◆◆◆◆戦慄!!危険!!◆◆◆◆
検疫すり抜け8月も陽性多数
東京都だけでも少なくとも407人も陽性者
東京都だけでも少なくとも入国者の0.066%
異常な急激悪化で毎日海外渡航者を確認
入口の空港が日本へのウイルス攻撃の拠点に
検疫すり抜け8月も陽性多数
東京都だけでも少なくとも407人も陽性者
東京都だけでも少なくとも入国者の0.066%
異常な急激悪化で毎日海外渡航者を確認
入口の空港が日本へのウイルス攻撃の拠点に
新型コロナウイルス密輸を空港検疫で捕捉できず、日本国内で新型コロナウイルス感染症(COVID-19)を発症する事例が各地で多発しています。東京都では8月は少なくとも407人確認され、入国者の0.066%は都内居住のすり抜け陽性者となっています。
■31日間で407人・すり抜け率0.066%
東京都 海外渡航者陽性 最低でも407人
空港検疫すり抜け率 最低でも0.066%
東京都は海外渡航歴有(いわゆる空港検疫すり抜け者)の陽性確認事例を、毎日発表の中で、人数だけ公表しています。
8月は31日間で「”少なくとも”」407人も確認されました。
前月と比べて−274人で減少はしたものの、多い状態が続いています。
異常に異常に異常に異常に多くのすり抜けがいました。
※「”少なくとも”」としたのは、東京都の発表人数のうち、毎日の発表では、ほぼ陽性者の濃厚接触者として検査した分程度しか、内容が把握できていないためです。東京都の発表は、毎日だいたい陽性者の半数以上が「確認中」です。このため、実際には海外渡航者が出ている人数の倍程度いる可能性があります。
8月の入国者数は2万人/日が上限でしたので、最多でも62万人程度と推定されます。入国月と東京都での確認月は完全一致はしませんが、この数値を用いると、東京都で陽性確認されたすり抜け患者は、空港検疫を受けた検体数の0.066%を占めていることになります。
前月と比較すると、-0.04Pで減少はしたものの、多い状態が続いています。
強制隔離対象国が激減しており、すり抜け危機となっていますが、悪化が続いています。
今月は特に下旬が悪かった印象です。海外で遊んできた人が帰国したあとに発症している感じでしょうか。
東京都の陽性者は減少傾向に転じたのに、海外渡航者の陽性者は増加傾向とは、気になるデータが出てしまいました。
(オミクロン株以降が主流のため、感染→発症→検査→発覚までは14日より短く、7日程度と考えられます。)
■8月も多い状態続き、東京都民のリスクは悪いまま
「入国者が増えているから陽性者が多くなるのは当たり前だ!」という意見もあるとは思います。
しかし、東京都の人口は大きな変動がありませんので、比較をするときに空港検疫を基にしたすり抜け率を用いるのはほぼ無意味です。すり抜けについては、人数が減らないとリスク軽減には一切ならないからです。
例えば、10,000,000人入国で100人すり抜ける場合(=すり抜け率0.001%)と、1,000人入国で100人すり抜ける場合(=すり抜け率10%)で考えると、一見、前者の方が1万倍安全なように見えます。しかし、東京都の人口は1300万人ほどでほとんど変化がありませんので、前者でも後者でも結局東京都のリスクは同じです。
つまり、空港検疫でどんなに陽性人数や罹患率が改善しても、すり抜け「”人数”」が減らないと、国内まん延は防げないということになります。
8月は7月よりも海外渡航者の陽性者数は減ったものの、多い状態には変わりはなく、東京都のリスクは高いままです。
水際対策がいかに大切かが良く分かります。
さらに、「東京と全体の感染者数が増加しており、検査数が増えたのだから入国者のすり抜け者が(それに沿って)増えるのも当たり前だ!」という意見の方もいるでしょう。
しかし、「状況を確認できた陽性者数」に占める「海外渡航者」の割合を見ると、
5月は0.29%だったものが、
6月上旬1.01%、6月中旬2.94%、6月下旬3.60%、
7月上旬1.49%、7月中旬0.48%、7月下旬0.20%、
8月は上旬0.18%、8月中旬0.21%、8月下旬0.33%。
感染者が急増して薄まったことで下がっていた割合が、再びじりじり上がり始めています。
8月の入国者数は、最多でも2万人/日です。そのうち東京都居住者がどのくらいいるかの正確なデータは公表されていませんが、空港検疫での陽性者数の都道府県別割合だと、だいたい6割を占めていますので、1.2万人/日いると考えられます。
この数値を用いると、単純計算で罹患率は、
「元から東京都にいる都民」=0.174%(758,711人/(14,036,936人×31日))、
「海外渡航者」=0.109%(407人/(12,000人×31日))
となります。
やっと海外渡航者の方が安全な人たちになりました。
単純比較では、海外渡航者の方が安全な印象です。
