■佐渡空港 トキエアが導入予定のATR 42-600Sが開発中止 佐渡就航へ影響懸念
フランスの航空機メーカーATRは13日(現地時間)、進めていたATR 42-600S型機の開発を中止すると発表しました。就航が目指されていた佐渡空港の航空路就航にも影響が懸念されます。
ATR 42-600S型機は、ATR 42-600型機の短距離離着陸性能機(STOL)で、滑走路長800メートルほどで離着陸することができます。
日本国内では、トキエア(TOK)が導入を予定しており、滑走路が890メートルしかない佐渡空港で活用を目指していました。
元々開発が遅れていることから、TOKでは佐渡への就航について、ATR 42-600型機の搭乗人数を減らしての運用による暫定就航を検討していましたが、今回の開発中止により、佐渡空港の航空路就航に大きな影響が出ることが懸念されます。
佐渡空港では、トキエアがATR 42-600S型機で就航するのに対応するため、ターミナルの増築などを済ませています。
■ATR Reinstates Core Business Focus(ATR公式サイト=英語)
https://www.atr-aircraft.com/presspost/atr-reinstates-core-business-focus/
2024年11月15日
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバック