◆新年特集 2023年に訪れたい空港はここだ!
毎年恒例!今年も新年から特集スタート!
日本全国に空港は100近くも整備されています。その中から、今年注目されそうな空港を取り上げます。
1.鳥取空港(鳥取砂丘コナン空港)/鳥取県 中国地方
卯年に注目!
卯年の空港と言えば、因幡の白兎(白兎物語)で有名な鳥取です。
鳥取空港は世界ジオパークの一部に当たる湖山砂丘を活用して整備されていますが、この砂丘の西端は、白兎海岸という兎の名所。実は卯と繋がりの深い空港です。
古事記にも出てくる白兎物語は、隣国出雲にも劣らないご縁に関する物語。卯年は正月からご縁を感じる鳥取を訪ねてみませんか。秋になったら月夜におはぎも楽しめますよ。
鳥取は島根の右側です。空港から、
2.庄内空港(おいしい庄内空港)/山形県 東北地方
さあ、まめうさの年がやってきた!
同じく卯年に注目なのが庄内空港です。
庄内空港ビルのマスコットキャラクターはうさぎ。これ以上卯年に相応しい空港は他にないでしょう。
まめうさは、庄内地方の名所である月山に住むうさぎとされるキャラクターです。月山は卯年が御縁年。庄内地方では、兎は月山神のお使いで月の精とされている尊い存在です。庄内は兎と
卯年は、庄内へ生まれ変わりの旅に跳ねてけば、一
3.新石垣空港(南ぬ島石垣空港)/沖縄県 沖縄地方
2023年、開港10周年の記念周年を迎えるのが新石垣です。
実は、石垣は、旧空港も開港80周年という記念年。10年経って跡地の利用が進んでおり、それを訪れてみるのも一興です。
空港自体は、昨年ターミナルの増築が完了。施設の大きな変化を体感できます。
さらに、路線をめぐっても注目の空港で、昨年多良間、波照間の両路線の再開が二度も延期になっています。今年は再開して盛り上がれるのか、注目されます。
石垣行くなら、まさに
4.佐賀空港(九州佐賀国際空港)/佐賀県 九州地方
今年開港から四半世紀を迎えるのが佐賀空港(九州佐賀国際空港)です。
コロナ禍にリニューアルを進めており、ここ二年で館内が大きく変化。2021年に搭乗待合室や店舗を改修したほか、昨年にはSPACE PARKもオープンしています。
そんな積極的な動きの中でメモリアルイヤーを迎えましたが、新型コロナウイルス感染症パンデミックの影響で、国際線が全便欠航しているうえ、国内線も成田国際線は週一運航と、未だに影響が色濃く残ってしまっています。
隣県が競合の新幹線に、舞い上がれ!と盛り上がる中、佐賀は一部地域を除いて蚊帳の外。こんなときこそ、
5.富山空港(富山きときと空港)/富山県 中部地方
記念周年なら、今年、富山空港が開港60周年の還暦を迎えます。国際線ターミナルも開館30周年のダブル記念年です。
富山は、新幹線競合で東京国際線が3往復まで減っており、その対抗もあってか、きときとな話題を次々提供しています。昨年は、皆が楽しめるストリートピアノを導入した一方で、個人個人で利用するビジネスブースも設置して静かな環境も整備。今冬からは富山空港まちなかフリーチケットを新たに発売開始し、お得感も打ち出しています。
そして、富山は雄大な山並みと撮影できることから、スポッターにも有名な空港。昨年「“とやまで飛行機” 撮影ガイドマップ」を発行したほか、オリジナルグッズの販売も始まり、ファンの呼び込みも熱心です。
今年はぜひ、きときとな富山へ来て来て。きっと輝度高めのドキドキを味わえますよ。
6.松山空港/愛媛県 四国地方
第二次世界大戦中に海軍基地として開場してから80周年を迎えるのが松山です。
歴史の長い空港ながら、今の松山空港は、新しい取り組みが注目を集めています。昨年、タクシー配車アプリ乗場を新設したほか、アクセスバスのデジタルチケット化や航空会社とシステム連携するなど、アクセスに個別に対応するMaaSの取り組みが強化されています。
今年は愛媛県も誕生150周年のメモリアルイヤー。全国唯一の神名由来の有難い県へ記念に行ってみませんか。
MaaSで手軽に愛媛へ行けば、いよいよ、いい予感がポンと出てきそうな気がしま〜すよね。
7.熊本空港(阿蘇くまもと空港)/熊本県 九州地方
熊本では今年3月、民間委託後から工事が進められてきた新ターミナルがオープンします。
運営が民間に委託された空港で、全く新しいターミナルを使って運営するのは熊本が初めてとなります。一年も前からオープン日を告知するなどPRにも余念がありません。
熊本は乗り継ぎ客はほとんどいませんが、新ターミナルは、店舗の多くを保安検査後エリアに設けるなど、新しい取り組みも行われます。
民間委託で、
8.八丈島空港/東京都 関東地方
路線や機材で注目なのは八丈島空港でしょうか。
八丈島を拠点としている、日本唯一のヘリコプター定期路線東京愛らんどシャトルが今年、就航から30周年を迎えます。昨年末には新機材の運用も開始され、注目されています。
八丈島は伊豆諸島の南方にあり、東京からは船だと10時間以上。飛行機が非常に身近な交通手段の島です。
八丈島空港では、マラソン大会や夕日鑑賞、ナイトツアーなど、滑走路に入れるイベントを多数開催するなど、より身近に空港を感じられる場所になっています。東京2020オリンピック・パラリンピックでは、駐車場で聖火リレーの出発式が行われたのも記憶に新しいですね。
ちなみに滑走路の幅は45mで、だいたい八丈の2倍ほどなのも身近に感じる一つでしょうか。
2023年は、地元にとっては非常に身近な空港へ、
9.大分空港(SPACEPORT OITA)/大分県 九州地方
空港から進化することで注目されそうなのは大分。2022年から延期された宇宙港デビュー予定です。
また、新たに
さらに、実現は来年になるかもしれませんが、水陸両用の旅客船ホーバークラフトの再会もまもなく。大分県央への小型機運航と合わせ、陸海空+宙の日本初の統合港が誕生です!
そして、
今年は大分で
10.今年こそ行こうよ、全国すべての空港へ!
どこの空港も注目点はいっぱい。上記9空港以外にも日本には多くの空港があります。2023年は、使ったことのない空港にも行ってみませんか。
さあ、今年は話題沸騰の全国の空港へ!
今年も日本空港情報館ブログをお楽しみください〜
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