しかし、759,118人中のうち77%に当たる582,650人は詳細未確認なので、海外渡航者が出ている数字の三倍いる可能性があり、実態は海外渡航者の方が危険である可能性があります。
こうやってみると、結局「72時間前までに陰性証明した、かなり有利な人たちだから安全」というのは幻想に過ぎないことが分かります。どんなに有利な側に振っても危険なのですから、異常に危険としか言えません。
よく「東京都内にも感染者はいるのだから、入国者を検査したり、隔離したりしてもほとんど意味がない。」という意見の方がいらっしゃいますが、そうでないことがよく分かります。
リスクの低い人たちにマスク着用や手指消毒と言った基本的な感染対策をほぼ強制に近い形で呼びかけながら、リスクの高い人たちは野放しという謎の感染対策が続いています。
■二次感染は不明なので要注意
東京都の場合、公表されているのは海外渡航歴有の人数だけ。しかも、毎日だいたい陽性者の半数以上は「確認中」ですので、実際には海外渡航者が出ている人数の倍程度いる可能性はあります。
※単純計算で、詳細未確認者の中に同割合で入国者が含まれているのだとすると、8月東京都には入国者ですり抜け者が1,754人はいたことになります。
その後追っかけ発表は一切なく、人種や渡航目的、隔離中の外出状況などは当然のように非公表ですが、個人特定に関係ない項目も含め、何も詳細は公表されません。
このため、407人を起因とする濃厚接触二次感染がどれだけあったのかは全く分かりません。
入国者起因の感染者は407人を超えて相当数がいるものと推定されます。要注意ですね。
それにしても日本の水際対策は、「すり抜けは非常に珍しい事例だ」という考えがあるのか、外国人の新規入国を拒否するだけで、地位協定該当者や日本国籍者に対して全然強制隔離を強化する様子はなく、結局3月以降は隔離期間が大幅緩和。ついに6月1日からほぼ解禁状態になってしまいました。
報道機関もほとんど取り上げていませんが、正直、オミクロン株の国内での超拡大は、水際対策の特に隔離・他人との接触回避の面が機能していなかったことによるところが大きいことが、非常に明白になってしまいました。
結果を見れば一目瞭然
入国者は「”絶対に”」隔離しないとダメなんです
入国者は「”絶対に”」隔離しないとダメなんです
空港検疫でのすり抜けは必ず発生します。
入国者が家族と接触しなけりゃ、家族に感染は拡がりません。
入国者が友人と接触しなけりゃ、友人に感染は拡がりません。
入国者が他人と接触しなけりゃ、他人に感染は拡がりません。
家族が入国者と接触しなけりゃ、家族に感染は拡がりません。
友人が入国者と接触しなけりゃ、友人に感染は拡がりません。
他人が入国者と接触しなけりゃ、他人に感染は拡がりません。
入国者が国内で接触しなけりゃ、国内に感染は拡がりません。
入国時検査の陽性・陰性は関係ありません。
入国時に検査するかしないかは関係ありません。
超人能力を持った選手かVIPか下々の者かは関係ありません。
変異株かどうかも関係ありません。
ワクチンを打ったか打たなかったかは関係ありません。
哺乳綱サル目ヒト科ヒト属ヒトなら入国者の属性には全く関係ありません。
(もしかしたら馬鹿なイエローモンキーは違う?馬鹿は風邪ひかないもんね)
入国者は油断して国内にウイルスを密輸している場合ではないです。
国内居住者は油断して自らウイルスをもらいに行っている場合ではないです。
受入者は油断して受け取ったウイルスを国内にばらまいている場合ではないです。
油断して入国後少なくとも7日以内に他人と接触しウイルスを授受している場合ではないです。
入国者が家族と接触しなけりゃ、家族に感染は拡がりません。
入国者が友人と接触しなけりゃ、友人に感染は拡がりません。
入国者が他人と接触しなけりゃ、他人に感染は拡がりません。
家族が入国者と接触しなけりゃ、家族に感染は拡がりません。
友人が入国者と接触しなけりゃ、友人に感染は拡がりません。
他人が入国者と接触しなけりゃ、他人に感染は拡がりません。
入国者が国内で接触しなけりゃ、国内に感染は拡がりません。
入国時検査の陽性・陰性は関係ありません。
入国時に検査するかしないかは関係ありません。
超人能力を持った選手かVIPか下々の者かは関係ありません。
変異株かどうかも関係ありません。
ワクチンを打ったか打たなかったかは関係ありません。
哺乳綱サル目ヒト科ヒト属ヒトなら入国者の属性には全く関係ありません。
(もしかしたら馬鹿なイエローモンキーは違う?馬鹿は風邪ひかないもんね)
入国者は油断して国内にウイルスを密輸している場合ではないです。
国内居住者は油断して自らウイルスをもらいに行っている場合ではないです。
受入者は油断して受け取ったウイルスを国内にばらまいている場合ではないです。
油断して入国後少なくとも7日以内に他人と接触しウイルスを授受している場合ではないです。
■東京都で確認されている海外渡航歴有事例(2021年以降発表分)
[2021年]
1月31日間:27人
2月28日間:7人※2/28分の発表は公表無し
3月31日間:12人
4月30日間:22人
5月31日間:18人
6月30日間:15人
7月31日間:51人
8月31日間:51人
9月30日間:12人
10月31日間:10人
11月30日間:5人(112人中)
12月31日間:54人(全陽性701人中の確認中以外314人中=海外渡航者割合17.2%)
[2022年]
1月31日間:168人(全陽性194,719人中の確認中以外66,812人中=海外渡航者割合0.25%)
2月28日間:95人(全陽性416,405人中の調査中以外158,033人中=海外渡航者割合0.06%)
3月31日間:87人(全陽性256,857人中の確認済98,915人中=海外渡航者割合0.09%)
4月30日間:104人(全陽性188,112人中の確認済66,807人中=海外渡航者割合0.16%)
5月31日間:107人(全陽性101,755人中の確認済36,702人中=海外渡航者割合0.29%)
6月30日間:584人(全陽性58,614人中の確認済22,881人中=海外渡航者割合2.55%)
→7月31日間:681人(全陽性536,082人中の確認済144,382人中=海外渡航者割合0.47%)
(左から発表日、陽性者合計、詳細確認済人数、海外渡航者数、調査中人数)
8月1日 21,958 5,290 6 16,668
8月2日 30,842 7,402 16 23,440
8月3日 38,940 9,631 22 29,309
8月4日 35,339 8,563 13 26,776
8月5日 37,767 8,368 16 29,399
8月6日 30,970 7,662 16 23,308
8月7日 26,313 6,712 8 19,601
8月8日 17,884 4,488 6 13,396
8月9日 29,115 7,226 12 21,889
8月10日 34,243 8,501 21 25,742
上旬 303,371 73,843 136 229,528 0.18%
上旬10日136人(全陽性303,371人中の確認済73,843人中=海外渡航者割合0.18%)
8月11日 31,247 7,835 10 23,412
8月12日 20,401 4,509 12 15,892
8月13日 23,773 6,140 7 17,633
8月14日 22,740 5,053 12 17,687
8月15日 23,135 4,852 11 18,283
8月16日 23,511 5,186 6 18,325
8月17日 29,416 5,924 12 23,492
8月18日 27,453 6,143 20 21,310
8月19日 27,676 5,761 14 21,915
8月20日 25,277 5,491 16 19,786
中旬 254,629 56,894 120 197,735 0.21%
中旬10日120人(全陽性254,629人中の確認済56,894人中=海外渡航者割合0.21%)
8月21日 24,780 5,555 13 19,225
8月22日 15,085 3,124 3 11,961
8月23日 21,770 4,794 9 16,976
8月24日 25,444 5,391 18 20,053
8月25日 23,129 4,850 20 18,279
8月26日 18,423 4,458 16 13,965
8月27日 17,126 4,105 21 13,021
8月28日 15,834 3,811 17 12,023
8月29日 9,880 2,040 8 7,840
8月30日 14,219 3,515 5 10,704
8月31日 15,428 4,088 21 11,340
下旬 201,118 45,731 151 155,387 0.33%
下旬11日151人(全陽性201,118人中の確認済45,731人中=海外渡航者割合0.33%)
→8月31日間:407人(全陽性759,118人中の確認済176,468人中=海外渡航者割合0.23%)
※注意:東京都の発表は、毎日だいたい陽性者の半数以上が「確認中」です。このため、実際には海外渡航者が出ている人数の倍程度いる可能性があります。(だいたい毎日発表では、濃厚接触で陽性になった人ばかりしか捉えられておらず、新規感染者はほぼ確認中状況です。)
※注意:東京都の発表は、入国者の濃厚接触による陽性は海外渡航者には分類されません。このため、実際には海外渡航者関係の陽性が発表されている人数より著しく多くいる可能性があります。