◇感染症危険情報 96か国で引き下げ実施、レベル3の国・地域なくなる
外務省は24日、感染症危険情報レベルを大幅に引き下げました。今回の変更により、感染症危険情報レベルがレベル3(渡航は止めてください。(渡航中止勧告))以上の国がやっとなくなりました。
レベルが変更されたのは、レベル3(渡航は止めてください。(渡航中止勧告))またはレベル2(不要不急の渡航はやめてください。)だった96か国・地域。レベル2(不要不急の渡航はやめてください。)やレベル1(十分注意してください。)へ引き下げられました。
引き下げが行われたのは、96か国・地域です。
レベル2(不要不急の渡航はやめてください。)に引き下げられたのが、ジャマイカ、セントビンセント及びグレナディーン諸島、セントルシア、ハイチ、キルギス、ブルガリア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、モルドバ、アフガニスタン、イラク、アルジェリア、アンゴラ、エスワティニ、エチオピア、ガーナ、ガボン、カメルーン、ガンビア、ギニア、ギニアビサウ、ケニア、コートジボワール、コンゴ共和国、コンゴ民主共和国、ザンビア、シエラレオネ、ジブチ、ジンバブエ、スーダン、赤道ギニア、セネガル、ソマリア、中央アフリカ、ナイジェリア、ナミビア、マダガスカル、マラウイ、南スーダン、モーリタニア、リビア、リベリアの41か国・地域。
レベル1(十分注意してください。)に引き下げられたのが、インドネシア、パキスタン、東ティモール、フィリピン、ミャンマー、キリバス、ソロモン諸島、ツバル、バヌアツ、パプアニューギニア、アンティグア・バーブーダ、ガイアナ、グレナダ、スリナム、ドミニカ国、ドミニカ共和国、トリニダード・トバゴ、バハマ、ベネズエラ、ホンジュラス、アゼルバイジャン、アルメニア、ウクライナ、ウズベキスタン、タジキスタン、チェコ、トルクメニスタン、バチカン、ポーランド、ポルトガル、ロシア、イエメン、オマーン、シリア、ヨルダン、ウガンダ、エジプト、エリトリア、カーボベルデ、コモロ、サントメ・プリンシペ、タンザニア、チャド、トーゴ、ニジェール、ブルキナファソ、ブルンジ、ベナン、ボツワナ、西サハラ、マリ、南アフリカ、モロッコ、ルワンダ、レソトの55か国・地域です。
レベル2以上の場合は、不要不急の渡航は自粛が求められていましたが、レベル1になった各国はその自粛が解かれることになります。
レベル1に引き下げられた55か国・地域は、これまでは、注意してるのに勝手に海外に行ったのは渡航者自身なんだから、帰ってくるときの水際対策に文句言うんじゃねえという立場が取れたわけですが、これからはそうもいかなくなります。
今回の解除では、空港検疫での陽性事例も多いパキスタンなどもレベルが引き下げられています。小康状態だったのになかなかレベルの下がらなかったアフリカ諸国もだいぶレベルが下がりました。ただ、未だに、レベル指定の基準が曖昧な状況で、本当に水際対策が機能するのか不安が残る緩和となっています。
※上記内容は参考程度に確認いただき、変更内容等は必ず公式発表を確認ください。
■各国に対する新型コロナウイルスにかかる感染症危険情報の発出(レベルの引下げ及び維持)(外務省公式サイト)
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pchazardspecificinfo_2022T072.html#ad-image-0
2022年08月25日
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