◆◆◆◆戦慄!!危険!!◆◆◆◆
検疫すり抜け6月陽性爆増
東京都だけでも少なくとも584人も陽性者
東京都だけでも少なくとも入国者の0.09%
異常な急激悪化で毎日海外渡航者を確認
入口の空港が日本へのウイルス攻撃の拠点に
検疫すり抜け6月陽性爆増
東京都だけでも少なくとも584人も陽性者
東京都だけでも少なくとも入国者の0.09%
異常な急激悪化で毎日海外渡航者を確認
入口の空港が日本へのウイルス攻撃の拠点に
新型コロナウイルス密輸を空港検疫で捕捉できず、日本国内で新型コロナウイルス感染症(COVID-19)を発症する事例が各地で多発しています。東京都では6月は少なくとも584人確認され、入国者の0.09%は都内居住のすり抜け陽性者となっています。
■30日間で584人・すり抜け率なんと0.09%
東京都 海外渡航者陽性 最低でも584人
空港検疫すり抜け率 最低でも0.09%
東京都は海外渡航歴有(いわゆる空港検疫すり抜け者)の陽性確認事例を、毎日発表の中で、人数だけ公表しています。
6月は30日間で「”少なくとも”」584人も確認されました。
前月と比べて+477人で爆増・急激悪化しています。異常に異常に異常に異常に異常に多くのすり抜けがいました。
※「”少なくとも”」としたのは、東京都の発表人数のうち、毎日の発表では、ほぼ陽性者の濃厚接触者として検査した分程度しか、内容が把握できていないためです。東京都の発表は、毎日だいたい陽性者の半数以上が「確認中」です。このため、実際には海外渡航者が出ている人数の倍程度いる可能性があります。
6月の入国者数は2万人/日が上限でしたので、最多でも60万人程度と推定されます。入国月と東京都での確認月は完全一致はしませんが、この数値を用いると、東京都で陽性確認されたすり抜け患者は、空港検疫を受けた検体数の0.09%を占めていることになります。前月と比較すると、+0.06Pです。
強制隔離対象国が激減しており、すり抜け危機となっていますが、一気に急激悪化しています。
中旬以降、特に15日以降に悪い状態が続いています。同日以降外国人旅行者の入国も始まっており、それが影響している可能性が非常に高いです。
(オミクロン株が主流のため、感染→発症→検査→発覚までは14日より短く、1週間程度と考えられます。)
■6月は爆増で、東京都民のリスクは急激悪化
「入国者が増えているから陽性者が多くなるのは当たり前だ!」という意見もあるとは思います。
しかし、東京都の人口は大きな変動がありませんので、比較をするときに空港検疫を基にしたすり抜け率を用いるのはほぼ無意味です。すり抜けについては、人数が減らないとリスク軽減には一切ならないからです。
例えば、1千万人入国で100人すり抜ける場合(=すり抜け率0.001%)と、1千人入国で100人すり抜ける場合(=すり抜け率10%)で考えると、一見、前者の方が1万倍安全なように見えます。しかし、東京都の人口は1300万人ほどでほとんど変化がありませんので、前者でも後者でも結局東京都のリスクは同じです。
つまり、空港検疫でどんなに陽性人数や罹患率が改善しても、すり抜け「”人数”」が減らないと、国内まん延は防げないということになります。
6月は5月よりも海外渡航者の陽性者数が異常に多かったので、6月の方が東京都民のリスクが上がっていたことが分かります。
水際対策がいかに大切かが良く分かります。
さらに、「東京と全体の感染者数が増加しており、検査数が増えたのだから入国者のすり抜け者が(それに沿って)増えるのも当たり前だ!」という意見の方もいるでしょう。
しかし、「状況を確認できた陽性者数」に占める「海外渡航者」の割合を見ると、
5月は0.29%だったものが、
6月上旬1.01%、6月中旬2.94%、6月下旬3.60%と急増
しています。検査数が増えたから入国者のすり抜け者が増えたのではないことは一目瞭然です。
単純計算で、6月下旬は5月の12倍の入国陽性者が出たことになります。異常に危険になっていることが明らかになりました。
6月の入国者数は、最多でも2万人/日です。そのうち東京都居住者がどのくらいいるかの正確なデータは公表されていませんが、空港検疫での陽性者数の都道府県別割合だと、だいたい6割を占めていますので、1.2万人/日いると考えられます。
この数値を用いると、単純計算で罹患率は、
「元から東京都にいる都民」=0.17%(22,297人/12,988,300人)、
「海外渡航者」=4.87%(584人/12,000人)
となりますから、海外渡航者の方が29倍危険な人たちということになります。(584人以外の全陽性者(58,030人)が「元から東京都にいる都民」だと仮定しても海外渡航者の方が11倍危険)
「72時間前までに陰性証明した人たちだから安全」というのは幻想に過ぎないことが分かります。2倍程度ならまだ許容範囲ですが、どんなに有利な側に振っても11倍危険なのですから、異常に危険としか言えません。
よく「東京都内にも感染者はいるのだから、入国者を検査したり、隔離したりしてもほとんど意味がない。」という意見の方がいらっしゃいますが、そうでないことがよく分かります。
リスクの低い人たちにマスク着用や手指消毒と言った基本的な感染対策をほぼ強制に近い形で呼びかけながら、リスクの高い人たちは野放しという謎の感染対策が続いています。
■二次感染は不明なので要注意
東京都の場合、公表されているのは海外渡航歴有の人数だけ。しかも、毎日だいたい陽性者の半数以上は「確認中」ですので、実際には海外渡航者が出ている人数の倍程度いる可能性はあります。
※単純計算で、詳細未確認者の中に同割合で入国者が含まれているのだとすると、6月東京都には入国者ですり抜け者が1,496人はいたことになります。
その後追っかけ発表は一切なく、人種や渡航目的、隔離中の外出状況などは当然のように非公表ですが、個人特定に関係ない項目も含め、何も詳細は公表されません。
このため、584人を起因とする濃厚接触二次感染がどれだけあったのかは全く分かりません。
入国者起因の感染者は584人を超えて相当数がいるものと推定されます。要注意ですね。
それにしても日本の水際対策は、「すり抜けは非常に珍しい事例だ」という考えがあるのか、外国人の新規入国を拒否するだけで、地位協定該当者や日本国籍者に対して全然強制隔離を強化する様子はなく、結局3月以降は隔離期間が大幅緩和。ついに6月1日からほぼ解禁状態になってしまいました。
報道機関もほとんど取り上げていませんが、正直、オミクロン株の国内での超拡大は、水際対策の特に隔離・他人との接触回避の面が機能していなかったことによるところが大きいことが、非常に明白になってしまいました。
結果を見れば一目瞭然
入国者は「”絶対に”」隔離しないとダメなんです
入国者は「”絶対に”」隔離しないとダメなんです
空港検疫でのすり抜けは必ず発生します。
入国者が家族と接触しなけりゃ、家族に感染は拡がりません。
入国者が友人と接触しなけりゃ、友人に感染は拡がりません。
入国者が他人と接触しなけりゃ、他人に感染は拡がりません。
家族が入国者と接触しなけりゃ、家族に感染は拡がりません。
友人が入国者と接触しなけりゃ、友人に感染は拡がりません。
他人が入国者と接触しなけりゃ、他人に感染は拡がりません。
入国者が国内で接触しなけりゃ、国内に感染は拡がりません。
入国時検査の陽性・陰性は関係ありません。
入国時に検査するかしないかは関係ありません。
超人能力を持った選手かVIPか下々の者かは関係ありません。
変異株かどうかも関係ありません。
ワクチンを打ったか打たなかったかは関係ありません。
哺乳綱サル目ヒト科ヒト属ヒトなら入国者の属性には全く関係ありません。
(もしかしたら馬鹿なイエローモンキーは違う?馬鹿は風邪ひかないもんね)
入国者は油断して国内にウイルスを密輸している場合ではないです。
国内居住者は油断して自らウイルスをもらいに行っている場合ではないです。
受入者は油断して受け取ったウイルスを国内にばらまいている場合ではないです。
油断して入国後少なくとも7日以内に他人と接触しウイルスを授受している場合ではないです。
入国者が家族と接触しなけりゃ、家族に感染は拡がりません。
入国者が友人と接触しなけりゃ、友人に感染は拡がりません。
入国者が他人と接触しなけりゃ、他人に感染は拡がりません。
家族が入国者と接触しなけりゃ、家族に感染は拡がりません。
友人が入国者と接触しなけりゃ、友人に感染は拡がりません。
他人が入国者と接触しなけりゃ、他人に感染は拡がりません。
入国者が国内で接触しなけりゃ、国内に感染は拡がりません。
入国時検査の陽性・陰性は関係ありません。
入国時に検査するかしないかは関係ありません。
超人能力を持った選手かVIPか下々の者かは関係ありません。
変異株かどうかも関係ありません。
ワクチンを打ったか打たなかったかは関係ありません。
哺乳綱サル目ヒト科ヒト属ヒトなら入国者の属性には全く関係ありません。
(もしかしたら馬鹿なイエローモンキーは違う?馬鹿は風邪ひかないもんね)
入国者は油断して国内にウイルスを密輸している場合ではないです。
国内居住者は油断して自らウイルスをもらいに行っている場合ではないです。
受入者は油断して受け取ったウイルスを国内にばらまいている場合ではないです。
油断して入国後少なくとも7日以内に他人と接触しウイルスを授受している場合ではないです。
■東京都で確認されている海外渡航歴有事例(2021年以降発表分)
[2021年]
1月31日間:27人
2月28日間:7人※2/28分の発表は公表無し
3月31日間:12人
4月30日間:22人
5月31日間:18人
6月30日間:15人
7月31日間:51人
8月31日間:51人
9月30日間:12人
10月31日間:10人
11月30日間:5人(112人中)
12月31日間:54人(全陽性701人中の確認中以外314人中=海外渡航者割合17.2%)
[2022年]
1月31日間:168人(全陽性194,719人中の確認中以外66,812人中=海外渡航者割合0.25%)
2月28日間:95人(全陽性416,405人中の調査中以外158,033人中=海外渡航者割合0.06%)
3月31日間:87人(全陽性256,857人中の確認済98,915人中=海外渡航者割合0.09%)
4月30日間:104人(全陽性188,112人中の確認済66,807人中=海外渡航者割合0.16%)
5月31日間:107人(全陽性101,755人中の確認済36,702人中=海外渡航者割合0.29%)
6月1日:5人(全陽性2,415人中の確認済1,487人中)
6月2日:3人(全陽性2,335人中の確認済 888人中)
6月3日:7人(全陽性2,111人中の確認済 791人中)
6月4日:10人(全陽性2,071人中の確認済 873人中)
6月5日:7人(全陽性1,584人中の確認済 610人中)
6月6日:3人(全陽性1,013人中の確認済 348人中)
6月7日:10人(全陽性1,800人中の確認済 637人中)
6月8日:16人(全陽性1,935人中の確認済 766人中)
6月9日:13人(全陽性1,876人中の確認済 713人中)
6月10日:4人(全陽性1,600人中の確認済 607人中)
上旬10日78人(全陽性18,740人中の確認済7,720人中=海外渡航者割合1.01%)
6月11日:11人(全陽性1,526人中の確認済 632人中)
6月12日:13人(全陽性1,546人中の確認済 656人中)
6月13日:11人(全陽性 960人中の確認済 348人中)
6月14日:19人(全陽性1,528人中の確認済 611人中)
6月15日:29人(全陽性2,015人中の確認済 708人中)
6月16日:16人(全陽性1,819人中の確認済 753人中)
6月17日:19人(全陽性1,596人中の確認済 639人中)
6月18日:18人(全陽性1,681人中の確認済 630人中)
6月19日:20人(全陽性1,622人中の確認済 647人中)
6月20日:22人(全陽性1,076人中の確認済 421人中)
中旬10日178人(全陽性15,369人中の確認済6,045人中=海外渡航者割合2.94%)
6月21日:26人(全陽性1,963人中の確認済 805人中)
6月22日:39人(全陽性2,329人中の確認済 894人中)
6月23日:31人(全陽性2,413人中の確認済 953人中)
6月24日:28人(全陽性2,181人中の確認済 880人中)
6月25日:30人(全陽性2,160人中の確認済 819人中)
6月26日:17人(全陽性2,004人中の確認済 748人中)
6月27日:14人(全陽性1,517人中の確認済 513人中)
6月28日:32人(全陽性2,514人中の確認済 906人中)
6月29日:69人(全陽性3,803人中の確認済1,346人中)
6月30日:42人(全陽性3,621人中の確認済1,252人中)
下旬10日328人(全陽性24,505人中の確認済9,116人中=海外渡航者割合3.60%)
→6月30日間:584人(全陽性58,614人中の確認済22,881人中=海外渡航者割合2.55%)
※注意:東京都の発表は、毎日だいたい陽性者の半数以上が「確認中」です。このため、実際には海外渡航者が出ている人数の倍程度いる可能性があります。(だいたい毎日発表では、濃厚接触で陽性になった人ばかりしか捉えられておらず、新規感染者はほぼ確認中状況です。)
※注意:東京都の発表は、入国者の濃厚接触による陽性は海外渡航者には分類されません。このため、実際には海外渡航者関係の陽性が出ている人数より多くいる可能性があります。