2022年07月28日

那覇_国際線再開へ 2年4か月振

■那覇空港 8月2日から国際線再開へ 2年4か月ぶり

ティーウェイ航空(TWB)は6日、那覇-ソウル(仁川)線を8月2日に再開すると、公式SNSで発表しました。那覇発着の国際線は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)パンデミックの影響で、2020年3月29日に長期欠航となって以降、実に2年4か月ぶりになります。

TWBが再開するのは那覇-ソウル(仁川)線で、8月2日から週3往復するとしています。公式サイトで発表はありませんが、公式SNSで発表されており、割引キャンペーンも始まっています。

那覇発着の国際線定期便は、COVID-19パンデミックの影響で、2020年3月29日以降長期欠航が続いています。数人利用のチャーター便が飛んだ実績はあるものの、定期便は実に2年4か月ぶりの運航となります。
このまま再開が行われれば、国内7空港目の国際線定期便再開となります。


日本への入国規制では、2020年4月3日から今年2月末まで入国者の14日以内の公共交通利用が禁止になりました。このため、国際線直行便が飛んでいない沖縄への入域は入国後14日間は長い間実質不可能でした。そのようななかで、那覇空港では、昨年2021年時点で、COVID-19に対する検疫の施設側の準備を完了済みでした。このため、国際線直行便や国際線就航空港からの特例運航を求める声などもありましたが、運航を再開する航空会社はなかなか出ていませんでした。
また、COVID-19パンデミック前の地方空港に就航する国際線は、中国や韓国からの就航がほとんどの中、2020年3月以降、なぜか中国と韓国のみは到着空港を成田国際(成田)と関西国際(関空)に強制限定されました(2020年冬以降は、原則成田・関空とし、許可取れれば他空港も就航可能にする運用に変更)。このため、現地感染者・感染率が中国や韓国よりも悪い国の到着空港制限が全く行われずに他空港で次々国際線が再開する中、那覇をはじめとする地方空港は取り残された状態になっていました。

那覇空港発着の国際線を巡っては、今年5月に総理大臣が、なぜか1年前には準備が完了していた検疫を急に対応させて6月に再開することを大々的に発表しています。結局6月どころか7月中の就航すら実現しないまま、2か月遅れてやっと再開が決定。なぜ施設側の準備に関しても就航路線に関しても、ガセ発表が大本営発表で流されたのか謎の状態になっています。
それにしても、国内の感染が急拡大する中、日本国内の経済対策優先で就航再開を急いだにもかかわらず、福岡、新千歳に続いて、本邦社ではなく、日本経済にはあまり寄与しない外国社による再開。COVID-19パンデミックで顕著になった、日本の他力本願、やる気・実力のなさを示す象徴のようになってしまいましたね。(元々那覇発着国際線の本邦社はPeach Aviationだけですが、、、)

7月6日 1:36更新 運航再開のお知らせ(TWB公式facebook)
https://www.facebook.com/twayairjapan/posts/pfbid02piNTrxQkEXkLjfY87dzvzUwVnR4PJ6MjRoXTYRLM8T1c3NZZyPEm6McFgDvVjtPYl?__cft__[0]=AZXWZaTW7CrfzXXgMPscXJMXd7dSW1nJeCtkwG7v0fY0RgPaCRoV4qr0uJ5P2AboYIbf0b-fps8RdKIFsnjvfqXwsAAGNMbNwvmkrDw1JW_HHRwA4L-_LEORmSoc1DYDXJNHNhggL0Mh2Az5Yd3SI3Ldkj0n3VKxmjhlcfq-m4ggg0ZH3t7yBR3gPdaWYxTyR3cZE1Qgk74DbrNYZHpsnJsl&__tn__=%2CO%2CP-R

【深掘り】那覇空港の国際線、再開はいつ?検疫人員は数倍必要…受け入れ体制に課題(琉球新報公式サイト、昨年の2021/12/21の記事)
https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1442653.html
posted by johokotu at 20:00| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 那覇空港 | 更新情報をチェックする
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