■新潟空港 1月17日から国際線再開へ 2年10か月ぶり
新潟県は7日、台湾のTigerair Taiwan(TTW)が新潟-台北(桃園)線を来年1月17日に就航すると発表しました。新潟発着の国際線は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)パンデミックの影響で、2020年3月8日に長期欠航となって以降、実に2年10か月ぶりになります。
TTWが就航するのは新潟-台北(桃園)線で、来年1月17日から週2往復するとしています。
新潟発着の国際線定期便は、COVID-19パンデミックの影響で、2020年3月8日以降長期欠航が続いています。定期便は実に2年10か月ぶりの運航となります。
国内では既に8空港で国際線が再開しており、1月4日に広島発着、1月18日に仙台発着の国際線が再開されることが決まっています。このまま再開が行われれば、国内10空港目の国際線再開となります。
主要空港と言える新千歳、成田国際、東京国際、中部国際、関西国際、福岡、那覇を除くと、民間委託していない空港としては、再開予定が確定している空港も含めて初めての国際線再開となります。また、新規就航での国際線再開も初めてのケースになります。
COVID-19パンデミック前の地方空港に就航する国際線は、中国や韓国からの就航が多く、新潟も例外ではありませんでしたが、2020年3月以降、なぜか中国と韓国のみは到着空港を成田国際(成田)と関西国際(関空)に強制限定されました(2020年冬以降は、原則成田・関空とし、許可取れれば他空港も就航可能にする運用に変更)。このため、中国や韓国よりも現地感染者・感染率の悪い国の到着空港制限が全く行われずに他空港で次々国際線が再開する中、新潟をはじめとする地方空港は取り残された状態になっていました。
国際線を巡っては、10月11日に各空港の就航制限をほぼ緩和しており、そこから3か月遅れとなるものの、やっと再開が実現します。
それにしても、6月に国際線再開が高らかに宣言されてから、実際の再開まで半年もかかってしまいました。そして、日本国内の経済対策優先で就航再開を急いだにもかかわらず、福岡などに続いて、また、本邦社ではなく、日本経済にはあまり寄与しない外国社による就航から再開ですね。なぜ半年も前に、明日にでも再開のようなガセネタが大本営発表されたのか謎な感じですね、、、。
■タイガーエア台湾による新潟−台北線の運航が開始されます(新潟県公式サイト)
https://www.pref.niigata.lg.jp/sec/kuko/tigerair0117.html
2022年12月07日
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