2023年01月15日

空港検疫1/15_16日ぶり1桁収まる

◇空港検疫 1月15日発表分
16日ぶりに1桁人数に収まる 便少ないため?
[関空着] 全員大阪居住の異常は全く止まらず


      国際線到着空港      
  大量すり抜け危機でただただ危険  


厚生労働省(厚労省)は1月15日現在の、空港検疫を含めた最新の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の状況を発表しました。
12月30日着分から、中国(香港・澳門除く)のみ全員検査が再開しましたので、久々に取り上げ再開しています。

※発表は毎日行われていますが、対象が1か国のみですので、毎日更新はしない予定です。(原則検査しないで大丈夫となっているわけなので、1か国だけならそんなに人数出るわけないですしね。たった1か国で大人数出るようなら、他の国のフリー入国も制約かけないとダメでしょうし。



空港検疫検査 到着日別詳細結果(2022年12月30日到着分から集計再開しました。下記の数字には海港検疫の数は含めていません。)
1日遅れで情報が反映していると思われる空港検疫の詳細も発表されています。
2022年10月13日到着分までは、別にまとめています。
2020年4月3日〜2022年10月13日:https://johokotu.seesaa.net/article/492521127.html

12月30日:症状 有14 無78=陽性92人
12月31日:症状 有2 無30=陽性32人
01月01日:症状 有9 無75=陽性84人
01月02日:症状 有1 無25=陽性26人
01月03日:症状 有3 無53=陽性56人
01月04日:症状 有5 無67=陽性72人
01月05日:症状 有7 無52=陽性59人
01月06日:症状 有11 無52=陽性63人
01月07日:症状 有1 無14=陽性15人

01月08日:症状 有7 無54=陽性61人
 [空港別] 成田45・関空15・福岡1
 [男女別] 男43・18
 [年代別] 10下10・20代7・30代7・40代17・50代10・60代8・70代1・80上1
 [渡航元] 中国58・フィリピン1・米国1・米国/カナダ1
 [居住地] 栃木1・群馬2・埼玉2・千葉6・東京20・神奈川3・長野1・愛知5・大阪16・徳島1・香川1・福岡2・熊本1
01月09日:症状 有9 無20=陽性29人
 [空港別] 成田12・羽田1・中部1・関空15
 [男女別] 男19・10
 [年代別] 10下3・20代6・30代7・40代2・50代6・60代1・70代3・80上1
 [渡航元] 中国26・台湾/ベトナム1・ベトナム1・米国/中国1
 [居住地] 千葉3・東京8・愛知1・大阪15・兵庫1・熊本1
01月10日:症状 有3 無23=陽性26人
 [空港別] 成田14・関空12
 [男女別] 男21・女5
 [年代別] 10下2・20代2・30代2・40代7・50代7・60代5・70代0・80上1
 [渡航元] 中国25・米国1
 [居住地] 青森1・埼玉1・千葉3・東京4・神奈川2・静岡1・大阪12・山口1・福岡1
01月11日:症状 有0 無25=陽性25人
 [空港別] 成田24・関空1
 [男女別] 男17・女8
 [年代別] 10下6・20代3・30代3・40代3・50代6・60代4・70代0・80上1
 [渡航元] 中国25
 [居住地] 茨城1・栃木1・埼玉1・千葉4・東京12・神奈川5・大阪1
01月12日:症状 有5 無36=陽性41人
 [空港別] 成田28・関空13
 [男女別] 男31・女10
 [年代別] 10下8・20代1・30代5・40代9・50代8・60代7・70代2・80上1
 [渡航元] 中国39・米国2
 [居住地] 山形1・茨城1・栃木1・埼玉1・千葉2・東京11・神奈川4・長野1・愛知3・大阪15・福岡1
01月13日:症状 有3 無28=陽性31人
 [空港別] 成田24・関空7
 [男女別] 男26・女5
 [年代別] 10下4・20代1・30代4・40代5・50代8・60代6・70代3・80上0
 [渡航元] 中国30・ベトナム1
 [居住地] 群馬1・埼玉3・千葉2・東京6・神奈川1・静岡1・愛知4・京都1・大阪8・兵庫1・香川2・福岡1
01月14日:症状 有1 無5=陽性6人
 [空港別] 成田4・中部1・関空1
 [男女別] 男5・女1
 [年代別] 10下0・20代2・30代0・40代2・50代1・60代0・70代1・80上0
 [渡航元] 中国5・インドネシア1
 [居住地] 東京2・静岡1・愛知1・大阪2




