■鹿児島空港 6月5日から国際線定期便再開へ 3年3か月ぶり
鹿児島空港ビルディングは公式サイトの時刻表を更新し、香港の香港エクスプレス(HKE)が鹿児島-香港線を6月から再開すると発表しました。既にHKE公式Facebookで6月5日からの再開が告知されています。このまま運航が再開すると、鹿児島発着の国際線定期便は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)パンデミックの影響で2020年3月に長期欠航となって以降、実に3年3か月ぶりの就航になります。
HKEが再開するのは鹿児島-香港線で、6月5日から週3往復するとしています。
鹿児島発着の国際線定期便は、COVID-19パンデミックの影響で、2020年3月以降長期欠航が続いています。定期便は実に3年3か月ぶりの運航となります。
国内では既に22空港で国際線が再開しています。このまま再開が行われれば、国内23空港目の国際線定期便再開となります。
COVID-19パンデミック前の地方空港に就航する国際線は、中国や韓国からの就航が多く、鹿児島も例外ではありませんでしたが、2020年3月以降、なぜか中国と韓国のみは到着空港を成田国際(成田)と関西国際(関空)に強制限定されました(2020年冬以降は、原則成田・関空とし、許可取れれば他空港も就航可能にする運用に変更)。このため、中国や韓国よりも現地感染者・感染率の悪い国の到着空港制限が全く行われずに他空港で次々国際線が再開する中、鹿児島をはじめとする地方空港は取り残された状態になっていました。
国際線を巡っては、昨年10月11日に各空港の就航制限をほぼ緩和しており、そこから8か月も遅れとなるものの、やっと再開が実現します。
それにしても、昨年6月に地方空港からの国際線再開が高らかに宣言されてから、実際の再開まで1年もかかってしまいました。そして、日本国内の経済対策優先で就航再開を急いだにもかかわらず、福岡などに続いて、また、本邦社ではなく、日本経済にはあまり寄与しない外国社による就航から再開ですね。
■月間時刻表(鹿児島空港ビルディング公式サイト)
https://www.koj-ab.co.jp/flight/monthly/hkg_d_n.html
2023年05月26日
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