)でした。日本国籍者は5%を超えている超危険状態です。
全体の罹患率は前週1.36%→今週1.79%と急増(悪化)でした。
日本国籍者の方が状況は著しく悪いです。
■[検体数]千件超は2か国のみ
黄国で検査対象外の入国者は多い
米国が謎の急増、有症状が多い?
◆最 多 ベトナム:2,835件(前週比-491)=5月末まで(推定9,079件)と比較し-68.8%の急減。
◆二番目 ネパール:1,298件(前週比-166)=5月末まで(推定2,254件)と比較し-42.4%の急減。
◆三番目 イ ン ド: 837件(前週比-137)=5月末まで(推定1,526件)と比較し-45.2%の急減。
◆四番目 パキスタン: 376件(前週比-202)=5月末まで(推定362件)と比較し+3.9%の微増。赤国ですので、入国者全員検査対象です。入国者上限が二倍になっていますが、今週は横ばいだったことが分かります。
◆五番目 米 国: 198件(前週比+147)=5月末まで(推定17,071件)と比較し-98.8%の急減。青国ですので、有症状者がいなければゼロ人のはずです。異常に多いのは何か理由があるのでしょうか。
100件以上だったのは上記の5か国とスリランカを加えた6か国のみ、千件超は2か国(前週比-1)でした。
6月1日から提供座席数制限が1万人から2万人に2倍に増加しており、単純に検体数は2倍になるはずですが、減少傾向です。
赤国のパキスタンは、5月31日までは3日間強制隔離国ですので、6月1日を境にした検査状態変化はありません。つまり、入国者数の増加がそのまま検体数増加になります。いまのところ入国者数の増加状況が推定できる唯一の国です。
今週は全く増えていない状況です。
一部検査無しの人もいる黄国は、減った分は検査未対象者と推定できます。
ベトナムとスリランカは7割弱の減少。入国者がパキスタン同様に1.0倍になっているのだとすると、検査対象は入国者の3人に1人程度(=0.3/1.0)と推定できます。
ネパール、インドは4割強の減少。同じく入国者がパキスタン同様に1.0倍になっているのだとすると、検査対象は入国者の2人に1人程度(=0.6/1.0)と推定できます。
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■検体数の変化状況
<入国者の多い国>
◆米 国
5月5週目3日間:7,316件(7日間換算で17,071)
6月1週目4日間:2件(7日間換算で4)
6月2週目7日間:51件
6月3週目7日間:198件(日20/外178) 青国なのに異常な急増中!
◆ベトナム
5月5週目3日間:3,891件(7日間換算で9,079)
6月1週目4日間:2,218件(7日間換算で3,882)
6月2週目7日間:3,326件
6月3週目7日間:2,835件(日349/外2,486)
◆フィリピン
5月5週目3日間:2,172件(7日間換算で5,068)
6月1週目4日間:4件(7日間換算で7)
6月2週目7日間:10件
6月3週目7日間:9件
◆タ イ
5月5週目3日間:1,619件(7日間換算で3,778)
6月1週目4日間:16件(7日間換算で28)
6月2週目7日間:35件
6月3週目7日間:52件(日25/外27) 青国なのにジリジリ増加中!
◆中 国(◆香港、◆澳門 含む)
5月5週目3日間:1,515件(7日間換算で3,535)
6月1週目4日間:0件(7日間換算で0)
6月2週目7日間:1件
6月3週目7日間:1件
◆韓 国
5月5週目3日間:1,447件(7日間換算で3,376)
6月1週目4日間:3件(7日間換算で5)
6月2週目7日間:3件
6月3週目7日間:5件
◆シンガポール
5月5週目3日間:1,323件(7日間換算で3,087)
6月1週目4日間:13件(7日間換算で23)
6月2週目7日間:15件
6月3週目7日間:19件
◆ネパール
5月5週目3日間:966件(7日間換算で2,254)
6月1週目4日間:1,145件(7日間換算で2,004)
6月2週目7日間:1,464件
6月3週目7日間:1,298件(日15/外1,283)
◆インドネシア
5月5週目3日間:895件(7日間換算で2,088)
6月1週目4日間:0件(7日間換算で0)
6月2週目7日間:3件
6月3週目7日間:10件
◆英 国
5月5週目3日間:731件(7日間換算で1,706)
6月1週目4日間:1件(7日間換算で2)
6月2週目7日間:13件
6月3週目7日間:6件
◆ドイツ
5月5週目3日間:685件(7日間換算で1,598)
6月1週目4日間:5件(7日間換算で9)
6月2週目7日間:15件
6月3週目7日間:11件
◆インド
5月5週目3日間:654件(7日間換算で1,526)
6月1週目4日間:592件(7日間換算で1,036)
6月2週目7日間:1,026件
6月3週目7日間:837件(日225/外612)
◆フランス
5月5週目3日間:641件(7日間換算で1,496)
6月1週目4日間:3件(7日間換算で5)
6月2週目7日間:11件
6月3週目7日間:8件
◆豪 州
5月5週目3日間:496件(7日間換算で1,157)
6月1週目4日間:1件(7日間換算で2)
6月2週目7日間:5件
6月3週目7日間:13件
◆カナダ
5月5週目3日間:462件(7日間換算で1,078)
6月1週目4日間:0件(7日間換算で0)
6月2週目7日間:1件
6月3週目7日間:3件
<デルタ株等で10日間隔離経験国>※インド、インドネシア、ネパールは上述
◆アフガニスタン
5月5週目3日間:12件(7日間換算で28)
6月1週目4日間:2件(7日間換算で4)
6月2週目7日間:3件
6月3週目7日間:2件
◆キルギス
5月5週目3日間:16件(7日間換算で37)
6月1週目4日間:3件(7日間換算で5)
6月2週目7日間:0件
6月3週目7日間:0件
◆ザンビア
5月5週目3日間:6件(7日間換算で14)
6月1週目4日間:0件(7日間換算で0)
6月2週目7日間:0件
6月3週目7日間:0件
◆スリランカ
5月5週目3日間:204件(7日間換算で476)
6月1週目4日間:190件(7日間換算で333)
6月2週目7日間:164件
6月3週目7日間:166件(日12/外154)
◆パキスタン
5月5週目3日間:155件(7日間換算で362)
6月1週目4日間:343件(7日間換算で600)
6月2週目7日間:578件
6月3週目7日間:376件(日52/外324)
◆バングラデシュ
5月5週目3日間:249件(7日間換算で581)
6月1週目4日間:0件(7日間換算で0)
6月2週目7日間:2件
6月3週目7日間:3件
◆モルディブ
5月5週目3日間:14件(7日間換算で33)
6月1週目4日間:4件(7日間換算で7)
6月2週目7日間:5件
6月3週目7日間:7件
<オミクロン株で10日間隔離経験国>※ザンビアは上述
◆アンゴラ
5月5週目3日間:1件(7日間換算で2)
6月1週目4日間:0件(7日間換算で0)
6月2週目7日間:24件
6月3週目7日間:0件
◆エスワティニ
5月5週目3日間:0件(7日間換算で0)
6月1週目4日間:0件(7日間換算で0)
6月2週目7日間:0件
6月3週目7日間:0件
◆コンゴ民主共和国
5月5週目3日間:2件(7日間換算で5)
6月1週目4日間:2件(7日間換算で4)
6月2週目7日間:3件
6月3週目7日間:8件
◆ジンバブエ
5月5週目3日間:3件(7日間換算で7)
6月1週目4日間:2件(7日間換算で4)
6月2週目7日間:2件
6月3週目7日間:0件
◆ナミビア
5月5週目3日間:0件(7日間換算で0)
6月1週目4日間:1件(7日間換算で2)
