2024年09月30日

ホーェバーを追って(1日目)

※本旅行記は2024年9月に訪問したものを2024年10月に公開したものです。


■2024.09.30 (自宅)→東京国際→熊本→(旧大分)→大分→(宮崎)

■九州の真ん中からもっともーっと

今日は午前に都内での用事を済ませてからの九州訪問です。旅の準備は済ませた上で用事を済ませに行き、東京国際空港へ直行しましたが、空港に着いたのは9時半前。ここのところ羽田に着くのがギリギリばかりで、またまたバタバタと機内へ乗り込みました。

台風が近付いてきていたものの、大して揺れもせず、熊本までは安定飛行でした。
熊本の新エリアは10月26日にオープン予定。ほぼ工事が済んでいましたが、まだロープなどで規制されて入れなかったので、少し訪問が早過ぎました。

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ということで、KUMAMOTOに到着。
KUMAMONがもっともーっとくまもっとと増えてます。


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到着出口横に新しい案内地図が登場。
熊本からなら九州一円どこへでも行きやすいことを実感できる展示です。
120度程時計回りに回転させて、福岡と比較で羽田・中部・伊丹からの距離も書いてほしい。


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展望デッキへの通路に地元自治体PRと空港の歴史コーナーが出現していました。
熊本市の展示は無し。アクセス鉄道に引き続き無視されています。


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その先にはなんと、室内なのにミニ滑走路が出現!
離陸したら天井に当たるよ〜〜。


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屋上展望デッキは若干東側に延長されます。
そらよかパークから外階段で直接上れるようになるみたいです。
阿蘇がはっきり見えます。向こうからも眺め良さそう。


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固定橋と搭乗橋も増えます。
あれ、まだ九月なのにもう使用開始してますね。


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一階に戻ってきました。
そらよかダイニングと命名された別棟にはポーたまができていました。
ロイヤルホストが10月4日に先行開店予定。


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そらよかダイニング脇の出口を出ると、
左にそらよかパーク、右に団体バスのりば。


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そらよかパークはただの広場です。
まだ立入は出来ませんでした。
巨大な陶板作品もありました。


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海賊王が残っていた暫定ターミナルはそらよかビジターセンターに変化。
ゴムゴムのゴムゴムのように長ーく再利用されます。SDGs?
中の店舗は12月開業のところが多いです。電気が点いて作業中でした。


■阿蘇ならヘリで遊べり

レンタカーを借りたあとは、大分へ向かいます。
熊本に着いたら、阿蘇の山がよく見える快晴。まだ昼過ぎたばかりだったので、余裕ぶっこいて阿蘇の草千里に寄り道しました。

※草千里と言っても、自分が寄り道したのは、草千里北側の尾根にある展望台です。
草千里ヶ浜にも、博物館にも、売店・飲食店にも寄るつもりがなく、尾根の上で済ませようとしたのですが、車の列が車道に飛び出すほど駐車スペースが混んでいました。仕方がないのでいったん草千里側へ下り、メインの有料駐車場へ。そこから少し山登りをせざるをえませんでした。
尾根側の駐車場は無料なのですが、メインの駐車場は500円取られるのでちょっとした出費です。尾根側は車の台数ほど人はいませんでしたし、熊本市側を見ている人は皆無でしたから、残念感が強かったです。(草千里から熊本市側は見えません)
で、草千里はかなり混んでいました。レンタカーから降りてくる人は外国語を話すアジア系ばかりで、博物館前のバス停にも外人で長蛇の列が出来ていました。空港から直行バスをもっと出しても良さそうな印象でした。
そんななか、草千里の有料駐車場は、出口にゲートがなく、精算機で事前精算するタイプでした。システムや、入口の案内看板の意味が分からない外人が知らずに未払いで出ていくことも多そう(いや、ホントにレンタカーから降りてくる人くる人皆外人だったので)ですが、レンタカーだとどうやって請求するんですかね、、、。


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ということで、昨年訪問に失敗した草千里近くの展望台へ。
空港から阿蘇はよく見えましたが、阿蘇から空港は霞んでいました。逆光だし。
視程良ければ有明海、天草、島原、長崎空港近くの多良岳まで見えそうです。


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結論、熊本空港は見えました。
現場では逆光でほぼ見えなかったので写真補正済み。ギリギリ島原まで見えている?
昨年俵山山麓の展望台で見たのと似たような角度です。
右側の白く光っているのが、空港アクセス鉄道検討で寄るか揉めた運動公園です。


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草千里から少し火口側に進んだところにヘリポートがあります。
遊覧飛行が行われていましたが、外人さんに大人気で、
着陸したと思ったら、すぐ次の人を乗せて再離陸していました。


※阿蘇はヘリを使った観光がかなり盛んで、このヘリポート以外にも、仙酔峡やカドリードミニオン(クレヨンしんちゃんでもお馴染み)等を拠点としたヘリツアーがあります。外人利用が多いようですね。
どうせなら、熊本空港-阿蘇間を結ぶヘリ便があっても良いと思いますが、、、。そして、8月配信のコラムでも書きましたが、これだけ観光でヘリを飛ばせるのだから、熊本空港〜熊本市中心部間にヘリ定期輸送便を飛ばせないんですかね。成田〜東京ヘリポート以上に絶対需要あると思うのですが、、、。だって、わずか15キロにバスで44分もかかるからとバカにされ、不便だと言われてしまっているところ、ヘリなら渋滞知らずで10分以下ですよ(一万円以下で行けるっしょ)。


■大痛しないで大分市内へ

阿蘇の寄り道はすぐそこ、と思っていましたが、クネクネ道にちょっとした山登りも加わったためにプラス1時間。少し時間を食いました。
17時を過ぎると大分県庁が閉まってしまう恐れがあります。それだとせっかく訪問するのに大痛手です。大分空港に寄ってから大分市内に入ろうとしていましたが、大分空港は市内より行く可能性が高いのもあって、市内を優先して、順番を変更。まず大分市内へ直行し、大分空港跡地+旧ホーバー基地、大分県庁ヘリポート、新ホーバー基地を回り、その後杵築駅を経由して大分空港に向かうのに変更しました。

阿蘇からは、国道57号線を東進し、竹田から無料高速の中九州自動車道へ。犬飼から中国道10号線、大分米良インターを通過して大分市内へと入っていきました。

旧大分空港跡地大洲総合運動公園には15時頃に到着。隣接する旧ホーバー基地も合わせて回りました。

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大洲総合運動公園に到着。
エプロンエリアだった所に建つ野球場の照明は安定のサビサビ。
奥の石油化学コンビナートの煙突も健在です。


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公園の案内地図。野球場の左側に大分空港跡地の碑と
特攻隊の碑、一番右側に富士航空遭難碑があります。
旧ホーバー基地は、一番左端の「西側出入口」の文字辺り。


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公園の北西端から旧空港区域をみたところ。
左側は石油化学コンビナート用に埋め立てられたところです。


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公園の北側中央にある駐車場を北端の川沿いから見たところ。
反対側の家々が見えていますが、そこまでが滑走路の幅。
なんだか横幅狭っ苦しいですね。今の基準では、滑走路から近すぎ?


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旧空港区域の東端。川沿いの遊歩道は行き止まりで、
そこに富士航空遭難碑があります。
この事故が空港移転のきっかけの一つとなりました。


旧空港区域に旧ホーバー基地と、回るべき場所が多く、意外と時間を食いました。出発したのは16時過ぎ。
そのまま大分県庁舎へ向かいました。
渋滞はなく、15分かからずたどり着けました。

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大分県庁ヘリポートは、県庁新館屋上にあります。
大分空港からヘリ定期便飛ばせば便利そうですが、まるで存在を隠すかのように
建物の案内板にヘリポートの文字はありませんでした。


県庁は17時ギリギリに出ることができました。
このあとは新ホーバー基地へ。
県庁からの距離は旧ホーバー基地より近い場所にありますが、夕方の渋滞に巻き込まれ、15分ほどかかりました。

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新ホーバー基地は西大分港の一番東側にありました。
まだ閉鎖中でした。


結局西大分港を出たのは17時40分頃。陽が落ちるのが一気に早くなったので、夕焼け空になってしまいました。
大分市内はなんとか日が出ている間に回れましたので、痛手にはなりませんでしたが、、、。

