◆◆◆◆戦慄!!危険!!◆◆◆◆
検疫すり抜け7月も陽性増加
東京都だけでも少なくとも681人も陽性者
東京都だけでも少なくとも入国者の0.11%
異常な急激悪化で毎日海外渡航者を確認
入口の空港が日本へのウイルス攻撃の拠点に
検疫すり抜け7月も陽性増加
東京都だけでも少なくとも681人も陽性者
東京都だけでも少なくとも入国者の0.11%
異常な急激悪化で毎日海外渡航者を確認
入口の空港が日本へのウイルス攻撃の拠点に
新型コロナウイルス密輸を空港検疫で捕捉できず、日本国内で新型コロナウイルス感染症(COVID-19)を発症する事例が各地で多発しています。東京都では7月は少なくとも681人確認され、入国者の0.11%は都内居住のすり抜け陽性者となっています。
■31日間で681人・すり抜け率なんと0.11%
東京都 海外渡航者陽性 最低でも681人
空港検疫すり抜け率 最低でも0.11%
東京都は海外渡航歴有(いわゆる空港検疫すり抜け者)の陽性確認事例を、毎日発表の中で、人数だけ公表しています。
7月は31日間で「”少なくとも”」681人も確認されました。
前月と比べて+97人で増加・悪化が続いています。異常に異常に異常に異常に異常に異常に多くのすり抜けがいました。
※「”少なくとも”」としたのは、東京都の発表人数のうち、毎日の発表では、ほぼ陽性者の濃厚接触者として検査した分程度しか、内容が把握できていないためです。東京都の発表は、毎日だいたい陽性者の半数以上が「確認中」です。このため、実際には海外渡航者が出ている人数の倍程度いる可能性があります。
7月の入国者数は2万人/日が上限でしたので、最多でも60万人程度と推定されます。入国月と東京都での確認月は完全一致はしませんが、この数値を用いると、東京都で陽性確認されたすり抜け患者は、空港検疫を受けた検体数の0.11%を占めていることになります。前月と比較すると、+0.02Pです。
強制隔離対象国が激減しており、すり抜け危機となっていますが、悪化が続いています。
今月は特に上旬が悪かった印象です。
(オミクロン株以降が主流のため、感染→発症→検査→発覚までは14日より短く、1週間程度と考えられます。)
■7月も増加で、東京都民のリスクは悪化続く
「入国者が増えているから陽性者が多くなるのは当たり前だ!」という意見もあるとは思います。
しかし、東京都の人口は大きな変動がありませんので、比較をするときに空港検疫を基にしたすり抜け率を用いるのはほぼ無意味です。すり抜けについては、人数が減らないとリスク軽減には一切ならないからです。
例えば、1千万人入国で100人すり抜ける場合(=すり抜け率0.001%)と、1千人入国で100人すり抜ける場合(=すり抜け率10%)で考えると、一見、前者の方が1万倍安全なように見えます。しかし、東京都の人口は1300万人ほどでほとんど変化がありませんので、前者でも後者でも結局東京都のリスクは同じです。
つまり、空港検疫でどんなに陽性人数や罹患率が改善しても、すり抜け「”人数”」が減らないと、国内まん延は防げないということになります。
7月は6月よりも海外渡航者の陽性者数が多かったので、急激悪化した6月より、さらに7月の方が東京都民のリスクが上がっていたことが分かります。
水際対策がいかに大切かが良く分かります。
さらに、「東京と全体の感染者数が増加しており、検査数が増えたのだから入国者のすり抜け者が(それに沿って)増えるのも当たり前だ!」という意見の方もいるでしょう。
しかし、「状況を確認できた陽性者数」に占める「海外渡航者」の割合を見ると、
5月は0.29%だったものが、
6月上旬1.01%、6月中旬2.94%、6月下旬3.60%となり、
7月も上旬1.49%、7月中旬0.48%、7月下旬0.20%
でした。
割合は減っているわけですが、海外渡航者の有症状者は増加しており、異常に危険であることに変わりはありません。
7月の入国者数は、最多でも2万人/日です。そのうち東京都居住者がどのくらいいるかの正確なデータは公表されていませんが、空港検疫での陽性者数の都道府県別割合だと、だいたい6割を占めていますので、1.2万人/日いると考えられます。
この数値を用いると、単純計算で罹患率は、
「元から東京都にいる都民」=3.82%(535,401人/14,024,000人)、
「海外渡航者」=5.68%(681人/12,000人)
となりますから、まだまだ海外渡航者の方が危険な人たちということになります。(681人以外の全陽性者(535,401人)が「元から東京都にいる都民」だと仮定しても海外渡航者の方が危険)
「72時間前までに陰性証明した人たちだから安全」というのは幻想に過ぎないことが分かります。2倍以下の差なので許容範囲という見方もできないことはないですが、どんなに有利な側に振っても危険なのですから、異常に危険としか言えません。
よく「東京都内にも感染者はいるのだから、入国者を検査したり、隔離したりしてもほとんど意味がない。」という意見の方がいらっしゃいますが、そうでないことがよく分かります。
リスクの低い人たちにマスク着用や手指消毒と言った基本的な感染対策をほぼ強制に近い形で呼びかけながら、リスクの高い人たちは野放しという謎の感染対策が続いています。
■二次感染は不明なので要注意
東京都の場合、公表されているのは海外渡航歴有の人数だけ。しかも、毎日だいたい陽性者の半数以上は「確認中」ですので、実際には海外渡航者が出ている人数の倍程度いる可能性はあります。
※単純計算で、詳細未確認者の中に同割合で入国者が含まれているのだとすると、7月東京都には入国者ですり抜け者が2,529人はいたことになります。
その後追っかけ発表は一切なく、人種や渡航目的、隔離中の外出状況などは当然のように非公表ですが、個人特定に関係ない項目も含め、何も詳細は公表されません。
このため、681人を起因とする濃厚接触二次感染がどれだけあったのかは全く分かりません。
入国者起因の感染者は681人を超えて相当数がいるものと推定されます。要注意ですね。
それにしても日本の水際対策は、「すり抜けは非常に珍しい事例だ」という考えがあるのか、外国人の新規入国を拒否するだけで、地位協定該当者や日本国籍者に対して全然強制隔離を強化する様子はなく、結局3月以降は隔離期間が大幅緩和。ついに6月1日からほぼ解禁状態になってしまいました。
報道機関もほとんど取り上げていませんが、正直、オミクロン株の国内での超拡大は、水際対策の特に隔離・他人との接触回避の面が機能していなかったことによるところが大きいことが、非常に明白になってしまいました。
結果を見れば一目瞭然
入国者は「”絶対に”」隔離しないとダメなんです
入国者は「”絶対に”」隔離しないとダメなんです
空港検疫でのすり抜けは必ず発生します。
入国者が家族と接触しなけりゃ、家族に感染は拡がりません。
入国者が友人と接触しなけりゃ、友人に感染は拡がりません。
入国者が他人と接触しなけりゃ、他人に感染は拡がりません。
家族が入国者と接触しなけりゃ、家族に感染は拡がりません。
友人が入国者と接触しなけりゃ、友人に感染は拡がりません。
他人が入国者と接触しなけりゃ、他人に感染は拡がりません。
入国者が国内で接触しなけりゃ、国内に感染は拡がりません。
入国時検査の陽性・陰性は関係ありません。
入国時に検査するかしないかは関係ありません。
超人能力を持った選手かVIPか下々の者かは関係ありません。
変異株かどうかも関係ありません。
ワクチンを打ったか打たなかったかは関係ありません。
哺乳綱サル目ヒト科ヒト属ヒトなら入国者の属性には全く関係ありません。
(もしかしたら馬鹿なイエローモンキーは違う?馬鹿は風邪ひかないもんね)
入国者は油断して国内にウイルスを密輸している場合ではないです。
国内居住者は油断して自らウイルスをもらいに行っている場合ではないです。
受入者は油断して受け取ったウイルスを国内にばらまいている場合ではないです。
油断して入国後少なくとも7日以内に他人と接触しウイルスを授受している場合ではないです。
入国者が家族と接触しなけりゃ、家族に感染は拡がりません。
入国者が友人と接触しなけりゃ、友人に感染は拡がりません。
入国者が他人と接触しなけりゃ、他人に感染は拡がりません。
家族が入国者と接触しなけりゃ、家族に感染は拡がりません。
友人が入国者と接触しなけりゃ、友人に感染は拡がりません。
他人が入国者と接触しなけりゃ、他人に感染は拡がりません。
入国者が国内で接触しなけりゃ、国内に感染は拡がりません。
入国時検査の陽性・陰性は関係ありません。
入国時に検査するかしないかは関係ありません。
超人能力を持った選手かVIPか下々の者かは関係ありません。
変異株かどうかも関係ありません。
ワクチンを打ったか打たなかったかは関係ありません。
哺乳綱サル目ヒト科ヒト属ヒトなら入国者の属性には全く関係ありません。
(もしかしたら馬鹿なイエローモンキーは違う?馬鹿は風邪ひかないもんね)
入国者は油断して国内にウイルスを密輸している場合ではないです。
国内居住者は油断して自らウイルスをもらいに行っている場合ではないです。
受入者は油断して受け取ったウイルスを国内にばらまいている場合ではないです。
油断して入国後少なくとも7日以内に他人と接触しウイルスを授受している場合ではないです。
■東京都で確認されている海外渡航歴有事例(2021年以降発表分)
[2021年]
1月31日間:27人
2月28日間:7人※2/28分の発表は公表無し
3月31日間:12人
4月30日間:22人
5月31日間:18人
6月30日間:15人
7月31日間:51人
8月31日間:51人
9月30日間:12人
10月31日間:10人
11月30日間:5人(112人中)
12月31日間:54人(全陽性701人中の確認中以外314人中=海外渡航者割合17.2%)
[2022年]
1月31日間:168人(全陽性194,719人中の確認中以外66,812人中=海外渡航者割合0.25%)
2月28日間:95人(全陽性416,405人中の調査中以外158,033人中=海外渡航者割合0.06%)
3月31日間:87人(全陽性256,857人中の確認済98,915人中=海外渡航者割合0.09%)
4月30日間:104人(全陽性188,112人中の確認済66,807人中=海外渡航者割合0.16%)
5月31日間:107人(全陽性101,755人中の確認済36,702人中=海外渡航者割合0.29%)
6月30日間:584人(全陽性58,614人中の確認済22,881人中=海外渡航者割合2.55%)
7月1日:31人(全陽性3,546人中の確認済1,326人中)
7月2日:18人(全陽性3,616人中の確認済1,158人中)
7月3日:22人(全陽性3,788人中の確認済1,388人中)
7月4日:17人(全陽性2,772人中の確認済 897人中)
7月5日:50人(全陽性5,302人中の確認済1,713人中)
7月6日:42人(全陽性8,341人中の確認済2,637人中)
7月7日:37人(全陽性8,529人中の確認済2,904人中)
7月8日:38人(全陽性8,777人中の確認済2,960人中)
7月9日:29人(全陽性9,716人中の確認済3,106人中)
7月10日:31人(全陽性9,482人中の確認済3,074人中)
上旬10日315人(全陽性63,869人中の確認済21,163人中=海外渡航者割合1.49%)
7月11日:15人(全陽性6,231人中の確認済1,956人中)
7月12日:19人(全陽性11,511人中の確認済3,158人中)
7月13日:38人(全陽性16,878人中の確認済4,954人中)
7月14日:28人(全陽性16,662人中の確認済4,708人中)
7月15日:33人(全陽性19,059人中の確認済5,419人中)
7月16日:16人(全陽性18,919人中の確認済5,290人中)
7月17日:13人(全陽性17,790人中の確認済5,141人中)
7月18日:11人(全陽性12,696人中の確認済3,398人中)
7月19日:10人(全陽性11,018人中の確認済2,772人中)
7月20日:22人(全陽性20,401人中の確認済5,815人中)
中旬10日205人(全陽性151,165人中の確認済42,611人中=海外渡航者割合0.48%)
7月21日:24人(全陽性31,878人中の確認済8,065人中)
7月22日:29人(全陽性34,995人中の確認済9,564人中)
7月23日:17人(全陽性32,698人中の確認済7,955人中)
7月24日:15人(全陽性28,112人中の確認済7,380人中)
7月25日:10人(全陽性22,387人中の確認済6,110人中)
7月26日:20人(全陽性31,593人中の確認済7,916人中)
7月27日:18人(全陽性29,036人中の確認済6,740人中)
7月28日:19人(全陽性40,406人中の確認済9,875人中)
7月29日:15人(全陽性36,814人中の確認済9,111人中)
7月30日:12人(全陽性33,466人中の確認済8,246人中)
7月31日: 6人(全陽性31,541人中の確認済7,711人中)
下旬11日161人(全陽性321,048人中の確認済80,608人中=海外渡航者割合0.20%)
→7月31日間:681人(全陽性536,082人中の確認済144,382人中=海外渡航者割合0.47%)
※注意:東京都の発表は、毎日だいたい陽性者の半数以上が「確認中」です。このため、実際には海外渡航者が出ている人数の倍程度いる可能性があります。(だいたい毎日発表では、濃厚接触で陽性になった人ばかりしか捉えられておらず、新規感染者はほぼ確認中状況です。)
※注意:東京都の発表は、入国者の濃厚接触による陽性は海外渡航者には分類されません。このため、実際には海外渡航者関係の陽性が出ている人数より多くいる可能性があります。