2024年01月27日

能登_今日から旅客便限定再開

■能登空港(のと里山空港) 今日27日から旅客便が臨時便運行で限定再開

ANAは27日、能登空港(のと里山空港)発着の旅客便を再開します。

運航再開となるのは、今月1日に発生した令和6年能登半島地震の影響で欠航していたANAの旅客便。能登空港(のと里山空港)を発着する東京国際(羽田)線です。
定期便は2月29日までの全便欠航が決まっており、27日からは週3往復(週3日(火木土)各日1往復ずつ)の臨時便での運航となります。

能登空港発着の旅客便は、今月2日から全便欠航が続いており、25日ぶりの再開となります。

アクセス交通の確保が必要
航空旅客便は再開されますが、アクセス交通を利用者自身で確保するよう注意喚起されています。
バスは、県内特急バスの輪島特急線、珠洲特急線、珠洲宇出津特急線が特別な経路・特別ダイヤ・被災者とその親族優先で再開しています。ダイヤ上は航空臨時便→空港→輪島特急線の穴水、輪島→空港→航空臨時便は乗り継ぎしやすいですが、航空便接続は約束されていないので、実質的に利用は難しいとみられます。その他の能登空港発着便(穴水輪島線、路線バス)はいずれも運休が続いています。
ふるさとタクシー(乗合タクシー)は、珠洲市の一部(指定場所)と能登町の一部(指定場所)のみ運行再開しますが、その他のゾーンは運休が続いています。前日17時までの完全予約制です。
タクシーは、待ち車はなく、事前予約が強く推奨されています。
レンタカーは、トヨタレンタカーが2月末まで、日産レンタカーとニッポンレンタカーは当面の間、それぞれ休業しています。したがって利用できません。

のと里山海道など空港周辺道路はまだ通行止や緊急車両等専用となっている区間があり、通常よりも所要時間が長くかかるとしています。

ターミナルはまだ仮復旧
ターミナルビルは地震で被害を受けました。
22日に仮復旧したと発表されましたが、利用制限があるとしています。のと里山空港利用促進協議会公式サイトでは、制限の具体的な内容について記載はありませんが、国土交通省の速報では、空調・ガス使用不可、給水は輪島市からの給水車にて飲料水の供給。トイレ、固定電話、携帯電話、Wi-Fiは使用可能とされています。

飲食店(レストランあんのん)は、当面の間休業のため、食事はできません。
売店は、つくしは当面の間休業。セレンディピティは運航再開に合わせた営業で再開予定です。物流が滞っていますので、品数等は限定される可能性があるとみられます。

ANAカウンターは、毎日10時30分〜15時にオープン、搭乗手続き等は出発時刻の90分前から実施するとしています。

道の駅としては、27日から営業再開となります。(平常時から夜間は閉館。)

なお、石川県などからは、能登方面への不要不急の移動は控えるよう要請されています。

青い空から、人を、物を、街を、結びつけよう。
被災地域の皆さんが早くホッとできますように。


能登‐羽田便運航再開のお知らせ(のと里山空港利用促進協議会公式サイト)
https://www.noto-airport.jp/info/info_981.html
令和6年能登半島地震に伴う運休および臨時便の設定について(ANA公式サイト)
https://www.ana.co.jp/ja/jp/special-notice/000873.html
道の駅リスト(北陸「道の駅」連絡会公式サイト)→休業情報あり
https://www.hokuriku-michinoeki.jp/contents/station/
ラベル:能登空港 ANA 羽田
posted by johokotu at 03:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 能登空港(のと里山空港) | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック