◆新年特集 2024年に訪れたい空港はここだ!
毎年恒例!今年も新年から特集スタート!
日本全国に空港は100近くも整備されています。その中から、今年注目されそうな空港を取り上げます。
(今年も正月からムリヤリダジャレにお付き合いくださいませ〜)
1.長崎空港/長崎県 九州地方
辰年に注目!
辰年の空港と言えば、長崎です。
出発時には空の守神の龍に出会え、到着ロビーでは龍の出迎えを受けられ、屋上では龍になりきれる顔出しも楽しめる、国内でも珍しい龍の空港です。土産にも龍をモチーフにした物がたくさん。龍踊りが長崎名物だからで、空港は龍な雰囲気に満ちています。
まだまだ国際線利用に抵抗がある人にも、異国情緒溢れた長崎なら中華流もオランダ流もキリスト流も龍流も楽しめます。館内BGMのでんでらりゅうばも「りゅう」絡み?
2.中部国際空港(セントレア)/愛知県 中部地方
辰年に注目!
竜の年の今年は中部国際空港(セントレア)が気になる存在になりそうです。
セントレアは、愛知、岐阜、富山、石川にまたがる中部地方の縦ラインである昇龍道(ドラゴンルート)の玄関口としてPRされています。そして、愛知は竜を応援する層がたくさんいる土地柄。龍の年に是非訪れたい空港です。
館内施設は、第2ターミナル連絡バスの開始や、Flight of dreamsのリニューアル、温泉施設の改装など、コロナ禍を経て色々変化しました。コロナ前とはひと味もふた味も違う、昇竜基調の中部で今年は楽しんでみませんか。
辰年は、是非
3.高知空港(高知龍馬空港)/高知県 四国地方
龍の年に記念年を迎えるのは高知。
1944年(昭和19年)に日本軍の飛行場として開設された高知は、今年開港80周年を迎えます。馬と迷うところではありますが、愛称から龍の年にも注目の空港です。
昨年から国際線チャーター便が就航していますが、国際線の施設は、相次いでプレハブの建物を急造。チェックイン手続き、手荷物預け、入国審査などが行われています。来年ターミナル増築が完成するまでの間、今年は貴重体験が可能です。
今年はさっと土佐
4.奄美空港/鹿児島県 九州地方
奄美は今年開港から還暦60周年を迎えます。とは言っても60年前に開港したのは旧空港で、現在は奄美パークになっています。
そんな奄美は、つい一週間前に奄美群島日本復帰70周年となった記念年フィーバー中。この年末年始のみ、空港ターミナル内で記念写真展も行われ、記念年で盛り上がっています。
空港の隣町は龍の郷。奄美群島は龍に関する名所も多く、奄美訪問のハブ的な中心空港として奄美空港は注目です。
記念の周年と辰年で盛り上がりたいなら、南の島を
5.花巻空港(いわて花巻空港)/岩手県 東北地方
記念年空港と言ったら今年は花巻も。開港から干支が一巡の60周年を迎えます。
昨年5月に国際線が再開。飲食店がいわて花巻大食堂に生まれ変わるなど、変化してきています。
変化はしていても変わらないものがあるのが花巻。非常に珍しいことに、旧ターミナルに加え、開港当初のターミナル建物が未だに残っています。60年前1964の熱狂を感じたいなら、今年はぜひいわてへあなたも
6.新潟空港/新潟県 中部地方
今年、新規就航で注目されているのはやはり新潟が一番でしょう。いよいよ1月末から新しい航空会社のトキエア(TOK)が運航を開始します。
昨春就航予定だったTOK。国の検査でなぜか足踏みとなり、結局、遅れに遅れての就航となります。空港内にカウンタを設けたのに長期間放置された状態で、本当に就航するのかドキドキが続いています。
日本海側の都市を拠点とする航空会社は珍しい存在。新潟はその拠点空港として、今年話題になること間違いなしです。
時々ドキドキ、
7.波照間空港/沖縄県 沖縄地方
毎年のように注目空港に取り上げている波照間。15年も定期的運航便の再開が待たれています。
ついに昨年、新日本航空により5日間だけ復活し、今年2月にも5日間の復活が決定。さらに第一航空が1月から、週3往復ながら定期チャーター便の運航を開始します。15年ぶりの定期的運航でスポットライトが当たって、小さな島が大きく
今年こそ最南端空港へ、2024年は波照間に注目です。
8.福島空港/福島県 東北地方
福島空港は、2011年の東日本大震災で国際線の定期便が消滅。立派な国際線施設がほとんど使われず、宝の持ち腐れ状態になっています。
そんな中、今年1月に台北線の定期チャーター便がスタートすることが決定。春にも定期便への昇格が計画されています。国際線の定期的な運航は実に13年ぶりで、震災復興の象徴的な出来事として注目されています。
大震災前は韓国線と中国線が就航していましたが、風評被害で運休したまま。今回は台湾便による再開です。県内は会津地方などが台湾人の大人気スポットとなっており、路線の定着に期待です。
さあ、新年から
9.大分空港(SPACEPORT OITA)/大分県 九州地方
アクセスで注目を集めそうなのが大分です。空港では珍しい船舶便で、かつ、世界で英国の一例しかないホーバークラフトの旅客便が大分-空港間の輸送に復活する予定です。
大注目ではあるのですが、宇宙港構想では利用予定だったVirgin Orbitが破たん。ホーバーは訓練初日から事故を起こして船体を破損して就航が今秋に遅れるなど、産みの苦しみが続いています。今年中に就航できるのか期待を持って見守りたい案件です。
10.今年は行こうよ、全国すべての空港へ!
どこの空港も注目点はいっぱい。上記9空港以外にも日本には多くの空港があります。2024年は、初めて聞いたあの空港にも行ってみませんか。
さあ、今年は、復活相次ぐ全国の空港へ!
今年も日本空港情報館ブログをお楽しみください〜