2023年01月03日

◆2023年飛びたい路線

◆新年特集 2023年に飛びたい路線はこれだ!


全国に100近くもある空港。そんな空港間を発着する、今年話題になりそうな国内線路線を取り上げます。
日本には多くの路線があります。兎のようにピョンピョン跳び回ってみませんか。


1.  TAL  大島-三宅島線 既存  関東地方  
今年就航30周年のメモリアルイヤーを迎える東京愛らんどシャトルの一路線です。
昨年12月に新機材のレオナルド式AW139型機が運航開始。窓の大きい機材で、より景色を楽しみながら飛べるようになりました。
島から島へピョンピョン飛び回るヘリコプター路線は、日本唯一のヘリコプターによる定期便で、卯年に注目したい存在です。
大島-三宅島線は、東京愛らんどシャトルの中で唯一となる空港どうしを結ぶ路線です。
伊豆大島BIG アイislandには月と砂漠ラインが存在。三宅島では、月面に見立てた実証実験が進行中で、二島とも卯年ならではの、月の疑似体験も楽しめます。
月の風景を造ったのは、未だ活動を続ける火山があるから。まだ遠出に抵抗があるなら、まずは近場で東京へ。伊豆諸島ならではの火山島を結ぶ路線でBIGに熱く盛り上がりませんか。大きな窓BIG アイeyeのヘリで向かえば、いつ伊豆でも熱い景色を見分けMIyAKEられますよ。

2.  NJA  鹿児島-諏訪之瀬島場外線 新設(昨年10月)  九州地方  
就航するする詐欺やコロナ減便が未だに続く中、一気に就航を迎えた新路線です。
昨年定期的運航する乗合便の新規就航が実現した飛行場は、なんと国内で唯一諏訪之瀬島場外だけ。就航先が空港ではなく、定期便でもないためか、まだ就航もしていない航空会社や大手なら小ネタでも数多く取り上げられているなかで、ネットはおろか航空専門誌すら取り上げるのはごく少数という悔しい路線です。全く盛り上がっていませんが、宣伝上手な青とか桃とか赤とか橙とか朱とかを無視してでも、日本一取り上げるべき路線です。
さあお客さんの上乗せsUWANOSEへ。皆で取り上げて、空の上へ乗せてって。(コロナ禍+火山噴火でなかなか行けませんので、専門誌の皆様、搭乗レポートお待ちしています〜〜!!)

3.  FDA  新潟-神戸線 新設(昨年3月)  中部地方    近畿地方  
コロナ禍でも路線拡大が続く神戸から、またまた新たな路線の誕生です。
口だけ大手と異なり、毎年のように新路線を開拓し、コツコツ拡大を続けるフジドリームエアラインズが新たに神戸と新潟を結びました。
神戸はついに国際化解禁に向けた動きがスタート。一方の新潟は新規航空会社のトキエア就航で盛り上がっています。新潟-神戸線には、トキエアも参入を表明しており、競合するかも注目です。
今年は、近畿からひょいっと上越へ、金銀探しに空の上から越えてみてはいかがでしょうか。

4.  ADO  新千歳-福岡線 新設(昨年7月)  北海道地方    九州地方  
AIRDO(ADO)が福岡で九州初上陸です。本州を飛び越えて、離れている本土二島が一気に結ばれました。
ADOは昨年10月にソラシドエアと共同持株会社を始動。新千歳-福岡線は、北海道の翼と九州の翼がくっついた、その象徴的な路線になっています。
路線自体は、複数の航空会社が運航する競合路線。会社がくっついた効果を発揮して、頭一つ抜け出す存在になるのか注目です。
ちと競ちとせってる路線でも、定着に向けた種蒔きsolaseedで、福を重ふくおかねよう。コロナの窮状あっても、ドレミファイターがソフトに争う新路線にコンドは高価値を期待です。

5.  ANA  成田国際-中部国際線 既存  関東地方    中部地方  
欠航欠航また欠航。新型コロナウイルス感染症パンデミックのせいで、長く欠航が続いていた路線がやっと復活しました。
成田国際(成田)-中部国際線は、短距離の国際線フィーダー路線として知られる存在ですが、ANAは欠航がずーーーっと続いていました。
入国規制の緩和を受けて、昨年10月に運航が再開。長期欠航したまま、静かに運休してしまった成田路線が複数ある中、なんとか再開にこぎつけた路線です。
いよいよ、ポストコロナへの動きが本格化しています。全日欠便が終わっても、全日空ANA席じゃ困ります。みんなで乗って全日満席でいきましょう。

6.  JAL  奄美→与論→那覇→奄美線 新規(昨年7月)  九州地方  
2023年は奄美群島復帰70周年。そんな記念年に先立ち、珍しい三角運航が新たに始まりました。奄美〜与論〜那覇の離島三島を結ぶ路線が、7月から奄美→与論→那覇→奄美とまわるルートに変更されました。
これを契機に、奄美←那覇線は、琉球エアーコミューター(RAC)からJAL(日本エアコミューター(JAC)運航)へ運航会社が変更。与論→那覇線はJACとRACの便が混在する珍しい状態になっています。
奄美群島の路線は10月から系列を越えたコードシェアも始まり、ANAの予約で行けるようになって注目されています。
奄美はクロウサギも有名な島。卯年は奄美の島々をホップステップ飛び跳ねながら訪ねてみませんか。

7.  ORC  長崎-福江線 既存  九州地方  
同じく離島路線維持のために、系列を越えたコードシェアが始まった長崎の離島路線。こちらはJALの予約で行けるようになりました。
注目路線はやはり、NHKの連続テレビ小説舞い上がれ!の舞台となった五島列島の路線。長崎から福江まではオリエンタルエアブリッジが繋いでいます。
今回のテレビ小説は、航空業界に関する内容だけに、今年の注目路線としては、空港マニヤ的に絶対に外せない路線です。
福江空港(五島つばき空港)では、普段空港周辺では出来ないバラモン凧揚げ大会も行われたほどで、バラモン凧の元祖売場もあります。
今年は、コードシェアで行きやすくなった五島へGOTO。空からひとっ飛び、バラモン凧を空へひとっ飛ばし、空の架け橋エアブリッジを体感してみては。

8.  DAK  那覇-粟国線 既存  沖縄地方  
運航が少し不安定になりつつあるのが第一航空の粟国路線です。
この路線は定期便でないため、約2か月ごとに定期点検期間が必要です。しかし、この定期点検欠航に加え、2機ある機材の1機の不具合と訓練が重なり、昨年末に長期欠航が発生しました。
離島の航空は、運航が不安定になると撤退されることもしばしば。この路線の場合、機材を沖縄県の税金で購入しているのでまだ安心ですが、運営都合でなかなか運航が定着しない事態に不安がよぎります。ぜひ運航している間に乗っておきたい路線です。
離島の移動が苦にgAGUNIならないように、なんとか路線を支えていきたいですね。

9.  APJ  釧路-成田国際線 既存  北海道地方    関東地方  
同じく運航が不安定なのが、Peach Aviation(APJ)の成田発着路線。こちらは、ダイヤ設定の段階で、ざっくり長期運休する路線が目立っています。
APJは、昨年、コロナ禍でも国内線を路線拡大して、かなりもてはやされました。しかし、新規就航はANAからの付け替え路線が多かった上、結局、選択と集中を進めた結果、地方路線は曜日運休や期間運休がかなり多くなっています。
その中でも釧路-成田線は年末年始にわずかに運航されるだけで冬期期間中は運休が続きます。LCCは客がいなけりゃ速撤退が基本。既に運休となった路線もあり、運航している間に乗っておきたい路線の一つになっています。
路線維持は決して甘くない桃のようにLCC。乗るなら早くしろクシロといったところでしょうか。

10.いっぱい乗ろうよ、すべての路線へ!
日本全国、どの路線も注目点はいっぱいです。上記9路線以外にも日本には多くの航空路線があります。
三年飛行機で飛べなかった人も、乗れなかった分、今年はいっぱい国内線を使ってみませんか。
さあ、今年こそ、ニッポンの空へ!


まだ公式発表されていないものもありますが、就航や撤退が噂されている注目路線もあります。3月末から始まる今夏ダイヤは、1月中旬に発表されるものがほとんどなので、年明けのニュースは要チェックです。

■就航や撤退が噂されている主な路線
・新石垣-波照間線(第一航空/DAK)
昨年4月の就航予定が、直前に着陸時の滑走路逸脱を起こし延期。12月に延びましたが、今度は機材不具合と乗員訓練が重なり再延期に。いつまで経っても就航が実現しない夢路線です。今年こそ就航が実現するのか注目です。
・札幌-新潟線(トキエア)
少し就航が遅れて今年前半予定になっているトキエア。まずは札幌線が就航することが決まっています。三年越しで延び延びになっている初就航日がいつ決まるのか、今年一番気になる路線です。
・女満別-新千歳線・釧路-新千歳線(Peach Aviation/APJ)
新千歳拠点化を華々しく声高に宣言してから、全然新路線が設定されていないのがAPJの新千歳発着北海道路線です。女満別や釧路から東京、大阪への就航は完了しており、拠点の新千歳からの就航先候補とみられます。
何年経っても新千歳拠点の路線が開設されないまま。今年こそ、道内新路線を開設するのか注目されています。

今年も日本空港情報館ブログをお楽しみください〜。


2023年、情報交通ホットラインは開設から四半世紀へ

posted by johokotu at 00:00| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ◆その他の話題 | 更新情報をチェックする
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