■大分空港は宇宙みたいに暗闇

今日で路線バスの国大線が廃止になり、大分空港に対する杵築駅の重要度が明日10月1日から増すので寄ってみました。
別府市内の信号待ちが多く、車も多かったですが、別大区間は渋滞はなく、流れもそれほど悪くはありませんでした。それでも杵築までは1時間ほどかかりました。

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杵築駅に着いた時には、もうほぼ夜。
ブレブレでスミマセン。


もう少し明るいうちに大分空港に着きたかったですが、阿蘇に寄り道したのが最後は効きました。

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ということで、大分空港に着いたときには真っ暗闇。
ちょうど停車中のバスが、翌日から重要度が増す杵築駅行の路線バスです。


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SPACEPORTになった大分。足湯もこの通り。
横にキモいモニュメントが。館内各所にあります。
大阪万博キャラと同じ匂いがするのですが、こういうのが流行なの?


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JALのチェックインカウンタには宇宙港の顔出しパネルあり。
空港だけでなく航空会社も話題に乗っかってPRしています。


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キッズコーナーも宇宙仕様に。
宇宙に行けるプリクラあるで!


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三階にフライトシミュレータが登場していました。


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路線バスは明日から再編されます。
既に案内などは変わっていました。


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国内有数のサイクルステーションがなくなり、
ただの組み立てスペースになってしまいました。


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ターミナル北側に交通広場が。おそらくは団体バスのりばです。
その横ではターミナルの拡張工事中でした。


大分空港は出発便が19時半過ぎには終了のため、訪問したときには閉店ガラガラ直前でした。
ターミナル内は軽く見て回っただけで終了。20時に空港を出発しました。

大分空港からは、今晩中に宮崎へ移動です。
夜の移動なので、無料区間以外一般道を進みました。

まずは来た道を引き返し、大分空港道路から国道213号線、国道10号線へ。犬飼まではほぼ来た道を引き返すルートで、別府、大分を通過しました。夜の時間帯でしたが、別府、大分は車が多く、流れが少し悪い状態でした。
臼杵〜津久見間が災害通行止だったので、大分を抜けたあとは国道10号線で佐伯に抜けてから東九州自動車道の無料区間利用を考えていました。ところが、道の駅三重の表示に釣られて国道326号線に入ってしまいました。
国道10号線は少し回り道な経路なので、こうなると国道326号線を進んだ方が直線的で早そう。結局東九州自動車道の利用は断念しました。
道の駅三重から出ると、他の車はほとんどいない山岳地帯に突入しました。国道10号線と再合流したあとは延岡市内が信号待ちで流れが悪かったものの、道中はかなりスイスイ。宮崎には午前3時前に到着できました。

そのまま、空港から一番近い道の駅高岡で就寝となりました。

■今日の教訓!
[熊本]くまモンがますます大増殖中←隠れくまモンを楽しめます。
[熊本]10月からそらよかエリアオープン←店舗も増えます。
阿蘇草千里 尾根の駐車場は無料←混んでいて止められません。
大分県庁HPは眺望抜群←日中展望ホールが無料開放
大分市内ホーバーのりばは以前と異なる←西大分港に変更
[大分]ホーバーのりばは以前と同じ←ターミナルは新築
[大分]宇宙に夢中←館内各所に宇宙展示あり

■実際の旅程
09/30 MON
浜 松 町駅08:30(東京モノレール)→09:30[東京国際空港]
[東京国際空港]10:00(JAL627便)→11:45[熊本空港]
[熊本空港]12:00(レンタカー)→13:00阿蘇草千里
阿蘇草千里13:30(レンタカー)→15:00旧大分空港跡地・旧ホーバー基地跡地
大分空港跡16:00(レンタカー)→16:30[大分県庁へリポート]
[大分県庁へリポート]17:00(レンタカー)→17:15西大分港 ホーバーターミナル大分(ホボッタ)
西 大 分港17:30(レンタカー)→18:30杵 築 駅
杵 築 駅18:45(レンタカー)→19:00[大分空港]
[大分空港]20:00(レンタカー)→27:00道の駅高岡
(道の駅高岡 車中 泊)


posted by johokotu at 21:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ◆旅行記 | 更新情報をチェックする
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