◆波照間に続くのはどこだ!定期的運航旅客便のない空港たち
1月22日、波照間空港で定期的運航旅客便の運航が再開されました。
これにより、定期的運航旅客便の運航がない空港は一つ減って残り11空港となりました。
全国97空港のうち、まだ11か所もある定期的運航旅客便の運航がない空港。波照間に続いて旅客便が復活する所はあるのか、まとめてみました。
■定期的運航旅客便の運航がない空港
86空港定期運航中、定期的運航旅客便の運航がないのは残り11空港
・礼 文:17年間定期運航無し(2007年03月 定期便運休)
現在休止中で、定期運航の復活の可能性は限りなく低いです。
・千 歳:28年間定期運航無し(1996年07月 定期便が隣接の新千歳に全便移転)
新千歳とはほぼ一体ですが、千歳として定期運航の復活の可能性は限りなく低いです。
・佐 渡:6年間定期運航無し(2018年01月 定期的運航便運休)
今月飛び始めるトキエアが復活を目指しています。数年後には定期便復活?11空港の中で、復活可能性がおそらく最も高そうに感じる空港。
・福 井:48年間定期運航無し(1976年04月 定期便運休)
2022年に県・市町村と協働でのヘリ定期便参入妄想はあったものの有耶無耶に。防災ヘリは毎日飛んで活用されており、定期運航復活に期待。11空港の中で、行政の動きは一番軽そうに感じる空港。
・八 尾:59年間定期運航無し(1965年09月 定期的運航便運休)
旅客便以外は飛び回っている空港。しかし、定期運航便の復活はハードルが高いようです。11空港の中で、飛べば最も客集めは容易そうに感じる空港
・岡 南:36年間定期運航無し(1988年03月 定期便が新設の岡山に全便移転)
旅客便以外は飛び回っている空港。しかし、岡山空港への集約の考え方もあり、定期運航便の復活はハードルが高いようです。
・大分県央:27? 年間定期運航無し(1997年*?月 定期的運航便運休)
現在も大分空港との間で比較的安いチャーター便手配が可能です。元々定期的運航していた路線です。11空港の中で、定期的運航への移行が最も簡単そうに感じる空港。
・小値賀:18年間定期運航無し(2006年03月 定期便運休)
町が主導して福岡との間の格安乗合チャーター便を運航したことはあるものの、その後は動きはほぼありません。無人航空機による物資輸送の実験拠点としての活用例もあり。
・上五島:18年間定期運航無し(2006年03月 定期便運休)
2018年に空港入口の目の前から世界遺産になったものの、追い風にはならず。ターミナルはパークアンドライド拠点として活用もされましたが、定期的運航復活は兆しも見えません。11空港の中で、最も利用目的がありそうに感じる空港。
・伊江島:16年間定期運航無し(2008年10月 定期的運航便運休)
米軍による使用制限がキツく、定期的運航復活は厳しい状況です。ヘリコプターによる運航はチャーター便で可能ですが、船舶欠航時の補助はなく定着していません。
・慶良間:11年間定期運航無し(2013年10月 定期的運航便運休)
ヘリコプターによる運航は、チャーター便で可能です。船舶欠航時の補助があり、その際には比較的格安で利用できます。11空港の中で、ヘリでの定期的運航は最も移行しやすいように感じる空港。
・波照間:15年間定期運航無し(2008年11月 定期的運航便運休)
2024年01月22日定期的運航便再開!←今回!
2024年01月24日
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