■東京国際空港(羽田空港) 空飛ぶクルマイベント開催へ
東京都は26日、9月22日〜25日に東京国際空港(羽田空港)で未来のエアモビリティ体験フェスを開催すると発表しました。
イベントは、羽田空港第1ターミナル2階マーケットプレイスと第2ターミナル5階FLIGHT DECK TOKYOで行われます。
東京都が臨海部で進めている東京ベイeSGプロジェクトの一環として実施されます。
日本航空とANAホールディングスも協力しており、体験型コンテンツとして、VRシミュレーターと空飛ぶクルマ実機展示、展示型コンテンツとして模型やパネル展示を実施。宇宙航空研究開発機構(JAXA)の後援で小学生向けワークショップなども行うとしています。
空飛ぶクルマを巡っては、数年内の商用化を目指し、機体開発や法整備などが急ピッチで進められています。
都市部の飛行は、墜落事故時の影響が大きいことから、航路はまず河川上・海上などに設置することが検討されており、日本で初めて空飛ぶクルマの実用化を目指している大阪万博も、まずは会場と、関西空港や神戸を結ぶ海上ルートが想定されています。
羽田空港は、東京港の中でも東海道筋(神奈川県側)からの入口部である上に、多摩地区とも繋がる多摩川河口という、空飛ぶクルマの発着場としては好立地の場所になっています。
東京ベイeSGプロジェクトでは、空飛ぶクルマによる羽田空港アクセスは掲げられていないものの、対象地域内での空飛ぶクルマの活用や、羽田空港アクセスの強化は、2050年以降までのすべての年次を通じて実施するとされており、羽田空港と空飛ぶクルマの親和性が注目されます。
■未来のエアモビリティ体験フェスの開催について(東京都公式サイト)
https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2022/08/26/13.html
2022年08月27日
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