2023年03月31日

4月は増便止まらず 国内減便消滅

□新型コロナウイルス感染症の航空への影響 4月は夏ダイヤで増便止まらず 地方空港も再開続く 国内線はコロナ理由の減便ついに消滅

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)による中国武漢封鎖から3年3か月、パンデミックから3年1か月になる2023年4月は、さらに増便が加速する予定です。

パンデミック以降全世界で航空便の欠航が広がりましたが、日本国内も2022年後半以降は復便傾向が続いています。2023年4月もその傾向は変わらず、再開が加速しています。

国内線
コロナ理由の減便は3月末でなくなりました。
ANA、スプリング・ジャパン、Peach Aviation(APJ)は、そもそものダイヤで減便、期間運休を大量に発生させており、欠航扱いにはなっていない状況です。
2023年4月は、3月末に夏ダイヤが始まって大きく変わったため、ゴールデンウィークの期間増便がある程度で、COVID-19関係で直接的に大きな動きはない予定です。

国際線
国際線は、国際線の就航規制がなくなったことから、路線が一気の再開が続いています。
2023年4月は、3月末の復便・増便に続いて増加中。特に目立つ増便は、中国線、地方空港への韓国線・台湾線による再開です。

中国線は、昨年12月頃からの現地の感染状況悪化で復便が遅れていましたが、一気に運航が拡大します。
地方空港については、小松と佐賀の2空港で国際線定期便再開が決定済。いずれも台湾線です。インバウンドチャーターを運航する地方空港も増えています。

全路線が再開となる国もジリジリ増加してきています。路線数の非常に多い米国も、本土便があと1路線まで再開している状況です。

国際線の運航中路線は以下にまとめています。
https://johokotu.seesaa.net/article/498488858.html

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夏ダイヤが始まってかなり平常に近付いてきました。
日本国内ではまだ2類相当で外出自粛や万一の外出時の対策は欠かせませんが、国際線は運航に関する規制はなくなりました。そろそろ、復便しない路線の会社から、混雑空港の発着枠回収といった議論も出てくるかもしれません。
欠航するときは2か月ほどであっという間でしたから、平常運航に戻るのも2か月程度で一気に進むことを期待したいですが、半年経っても、まだ、ジリジリな印象ですね。

月末に路線状況を取り上げるのは今月で終了します。
posted by johokotu at 21:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ◇COVID-19関連 | 更新情報をチェックする
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