熊本空港(阿蘇くまもと空港)の国際線旅客ターミナルビルと暫定旅客ターミナルビルが、今日(22日)の最終便をもって閉館されます。
閉館されるのは、国際線旅客ターミナルビルと暫定旅客ターミナルビル。新たに整備した新旅客ターミナルビルが23日にオープンするのに伴い、22日の最終便で閉鎖となります。
国際線旅客ターミナルビルは、昭和58年に供用されたターミナルです。
平成28年の熊本地震後も運用を継続。新型コロナウイルス感染症の影響により国際線が全便長期欠航するなど閉館期間も長かったですが、今年1月に再開し、細々と輸送を続けてきました。
国際線未就航時は閉館となってきましたが、令和4年1月にPCR検査センターが出来て毎日開館に。2階ロビーからは駐機場が正面に展開し、熊本空港オリジナルプリントシール機も日本で唯一置かれるなど、晩年は密かにマッタリと空港を満喫できるターミナルでもありました。
旧管制塔、令和2年に閉鎖となった国内線ターミナル、そして国際線ターミナルと、横に並ぶ3つの建物の外観をそろえたターミナルで、古い熊本空港の雰囲気を唯一残してきましたが、ついに閉鎖となります。
一方、暫定旅客ターミナルビルは、令和2年4月7日から、ターミナルビルの建て替えの間だけ使用したターミナルでした。
九州の中でも比較的多くの便数が飛んでいる空港を、仮設の建物で運営するというかなり珍しいものでした。
明日からは、平成28年熊本地震からの創造的復興のシンボルでもある新旅客ターミナルビルが開業します。
またひとつ、時代が新しくなりますね。
さようなら暫定旅客ターミナルビル
ヒノ国復興の象徴は明日開業です!
さようなら国際線旅客ターミナルビル
最後までマッタリ昭和時間でした
そして旧管制塔・旧国際線旅客ターミナルビルも記憶の彼方に
国際線ともども目を引くデザインでした さようなら