2023年11月29日

TOK_1/31就航に再々延期へ

□TOK 1月31日就航に再々延期へ

トキエア(TOK)は29日、今年8月下旬を目処としていた札幌(札幌丘珠)-新潟線の就航日について、来年1月31日にすると発表しました。

TOKが発表したのは、同社初の定期便となる札幌-新潟線の就航日。今年8月下旬を目処としていたものを、来年1月31日に再々延期することを発表しました。
就航予定日を過ぎてから3か月経って、やっと再々延期の日程が公表されました。

航空券の予約販売時期は来年1月中、運航便数は週4日各日2往復(=週8往復)と発表されました。しかし、今回公表されなかった運航ダイヤと合わせ、「日程や内容が決まり次第、改めてご案内いたします。」「想定されぬ状況が発生した場合は、変更される可能性もございます。」とも発表。
再々延期になった理由も、半月前まで来ていた就航予定日がなぜかまだ2か月も先になる理由も結局開示されないままで、歯切れの悪い就航再々延期発表にもなっています。

TOKの就航予定日は、3月末に航空運送事業が許可された際に、6月30日からと発表されていました。
しかし、6月8日に、「現在実施している路線訓練等において、一層の習熟に時間を要する」として、就航日を8月10日に延期。さらに、7月26日に、「検査に必要な準備、調整に時間を要した」として、就航予定を8月下旬目処に再延期することを発表しています。
運航ダイヤや予約方法などは小出しに発表され、8月17日には台風7号の影響で試験の数日間の遅れを告知したものの、その後、就航時期についての公式発表は先月27日まで一切行われないままとなっていました。

普通なら検査等を全て終わらせている段階である就航半月前に突然就航未定となったにも関わらず、情報開示がなされないため、検査などで安全性に関わる致命的な欠陥が出ているのか、あるいは資金繰りが厳しくなったのか、不安視する声が拡大。2か月もほったらかしになっていたこともあり、流石に10月に入ってから、新潟県議会で取り上げられ、知事が情報開示を要求するなど大きな問題になっていました。
再々延期になった理由も、半月前まで来ていた就航予定日がなぜかまだ2か月も先になる理由も開示されなかったことで、検査で致命的な安全上の欠陥が見つかった可能性が否定できなくなりました。非常に不安な就航予定日発表となってしまいました。

新潟=札幌(丘珠)線の就航日に関するお知らせ(TOK公式サイト)
https://tokiair.com/news/3180/
posted by johokotu at 23:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ◆その他の話題 | 更新情報をチェックする
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