□新型コロナウイルス感染症の航空への影響 1月は地方空港で続々国際線再開へ
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)による中国武漢封鎖から3年、パンデミックから2年10か月になる2023年1月は、地方空港で続々国際線が再開します。
パンデミック以降全世界で航空便の欠航が広がりましたが、日本国内も2022年後半は復便傾向でした。2023年1月もその傾向は変わらず、再開路線が多数出てくる予定です。
■国内線
冬ダイヤ以降の欠航は、2022年10月末以降成田国際発着のANA2路線、日本航空2路線のみ。コロナ理由の減便もほとんどない状況です。
ANA、スプリング・ジャパン、Peach Aviationは、そもそものダイヤで減便、期間運休を大量に発生させており、欠航扱いにはなっていない状況です。
2023年1月は、年末年始の期間就航分が再び運休となる程度です。
■国際線
国際線は、国際線の就航規制がなくなったことから、路線が一気に再開し始めています。
2023年1月は、地方空港の国際線再開が続々出てきます。広島で1月4日、熊本で1月5日、新潟で1月17日、仙台で1月18日に再開予定です。
引き続き復便・増便が著しいのが、韓国線と台湾線。訪日観光客が大幅に増加しています。
一方、同様に訪日観光客が爆増していた香港線も順次再開され始めている印象でしたが、年末に就航規制が始まり、増便は止まっています。中国線は限定対応が続いています。
その他の地域は、それぞれ数路線が順次再開している状況です。
国際線の運航中路線は以下にまとめています。
https://johokotu.seesaa.net/article/492924536.html
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航空便が壊滅的だった一昨年、昨年に比べると、やっと平常に近付きつつある印象です。
日本国内ではまだ2類相当で外出自粛や万一の外出時の対策は欠かせませんが、国際線は運航に関する規制はなくなりました。そろそろ、復便しない路線の会社から、混雑空港の発着枠回収といった議論も出てくるかもしれません。
欠航するときは2か月ほどであっという間でしたから、平常運航に戻るのも2か月程度で一気に進むことを期待したいですね。
2022年12月30日
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