2023年07月01日

◎2023後半 訪問したい空港

◎2023年後半 今、訪問したい空港

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染症法上の分類が5類になった2023年後半。感染対策を怠らないにしても、自由に動けるようになった、あと半年で訪ねてみたい、今ならではの、注目空港を紹介します。

コロナ禍中は、入国時検査の体制が整わずに就航を断念した国際線が多くありました。空港自体が県や市区町村管理でも、入国時検査は国の仕事。このため、昨年6月、総理大臣自らが、地方空港の国際線再開(受け入れ体制構築の完了)を高らかに宣言しました。
しかし、一年経っても、入国時検査が原則無くなっても、未だに国際線定期便が再開されない空港があります。しかも、一部の空港は受け入れ体制が整っていないと航空会社が就航を急きょ中止する事態まで発生しています。
航空便を利用できないなら、せめてネットから現地へ注目くらいは向けたいもの。そこで、今年の後半は、そんな国際線長期欠航空港を特に応援します!!


青森空港(青森県)  東北地方  
青森空港を調べてみよう
コロナ前は、大韓航空のソウル仁川線、エバー航空の台北桃園線が飛んでいた空港です。
これからの季節、青森は祭りの時期。青森では、ねぶた、ねぷたに、立佞武多を楽しめます。観光立国を目指すなか、訪日客の少ないチャンスは今年が最後かも。国内旅行で熱い祭りを見に行きませんか。
国内で最も雪深い空港も、夏から秋は避暑に最適です。コロナ禍が明けて初めての熱波は青い森で涼しく切り抜けよう!

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富山空港(富山きときと空港/富山県)  中部地方  
富山空港(富山きときと空港)を調べてみよう
コロナ前は上海航空の上海浦東線、中国南方航空の大連線、チャイナエアライン(CAL)の台北桃園線が飛んでいた空港です。
富山は今年開港60周年の節目年です。羽田乗り継ぎが充実し強くPRされている空港で、飛行機の多様な使い方を楽しめる空港です。
一方で、コロナ禍中に、見学者向けの施設が充実し、飛行機に乗らなくても、より楽しめる空港になりました。
国際線が飛んでいなくても、食事に見学に撮影に、そしてもちろん搭乗に、きときと体験ができる空港を訪問してみませんか。

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美保飛行場(米子鬼太郎空港/鳥取県)  中国地方  
美保飛行場(米子鬼太郎空港)を調べてみよう
コロナ前は、上海吉祥航空の上海浦東線、香港航空の香港線が飛んでいた空港です。
鳥取は、いったんもめんと気が済まないのか、強いコロナ対策を要請し、しょっちゅう話題になっていた県です。そんな県ですが、実は、ポストコロナをにらみ、かなり早い段階から国際線再開活動をしていた県でもあります。コロナ禍中はソウル発着の上空観光も企画したほど。工夫はすれど、なかなか新規就航に結びつかない苦しみが続いています。
気軽に飛べるようになったので、少しでも多くの人に利用してもらいたいですね。

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長崎空港(長崎県)  九州地方  
長崎空港を調べてみよう
コロナ前は、中国東方航空の上海浦東線、香港エクスプレス(HKE)の香港線が飛んでいた空港です。
江戸時代から外国との玄関口で、異国情緒溢れる空港ですが、それでも国際線定期便は未だに帰ってきていません。
海外に行くのはまだ不安というなら、国境の島々へのアクセスも担う本土最西端空港で、海外気分を!

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宮崎空港(宮崎ブーゲンビリア空港/宮崎県)  九州地方  
宮崎空港(宮崎ブーゲンビリア空港)を調べてみよう
コロナ前は、イースター航空のソウル仁川線(運休済)、アシアナ航空のソウル仁川線、CALの台北桃園線が飛んでいた空港です。
定期チャーター便としての再開は複数路線で実現していますが、なかなか定期便再開に結びついていません。
愛称のごとくブーゲンビリアに囲まれた空港は、降り立ったときから南国気分に浸れます。
国内線は7路線が就航し、LCCも乗り入れ、新興のソラシドエアが本社を構える大きめの地方空港。まずは国内線でビッグウェーブを巻き起こしたいいですね。

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下地島空港(沖縄県)  沖縄地方  
下地島空港を調べてみよう
コロナ前はHKEの香港線が飛んでいた空港です。
リゾート空港として国内線は注目度が上がっている下地島。スカイマークが宮古に戻るに当たり、下地島をフル活用しており、コロナ禍中から新規就航が続いています。
本格的な旅客活用が始まってまだ期間が浅く、まだまだ世界に知られていない下地ブルー。国際線がダメなら国内線で飛んでみませんか。今年の後半は、東の京、西の京・都より、南の宮古へ!

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新石垣空港(南ぬ島石垣空港/沖縄県)  沖縄地方  
新石垣空港(南ぬ島石垣空港)を調べてみよう
コロナ前はHKEの香港線、CALの台北桃園線(夏期のみ)が飛んでいた空港です。
6月から定期便が再開する予定で航空券の販売も始まっていましたが、急きょ中止されました。空港の受け入れ体制が整わないことが理由で、就航したくても出来ない事態に、航空会社からは名指しで非難される異常事態になっています。
新石垣は日本最南端の国際線対応空港で、昨年国際線施設を増築したばかり。なんとか早期再開してほしいですね。

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こうやって見ていくと、日本海側や九州がなかなか元に戻っていない感じでしょうか。国際線定期便が再開したとは言っても、一路線だけのところも多いですし、週数便しか戻っていないところもたくさんあります。
今回取り上げた空港以外も、百近い空港があなたの訪問を待っています。

やっと気兼ねなく利用OKになった空港。出張に帰省に旅行に、今までにはない楽しみ方で空港をじっくり堪能しませんか。

コロナ禍中をはじめ、COVID-19五類化以降も、日本空港情報館ブログでは、様々な特集を組みました。それらもあわせてご覧になって、お気に入りの空港を訪ねてみてください。
posted by johokotu at 21:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ◆その他の話題 | 更新情報をチェックする
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