2025年03月15日

万博 空飛ぶクルマ施設設置へ

◆2025年大阪・関西万博 空飛ぶクルマの展示施設設置へ

2025年日本国際博覧会協会は13日、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)で展示施設「空飛ぶクルマ ステーション」を整備することを決定したと発表しました。

今回整備が発表されたのは、展示施設「空飛ぶクルマ ステーション」。エンパワーリングゾーン P07に設置するもので、空飛ぶクルマがある未来社会を体感できる展示施設としています。
まるで空飛ぶクルマに搭乗しているかのような臨場感を体験できるというシアターや、空飛ぶクルマ専用離着陸場「バーティポート」の紹介動画配信をするとしています。
シアターは日本航空協賛、バーティポート紹介は関西国際空港等の運営会社に出資もしているオリックスの協賛です。

実際に乗ることができる空飛ぶクルマの実物展示があるのかについて言及はなく、映像体験だけが強調されています。

バーティポートについては、会場内北西部に「EXPO Vertiport」を設けています(2月完成予定と発表済み)。しかし、結局万博期間までに空飛ぶクルマの運航開始は間に合わず、デモ飛行以外のポートの活用は難しくなっています。
そのような中で展示施設が設けられることで、実物に触れられるバーティポート内の見学ができなくなる恐れが出てきました。

なお、「空飛ぶクルマ ステーション」の英語表記は「Advanced Air Mobility Station」にするとしています。日本ではあくまで最先端のクルマを指しますが、諸外国では車の要素は全くなく新技術を活用した最先端の航空機のことを指しています。日本では諸外国とは全く正反対の着想になっており、新施設の設置で、日本開催の万博最大の目玉として、万博開催期間中に日本の最先端技術を見せつけるクルマが発表されるのか注目です。

展示施設「空飛ぶクルマ ステーション」の整備を決定(2025年大阪・関西万博公式サイト)
https://www.expo2025.or.jp/news/news-20250313-09/
posted by johokotu at 02:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ◆その他の話題 | 更新情報をチェックする
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