1月22日、日本最南端空港 波照間空港を発着する定期的運航便が15年ぶりに復活しました!
これにより、那覇から午前中の到着も実現できるようになりました。
1月22日、第一航空が波照間-新石垣線(定期チャーター便)を就航しました。この就航で、那覇から午前中の到着も実現できるようになりました。
波照間へは、航空便がなかった15年間は、石垣港から船で向かうしかありませんでした。
石垣港を出る船は、08:00、11:45、14:30の高速船と09:00発のフェリーです。
一方で、新石垣空港への初便到着は、
那覇発が08:20(JTA)
関西国際(関空)発が09:55(APJ)
東京国際(羽田)発が10:15(JTA)
成田国際(成田)発が11:30(APJ)
中部国際(中部)発が13:55(ANA)
福岡発が14:35(APJ)
航空便で石垣入りした場合、どんなに頑張っても、石垣港11:45発の船(成田発は14:30発、中部発や福岡発は間に合わず)にしか間に合いませんでした。この船舶便での波照間への到着は早くても12:45(大原を経由すると13:05)。最終の波照間発の船舶便が16:20発なので、日帰りできないことはないですが、滞在時間が短い印象でした。
今回、ここに新石垣空港09:30発の航空便が登場。那覇からなら、往路那覇07:20→08:20新石垣09:30→10:00波照間と、午前中の到着が可能になりました。
波照間発の最終船舶便が16:20発なので、ゆっくり波照間を満喫してその日中に石垣に戻れる時程になっています(石垣港17:20着)。(滞在時間は短いですが、昼の船舶便(波照間港13:15発)を利用すれば、14:15には石垣島に戻れます。)
この行程なら、新石垣発の最終の那覇行が19:55発なので、那覇までもその日中に帰還可能。那覇から日本最南端空港のある波照間を6時間も満喫できる日帰り旅が実現します。(復路は羽田行新石垣19:30発、関空行新石垣20:05発も利用可能です。)
さらに、この往路那覇便を活用すれば、本土からも波照間へかなり行きやすくなっています。
例えば、仕事終わりに最終便で那覇に飛び、那覇空港近くに一泊すれば、実質旅行初日の午前中に波照間入りが実現します(各地からの那覇行の最終便は羽田20:15発、中部18:45発、関空20:20発、神戸17:35発、福岡20:45発)。
離島の離島は天候悪化による島流しが怖いので、出来れば旅行の早い段階で行っておいた方が無難。そして、本土からの朝一の新石垣直行便はすぐ満席になり、予約を取りにくいです。それなら、那覇経由を上手く活用すれば、休み初日の午前中から波照間上陸が叶います。
本土直行便は予約を取るのがハードルが高いですが、たった一日の休みで東京や大阪から、日本最南端空港のある波照間6時間満喫の弾丸旅も可能になります。
那覇からは仕事での波照間行きも多いでしょうし、仕事、観光ともに一気に便利になりました。
波照間の星空は素晴らしいので、ぜひ宿泊して訪れたいところです。しかし、宿泊施設の収容人数不足も指摘されており、日帰りを活用した方が良い背景もあります。
是非、飛行機が飛び始めたこの機会に、日本最南端空港のある波照間への弾丸旅もいかがでしょうか。
※一日複数便(夕方便)の設定や二日連続での運航があると利便性が格段に増します。ただ、定期便でなく、月に15往復までしか運航できないため、実現は厳しそうです。
週3日各日1往復を、例えば水曜は隔週で、土曜だけ隔週1日2往復にするとか何かひと工夫出来ないでしょうか。15往復ってかなり少ないですね、、、。
ラベル:波照間空港