■2024.12.16 (自宅)→東京国際→那覇→与那国
■羽田までにヘトヘトで飛べ飛べ
初日は東京国際(羽田)→那覇→与那国の移動です。
朝は少し余裕を見て、早朝便ではなく、朝便にしました。羽田を9時過ぎに出て2時間ほどの待ち時間で那覇14:35発の与那国行きに接続です。
ところが、9時頃の便は通勤ラッシュと重なることをすっかり忘れていました。空港に行くだけでもうヘトヘト。ラッシュを避けて各駅停車で行ったら羽田到着が搭乗時刻ギリギリになったうえ、搭乗者も多く、那覇までは全く落ち着けませんでした。
朝早い便は起きるのが辛いですが、どうせ機内で爆睡できますし、そっちのほうが快適でした。
※羽田の再国際化で、例えば11時頃に集中している欧州便はほとんど羽田発になりましたが、空港までのアクセスが朝のラッシュにぶち当たるのは考えものです。その時間帯の便は、成田の方がアクセスが断然快適なんだけど、、、。羽田の醍醐味は、成田では実現不可能な深夜早朝便のはずなのに、昼間便ばかりに枠が割り振られてるのはなんとも残念ですね。
意外と混んでいて窓側席を確保できなかったので機内ではいつもの通り爆睡。那覇には12時過ぎに到着できました。
■那覇の乗り継ぎはテクテク
那覇では与那国行きに乗り継ぎです。今回羽田からはANAにしました。このため、那覇ではANA→琉球エアーコミューター(RAC)への乗り継ぎでフィンガー間の移動が必要になりました。
手荷物はスルーで預けることができたので那覇では受け取りませんでしたが、時間があるので、保安検査前エリアに一旦出ました。JALグループのカウンタで、手荷物の引き継ぎをしてもらったあと、昼飯だけ軽く食べてから、再び保安検査後エリアへと入りました。

JAL・JTA・RAC(JALグループ)とANAは別のフィンガーにカウンタを設置(写真はJAL)。
JALグループ⇔ANA・SNA間の乗継は必ずカウンターに寄りますが、このカウンタでOKです。
このため、JAL・JTA・RAC・ANA・SNAのいずれか相互間の乗継の場合は、荷物をスルーで預けておけば、保安検査前エリアに出る必要はありません。
■空の上はクモがモクモク
与那国へはほぼ定刻の運航でした。
雨ではありませんでしたが、沖縄は全域が曇り状態。与那国まではほぼ雲の上で、宮古も石垣も全く見えませんでした。
※2008年に来たとき、与那国空港への標準到着経路は、島の北側海上を西へ進み、島を通り過ぎたあとぐるりと左旋回して西側から下りていくルートでした。このため当時は着陸時に空港をいい感じで眺められました。(前回は便数が少なく窓側席を取れなかったので、写真が撮れていません。)
ところが、この16年の間にこの標準到着経路が変更され、現在は東側からそのまま進入するルートに変わリました。与那国への国内線は東側からしか来ないので、このルートだと、着陸時に空港は全く眺められません。東風(東からの進入のときの追い風)でも弱ければ標準到着経路通りに着陸するでしょうし、着陸時に空港を眺められるチャンスは、唯一東風が強い時しかなくなってしまいました。
しかも、西側から着陸の場合も、東側から与那国空港に向かって近づき、左側に与那国島が見えた頃に右旋回、その後、左旋回、空港を左に見ながら通り過ぎて左旋回するルートを取ります。空港をじっくり眺められるのは、この最後の旋回のときだけです。
■最西端はサムザム
与那国に着いたのは16時。空港内の米浜レンタカーで手続きし、軽く空港内を見たあと、車で出ました。
まずは空港の目の前のむんぶリゾートの窓口でチェックイン。その後、車で比川へ向かい、大荷物を部屋に入れました。そして、すぐに南牧場を経由して日本最西端の西崎へ向かいました。
しかし、天気の悪さはそのままで、結局日本最西端の日の入りは眺められませんでした。ただ寒々した空間が広がっていました。
それにしても悪い天気。冷たい北風が強く、沖縄の人も口々に「昨日から急に寒くなった」という天気で、オープンテラスで食べる予定だった夕食が急きょ室内に変更されたほどでした。
食事したあとはホテルへと戻りました。
現地の人によると、与那国島の西方沖は雲が出やすく、夕日、特に沈む瞬間を見るのはなかなか難しいそうです。前回は途中まで夕日が見えていたものの、低い雲で沈む瞬間は見えず。今回は曇りで全く見られませんでした。なかなか、難しい確率です。
台湾も年に数日しか見えないそうで、前回も今回も全く見られませんでした。
、、、と思っていました。
ところが、実は、日本最西端から見える日の入りは、水平線に落ちるのではなく、台湾の山に落ちていくことを今回知りました。
前回訪問時の写真を見直していたら、なんとなく、台湾に沈む夕日を見ていたようなのです(前回訪問時の写真(リンク先)はこちらをクリック)。
どうも、台湾の高い山のトンガリ部分に沈んでるようにも見えなくもない一枚でした。見ていた当時は、水平線上に日の入りするとばかり思っていたので「あ〜あ、低い雲が出ちゃったぜ、残念。」といった感じだったのですが、、、。
※空港に掲げられていた、与那国から見た台湾の風景と見比べたら、最も高く見える山の形がよく似ているように見えました。
前回訪問時(2008年12月19日)、与那国からは245度方向に夕日が見えていたはずです。ちょうど展望台から最西端の碑方向を伸ばすと245度くらいで、方向的には玉山(日本統治時代の日本最高峰の新高山)か、その少し北の辺りの山が見えていたっぽいですが、どうでしょうか。
誰か分かる方いらっしゃったら教えてください、、、。
■今日の教訓!
・[羽田]朝9時頃の便は避けるべし←通勤ラッシュと丸かぶりになります。
・[那覇]別会社間乗り継ぎは要注意←フィンガー間の大移動が必要になるかも。
・与那国では日の入りチャレンジを!←なかなか見られませんが見えたら台湾も探そう。
■実際の旅程
12/16 MON
自 宅07:00(自転車)→07:30横 浜 駅
横 浜 駅07:30(京急線)→08:45[東京国際空港]
[東京国際空港]09:25(ANA995便)→12:25[那 覇空港]
[那 覇空港]14:35(RAC727便)→16:00[与那国空港]
[与那国空港]16:15(レンタカー)→与那国町内
(むんぶリゾート比川浜 泊)