2023年06月05日

始まりはいつも成田(旅行後)

※本旅行記は本旅行記は2023年6月に訪問したものを2023年8月に公開したものです。
旅行前1日目2日目3日目/旅行後


■2023.06 成田国際の旅行後

今回の訪問では、東成田駅を活用しました。
旧成田空港駅でもある同駅は、幻の駅などと言われています。そこで、「始まりはいつも成田」ということで、今回は成田空港の始まりの場所、東成田駅を写真で振り返ります。

■出入りは意外としづらい
東成田駅は成田空港ターミナル地区の中心に位置していますが、出入りは意外としづらいです。
出入口は、
 ・徒歩または車で空港通過道路
 ・徒歩で第5ゲート
 ・徒歩で第2ターミナル連絡通路

の3種類しかありません。

徒歩で空港通過道路から来る場合は、歩道と行き来できる専用階段が取り付いています。
芝山方面は、芝山千代田駅前まで出入りできないので、電車を利用しても一緒。
成田方面は、第3ターミナル近くの第2ゲートに向かうことになりますので、第5ゲートから東成田駅バス停へ行き、無料のターミナル連絡バスを利用した方が楽です(第3ターミナル→東成田駅は30分弱かかるため、「直接歩く」か「第2までバス+P2経由で徒歩」の方が早いです)。

202306018.jpg
空港通過道路からアクセスの場合、歩道に突然パックリ開く出入口有。

202306019.jpg
切れ目の外に出ると管制塔とコントロールタワーが目の前。
新東京国際空港公団の残骸看板がお出迎え。

202306020.jpg
階段を下りた先は東成田駅のみに行けます。
空港へは、駅構内を通過し第5ゲートから出る必要があります。


■交通広場は空港通過道路専用
駅直上には交通広場があります。
成田空港駅時代には、ターミナルへ向かうバスの発着場となっていた場所ですが、現在は、空港通過道路と行き来できるだけの交通広場になっています。

202306013.jpg
立派な交通広場で一般車用の場所もあります。

202306014.jpg
立派な上屋が伸びる駅入口。

202306016.jpg
成田空港駅時代の残骸が色々残っています。メイン出入口の一つは直接外へ。
2020年9月に出来たランプセントラルタワーと新旧共演。

202306017.jpg
交通広場の端には謎の入り口も存在。
出入り制限していないものの真っ暗です。

202306015.jpg
駐車禁止を宣言しているのは「成田空港駅長」。


■構内は一部封鎖しても広々空間
駅入口から建物の中に入ると、すぐに幅広階段があって地下へ誘導されます。
地下には巨大なロビー空間があります。一部は仮設壁で区切られており、成田空港時代はもっと広かったようです。
ロビーには、売店はなく飲料自動販売機があるのみ。ほかにアートとして壁画があるのが目立つ程度です。

202306012.jpg
建物の中はほぼ階段。エスカレータは使用停止されています。
右奥は、旧・第4ゲートです。

202306010.jpg
広いロビー空間。ベンチが良いアクセントになっていますね。

202306073.jpg
壁画「曲水の宴」。原画・監修 森田曠平氏で1980年5月完成。
設置協力した日本交通文化協会の公式サイトでは「非展示」ですが普通に鑑賞可能。
https://jptca.org/publicart017/

202306009.jpg
改札口横にはスカイライナー学習帳を活用した来訪者ノート、駅写真集、
駅スタンプ、駅っ娘氏の駅イラストが置かれています。
出会いが、感動が、驚きが、ここから始まる。地球探検GO!成田空港始まりの場所です。


改札を出た後の出口は3つあります。
改札を出てすぐ右側にあるのが空港第2ビル駅連絡通路。
その先右側がメイン出口への上り階段。
左奥の通路を進むと第5ゲートがあります。無料のターミナル間連絡バス乗り場は第5ゲートへ。

202306021.jpg
空港第2ビル駅への連絡通路。500メートル延々と地下道が続きます。

202306011.jpg
地上駅舎へ直結している大階段。
日通航空のジェットパックは裏返さず消しているだけ。ペリカンですよ。

202306022.jpg
第5ゲートは通路を進んだ先にあります。


■改札口内は壁の向こうが気になる
改札口は自動改札です。ホームへは階段が1か所、エスカレータが1か所あります。お手洗は男女有、維持の関係からか、便器の一部は撤去されています。
壁の看板類は古い書体ですし、壁のシミは年季が入っています。

202306008.jpg
吊り看板は駅番号も入っている新しいものですが、壁張りは業者の手書き。
仮設の壁やフェンスがとても気になります。

202306007.jpg
お手洗の目の前にある壁から飛び出た店舗ファサード看板。
手前は売店、奥は飲食店のエクレールで、網網部分から店名も見えます。

202306074.jpg
ホームを結ぶエスカレータは1基は撤去済みのようです。
「I」って何かと思ったら、「1」番線の意味ですね。

202306006.jpg
閉鎖されている向かい側のホームは、「成田空港」の看板がそのまま残っています。
奥に見える広告は当時のスカイライナーのものです。



「始まりはいつも」は、やはりトップナンバーRJAAの成田国際が似合います。
コロナ明け最初の空港見学はがっつり成田にしてみました。最後は空成分というよりは鉄分がっつりとなってしまいましたが、、、。
暫く見ていない間に空港を色々と進化しています。ぜひ、空港へ行ってみてはいかがでしょうか。
再び空港見学や航空の旅が盛り上がることを願いつつ、今回の旅も終了します。


posted by johokotu at 21:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ◆旅行記 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック