■2023.06 成田国際の旅行後
今回の訪問では、東成田駅を活用しました。
旧成田空港駅でもある同駅は、幻の駅などと言われています。そこで、「始まりはいつも成田」ということで、今回は成田空港の始まりの場所、東成田駅を写真で振り返ります。
■出入りは意外としづらい
東成田駅は成田空港ターミナル地区の中心に位置していますが、出入りは意外としづらいです。
出入口は、
・徒歩または車で空港通過道路
・徒歩で第5ゲート
・徒歩で第2ターミナル連絡通路
の3種類しかありません。
徒歩で空港通過道路から来る場合は、歩道と行き来できる専用階段が取り付いています。
芝山方面は、芝山千代田駅前まで出入りできないので、電車を利用しても一緒。
成田方面は、第3ターミナル近くの第2ゲートに向かうことになりますので、第5ゲートから東成田駅バス停へ行き、無料のターミナル連絡バスを利用した方が楽です(第3ターミナル→東成田駅は30分弱かかるため、「直接歩く」か「第2までバス+P2経由で徒歩」の方が早いです)。
■交通広場は空港通過道路専用
駅直上には交通広場があります。
成田空港駅時代には、ターミナルへ向かうバスの発着場となっていた場所ですが、現在は、空港通過道路と行き来できるだけの交通広場になっています。
■構内は一部封鎖しても広々空間
駅入口から建物の中に入ると、すぐに幅広階段があって地下へ誘導されます。
地下には巨大なロビー空間があります。一部は仮設壁で区切られており、成田空港時代はもっと広かったようです。
ロビーには、売店はなく飲料自動販売機があるのみ。ほかにアートとして壁画があるのが目立つ程度です。
壁画「曲水の宴」。原画・監修 森田曠平氏で1980年5月完成。
設置協力した日本交通文化協会の公式サイトでは「非展示」ですが普通に鑑賞可能。
https://jptca.org/publicart017/
改札を出た後の出口は3つあります。
改札を出てすぐ右側にあるのが空港第2ビル駅連絡通路。
その先右側がメイン出口への上り階段。
左奥の通路を進むと第5ゲートがあります。無料のターミナル間連絡バス乗り場は第5ゲートへ。
■改札口内は壁の向こうが気になる
改札口は自動改札です。ホームへは階段が1か所、エスカレータが1か所あります。お手洗は男女有、維持の関係からか、便器の一部は撤去されています。
壁の看板類は古い書体ですし、壁のシミは年季が入っています。
「始まりはいつも」は、やはりトップナンバーRJAAの成田国際が似合います。
コロナ明け最初の空港見学はがっつり成田にしてみました。最後は空成分というよりは鉄分がっつりとなってしまいましたが、、、。
暫く見ていない間に空港を色々と進化しています。ぜひ、空港へ行ってみてはいかがでしょうか。
再び空港見学や航空の旅が盛り上がることを願いつつ、今回の旅も終了します。