空港検疫でのCOVID-19陽性確認数(到着日ベース)
・2022年12月30日〜2023年1月14日着累計(16日間):718人  
・本日発表された空港検疫での陽性者数:6人  
 [入国時陽性分と推定] 1月14日着 6人
 [隔離後陽性分と推定] 該当無し

中国からの入国者を対象にした全員検査が昨年12月30日着分に再開されてから爆増していた陽性者が16日ぶりに1桁人数に収まりました。
陰性証明必須化か効いたのか、単に年末年始の移動が減っただけなのかは分かりませんが、減少傾向になっている印象です。抗原定性が偽陽性が多かったという可能性も否定できないですね(空港検疫は全数ゲノム解析に回され、型が判明するので偽陽性は無いはずではありますが)。

そして、本日発表分も、関空着は大阪居住という極めて異常で異様に偏った結果が出ています。これに対処しない大阪府は相当ヤバいぞというレベルの偏り方です。極端な話をすれば、中国からの入国者の入国を禁止せよという意見が出る以上に、大阪居住者の入国禁止措置を出しても良い位のリスキーな異常状態です。
1月14日関空着の中国からの直行便は0便。陽性は1人。
1月14日成田着の中国からの直行便は5便。陽性は4人(1便当たり0.8人)。
便数が減れば、陽性者も減るという当たり前のことが起こっただけかもしれませんね。
中国から関空着の陽性者はどの経由便利用だったのでしょうか。72時間前陰性証明は不要な人かもしれません。




有症状者状況(2022年12月30日〜2023年1月14日着累計)
・累計:有症状81人・無症状637人=無症状率88.7%  
・本日発表された空港検疫での有症状者数:1人  
・22918 中部 1月14日 40代 女性 愛知県 インドネシア 発熱、咽頭痛、咳

(入国時検査に当たる1月13日着以降)
インドネシア:中部まで直行便はありません。経由便利用で半日程度の飛行とみられ、機内発症とみられます。
その他各国は直行便・乗継便いずれも10時間程度以上の飛行で、機内発症とみられます。(米国は機内発症か微妙な短距離路線としてグアムが含まれています)

無症状率は9割弱で推移しています。
オミクロン株は無症状者が多いと言われていますし、飛行機に搭乗出来ている時点では(ダンマリでない限り)無症状でしょうし、(ほとんどを占める)中国からは3時間程度の飛行で有症に変化する暇があまりないですから、有症状の人はほとんどいないはず。
全員検査中は90%を超えているのが普通でしたから、有症状者が多めと言えます。環境から考えると異常に高すぎる数値です。

日本国籍者に比べ外国籍者はダンマリ入国している人が異常に多いと推定される数値も出ています。現地搭乗時に症状を隠して乗ってる人がかなり多そうですね。




国別陽性確認数
・10人以上の超危険国:該当無し  
・5人以上の危険国:中国5人  

・複数国滞在者:0人  

・非検査国(中国本土以外)からの陽性者:1人  
・非検査国(中国本土以外)のうち無症状:0人  




団体感染疑い状況
・団体感染が疑われる事例:1組2人  
(1)連番確認(同一日同一空港着同一国からの同一地域居住者=同一団体疑い):1組2人
・22920 成田 1月14日 20代 男性 東京都 中国 無症状
 22921 成田 1月14日 70代 男性 東京都 中国 無症状

(2)10歳未満(同行者がいる団体感染すり抜け疑い):0人(※は上記のうちの0人)
・該当無し




大量すり抜け危機勃発
結果を見れば一目瞭然
隔離規制緩和は大失敗!!!
結果が全てを物語っています
やっぱり隔離規制をしなきゃダメなんです


新型コロナウイルス感染症の患者等の発生について(検疫)(厚生労働省公式サイト)
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_30280.html
ラベル:検疫 感染症
posted by johokotu at 23:00| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ◇COVID-19関連 | 更新情報をチェックする
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