中部国際空港(セントレア)は16日、中部国際空港代替滑走路事業に係る環境影響評価書の縦覧を開始しました。
セントレアが開始したのは、中部国際空港代替滑走路事業に係る環境影響評価書の縦覧。12月16日から来年1月16日まで、中部国際空港、愛知県庁、常滑市役所で縦覧できるほか、中部国際空港公式サイトでも縦覧を開始しています。
今回の計画は、中部国際空港のA平行誘導路を改修して、代替滑走路を整備する計画。完全24時間運用の実現や現滑走路の大規模補修への対応など5点を目的に行うとしています。
A並行誘導路を改修し、長さ3,290mの滑走路を新設する計画です。通常時は現滑走路を着陸専用・代替滑走路を離陸専用で運用、片方の滑走路のメンテナンス時はもう片方の滑走路で運用するとしています。発着回数は最大369回/日で想定されています。
工事期間は着工から約2年間を見込んでいます。
セントレアは来年2月17日には開港20周年を迎えます。滑走路の性能維持のため、劣化などに対応する大規模補修等を考慮する必要が出てくる年代に差し掛かっています。
■中部国際空港代替滑走路事業に係る環境影響評価書の 縦覧・公表について(セントレア公式サイト)https://www.centrair.jp/corporate/newsroom/__icsFiles/afieldfile/2024/12/13/241213_CentrairGroupNews_hoseihyoukasyo.pdf
ラベル:中部国際空港