6月2週目7日間:3件
6月3週目7日間:0件
◆ボツワナ
5月5週目3日間:1件(7日間換算で2)
6月1週目4日間:1件(7日間換算で2)
6月2週目7日間:18件
6月3週目7日間:1件
◆マラウイ
5月5週目3日間:6件(7日間換算で14)
6月1週目4日間:0件(7日間換算で0)
6月2週目7日間:0件
6月3週目7日間:0件
◆南アフリカ
5月5週目3日間:37件(7日間換算で86)
6月1週目4日間:1件(7日間換算で2)
6月2週目7日間:1件
6月3週目7日間:0件
◆モザンビーク
5月5週目3日間:12件(7日間換算で28)
6月1週目4日間:0件(7日間換算で0)
6月2週目7日間:0件
6月3週目7日間:0件
◆レソト
5月5週目3日間:0件(7日間換算で0)
6月1週目4日間:0件(7日間換算で0)
6月2週目7日間:0件
6月3週目7日間:0件
青国(◆)は、検査不要国です。
入国者数は分かりませんが、検体数を見てみると、なぜか欧米で十人単位で検体が出ている国があります。唯一「有症状」の場合に、入国時検査になると推定されますが、超安全なはずなのに有症状者が多い国ということであり、非常に危険です。
「有症状」の場合にのみ入国時検査になると推定されていますが、なぜか「無症状」でも陽性者が出ている場合があります。
「無症状」の場合、「72時間前検査をしていないため、入国時検査で代用」した可能性が考えられますが、公式には、強制退去対象になることになっていますし、対象になるとすると日本人のみと考えられます。ところが、米国は検体数が198件も出ていますが、ほとんどが外国人。タイは日外あまり差がありませんので、米国特有の何かがある可能性があります(キチガイ関係だとは思いますが、、、)。
黄国(◆)は、減少気味でしょうか。対象外となるワクチン接種等が進んでいますでしょうか。
◆◆◆は6月1日以降の国分けの色を示したものです。(中国は、本土と香港は青、澳門は黄)
それにしてもアフリカは入国者数少ないのに黄国が多いですね。入国者数が少ないということはすり抜けられても国内への影響は少ないのですが、、、。ウイルスを入れない検疫の考え方を優先するなら、入国者の多い国こそ積極的に赤、黄気味に指定すべきもので、この指定一つとってみても、検疫は二の次であることが分かります。
この青黄赤指定は、陽性率で判断しているとか検査の信用度で分類しているとかいった報道もありました。実際には現地感染や空港検疫での感染状況(罹患率)にもあっておらず、検査の信頼度は図りようがないので、基準が不明確です。
上記のような分析をしてみると、細かくは見ていませんが、何となく、日本国籍者の多い国は優先的に青、外国籍者の多い国は優先的に黄や赤としているように見えます。まさか人種で判断してないですよね、、、。
ちなみに、この国分けをする基準として、一部の報道で「現地検査の不正確さ」を考慮していると報じられています。仮にそうなのだとすると、青国なのに198件も検査対象者が出て、22人も陽性者がいる米国こそ、「現地検査の不正確」な危険国家と言わざるを得ませんが、、、。
キチガイが72時間前検査を免除されているのなら、現地検査の不正確さは無関係になるので、その点では納得なわけですが、一方で、免除されていることが問題になります。いずれにせよ、おかしなことになってしまいます。そして、有症状がこれだけの人数がいたのだとすると、陽性じゃなくても「風邪ひいた状態で飛行機乗るなよ」状態ですね。どう捉えても異常です。
■[陽性者数多い国分析] 22か国と倍増
青国も続々陽性者発生、米国が22人も!
今週陽性者が確認されたのは、前週に続いて陽性者が出ているインド26、ベトナム19、米国・、パキスタン26、イタリア1、ネパール9、フランス1、トルコ1、英国1、タイ1、マルタ1、ギリシャ1などを含めて22か国(前週比+3)からの入国者に陽性者が出ました。増えています。青国が原則検査無しになりましたので、国数としては5月末までと比べると爆減していますが、欧米を中心に再び増加傾向です。原則検査が必要ないのに、普通に陽性者がいる(しかも有症状)わけですから、それだけ危険ということですね。
サウジアラビアが4週ぶりに陽性者が出ませんでした。
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[インド] この週は強制隔離なし!!!!!
一気に増えて26人(前週比+15)。一気に最悪となり、非常に危険な状況です。
・日本人:検体225件(前週比 -77)/陽性10人(前週比+9)/前週0.33%→今週4.44%
・外国人:検体612件(前週比-112)/陽性16人(前週比+6)/前週1.38%→今週2.61%
日本国籍者は4%超、外国籍者は2%超まで一気に悪化。全体の罹患率は3%超えの非常に危険な状況です。
後述のベトナムと異なり、検体数は5月末までと比較し4割減程度。検査対象になっていない人が相当いるとみられますが、入国者に占める割合は、ベトナム程多くはないようです。検査している国なのに、すり抜けが増えている可能性はあります。
[ベトナム] この週は強制隔離なし!!!!!
19週前から爆増中のベトナムは22人(前週比-3)。ジリジリ数が落ちてきてはいるものの、まだ20人超で非常に危険な状況です。
・日本人:検体 349件(前週比 +26)/陽性 6人(前週比+2)/前週1.24%→今週1.72%
・外国人:検体2,486件(前週比-517)/陽性16人(前週比-5)/前週0.70%→今週0.64%
日本国籍者は連続で1%超。陽性人数は非常に多いですが、検体数も非常に多いので、罹患率は薄まっています。全体の罹患率は0.7%台でした。
検体数が6割以上減っており、検査対象になっていない人が相当いるとみられます。検査している国なのに、すり抜けが相当増えている可能性があります。
[米 国] この週は強制隔離なし!!!!!
一気に出てきたのが米国で22人(前週比+16)。急激悪化で非常に危険な状況です。
・日本人:検体 20件(前週比 +9)/陽性 8人(前週比 +6)/前週18.18%→今週40.00%
・外国人:検体178件(前週比+138)/陽性14人(前週比+10)/前週10.00%→今週7.87%
日本国籍者が40%と異常に危険な状態が続いています。全体の罹患率は11%台でした。
20人以上だったのは3か国(前週比+1)でした。
10人台の国はありませんでした。
10人超えは以上の3か国(前週比-1)。
検査国でも黄国ならば相当のすり抜けが出ている可能性があり、赤国以外特徴が全く読めなくなってしまっています。
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[その他の国]
10人未満のその他の国の状況です。
9人:1か国 パキスタン(前週比-14)
パキスタンが10人を切りました。
パキスタンは、日1・外8。罹患率は、日本国籍者は1%超、外国籍者は2%超の危険な状態。全体では2%台で危険な状態です。
8人:0か国
7人:0か国
6人:0か国
5人:1か国 イタリア(前週比+1)
イタリアは、日4・外1。罹患率は、日本国籍者は30%超、外国籍者は14%超の異常に危険な状態。全体では25%で異常に危険な状態です。
4人:1か国 ネパール(前週比+3)
ネパールは、日0・外4。外国籍者に異常に偏っています。罹患率は、検体数が多いので薄まっており、0.3%台です。
3人:4か国 英国(前週比+2)、ドイツ(前週比皆増)、トルコ(前週比-7)、フランス(前週比+2)
トルコが10人を切りました。
英国は、日3・外0。日本国籍者に偏っています。罹患率は、日本国籍者は60%の異常に危険な状態。全体では50%で異常に危険な状態です。
ドイツは、日3・外0。日本国籍者に偏っています。罹患率は、日本国籍者は30%の異常に危険な状態。全体では27%超で異常に危険な状態です。
トルコは、日3・外0。日本国籍者に偏っています。罹患率は、日本国籍者は5%超の非常に危険な状態。全体では3%超の非常に危険な状態です。
フランスは、日3・外0。日本国籍者に偏っています。罹患率は、日本国籍者は42%超の異常に危険な状態。全体では37%超で異常に危険な状態です。
2人:3か国 エストニア(前週比皆増)、スリランカ(前週比皆増)、タイ(前週比-6)
エストニアとタイは2人とも日本国籍者、スリランカは2人とも外国籍者でした。
1人:9か国
(日本国籍者)エジプト、ギリシャ、シンガポール、スペイン、チェコ、ブラジル、マルタ、マレーシア
(外国籍者)グアム
■[罹患率高い国分析] 1%超えは22か国中17か国
青国は検査すると陽性になる印象
罹患率1%超えが17か国(前週比+10)。うち罹患率10%超えは11か国(前週比+6)です。
・検体数100人以上または陽性者数10人以上の国には◆印をつけました。◆印付きの国は特に危険な国家と言えるかと思います。
「青」「黄」「赤」の表示は、6月1日からの区分です。
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[10%超えの超異常/超危険国・地域]
最悪 (青)[欧州]エストニア100.00%(検体2件中2人陽性=全員邦人)
最悪 (青)[欧州]チェコ100.00%(検体1件中1人陽性=全員邦人)
最悪 (青)[南米]ブラジル100.00%(検体1件中1人陽性=全員邦人)
(青)[欧州]英 国:50.00%(検体6件中3人陽性=邦人 検体5件中3人陽性)
(青)[欧州]フランス:37.50%(検体8件中3人陽性=邦人 検体7件中3人陽性)
(青)[欧州]ギリシャ:33.33%(検体3件中1人陽性=邦人 検体2件中1人陽性)
(青)[欧州]ドイツ:27.27%(検体11件中3人陽性=邦人 検体10件中3人陽性)
(青)[欧州]スペイン:25.00%(検体4件中1人陽性=全員邦人)
(青)[欧州]イタリア:25.00%(検体20件中5人陽性=邦人 検体13件中4人陽性)
(青)[東南]マレーシア:14.29%(検体7件中1人陽性=邦人 検体3件中1人陽性)
(青)[北米]◆米 国:11.11%(検体198件中22人陽性=邦人 検体20件中8人陽性)
(青*)[北米]グアム:10.00%(検体10件中1人陽性=全員外人)
二桁割合の超異常国は12か国(前週比+1)でした。青国は有症状者などごく少数しか検査しないため、罹患率が跳ね上がっています。
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[1%超えの異常/危険国・地域]
(黄)[欧州]マルタ:6.67%(検体15件中1人陽性=全員邦人)
(青)[東南]シンガポール:5.26%(検体19件中1人陽性=邦人 検体4件中1人陽性)
(青)[東南]タ イ:3.85%(検体52件中2人陽性=邦人 検体25件中2人陽性)
(黄)[中東]トルコ:3.66%(検体82件中3人陽性=邦人 検体57件中3人陽性)
(黄)[南亜]◆インド:3.11%(検体837件中26人陽性=邦人 検体225件中10人陽性)
▲自動的に機内の全員が濃厚接触者となる超危険な罹患率(3%以上)▲
(黄)[阿州]エジプト:2.86%(検体35件中1人陽性=邦人 検体23件中1人陽性)
(赤)[南亜]◆パキスタン:2.39%(検体376件中9人陽性=外人 検体324件中8人陽性)
(黄)[南亜]スリランカ:1.20%(検体166件中2人陽性=外人 検体154件中2人陽性)
▲オミクロン前の空港検疫の最悪の時の瞬間罹患率(約1.2%)=2020年11月の外人新規入国解禁・低感染国無検査化による濃化(自動的悪化)直後▲
▲搭乗者数上限100人搭乗だと自動的に機内に2人以上陽性がいる危険な罹患率(1%以上)▲
▼日本の第六波(オミクロン後)で最悪の時の罹患率(約0.7%)▼
▼オミクロン前の空港検疫の罹患率平均(約0.3〜0.4%)▼
▼日本の第五波(オミクロン前)で最悪の時の罹患率(約0.2%)▼
1%(100人に1人陽性)超えは以上の20か国(前週比+3)でした。
3%以上で検体100件以上の国が出ました。インドと米国です。
陽性者発生も1%未満だったのは、2か国(前週比±0)でした。
米国は2週連続11%台ですので、これが米国の今の罹患率と考えられます。5月末の入国者数が1万7千人でしたから、そのままだとすると、単純計算で1,700人陽性者がいる計算になりますね。異常です。
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[連続で10%超えの超異常国] 3か国(前週比+1)
ギリシャ、イタリア、米国
[連続で1%超えの異常国] 7か国(前週比+4)
英国、フランス、マルタ、タイ、トルコ、◆◆インド、◆パキスタン
「2週連続で1%超の異常な国」は10か国(前週比+5)で増加しています。
※注意:検体数=入国者数ではありませんので、実際の罹患率は出ている数字より高いはずです。
■[航空便利用者数分析] 総利用者数 12万人超続く
1万人超は米国、越国、比国の3か国
航空到着便利用者数:129,618人(前週比+5,295)
2週ぶりの増加。前週12万人を超えたまま3週連続12万人超えです。1日の入国期限が2万人程=週間14万人程ですが、まだそこまで増えていなかったと推定されます。
最多は米国便で42,090人(前週比+1,149)で爆増。ベトナム便が12,380人(前週比+142)、フィリピン便が10,968人(前週比+595)で続いています。一万人超は2週連続で以上の3か国でした。
今週は増加国ばかりでした。
増加している国:最も人数が増えたのは、米国便。韓国便6,612人(前週比+869)、フィリピン便、シンガポール便8,528人(前週比+511)と続いています。
皆増した国:該当無し。
減少している国:最も人数が減ったのは、インド便(前週比-355)。モンゴル便189人(前週比-258)と続いています。
皆減した国:フィジー便(前週比-42)、カザフスタン便(前週比-2)。
利用者数の多いニューカレドニア便からの検体数は日外ともに0件でした。(フランス扱いの青国とみられます)
毎週データは更新されているようですので、今後も注視していきます。
■週間速報内容
2022/06/12-2022/06/18
全検査
合計 検体6,412/陽性115 1.79%↑急増(悪化)
邦人 検体 993/陽性 53 5.34%↑爆増(爆悪化)
外人 検体5,419/陽性 62 1.14%↑
検体数の多い国
(黄)ベトナム:合計 検体2,835、陽性22=0.78%
日本人 検体 349、陽性 6=1.72%
外国人 検体2,486、陽性16=0.64%
(黄)ネパール:合計 検体1,298、陽性 4=0.31%
日本人 検体 15、陽性 0=0%
外国人 検体1,283、陽性 4=0.31%
(黄)イ ン ド:合計 検体837、陽性26=3.11% <急激悪化>
日本人 検体 225、陽性10=4.44% <急激悪化>
外国人 検体 612、陽性16=2.61%
(赤)パキスタン:合計 検体376、陽性 9=2.39%
日本人 検体 52、陽性 1=1.92%
外国人 検体 324、陽性 8=2.47%
(青)米 国:合計 検体198、陽性22=11.11% <悪化状態継続中>
日本人 検体 20、陽性 8=40.00% <急激悪化>
外国人 検体 178、陽性14=7.87%
罹患率の高い国
(青)エストニア:合計 検体2、陽性2=100.00%
日本人 検体 2、陽性 2=100.00%
外国人 検体 0、陽性 0=0%
(青)チ ェ コ:合計 検体1、陽性1=100.00%
日本人 検体 1、陽性 1=100.00%
外国人 検体 0、陽性 0=0%
(青)ブラジル:合計 検体1、陽性1=100.00%
日本人 検体 1、陽性 1=100.00%
外国人 検体 0、陽性 0=0%
(青)英 国:合計 検体6、陽性3=50.00%
日本人 検体 5、陽性 3=60.00%
外国人 検体 1、陽性 0=0%
(青)フランス:合計 検体8、陽性3=37.50%
日本人 検体 7、陽性 3=42.86%
外国人 検体 1、陽性 0=0%
■毎日の個別発表との誤差状況(6月12日〜6月18日)
(A)週間発表(今回の滞在国・地域ごとの検査実績発表):115人
(B)毎日発表:104人中非公表0人(複数国滞在者9人(うち3か国2人)=インド/タイ、英国/マルタ、イタリア/フランス3、インド/タイ、イタリア/トルコ、ギリシャ/シンガポール/トルコ、チェコ/ドイツ/トルコ)115
(誤差が出ている国)Aが超過していると非公表の可能性有
米 国 A:22人、B:23人(Bが1人超過)
グアム A:1人、B:0人(Aが1人超過)
グアムは毎日発表の集計では米国に含まれるとみられます。
この結果、誤差は出ませんでした。
■検疫に関するデータ(厚生労働省公式サイト)
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/border_data.html
2022年07月02日
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