■広島空港 1月4日から国際線再開へ 2年9か月ぶり
台湾のチャイナエアライン(CAL)は14日、広島-台北(桃園)線を1月4日に再開すると発表しました。広島発着の国際線は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)パンデミックの影響で、2020年3月29日に長期欠航となって以降、実に2年9か月ぶりになります。
CALが再開するのは広島-台北(桃園)線で、1月4日から週4往復するとしています。
広島発着の国際線定期便は、COVID-19パンデミックの影響で、2020年3月29日以降長期欠航が続いています。定期便は実に2年9か月ぶりの運航となります。
国内では既に6空港で国際線が再開しており、今月に那覇発着、11月に高松発着の国際線が再開されることが決まっています。このまま再開が行われれば、国内9空港目の国際線再開となります。
COVID-19パンデミック前の地方空港に就航する国際線は、中国や韓国からの就航が多く、広島も例外ではありませんでしたが、2020年3月以降、なぜか中国と韓国のみは到着空港を成田国際(成田)と関西国際(関空)に強制限定されました(2020年冬以降は、原則成田・関空とし、許可取れれば他空港も就航可能にする運用に変更)。このため、中国や韓国よりも現地感染者・感染率の悪い国の到着空港制限が全く行われずに他空港で次々国際線が再開する中、広島をはじめとする地方空港は取り残された状態になっていました。
国際線を巡っては、10月11日に各空港の就航制限を順次緩和することになっており、3か月遅れとなるものの、再開が実現します。
それにしても、日本国内の経済対策優先で就航再開を急いだにもかかわらず、福岡などに続いて、また、本邦社ではなく、日本経済にはあまり寄与しない外国社による就航から再開ですね。(元々広島発着国際線を就航する本邦社はありませんけど、、、)
■広島〜台北線 2023 年 1 月より運航再開 〜広島空港の国際線が約2年9か月ぶりに運航再開します〜(広島国際空港公式サイト)
https://www.hiap.co.jp/h/hi/hiap/img/pdf/20221014.pdf
2022年10月15日
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