2月28日、秘境吐噶喇列島の諏訪之瀬島場外離着陸場を発着する定期便が就航しました!
本土から出発当日午前中の到着や、一泊二日の旅が実現できるようになりました。
2月28日、新日本航空が鹿児島-諏訪之瀬島場外線を定期チャーター便から定期便に昇格し、週3往復に増便しました。
この増便で、東京、愛知、大阪などの本土や沖縄から出発当日午前中の到着、一泊二日の弾丸旅行も実現できるようになりました。
本土から諏訪之瀬島へは、航空便がなかった時は、鹿児島か奄美から船で向かうしかありませんでした。
フェリーの運航時刻は、
鹿児島 月金23:00→諏訪之瀬島 火土07:10/07:20→名瀬 火土15:20
名瀬 水日02:00→諏訪之瀬島 水日09:10/09:20→鹿児島 水日18:20
です。
東京からの場合、月/金に鹿児島へ飛び、火/土の朝に諏訪之瀬島入り、水/日の朝に諏訪之瀬島を出て、ギリギリ東京へ戻る二泊三日行程が最短でした(島上陸は26時間)。
(名瀬経由だと、火/土に奄美へ飛び、水/日の朝に諏訪之瀬島入り、土/火の朝に諏訪之瀬島を出て、奄美経由で東京となるので、最短は三泊四日)
しかも、鹿児島での往路は、到着が少し遅れると航空便への乗り継ぎが微妙です。
フェリーの発着場所は鹿児島本港区南埠頭です。少し歩いて高速船ターミナルバス停から鹿児島空港への直行バスが出ていますが、18:20到着後の便はありません。公共交通を使う場合、鹿児島中央駅発のバスに乗る必要があります。高速船ターミナルから連絡バスに乗って最終19:00発がギリギリ。この便だと鹿児島空港到着は19:40なので、乗り継げるのは東京国際行、中部国際行のみです。
(タクシーを飛ばせば鹿児島空港には19時過ぎ頃着けますので、東京国際行、中部国際行、神戸行へは乗り継ぎが可能です。)
これまで本土からは、出発日中の到着は不可能で、二泊三日での訪問すら三方面のみからしか実現できませんでした。
今回の航空便は、
鹿児島 火水金09:30→諏訪之瀬島 火水金11:00
諏訪之瀬島 火水金11:30→鹿児島 火水金13:00
です。
20分前集合に間に合う、鹿児島への初便到着は、
東京国際(羽田)発が08:15(JAL)
中部国際(中部)発が08:00(SKY)
大阪国際(伊丹)発が08:25(JAL/ANA)
神戸発が08:50(SKY)
那覇発が08:40(SNA)
があります。
往路は鹿児島空港に昼過ぎ着なので、当日中に多くの就航先へ戻れます。
諏訪之瀬島滞在時間は少し短く24時間になるものの、火曜出発水曜到着の一泊二日で、かつ、五方面からアクセスできるようになりました。これまでの二泊三日なら、水曜発金曜着で丸二日間48時間も島に滞在できるようになりました。
搭乗人数3人、島民以外はかつお値段が少々張りますので、ハードルはまだ高いですが、秘境吐噶喇列島に気軽に行けるようになったのは大きいですね。
是非、定期便が飛び始めたこの機会に、秘境への弾丸旅をいかがでしょうか。
※フェリーは使用船舶火災事故のため、2024年3月現在、記載ダイヤでの運航になっていませんので、ご注意ください。
さあ、吐噶喇行くのにとっかかろう!
あなたはどっから吐噶喇行く?
あなたはどっから吐噶喇行く?