2019年04月15日

(帛)パラオ_日本連合が運営開始

■パラオ国際空港 日本企業連合が51%出資しての空港運営を開始

双日と日本空港ビルデング(日本空港ビル)、海外交通・都市開発事業支援機構(JOIN)は15日、中間持株会社を通じて共同出資するパラオ・インターナショナル・エアポート(PIAC)が14日からパラオ国際空港の運営を開始したと発表しました。

PIACが14日に開始したのは、パラオ国際空港の運営。同時に空港ターミナル施設等の改修・拡張工事に着手したとしています。

PIACには、双日、日本空港ビル、JOINが共同出資する中間持株会社Japan Airport Management Partners Co., Ltd.が51%を出資しており、いわゆる日本企業連合による運営になっています。今月5日にJOINの出資が確定し、4月中の運営開始が発表されていました。

双日、日本空港ビルデング、海外交通・都市開発事業支援機構が共同出資「パラオ・インターナショナル・エアポート株式会社」がパラオ国際空港の運営開始へ(双日公式サイト)
https://www.sojitz.com/jp/news/2019/04/20190415.php
パラオ国際空港 日本企業連合が出資する新ターミナル建設開始へ(関連記事 平成31年4月9日配信)
http://johokotu.seesaa.net/article/465058293.html
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2019年04月09日

(帛)パラオ_新タミ建設開始へ

■パラオ国際空港 日本企業連合が出資する新ターミナル建設開始へ

国土交通省(国交省)は5日、海外交通・都市開発事業支援機構(JOIN)による、パラオ国際空港における旅客ターミナル整備・運営事業への出資を認可し、5日に出融資者の事業参画に係る契約が調ったと発表しました。

今回の案件は、太平洋島嶼国におけるJOINの第1号案件。双日と東京国際空港(羽田空港)の国内線旅客ターミナルを運営する日本空港ビルデング、JOINの日本企業連合とパラオ政府が現地事業体へ共同出資し、パラオ国際空港の新しい旅客ターミナルビルの建設と既存旅客ターミナルビルの改修、さらにその運営に参画する事業になっています。

新しい旅客ターミナルビルは、延床面積約12,180平方メートル。今月に着工し、来年8月にも供用開始予定となっています。

パラオ国際空港は、コロール郊外にあるパラオ唯一の国際空港。日本からはデルタ航空が成田国際線を就航していましたが、昨年5月に運休後直行定期便はない状態が続いています。

パラオ共和国・パラオ国際空港における旅客ターミナル整備・運営事業へのJOIN出資を認可 〜太平洋島嶼国におけるJOINの第1号案件〜(国交省公式サイト)
http://www.mlit.go.jp/report/press/sogo05_hh_000196.html
(関連記事)パラオ国際空港 羽田の日本空港ビルデングと双日が空港運営事業に参画へ(2017年08月21日配信)
http://johokotu.seesaa.net/article/452875444.html

ラベル:パラオ
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2018年12月19日

(露)ハバロフスク_日本連合協定締結

■ロシア ハバロフスク 日本企業連合がターミナル整備・運営事業で株主間協定書を締結

国土交通省(国交省)は18日、海外交通・都市開発事業支援機構(JOIN)による、ロシア・ハバロフスク国際空港旅客ターミナル整備・運営事業への出資を認可したと発表。合わせて双日と日本空港ビルデング(JATCO)、JOINの3社は、ロシア・ハバロフスク空港会社(KHV)との間で株主間契約を締結したと発表しました。

今回の事業は、双日、JATCO、JOINの3社(日本企業連合)とKHVが現地事業体へ共同出資し、ロシア・ハバロフスク国際空港において、新旅客ターミナルを建設し、その運営を行う事業です。
日本企業連合とKHVは、ハバロフスク国際空港における旅客ターミナル整備・運営事業に参画するための株主間協定書に調印。日本企業連合は当初、日露の合弁会社International Airport Khabarovsk社の資本金10%を出資し、さらに今後の追加出資オプション権を保持するとしています。

ハバロフスク国際空港の新旅客ターミナルは、ロシア国内線用で、2019年後半に供用開始予定。さらに、第二段階(2020年から23年)として新国際線ターミナルの建設・運営の協業可能性についても、今後検討を開始する予定としています。

双日とJATCOはパラオでも空港運営に参画しているほか、JATCOは東京国際空港の国内線旅客ターミナルを運営しています。

ロシア・ハバロフスク国際空港における旅客ターミナル整備・運営事業へのJOIN出資を認可 〜JOINの空港事業における第1号案件〜(国交省公式サイト)
http://www.mlit.go.jp/report/press/sogo06_hh_000238.html

ロシア・ハバロフスク国際空港ターミナル整備・運営事業への参画のための株主間協定書の締結について(JATCO公式サイト)
https://www.tokyo-airport-bldg.co.jp/files/whats_new/1214_1218_0444.pdf
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2017年08月21日

(帛)パラオ_羽田が空港運営へ

■パラオ国際空港 羽田の日本空港ビルデングと双日が空港運営事業に参画へ

東京国際空港(羽田空港)の国内線旅客ターミナルを運営する日本空港ビルデングと双日は21日、パラオ共和国政府と空港運営事業会社を設立し、パラオ共和国政府との間で、パラオ国際空港の20年間の事業権譲渡契約を締結したと発表しました。

日本空港ビルデングと双日は、設立した中間持株会社Japan Airport Management Partners Co. Ltd.が51%、パラオ共和国政府が49%出資する空港運営事業会社のパラオ・インターナショナル・エアポート株式会社(Palau International Airport Corporation)の設立を発表。パラオ共和国政府との間で、パラオ国際空港の20年間の事業権譲渡契約を締結したとしています。
既存ターミナルを改修・拡張すると同時に、運営および維持管理などを行う」としており、「2018年3〜5月頃に空港運営および改修・拡張工事を開始する」としています。

今回の案件は、両社ともに初めてとなる海外空港運営事業となります。日本空港ビルデングは、仙台、高松と連続で、双日は高松で、国内の民間委託案件を逃しており、いきなり海外案件を手掛けることになります。

パラオ国際空港は、コロール郊外にあるパラオ唯一の国際空港。羽田からは直行便はありませんが、日本からはデルタ航空が成田国際線を週2往復運航しています。

双日と日本空港ビルデング、パラオ国際空港の運営事業に参画(日本空港ビルデング公式サイト)
https://www.tokyo-airport-bldg.co.jp/files/whats_new/1000_0821_0354.pdf
ラベル:羽田 パラオ
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2015年07月05日

(英)Cardiff_空港概要

情報交通ホットライン/空の駅情報館/海外空港特別編 Cardiff Airport(英国ウェールズ カーディフ空港)
空の駅情報館 海外空港特別編
Cardiff Airport
(英国ウェールズ カーディフ空港)


CWL000.jpg
Cardiff Airport(英国ウェールズ カーディフ空港)

■空港の概要
英国ウェールズ カーディフにある国際空港です。ウェールズの首都カーディフの中心部から15キロほど南西に位置する郊外型に近い都市型空港です。
ウェールズの玄関空港ですが、近隣空港のサービス向上・路線充実で近年は利用者減少が顕著です。
滑走路は東西方向に延びており、南北方向に使用されていない旧滑走路が十字に交わっています。ターミナル地区は滑走路交差部の北東側にあります。
平成27年7月5日現在、日本からの直行便はありません。


■飛行場種別:(海外空港)
■滑走路延長:2076m
■空港コード:CWL/EGFF


■施設の見どころ:◎==== 中規模。搭乗待合室中央に商業エリアがある欧州の空港らしい配置。全体的に狭く暗い印象でした。リニューアル計画中。
■見学者への対応:◎==== 案内所あり。ターミナルパンフなし。送迎デッキなし。モニュメント少々。ファン向け展示少々(歴史パネル展示あり)。
■売店の充実度:◎◎=== 売店・飲食店ともに搭乗待合室内を中心に設置。搭乗待合室中心部は売店・飲食店エリアとなっています。
■アクセスの状況:◎◎◎== 鉄道未接続/バスあり/カーディフ中心部への連絡バスあり。近隣に空港名を冠した鉄道駅があります。

※就航路線は平成27年7月5日、そのほかの情報は特記以外平成24年11月現在のものです。
■撮影環境:空港内・ターミナル周辺は基本的に撮影可能でした。展望デッキなどはなし。搭乗待合室内も窓があるのは、搭乗直前でないと入れないゲート付近程度で、飛行機の撮影はしづらい印象でした。
■日本からのアクセス:(平成27年7月現在)日本からの直行便はありません。日本からの場合、日本航空・ANAも就航しているロンドンヒースローから陸路で移動するか、ヨーロッパ各地の就航都市経由でアクセスするのが主流。日本から定着している路線はKLM利用のアムステルダム経由が多いようです。日本の航空会社の直行便がある空港としてパリCDG、デュッセルドルフ、ミュンヘンと結ばれており、これらの空港からならば乗り換え1回で利用できます(いずれも日本人にはなじみが薄いFlybeによる就航です)。
■路線活用のヒント:国際線はヨーロッパ各地(特に地中海沿岸が多い印象)、英国国内線はスコットランドや北アイルランド方面の路線が就航しています。日本からの場合、この空港を利用する時は、最終目的地である場合やカーディフ滞在後の移動での利用が多いでしょうか。ロンドン線は未就航です。
■乗り継ぎ方法:英国国内線と国際線の乗り継ぎの場合、入国審査/出国審査はこの空港で行われますので、手荷物受取が必要です。
※同一航空会社の英国国内線→国際線の場合、スルーチェックインが可能な場合もあるので、出発空港で確認することをお勧めします。

CWL001.jpg旅客ターミナルの特徴
(写真は平成24年11月撮影)
地上3階建てですが旅客が利用するのは2階までです。駐機方式はフィンガー方式とフロンタル方式の併用で、ターミナルに対して斜めに駐機する珍しい配置です。動線方式は1・1/2層方式ですが、ボーディングブリッジは少なめ。
二つのビルがくっついたような形になっており、ランド側から見て左側(東側)が到着エリア、右側(西側)が出発エリアになっています。
館内サインは、青紫地に白文字のほか、赤地に白文字のものがあります。英語表記がメインですが、一部ウェールズ語の表記のものもあります。
CWL002.jpgターミナル前面
(写真は平成24年11月撮影)
白壁が目を引く前面です。出入口は出発側と到着側で大きく2か所に分かれています。前面部分は交通広場になっており、2つの島が設置されています。
バスのりばはターミナル前にあります。
カーディフ中心部を結ぶThe Cardiff Airport Express(T9系統)が日中20分間隔で運行されているほか、後述のRhoose Cardiff International Airport駅方面への905系統が運行されています。
CWL003.jpgチェックインロビー・チェックインカウンタ
(写真は平成24年11月撮影)
1階は、東側に到着ロビー、西側にチェックインロビーがあります。天井が低くあまり開放感はないロビーです。
チェックインロビーはカウンタが横に広く25か所の手荷物預けカウンタが並んでいます。一部の航空会社は、西端側に航空券購入用のカウンタを設置しています。
チェックインカウンタは航空会社が特定されていないタイプです。
CWL005.jpg出発ロビー
(写真は平成24年11月撮影)
出発ロビーは、2階西側にあります。3階までの吹き抜けになっているロビーです。
ヨーロッパの空港では珍しく、飲食店・売店もあり、テーブルと椅子が設置されているため休憩も可能です。
CWL006.jpg出発口
(写真は平成24年11月撮影)
2階中央部付近、出発ロビー奥に隠れるように設置されています。
英国国内線、国際線ともに同一の保安検査場を通過します。
CWL007.jpg搭乗待合室
(写真は平成24年11月撮影)
2階東側は搭乗待合室になっています。売店や飲食店で囲まれている待合室で、ソファが多数並んでいます。外を眺められる窓も少なく、狭い印象です。
搭乗口案内は数少ないモニタで全便一括して案内されていますが、搭乗口は搭乗開始直前に発表されます。
CWL008.jpg搭乗口
(写真は平成24年11月撮影)
搭乗口は北側に1番と2番、フィンガーの先に3番〜9番があります。3番〜9番は搭乗改札がひとつにまとまっており、搭乗開始直前まで搭乗口前までは行けない運用になっています。
フィンガー内は通常の搭乗待合室のようになっており、搭乗口で再度改札があります。
国内線でも搭乗口で身分証明書やパスポートなどの提示が必要です。
CWL009.jpg手荷物受取場・到着ロビー
(写真は平成24年11月撮影)
手荷物受取場・到着ロビーは、1階東側にあります。手荷物受取所のあとに到着口があるタイプです。
CWL011.jpg売店・飲食店
(写真は平成24年11月撮影)
搭乗待合室内を中心に出店しており、待合室は売店に囲われた中に椅子があるような印象です。両替所は搭乗待合室内と到着手荷物受取場にあります。
■一般エリア(保安検査より前)
1階チェックインロビー:飲食店1店舗(Caffi Cwtch)
2階出発ロビー:売店1店舗(WHSmith)

■搭乗待合室内(保安検査後)
搭乗待合室:売店2店舗(免税店(Nuance)、WHSmith)、飲食店2店舗(Caffè Ritazza、Echo Bar)
CWL012.jpg地上アクセス施設(駐車場)
(写真は平成24年11月撮影)
ターミナル前に有料駐車場があります。
ターミナル正面は短期間用で、長期間用は少し離れた位置にあります。
レンタカーは複数の会社が出店しています。
CWL013.jpg地上アクセス施設(Rhoose Cardiff International Airport駅)
(写真は平成24年11月撮影)
空港南方に、Cardiff Central駅とBridgend駅を結ぶ Vale of Glamorgan LineのRhoose Cardiff International Airport駅があります。
空港の名前を冠していますが、ターミナル地区は空港北側にあるため駅から徒歩でのアクセスは難しく、シャトルバスの905系統が空港との間を10分弱で結んでいます。
平成27年7月現在、平日は1時間に1本、休日は2時間に1本の運行です。

■日本からの就航路線(国際線)
就航先運航会社
( )内は共同運航による運航会社
 (直行便なし)
就航路線変遷(平成27年6月28日以降)
-

■空港所在地
[ここに地図が表示されます]


■Cardiff Airport(英国ウェールズ カーディフ空港)についてもっと詳しく調べたい方のリンク集
Cardiff Airport(英国ウェールズ カーディフ空港)の公式サイト△(英語版)
※「情報交通ホットライン」は日本をはじめとする空港を紹介する私設サイトです。
※Cardiff Airport(英国ウェールズ カーディフ空港)の公式サイトではありません。

開設月日 2015.06.28
初調査日 2012.11.09
前調査日 2012.11.09
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2015年06月28日

(英)Edinburgh_空港概要

情報交通ホットライン/空の駅情報館/海外空港特別編 Edinburgh Airport(英国スコットランド エディンバラ空港)
空の駅情報館 海外空港特別編
Edinburgh Airport
(英国スコットランド エディンバラ空港)


EDI001.jpg
Edinburgh Airport(英国スコットランド エディンバラ空港)

■空港の概要
英国スコットランド エディンバラにある国際空港です。スコットランドの首都エディンバラの中心部から10キロほど西方に位置する都市型空港です。
スコットランドの玄関空港となっており、スコットランド一の旅客数を誇っています。2012年にBAAからGlobal Infrastructure Partnersに運営者が変更されています。
2本の滑走路がへの字に配置されており、滑走路が交わる中央付近の南側にターミナル地区があります。ターミナルは1つのターミナルが、各滑走路に面するようにへの字に横に延びています。
平成27年6月28日現在、日本からの直行便はありません。


■飛行場種別:(海外空港)
■滑走路延長:2,560m/1,976m
■空港コード:EDI/EGPH


■施設の見どころ:◎◎=== 中規模。搭乗待合室中央に商業エリアがある欧州の空港らしい配置。
■見学者への対応:◎◎=== 案内所あり。ターミナルパンフなし。送迎デッキなし。モニュメント少々。ファン向け展示少々。
■売店の充実度:◎◎◎== 売店・飲食店ともに搭乗待合室内を中心に設置。搭乗待合室中心部は売店・飲食店エリアとなっています。
■アクセスの状況:◎◎◎== 鉄道接続(トラム)/バスあり/エディンバラ中心部へのバスは24時間運行

※就航路線は平成27年6月28日、そのほかの情報は特記以外平成24年11月現在のものです。
■撮影環境:空港内・ターミナル周辺は基本的に撮影可能でした。展望デッキなどはなく、搭乗待合室内から眺められる程度で、飛行機の撮影はしづらい印象でした。
■日本からのアクセス:(平成27年7月現在)日本からの直行便はありません。日本からの場合、日本航空・ANAも就航しているロンドンヒースローから英国国内線でアクセスするのが主流のようです。ヨーロッパの就航都市からの乗り継ぎ利用も可能で、日本の航空会社の直行便がある空港とは、ヒースローのほかフランクフルト、ミュンヘン、パリCDG、シカゴ、ニューヨークJFKと結ばれています。
■路線活用のヒント:国際線はヨーロッパ各地、英国国内線はスコットランド北部離島と、英国南部各地の路線が多数就航しています。日本からの場合は最終目的地空港であることが多いでしょうか。英国北部離島への拠点として活用できます。ロンドン線はヒースローのほか、シティ、ガトウィック、ルートン、スタンステッドの各路線あり。
■乗り継ぎ方法:英国国内線は出発・到着が混在する動線で、英国国内線どうしの乗り継ぎは、スルーチェックインを済ませている場合、搭乗待合室内のみでの手続きが可能です。英国国内線と国際線の乗り継ぎの場合、入国審査/出国審査はこの空港で行われますので、手荷物受取が必要です。
※同一航空会社の英国国内線→国際線の場合、スルーチェックインが可能な場合もあるので、出発空港で確認することをお勧めします。

EDI003.jpg旅客ターミナルの特徴
(写真は平成24年11月撮影)
地上2階建て。駐機方式はフロンタル方式、動線方式は1・1/2層方式です。
ターミナルは一つですが、パッと見た目は、南西側、北側、東側の三つの建物が〔の形につながったようになっています。中央部分(北側)がランド側と出入りが可能なメインの建物。左側(南西側)と右側(東側)のエリアは、ランド側と出入りはできず、フィンガー部分となっています。
館内サインは、吊サインが黄地に黒文字、壁面サインが紫地に白文字で、英語表記となっています。
EDI002.jpgターミナル前面
(写真は平成24年11月撮影)
紫の壁面とガラス面が目を引く前面です。出入口は中央部分に大きく3か所あります。車道は2車線が接続しています。
バスのりばはターミナル前と、南東側にあります。また、トラムのりばが南東端側にあります。
エディンバラ中心部へのアクセスは、バスの場合Airlink 100が10分間隔でWaverley Bridgeまで24時間運行(未明は30分間隔、それ以外の時間帯は10分間隔)、トラムの場合Edinburgh Park駅などを経由するYork Place行が運行されています(日中8〜10分間隔)。
グラスゴー方面など各地へのバスも運行されています。
EDI004.jpgチェックインロビー・チェックインカウンタ
(写真は平成24年11月撮影)
1階中央部分ランド側は、チェックインロビーと出発ロビー、到着ロビーが横に並んだ空間になっています。ランド側から見て、国際線の到着関係が左側(西側)、出発関係が中央、英国国内線の到着関係が右側(東側)に配置されています。
便数の多い空港ですが、それほど広いロビーではなく、1階は天井が低くあまり開放感はありません。
チェックインカウンタは航空会社が特定されていないタイプで、中央付近に航空会社の位置を確認できるモニタがつられています。
EDI005.jpg出発口
(写真は平成24年11月撮影)
出発口は、2階中央部にあります。
英国国内線、国際線ともに同一の保安検査場を通過します。上級クラスを利用する場合などには優先レーン(fastTRACK)を利用できます。
EDI006.jpg搭乗待合室
(写真は平成24年11月撮影)
2階エプロン側は搭乗待合室になっています。搭乗待合室は、ターミナルの中央部からフィンガーが東側と西側に延びています。
搭乗口は西側に1番〜4番、中央部に5番〜12番、東側に13番〜23番があります。
英国国内線は出発・到着が混在する待合室です。
EDI012.jpg搭乗待合室(東側エリア)
(写真は平成24年11月撮影)
東側エリアは搭乗待合室が東側に長く延びています。東側エリアが搭乗口がメインの施設で、搭乗橋がないため、いずれも地上搭乗となります。
EDI007.jpg英国国内線 手荷物受取場・到着ロビー
(写真は平成24年11月撮影)
英国国内線用の手荷物受取場・到着ロビーは、1階東側にあります。英国国内線は到着口を出たあとに手荷物受取所があるタイプです。
EDI008.jpg国際線 手荷物受取場・到着ロビー
(写真は平成24年11月撮影)
国際線用の入国審査場・手荷物受取場・到着ロビーは、1階西側にあります。手荷物受取場は到着口前にあり、一度到着ロビーに出ると逆戻りはできません。
EDI011.jpg売店
(写真は平成24年11月撮影)
搭乗待合室内を中心に多数の売店が出店しています。サービス店は少なく、両替所は搭乗待合室内とロビーともにあります。
■一般エリア(保安検査より前)
1階ロビー:売店2店舗(WHSmith2店舗)
2階出発ロビー:売店1店舗(WHSmith)

■搭乗待合室内(保安検査後)
2階西側:売店1店舗(WHSmith)
2階中央部付近:売店16店舗(Boots Pharmacy、WHSmith Bookshop、Kurt Geiger、The Collection、Hugo Boss、Best of the Best、Thinking Scotland、Accessorize、Sunglasses、Dixons、World Duty Free、Jo Malone、MAC、WHSmith、Liquorice Tree、The Golf Shop)
EDI009.jpg飲食店
(写真は平成24年11月撮影)
搭乗待合室内を中心に多数の飲食店が出店しています。
■一般エリア(保安検査より前)
1階ロビー:2店舗(COSTA2店舗)

■搭乗待合室内(保安検査後)
2階西側:1店舗(COSTA)
2階中央部付近:8店舗(Fringe、Thermidors Seafood Bar、Yo! Sushi、Eat、Caffè Nero、Wetherspoon、The Gathering、Costa)
2階西側:1店舗(WHSmith Café)
EDI010.jpg地上アクセス施設(駐車場)
(写真は平成24年11月撮影)
ターミナル前に有料立体駐車場があります。
レンタカーは、駐車場の先に、カーレンタルセンターがあり、複数のレンタカー会社が窓口を設置しています。

■日本からの就航路線(国際線)
就航先運航会社
( )内は共同運航による運航会社
 (直行便なし)
就航路線変遷(平成27年6月28日以降)
-

■空港所在地
[ここに地図が表示されます]


■Edinburgh Airport(英国スコットランド エディンバラ空港)についてもっと詳しく調べたい方のリンク集
Edinburgh Airport(英国スコットランド エディンバラ空港)の公式サイト△(英語版)
※「情報交通ホットライン」は日本をはじめとする空港を紹介する私設サイトです。
※Edinburgh Airport(英国スコットランド エディンバラ空港)の公式サイトではありません。

開設月日 2015.06.28
初調査日 2012.11.09
前調査日 2012.11.09
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2015年06月14日

(芬)Rovaniemen_空港概要

情報交通ホットライン/空の駅情報館/海外空港特別編 Rovaniemen lentoasema(フィンランド)
空の駅情報館 海外空港特別編
Rovaniemen lentoasema
(フィンランド ロヴァニエミ空港)


RVN000.jpg
Rovaniemen lentoasema(フィンランド ロヴァニエミ空港)

■空港の概要
フィンランド ロヴァニエミにある空港です。ラッピ県の県庁所在地ロヴァニエミの中心部から8キロほど北方に位置する都市型空港です。
ラップランドの玄関空港で、ちょうど北極圏との境目付近に位置しています。ラップランドにいるとされるサンタクロース公式空港となっています。ターミナルは南東側に1つあります。
平成27年6月14日現在、日本からの直行便はありません。


■飛行場種別:(海外空港)
■滑走路延長:3,002m
■空港コード:RVN/EFRO


■施設の見どころ:◎◎=== 小規模。サンタクロース公式空港。北極圏らしい装飾は見どころ多数。
■見学者への対応:◎◎◎== 案内所あり。ターミナルパンフなし。送迎デッキなし。モニュメント多数。ファン向け展示少々。
■売店の充実度:◎==== 売店・飲食店ともに最低限の設置。
■アクセスの状況:◎◎=== 鉄道未接続/バスあり/リムジンサービスのバスのみの運行で路線バスはありません。

※就航路線は平成27年6月14日、そのほかの情報は特記以外平成24年11月現在のものです。
■撮影環境:空港内・ターミナル周辺は基本的に撮影可能でした。冬は雪の多い地域であり、ガラスも曇るので、館内・周辺からの飛行機撮影は不向きです。
■日本からのアクセス:日本からの直行便はありません。日本からの場合、日本航空も就航しているヘルシンキヴァンター空港からフィンランド国内線でアクセスするのが主流です。
■路線活用のヒント:ヘルシンキ線がメインで、最終目的地の場合が多いと思われます。ヘルシンキ経由でヨーロッパ各地へアクセスできます。
■乗り継ぎ方法:乗り継ぎ利用はほぼないと思われます。スルーチェックインをしていない場合は、いったん到着ロビーへ出たすぐ左側にあるチェックインロビーで手続きになります。小さな空港ですので、迷うところはないと思われます。

RVN001.jpg旅客ターミナルの特徴
(写真は平成24年11月撮影)
地上2階建て。エプロン側が一段低くなっており、旅客はほぼ1階のみを使用する平面移動となります。
駐機方式はフロンタル方式、動線方式は単層方式に近い1・1/2層方式です。
昼間でも航空便が運行していない時間帯はターミナル自体が閉鎖される場合があるため、要注意です。
館内サインは青地に黄文字で、フィンランド語と英語併記となっています。
RVN002.jpgターミナル前面
(写真は平成24年11月撮影)
白い屋根と黒い壁面が目を引く前面です。出入口は2か所。車道は1車線が接続しています。
路線バスの乗り入れはなく、ロヴァニエミ中心部への公共交通としては、AIRPORTBUS.FI busが運行されています。中型車両を使用しており、チャーターのエアポートタクシーという位置づけのようです。
RVN003.jpgロビー・チェックインカウンタ
(写真は平成24年11月撮影)
1階ランド側は、チェックインロビーと出発ロビー、到着ロビーが一体化した空間になっています。ランド側から見て、出発関係が右側(北側)、到着関係が左側(南側)に配置されています。
チェックインカウンタの幅は8ブース分のみの小さなもので、航空会社が特定されていないタイプです。
ロビー中央部には空港案内所やレンタカーカウンタが並んでいます。
網目の天井には、白いオーロラのような帯状の装飾が施されています。
RVN004.jpg出発口
(写真は平成24年11月撮影)
出発口は、1階チェックインカウンタ脇のターミナル中央部にあります。
入口は2通路あります。
RVN005.jpg搭乗待合室
(写真は平成24年11月撮影)
1階エプロン側は搭乗待合室になっています。
搭乗口は1、2、3、5、7とあり、搭乗橋は2本のびています。
RVN006.jpg手荷物受取場・到着ロビー
(写真は平成24年11月撮影)
到着ロビーは、1階南側にあります。到着口を出たあとに手荷物受取所があるタイプです。
ベルトは2箇所あります。建物端側のベルトは、国内線のみ運航時と国際線(シェンゲン圏外線)運航時で運用を変更できるスイングタイプになっています。国際線運航時は税関や入国審査場を設けられるようになっており、この場合は、奥の手荷物受取場エリアは隔離されます。
ベルトの円周内部を活用してラップランドらしい装飾がされています。
RVN007.jpg売店・飲食店
(写真は平成24年11月撮影)
保安検査前の一般エリアでは、1階に売店1店舗(Souvenir Moskiitos)、2階に飲食店1店舗(Hello Cafe)、保安検査後の搭乗待合エリアでは、1階搭乗待合室内に売店・飲食店を兼ねた1店舗(Hello Cafe)があります。
館内にATMはありません。
RVN008.jpg地上アクセス施設(駐車場)
(写真は平成24年11月撮影)
ターミナル前に有料駐車場があります。
RVN009.jpgアート作品など
(写真は平成24年11月撮影)
小さなターミナルですが、アート作品などが点在しています。
サンタクロース公式空港となっているため、サンタクロースの絵を使ったサインがあるほか、随所に北極圏の動物や雪山等をデザインした装飾が施されています。ターミナル正面の丘の上にあるトナカイのモニュメントは夜点灯されてきれいです。
搭乗待合室の頭上には航空機も展示されています。
空港前には世界各地への距離を示した案内柱が立っており、TOKYOまで7,340kmであることが分かります。

■日本からの就航路線(国際線)
就航先運航会社
( )内は共同運航による運航会社
 (直行便なし)
就航路線変遷(平成27年6月14日以降)
-

■空港所在地
[ここに地図が表示されます]


■Rovaniemen lentoasema(フィンランド ロヴァニエミ空港)についてもっと詳しく調べたい方のリンク集
Rovaniemen lentoasema(フィンランド ロヴァニエミ空港)の公式サイト△(Finavia公式サイト、フィンランド語・英語版のみ)
※「情報交通ホットライン」は日本をはじめとする空港を紹介する私設サイトです。
※Rovaniemen lentoasema(フィンランド ロヴァニエミ空港)の公式サイトではありません。

開設月日 2015.06.14
初調査日 2012.11.03
前調査日 2012.11.05
posted by johokotu at 12:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ■海外空港 | 更新情報をチェックする

2015年06月06日

(加)Vancouver中_空港概要

情報交通ホットライン/空の駅情報館/海外空港特別編 Vancouver International Airport(カナダ)/メインターミナルエリア
空の駅情報館 海外空港特別編
Vancouver International Airport
(カナダ バンクーバー国際空港)
メインターミナルエリア


■施設の見どころ:◎◎◎◎◎ 大規模。3エリアからなるターミナル。照明や柱まで考えられたデザイン。ホテル直結、教会なども設置されています。
■見学者への対応:◎◎◎◎◎ 案内所多数。ターミナルパンフあり。送迎デッキ無料(屋内型)。モニュメント多数。ファン向け展示多数。
■売店の充実度:◎◎◎◎◎ 売店・飲食店ともに多数の店舗が出店しています。一般エリア、保安検査場内ともに出店があります。
■アクセスの状況:◎◎◎◎= 鉄道直結(TransLink Canada Line YVR-Airport駅)/バス少々/バスは深夜バスのみ


※就航路線は平成27年6月6日、そのほかの情報は特記以外平成27年2月現在のものです。
■Canada(国内線)ターミナル
YVRD001.jpg国内線ターミナル 旅客ターミナルの特徴
(写真は平成27年2月撮影)
メインターミナルは、Canada(国内線)ターミナルと、国際線ターミナル(国際線エリア・USAエリア)の大きく二つに分かれており、ランド側は入口が大きく3エリアに分かれています。カナダ国内線ターミナルはメインターミナル地区の一番奥の西側にあります。横は南北に広がるターミナルで、ランド側が東側、エプロン側が西側になります。
地上4階建て。駐機方式はピア方式、動線方式は多層方式です。
館内のサインは、濃緑地に白文字で英語とフランス語のサインが主流です。
YVRD002.jpg国内線ターミナル ターミナル前面
(写真は平成27年2月撮影)
建物の屋根と一体化した屋根が目立つ前面です。1階、2階、3階それぞれにカーブサイドがあり、段々配置になっています。
1階は、駐車場1階との連絡階となっていて前面に2車線が接続しています。大型車駐車場がターミナル前にあります。出入口は中央1か所です。「VANCOUVER INTERNATIONAL AIRPORT LEVEL 1」バス停があり、深夜時間帯に夜行バスN10系統SB HOWE ST AT DUNSMUIR ST BAY 4行、EB ANDERSON RD AT NO. 3 RD行が3往復運行されています。ホテルなどの民間送迎バス用ののりばがあります。
2階は、到着ロビー階で、4車線道路が接続しています。ターミナルへの出入口は北側、南側にそれぞれありますが、屋根は北側のみの設置です。サウスターミナル連絡バスのりば、タクシーのりばがあります。
3階は、出発ロビー階。駐車場3階との連絡階となっていて、4車線道路が接続しています。建物の屋根が歩道上部を覆っています。
YVRD003.jpg国内線ターミナル チェックインロビー
(写真は平成27年2月撮影)
3階ランド側はカナダ国内線のチェックインロビーとなっています。
曲線を描く天井パネルが目立つ広々としたロビーです。
YVRD004.jpg国内線ターミナル チェックインカウンタ
(写真は平成27年2月撮影)
中央にメインのカウンタが広く展開しているほか、ランド側から見て左側(南側)と右側(北側)の両方にもカウンタが設けられています。
南側は、AIR NORTH、Hawkair、Central Mountain Airのカウンタが常設されているほか、特定曜日にAir Transat、Sunwing Airlinesが利用しています。
中央は、左側にWESTJET、右側にエア・カナダ(AIR CANADA)のカウンタが常設されています。中央部は自動チェックイン機が並ぶセルフチェックイン方式です。ホンダジェットのカナダ販売店Skyserviceもチャーター便運航時に利用しています。
北側は、エア・カナダのプライオリティチェックインカウンタとなっています。
YVRD005.jpg国内線ターミナル 出発保安検査場
(写真は平成27年2月撮影)
3階ランド側から見て左奥にA・B、右奥にCの出発保安検査場があります。Cは緑地のサインが目立ちます。優先口(FasTrack)が設定されています。搭乗案内は液晶モニタタイプです。
YVRD006.jpg国内線ターミナル 搭乗待合室
(写真は平成27年2月撮影)
3階エプロン側は広範囲が搭乗待合室になっています。ピア方式を採用しており、国際線も含めAからEまで全部で5つのピアがターミナルから飛び出す形で整備されています。国内線は主に南側のAとB、西側のCを使用しています。
搭乗待合室内にも複数の案内所、多数の店舗があります。座席周りにはコンセントが多数設置されており、利便性の高い待合室になっています。(カナダのコンセントプラグは日本と同じAタイプ(電圧が異なるので要注意))
YVRD007.jpg国内線ターミナル 搭乗口
(写真は平成27年2月撮影)
搭乗口は各ピアごとに多くあります。搭乗口はカウンタはあるものの改札はないタイプです。
南東端側のAエリアには1-12(構造上は13までがピアAで、搭乗橋は8-12)、南西端側のBエリアには11-28(14-16はピアAとBの間)、少し離れた北側のCエリアには29-52(50-52はピアCとDの間)があります。
YVRD009.jpg国内線ターミナル 国内線到着口
(写真は平成27年2月撮影)
カナダ国内線は、到着客も到着口から搭乗待合室を通る、出発客と到着客の混在する施設配置です。
到着口は、3階のA・Bエリア側に1か所、Cエリア側に1か所あります。到着手荷物受取場は2階にあるため、到着口を出てすぐに2階へ下がるエスカレータ・階段が設置されています。
YVRD008.jpg国内線ターミナル 国内線手荷物受取場
(写真は平成27年2月撮影)
2階は広くカナダ国内線の手荷物受取場となっています。南北に分かれており、南側に1-3、北側に4-6の返却ベルトがあります。奥側には長尺物や自転車など大型手荷物の返却場があります。
奥側に航空先駆者に関する展示パネルや胸像が設置されています。
YVRD010.jpg国内線ターミナル 国内線到着ロビー
(写真は平成27年2月撮影)
2階ランド側は到着ロビーになっています。中央に案内所があります。
YVRD014.jpg国内線ターミナル 屋内展望スペース
(写真は平成27年2月撮影)
国内線ターミナル中央4階に、メインターミナル内唯一となる屋内展望スペースがあります。
エプロン側がガラス張りになっている休憩スペースで、空港模型や航空に関する展示も多数あります。
YVRD015.jpg国内線ターミナル 展望スペースからの眺め
(写真は平成27年2月撮影)
左側にBエリア、右側にCエリアのピアがあり、西方向のエプロンを眺められます。空港区域の向こうにジョージア海峡、遠くにバンクーバー島の山並みが見えます。午前中が順光です。

■国際線ターミナル International(国際線)エリア
YVRI001.jpg国際線エリア 旅客ターミナルの特徴
(写真は平成27年2月撮影)
メインターミナル地区の中央に位置しています。USAエリアとは外観上ひとつの建物(国際線ターミナル)で、国際線エリアはランド側から見ての左側一帯を占めています。横は東西に広がるターミナルで、ランド側が南側、エプロン側が北側になります。
地上4階建て。駐機方式はピア方式、動線方式は多層方式です。旅客は2階と3階部分を主に利用しており、到着通路の一部に4階部分を利用する区画があります。地上レベルが2階になります。
館内のサインは、濃緑地に白文字で英語とフランス語のサインが主流です。
YVRI002-2.jpg国際線エリア ターミナル前面
(写真は平成27年2月撮影)
建物の屋根と一体化した屋根が目立つ前面です。前面は地上レベルの2階と3階に道路が接続しており、段々配置になっています。
2階は、到着ロビー階。駐車場1階との連絡階で、3階カーブサイドの道路の下に、サウスターミナル連絡バスのりば、許可車の駐車・のりばスペースが整備されています。その外側に車路が接続、ホテルなどの民間送迎バス用ののりばがあります。
3階は、出発ロビー階で、4車線道路が接続しています。駐車場3階とも連絡しています。
YVRI003-2.jpg国際線エリア チェックインロビー
(写真は平成27年2月撮影)
3階ランド側にある明るいロビーです。国内線ターミナル側にもロビーがあり、暖色系の照明が目を引きます。
柱や照明は、ブリティッシュ・コロンビア州の木などをイメージにしたアートの一部となっています。
YVRI004.jpg国際線エリア チェックインカウンタ
(写真は平成27年2月撮影)
国内線ターミナル寄りエリアのカウンタはエア・カナダが使用しています。中央寄りは特定の航空会社用ではないため、各便のチェックイン時間帯のみ開設されます。
日本航空とANAは出発保安検査場Dに近いカウンタを使用することが多いようです。
YVRI005.jpg国際線エリア 出発保安検査場
(写真は平成27年2月撮影)
3階ランド側から見て右奥側にDの出発保安検査場があります。緑地のサインが目立ちます。優先口(FasTrack)が設定されています。搭乗案内は液晶モニタタイプです。
YVRI006.jpg国際線エリア 搭乗待合室
(写真は平成27年2月撮影)
3階エプロン側は広範囲が搭乗待合室になっています。ピア方式を採用しており、国際線は主に北西側のDを使用しています。搭乗待合室内にも複数の案内所、多数の店舗があります。
出国審査場はなく、国内線が主に使用するABC側とも行き来できます。
中央部には水の流れる大空間があり、免税店などが並んでいます。巨大なモニタと水槽が目立ちます。
YVRI007.jpg国際線エリア 搭乗口
(写真は平成27年2月撮影)
Dエリアには50-78(構造上は53-67までがピアD)があり、76以降はUSA出発エリアで行き来はできません。
各搭乗口は、70番まではカウンタが設置されているのみですが、71番以降のエリアはUSA出発でも使用できるようになっているのか、各搭乗口エリアがガラス張りの区画割りされています。

■国際線ターミナル USA(米国線)エリア
YVRU001.jpgUSAエリア 旅客ターミナルの特徴
(写真は平成27年2月撮影)
メインターミナル地区の中央に位置しています。国際線エリアとは外観上ひとつの建物で、ランド側から見て右側一帯を占めています。
地上4階建て。駐機方式はピア方式、動線方式は多層方式です。旅客は2階と3階部分を主に利用しており、到着通路の一部に4階部分を利用する区画があります。地上レベルが2階になります。
館内のサインは、濃緑地に白文字で英語とフランス語のサインが主流です。
YVRU002.jpgUSAエリア ターミナル前面
(写真は平成27年2月撮影)
建物の屋根と一体化した屋根が目立つ前面です。前面は地上レベルの2階と3階に道路が接続しており、段々配置になっています。
2階は、国際線エリアと共通のロビーです。3階は、出発ロビー階で、3車線道路が接続しています。
YVRU004.jpgUSAエリア チェックインロビー・チェックインカウンタ
(写真は平成27年2月撮影)
3階ランド側にある明るいロビーです。国際線エリアと同様に高天井の明るいターミナルです。
数多くのチェックインカウンタが並んでいます。
YVRU005.jpgUSAエリア 米国線出発保安検査場
(写真は平成27年2月撮影)
3階ランド側から見て右奥側にEの出発保安検査場があります。緑地のサインが目立ちます。優先口(FasTrack)が設定されています。搭乗案内は液晶モニタタイプです。
出発保安検査場部分で米国の税関・審査があるため、カナダ国内線・他国国際線の場合と異なり、搭乗待合室は隔絶した空間になっています。
YVRU006.jpgUSAエリア 米国線搭乗待合室・搭乗口
(写真は平成27年2月撮影)
3階エプロン側が搭乗待合室です。ピア方式で米国線は主に北西側のEを使用しています。搭乗待合室内にも案内所、多数の店舗があります。
搭乗口は67-99(67-70はピアD側、90番以降は東側のピア)と案内されていますが、通常は76以降を使用しています。
YVRI010.jpg国際線エリア/USAエリア 国際線到着口
(写真は平成27年2月撮影)
米国線と他国国際線の到着ルートは同一経路となります。
到着口は、国際線ターミナル中央2階に1か所あります。
国内線と異なり、出発と到着は完全に分離されており、4階に整備されている通路SKYWALKを進んできます。中央部2階に入国審査場、手荷物受取場、到着口となります。
YVRI009.jpg国際線エリア/USAエリア 国際線到着ロビー
(写真は平成27年2月撮影)
2階にあります。到着ロビーはあまり広くない区画です。一部が2階までの吹抜となっており、2体のClayoquot族のWELCOME FIGURESが目を引きます。
到着口を出てすぐに案内所があります。
YVR019.jpg国際線エリア/USAエリア 教会
(写真は平成27年2月撮影)
国際線ターミナル2階には、教会も整備されています。

■各ターミナル共通
売店
(写真は平成27年2月撮影)
非常に多くの売店が出店しています。保安検査前エリアは、国内線1階入口付近と3階チェックインロビー裏に、保安検査後の搭乗待合室内は、各ピアに多数の店舗が出店しています。国内線1階はクリニックや薬局などサービス店が集まっていて、便利です。
YVRD011-1.jpg
▲売店(国内線ターミナル1階)
YVRD011.jpg
▲売店(搭乗待合室 Cエリア)
YVRI011.jpg
▲売店(搭乗待合室 Dエリア)
■一般エリア(保安検査より前)
1階国内線入口ロビー:売店2店舗(7-eleven(コンビニ)・West Coast Liquor Store(酒屋))、サービス店8店舗(Absolute Spa & Salon YVR・Airport Fabricare Cleaners(クリーニング)・Airport Luggage & Shoe Repair・Canada Post(郵便局)・Airport Rehabilitation and Wellness・Pharmasave Pharmacy(薬局)・Vancouver Airport Dental Centre(歯科)・Vancouver Airport Medical Clinic(クリニック))
2階国内線到着ロビー:売店1店舗(Pacific Coast News)、サービス店1店舗(CDS Baggage Storage)
3階国内線出発ロビー:売店11店舗(Crafthouse・Discover British Columbia・Hudson News・iStore・Life is Good・Pacific Sweet Shoppe・Taraxca Jewellery・Travel & Leisure・Vancouver Aquarium・Virgin Books & Music・Vancouver Airport Florist)、サービス店3店舗(ICE(両替)・BC Lottery・RBC Royal Bank)
2階国際線到着ロビー:売店2店舗(Hudson News・Salamandra Gifts & Flowers)、サービス店3店舗(ICE・BC Lottery・CDS Baggage Storage)
3階国際線出発ロビー:売店8店舗(Affordable Luxuries・Pacific Coast News・Shades of Time・Brooks Brothers・Gifts of the Raven・Mountain Style・PGA Tour Shop・Vancouver Marketplace)、サービス店3店舗(Priority Baggage・ICE2店舗)
3階USA出発ロビー:売店1店舗(Pacific Coast News)、サービス店1店舗(ICE)

■搭乗待合室内(保安検査後)
3階 A入口付近:売店4店舗(Flight Stop・Lick・Marshall Rousso・Tumi)、サービス店1店舗(Aurora Shoe Shine)
3階 Bエリア:売店1店舗(Retail Carts)
3階 C入口付近:売店2店舗(Hudson News・Retail Carts)、サービス店2店舗(Absolute Spa at YVR・Aurora Shoe Shine)
3階 Cエリア:売店9店舗(Explore Sea to Sky・Gallerie Vancouver・iStore・Pacific Coast News・PGA Tour Shop・Rogers' chocolates・Sunglass Hut・Virgin Books & Entertainment・Hudson News & Euro Cafe)、サービス店1店舗(Absolute Spa at YVR)
3階 D入口付近(国際線利用エリア):免税店3店舗(World Duty Free・Collection・Thinking Canada)、売店1店舗(Hudson News)
3階 Dエリア(国際線利用エリア):免税店9店舗(World Duty Free2店・Burberry・Cartier・Connoisseur Collection・Hermes・Les Boutiques・Collection・Beauty Shop)、売店4店舗(Hudson's Bay Company Trading Post・Virgin Books & Music and Relay・Hudson News & Euro Cafe・Tech on the Go)、サービス店1店舗(ICE)
3階 E入口付近(米国線利用エリア):免税店1店舗(World Duty Free)、売店7店舗(Hudson News・BC Sports Zone・Kids Works・Roots・Science World・Vancouver Kitchen・Victoria's Secret)、サービス店2店舗(Aurora Shoe Shine・ICE)
3階 Eエリア(米国線利用エリア):免税店1店舗(World Duty Free)、売店店舗(Affordable Luxuries・Discover Vancouver・Hudson News3店・Indulgences・Tech to the Go)、サービス店2店舗(ICE・Absolute Spa at YVR)
3階 E 90番台ピア(米国線利用エリア):売店1店舗(Hudson's News & Euro Cafe)
===============
飲食店

(写真は平成27年2月撮影)
多くの飲食店が出店しています。保安検査前エリアは、国内線3階エプロン側と、3階国際線とUSAの中央にそれぞれフードコートがあります。
搭乗待合室内にも多くの店舗が出店しています。
YVRD012.jpg
▲飲食店(国内線ターミナル2階)
YVRI012-1.jpg
▲飲食店(国際線エリア3階)
YVRI012.jpg
▲飲食店(搭乗待合室 Dエリア)
■一般エリア(保安検査より前)
2階国内線到着ロビー:3店舗(Stanley's Happy Landing Lounge・Harvey's・Tim Hortons)
3階国内線出発ロビー:9店舗(White Spot・A&W・Pizza Hut Express・Tim Hortons・Toshi Teppanyaki・Wok n' Roll・Jugo Juice・Starbucks・Subway)
2階国際線/USA到着ロビー:2店舗(Vino Volo・Tim Hortons)
3階国際線出発ロビー:8店舗(Hanami・Koho Restaurant & Bar・Fortune Wok・Galiano Bakery & Cafe・Starbucks・Thai Hang・Toshi Teppanyaki・Wendy's)

■搭乗待合室内(保安検査後)
3階 A入口付近:4店舗(Vino Volo・Carl's Jr・Famous Famiglia・Green Been Cafe)
3階 Aエリア:2店舗(Palomino Bar・Starbucks)
3階 Bエリア:1店舗(Green Been Cafe)
3階 C入口付近:1店舗(Brioche Doree)
3階 Cエリア:6店舗(Monk's Grill・Starbucks・BG Urban Cafe・Camden Food Co.・Rice Tales・Vera's Burger Shack)
3階 C 32-38番付近:1店舗(Tim Hortons)
3階 Dエリア(国際線利用エリア):7店舗(Milestone's・A&W・Famous Famiglia・Go Grill・Hanami Express・Starbucks・Subway)
3階 Eエリア(米国線利用エリア):9店舗(Orange Julius・Skyway Cafe・Starbucks・Vino Volo・Hanami Asian Cuisine・Tim Hortons・Canucks Bar & Grill・Burger King・Cinnabon)
YVRI017.jpgアート作品
(写真は平成27年2月撮影)
館内には非常に多くのアート作品があります。
空港の中でも強くPRされているのは、国際線ターミナル3階中央にある「THE SPIRIT OF HAIDA GWAII:THE JADE CANOE」で、島の先住民の彫刻があります。
館内のアート作品を自分で巡るためのガイドも配布されており、公式サイトでも詳しい解説があります。
YVR026.jpg水槽と池
(写真は平成27年2月撮影)
搭乗待合室のDエリア(国際線利用エリア)には、魚が泳ぐ水槽や池が整備されています。

※「情報交通ホットライン」は日本をはじめとする空港を紹介する私設サイトです。
※Vancouver International Airport(カナダ)の公式サイトではありません。

開設月日 2015.06.06
初調査日 2015.02.21
前調査日 2015.02.24
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2015年05月31日

(加)Vancouver南_空港概要

情報交通ホットライン/空の駅情報館/海外空港特別編 Vancouver International Airport(カナダ)/Airport South(サウスエリア)
空の駅情報館 海外空港特別編
Vancouver International Airport
(カナダ バンクーバー国際空港)
Airport South(サウスエリア)


■施設の見どころ:◎◎◎== 小規模。いずれのターミナルも木材を多用したターミナル。水上飛行機専用ターミナルもあり。
■見学者への対応:◎◎◎== いずれも案内所なし。ターミナルパンフなし。送迎デッキ無料(屋外)。モニュメントあり。ファン向け展示あり。
■売店の充実度:◎==== サウスターミナルは売店1店・飲食店1店。
■アクセスの状況:◎◎=== 鉄道なし/バスあり/路線バスは平日と土曜日のみ。メインターミナルとの間に無料連絡バスあり。


※就航路線は平成27年5月31日、そのほかの情報は特記以外平成27年2月現在のものです。
■サウスターミナル
YVRS001.jpg旅客ターミナルの特徴
(写真は平成27年2月撮影)
サウスエリアのメインターミナルがサウスターミナルです。
地上2階建て。駐機方式は地上搭乗のフィンガー方式、動線方式は単層方式です。2階部分は店舗などで一部が使用されているのみです。茶色の平らなターミナルです。
館内のサインは、緑青地に白文字で英語とフランス語のサインが主流です。一部は中国語併記です。
YVRS002.jpgターミナル前面
(写真は平成27年2月撮影)
天井から飛び出た屋根が目立つ前面です。カーブサイドの歩道は広く取られていますが、先端まで屋根がないため、車から降りる際、雨に濡れます。
2車線道路が接続しています。ターミナルへの出入口は出発側、到着側に各1か所あります。
YVRS003.jpgチェックインロビー
(写真は平成27年2月撮影)
1階、ランド側から見て左側に到着関係、右側に出発関係ですが、ほぼ全面に渡ってチェックインロビーとなっています。
2階までの吹抜けになっており、木材を利用した温かみのある雰囲気のロビーです。
YVRS004.jpgチェックインカウンタ
(写真は平成27年2月撮影)
広範囲にカウンタが設置されています。
到着側からPacific Coastal AIRLINES、AIR NORTH、ISLAND EXPRESS、KD Air、Orca AIRWAYSが利用しています。Pacific Coastalは建物わきに貨物窓口があります。
※AIR NORTHは窓口はありますがメインターミナルエリアの国内線ターミナル発着で、実質的に使用されていないようです。
YVRS005.jpg出発保安検査場
(写真は平成27年2月撮影)
1階ランド側から見て右側に設置されています。
搭乗案内は液晶モニタタイプです。
YVRS006.jpg搭乗待合室
(写真は平成27年2月撮影)
1階エプロン側にあります。搭乗口は1番と2番が一緒になっています。小さなカウンタがあるのみです。
搭乗は全便地上搭乗になります。
到着口脇に搭乗待合室を経由しない3番搭乗口があります。
YVRS007.jpg到着ロビー
(写真は平成27年2月撮影)
1階、ランド側から見て左側が到着エリアです。
小さなターミナルでチェックインロビーと一体化しています。
YVRS008.jpg到着口・手荷物受取場
(写真は平成27年2月撮影)
到着口は1か所です。手荷物受取場のベルトは直線タイプのものが1か所あります。
YVRS011.jpg売店
(写真は平成27年2月撮影)
一般エリアのみの出店で、1階出発保安検査場入口付近に売店1店舗(Galiano Gifts)があります。1階チェックインカウンタの並びにOAK BAY MARINE GROUP、2階にLangara Fishing ADVENTURESの窓口があります。
YVRS012.jpg飲食店
(写真は平成27年2月撮影)
一般エリアのみの出店で、1階中央部に飲食店1店舗(Galiano Cafe)があります。
YVRS014.jpg展望デッキ
(写真は平成27年2月撮影)
サウスターミナルわきの屋外にエプロンを眺められるウッドデッキがあります。
滑走路の向こう側にメインターミナルエリアを望めます。
YVRS013.jpgアート作品
(写真は平成27年2月撮影)
小さなターミナルですが、アート作品やモニュメントは多めです。
展望デッキ脇に熊のアート作品があるほか、Blackburn Shark II Torpedo Bomberのプロペラや空港の歴史展示があります。

■水上飛行機ターミナル(HARBOUR AIR SEAPLANES Terminal)
YVRsea001.jpg旅客ターミナルの特徴
(写真は平成27年2月撮影)
サウスターミナルへの入口交差点付近にある水上飛行機用ターミナルです。
地上2階建て。駐機方式は水上桟橋方式、動線方式は単層方式です。
バンクーバー国際空港があるシー島の南を流れるフレーザー川の上に建っているターミナルです。
HARBOUR AIRが管理しており、HARBOUR AIRのほかSaltSpring Airが使用しています。
YVRsea002.jpgターミナル前面
(写真は平成27年2月撮影)
すぐ前に道路(Inglis Drive)が通っており、ターミナルとの間に小さな交通広場があります。ターミナルは道路側から一段上がったところにあります。
駐車場はInglis Driveを挟んだ反対側(サウスターミナル側)にあります。
YVRsea003.jpgロビー
(写真は平成27年2月撮影)
木材をふんだんに使用した美しいロビーです。
建物に入ってすぐに待合スペースがあり、チェックインカウンタは建物奥側にあります。Flying Beaverグッズが展示されています。
YVRsea004.jpg飲食店
(写真は平成27年2月撮影)
ターミナル内には飲食店が1店舗(Flying Beaver Bar & Grill)出店しています。デッキ席もあります。

■水上飛行機ターミナル(Seair Seaplanes Terminal)
YVRsea011.jpg旅客ターミナルの特徴
(写真は平成27年2月撮影)
サウスターミナル入口交差点から少し海側へ進んだ所にある水上飛行機用ターミナルです。
こちらもフレーザー川の上に建っており、青緑の屋根が目を引く小さなターミナルです。駐機方式は水上桟橋方式、動線方式は単層方式です。
Seair Seaplanesが管理しており、Seair SeaplanesのほかGulf Island Seaplanesが使用しています。
YVRsea012.jpg前面・ロビー
(写真は平成27年2月撮影)
海沿いの小さな家といった趣の前面です。Inglis Driveと川の間に細長い交通広場があります。
水上桟橋まで続く木製デッキが特徴です。ターミナル内は待合室と受付がある程度です。
YVRsea013.jpg搭乗橋と水上桟橋
(写真は平成27年2月撮影)
木製の桟橋です。普通の飛行機では味わえない水上飛行機ならではの搭乗を楽しめます。

■その他の施設
YVRS016.jpg周辺の見どころ施設(The West Coast Fishing Clubなど)
(写真は平成27年2月撮影)
サウスターミナル周辺は、複数の航空会社の格納庫が集まっています。また、ターミナルわきにThe West Coast Fishing Clubの事務所、ターミナルエリア入口付近にWestcoast Resortsがあるなど航空利用以外の建物も見られます。
YVRsea005.jpgフレーザー川沿いの展望スペース
(写真は平成27年2月撮影)
フレーザー川沿いは自由にのんびりできる空間が広がっています。所々にベンチが置かれ、水上飛行機の離着水を楽しむことができます。
YVRS015.jpg地上アクセス施設(駐車場)
(写真は平成27年2月撮影)
サウスターミナル前に広い駐車場が整備されているほか、サウスターミナル入口交差点付近にはHARBOUR AIR用の駐車場があります。
YVRsea016.jpg地上アクセス施設(バスのりば)
(写真は平成27年2月撮影)
駅から離れているサウスエリアは、公共交通を利用する場合、TransLinkの路線バス利用になります。バスのりばはサウスターミナル前のほか、Seairターミナル前に設置されています。C92系統BRIDGEPORT STATION行が運行されていますが、土曜日は運行便数が少なくなり、休日は運行がないので注意が必要です。
路線バス以外では、各航空会社による送迎もあり。国際線ターミナル・国内線ターミナル・サウスターミナル間で無料連絡バスも運行されています。
YVRsea021.jpg水上飛行機の横断帯
(写真は平成27年2月撮影)
HARBOUR AIRターミナルとSeairターミナルの間には、川側に水上飛行機用のスロープが設けられています。このスロープと駐機場と間にはInglis Driveがあるため、道路側に信号付きの横断帯が設置されています。

※「情報交通ホットライン」は日本をはじめとする空港を紹介する私設サイトです。
※Vancouver International Airport(カナダ)の公式サイトではありません。

開設月日 2015.05.31
初調査日 2015.02.23
前調査日 2015.02.23
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2015年05月30日

(加)Vancouver湾_空港概要

情報交通ホットライン/空の駅情報館/海外空港特別編 Vancouver Harbour Water Airport(カナダ)
空の駅情報館 海外空港特別編
Vancouver Harbour Water Airport
(カナダ バンクーバーハーバー水上空港)


CXH000.jpg
Vancouver Harbour Water Airport(カナダ バンクーバーハーバー水上空港)

■空港の概要
カナダブリティッシュコロンビア州(BC州)バンクーバーにある水上飛行機用飛行場です。バンクーバーの中心部にある都心型飛行場です。再開発された港湾部の一角にあり、ターミナルは人工地盤と一体化しています。
BC州各地への水上飛行機路線が充実しており、利便性が非常に高い飛行場です。便数が非常に多く、眺めているとひっきりなしに発着があります。
平成27年5月30日現在、日本からの直行便はありません。


■飛行場種別:(海外空港)
■滑走路延長:(水上飛行場)
■空港コード:CXH/CYHC


■施設の見どころ:◎◎◎== 小規模。ターミナルは小さいですがカナダ一の利用者を誇る水上飛行場。人工地盤内のターミナル。
■見学者への対応:◎◎=== 案内所なし。ターミナルパンフなし。送迎デッキ無料。モニュメントなし(周囲に多数)。ファン向け展示なし。
■売店の充実度:◎==== 飲食店1店のみ。周囲に多数あります。
■アクセスの状況:◎◎◎◎= 鉄道徒歩5分程(Waterfront駅、Burrard駅)/バスあり/都心部にあります。Seabusのりばも徒歩圏内。

※就航路線は平成27年5月30日、そのほかの情報は特記以外平成27年2月現在のものです。
■撮影環境:空港内・ターミナル周辺は基本的に撮影可能でした。
■日本からのアクセス:日本からの直行便はありません。日本からの場合バンクーバー国際空港からSkyTrainのCanada Lineでアクセスできます。
■路線活用のヒント:BC州各地への便が多数運航されています。バンクーバー国際空港からの場合、同空港のサウスエリア発着便と同一の目的地も多いですが、こちらの方がアクセス抜群。バンクーバー市内から利用する場合は、バンクーバー国際空港よりも活用しやすいです。水上飛行機は、海に囲まれているにもかかわらず日本では体験できませんので、機会があればぜひ利用したい交通機関です。
■乗り継ぎ方法:乗り継ぎ利用は少ないと思われますが、いったんターミナルでの手続きが必要です。

CXH001.jpg旅客ターミナルの特徴
(写真は平成27年2月撮影)
2011年にVancouver Harbour Flight Centre(VHFC)としてオープンしました。バンクーバー湾岸の再開発地区の一部、the Vancouver Convention Centre脇にあり、人工地盤の中に隠れるように一体化して整備されています。
駐機方式は水上桟橋方式、動線方式は単層方式です。
CXH002.jpgロビー
(写真は平成27年2月撮影)
一層分全体がチェックインロビーと出発ロビー、搭乗待合室を兼ねたロビー空間になっています。ソファが数多く置かれ、ゆったりと搭乗を待つことができます。
CXH003.jpgチェックインカウンタ
(写真は平成27年2月撮影)
ロビーのほぼ全面に渡りチェックインカウンタが設置されています。
東側のカウンタはHARBOUR AIRグループ(HARBOUR AIR、WESTCOAST AIR、WHISTLER AIR)、西側のカウンタはSeair、Salt Spring Airが利用しています。
CXH004.jpg出発口
(写真は平成27年2月撮影)
出発口は東側にGATE1と西側にGATE2の2か所あります。スロープがやや急です。
CXH005.jpg水上桟橋
(写真は平成27年2月撮影)
水上飛行機へは桟橋での乗り降りとなります。GATE1側1か所、GATE2側2か所に大きく分かれています。
CXH006.jpg展望デッキ
(写真は平成27年2月撮影)
ターミナル側は人工地盤になっており、自転車も通行できる展望デッキのような空間があります。
日中多くの人が離着水する水上飛行機を眺めています。

■日本からの就航路線(国際線)
就航先運航会社
( )内は共同運航による運航会社
 (直行便なし)
就航路線変遷(平成27年5月30日以降)
-

■空港所在地
[ここに地図が表示されます]


■Vancouver Harbour Water Airport(カナダ バンクーバーハーバー水上空港)についてもっと詳しく調べたい方のリンク集
Vancouver Harbour Flight Centre(VHFC)の公式サイト△(英語版のみ)
※「情報交通ホットライン」は日本をはじめとする空港を紹介する私設サイトです。
※Vancouver Harbour Water Airport(カナダ バンクーバーハーバー水上空港)の公式サイトではありません。

開設月日 2015.05.30
初調査日 2015.02.22
前調査日 2015.02.22
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2015年05月24日

(加)Victoria_空港概要

情報交通ホットライン/空の駅情報館/海外空港特別編 Victoria International Airport(カナダ)
空の駅情報館 海外空港特別編
Victoria International Airport
(カナダ ビクトリア国際空港)


YYR000.jpg
Victoria International Airport(カナダ ビクトリア国際空港)

■空港の概要
カナダブリティッシュコロンビア(BC)州のノースサーニッチにある空港。ビクトリアの中心部から25キロほど北方に位置する郊外型空港です。
ビクトリアはBC州の州都で、バンクーバー島の玄関空港となっています。ターミナルは小さな空港ですが、滑走路が3本あり、国際線も就航しています。
平成27年5月24日現在、日本からの直行便はありません。


■飛行場種別:(海外空港)
■滑走路延長:2,133m/1,532m/1,524m
■空港コード:YYJ/CYYJ


■施設の見どころ:◎◎◎== ターミナルは小規模。地上搭乗がメインの利用しやすい空港です。館内にアート作品が多数。
■見学者への対応:◎◎◎== 案内所あり。ターミナルパンフなし。送迎デッキ(室内展望ラウンジ)無料。モニュメントあり。ファン向け展示少々。
■売店の充実度:◎==== 店舗数は少なめ。一般エリア・搭乗待合室エリアともに店舗があります。商品数は少なめです。
■アクセスの状況:◎◎=== 鉄道なし/バスあり/リムジンバス・路線バスともあり。リムジンバスは定額タクシーに近いイメージです。


※就航路線は平成27年5月24日、そのほかの情報は特記以外平成27年2月現在のものです。
■撮影環境:空港内・ターミナル周辺は基本的に撮影可能でした。ホームページは英語のみですが、歴史や見どころなどを写真を多用して非常に詳しく解説しており、親しみを感じる空港です。空港を一周するサイクリングロードがあり、撮影環境は抜群です。
■日本からのアクセス:日本からの直行便はありません。バンクーバー経由での利用が主流ですが、米国シアトル経由でも利用可能です。
■路線活用のヒント:バンクーバー線がシャトル便のように非常に多く運航されています。国際線はアメリカ路線が1日数便、国内線はカナダ南西部の本土便がほとんどでバンクーバーからもアクセス可能であることから、日本からの利用の場合、ビクトリアが最終目的地になることが多いと思われます。
■乗り継ぎ方法:乗り継ぎでの利用はあまり多くないと思われますが、搭乗待合室は出発客と到着客が混在するタイプです。スルーチェックインが済んでいない場合、いったんロビーへ出て手続きが必要になります。到着出口を出て右側が国内線手荷物受取場、左側がチェックインロビーです。小さな建物であるため迷うことはないと思われますが、建物両端側のため要注意です。

YYR001.jpg旅客ターミナルの特徴
(写真は平成27年2月撮影)
ターミナルは1つですが、2002年に到着エリア側が拡張されています。到着側はガラス張りなのが印象的です。
地上2階建て(一部3階建て)。駐機方式はフィンガー(ピア)方式とフロンタル方式が合わさったタイプ、動線方式はフィンガー部分が単層方式、フロンタル部分が1・1/2層方式です。2階部分は搭乗待合室の一部で使用しているのみです。
中央のロタンダが目を引くターミナルです。白基調ですが、柱など随所に木材を利用しており、アクセントになっています。
館内のサインは、紺地に白文字で英語とフランス語の併記です。
YYR002.jpgターミナル前面
(写真は平成27年2月撮影)
ランド側は広くガラス張りで目を引く前面です。2車線道路に停車帯1車線が接続しています。ターミナルへの出入口は出発側に2か所、到着側に2か所あります。

バスのりばは到着側に1か所あります。
ビクトリアの市バスBcTransitが、地域路線の83系統Royal Oak行、83系統・88系統Sidney行を運行しています。ビクトリア市街地へ直行する路線バスはなく、Sidney行でMcTavish Exchangeまで乗車後、 70X系統か72系統のDowntown行に乗り継ぎとなります。
ビクトリア市街地へのリムジンサービスはYYJ Airport Shuttleが運行しています。
※ビクトリアのダウンタウンまでは、路線バスはDAYPASSでも5加ドル(乗継運賃で2.5加ドル)ですが、シャトルは25加ドルであるため、利便性をとるか、安さをとるか迷うところです。
YYR003.jpgチェックインロビー
(写真は平成27年2月撮影)
1階、ランド側から見て右側一帯がチェックインロビーです。
カーブサイド側半分が吹抜け・ガラス張りになっており、明るいロビーです。
YYR004.jpgチェックインカウンタ
(写真は平成27年2月撮影)
広範囲にカウンタが設置されています。手前に空港が用意した共通の自動チェックイン機が置かれています。
建物端側からエアカナダ(AirCanada)、ユナイテッド航空(United)、Air transat、ISLAND EXPRESS、Orca Airways、WESTJET、Alaska Airlines、Pacific Coastal Airlines、sunwingが利用しています。
YYR006.jpg出発保安検査場
(写真は平成27年2月撮影)
出発口は1階中央部にあります。国内線・国際線とも同一の出発保安検査場を使用するため、検査は時間がかかります。
搭乗案内は液晶モニタタイプです。通過待ち時間を示す液晶モニタも設置されています。
YYR007.jpg出国待合室
(写真は平成27年2月撮影)
1階中央エプロン側と2階は出国待合室になっています。
1階は高天井のガラス張り空間で開放感あふれた造りです。
YYR008.jpg搭乗口
(写真は平成27年2月撮影)
搭乗橋は1番-10番までで、1番・2番と9番・10番は2階、4番-8番は1階にあります。2階からは搭乗橋利用、1階からはフィンガーコンコース利用の地上搭乗になります。
1番と2番、4番-8番、9番と10番は、それぞれ共通の搭乗口を使用しており、カウンタが分かれているのみです。
YYR008-2.jpgフィンガーコンコース
(写真は平成27年2月撮影)
両端側は搭乗橋による駐機方式ですが、中央部分はフィンガーコンコースを採用しています。建物先から屋根つきコンコースになりますが、飛行機までの間は屋根はありません。
YYR009.jpg到着口・到着ロビー
(写真は平成27年2月撮影)
到着口は1階中央に1か所あります。到着客も到着口から搭乗待合室を通る、出発客と到着客の混在する施設配置です。国際線利用の場合、専用の手荷物受取場・入国審査場を通過後、搭乗待合室を通って到着口へと至りますが、国内線利用の場合は、到着口を通過後に手荷物受取となります。
到着ロビーは中央ロタンダ部分で開放感あふれた造りです。案内所と両替所・旅行保険窓口が到着ロビーにあります。
YYR010.jpg国内線手荷物受取場
(写真は平成27年2月撮影)
1階、ランド側から見て左側が到着エリアで、国内線の手荷物受取場があります。
ベルトは2か所あります。
YYJ Airport Shuttleのカウンタがあります。
YYR011.jpg売店
(写真は平成27年2月撮影)
小さな空港で店舗はあまり多くありませんが、一般エリアと搭乗待合室エリア両方に店舗があります。
1階中央部に1店舗(BREAKWATER BOUTIQUE)、1階搭乗待合室に1店舗(HARBOUR WALK SHOPS)が出店しています。
YYR012.jpg飲食店
(写真は平成27年2月撮影)
1階中央部に飲食店3店舗(White Spot、STARBUCKS COFFEE、Tim Hortons)、1階搭乗待合室に飲食店1店舗(Spinnakers)が出店しています。
YYR013.jpg展望スポット
(写真は平成27年2月撮影)
展望デッキはありませんが、1階中央部にエプロンを眺められる小さなロビーがあるほか、3階中央部に展望ラウンジと歴史展示場を兼ねた「EAGLES LANDING」があります。
YYR014.jpgアート作品
(写真は平成27年2月撮影)
空港内には多くのアート作品が設置されています。
最も目立つのは、ターミナル前にある花のモニュメント「Bouquet of Memories」やトーテムポール「Totems」でしょうか。到着ロビーのロタンダに「Roulette」、出発口上部に「Genesis」、手荷物受取場に「Returning Salmon」、チェックインロビーガラス面に「Airplay」があります。
多数の作品があり、公式サイトでも詳しく紹介されています。
YYR015.jpg地上アクセス施設(駐車場)
(写真は平成27年2月撮影)
ターミナル前に広い駐車場が整備されています。
2時間以内の短時間用のほか、一般駐車場、臨時駐車場があります。
YYR017.jpg地上アクセス施設(レンタカー)
(写真は平成27年2月撮影)
レンタカーは4社(Avis、Budget、Hertz、National)が出店しており、ターミナルわきにレンタカー返却場があります。
YYR016.jpg地上アクセス施設(Bicycle assembly station)
(写真は平成27年2月撮影)
自転車交通が発達しているカナダだけあって、自転車用の組み立てステーションが設置されています。ターミナルに隣接する警備ビルで道具の貸し出しや自転車ロッカーも用意されています。
YYR018.jpg周辺の見どころ施設(The Flight Path)
(写真は平成27年2月撮影)
空港を一周するサイクリングロード「The Flight Path」が整備されています。所々に空港に関する案内板が設置されており、空港を回りながら空港の歴史や周辺の見どころを知ることができます。
徒歩でも利用可能です。一周9.3キロですので、時間があれば散策するのがおススメです。
YYR019.jpg周辺の見どころ施設(BC Aviation Museumなど)
(写真は平成27年2月撮影)
東側エリアは、小型機用の格納庫が多数あり、ロータリーパークやBC Aviation Museumが整備されています。
この地区には、飛行機メーカーViking Airの本社があります。日本向けでは、沖縄で定期チャーター便を運航する第一航空が導入したDHC6-400のふるさとになります。
一方、西側には、水上飛行機用の離着水場があります。

■日本からの就航路線(国際線)
就航先運航会社
( )内は共同運航による運航会社
 (直行便なし)
就航路線変遷(平成27年5月24日以降)
-

■空港所在地
[ここに地図が表示されます]


■Victoria International Airport(カナダ ビクトリア国際空港)についてもっと詳しく調べたい方のリンク集
Victoria International Airport(カナダ ビクトリア国際空港)の公式サイト△(英語版のみ)
※「情報交通ホットライン」は日本をはじめとする空港を紹介する私設サイトです。
※Victoria International Airport(カナダ ビクトリア国際空港)の公式サイトではありません。

開設月日 2015.05.24
初調査日 2015.02.21
前調査日 2015.02.21
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2015年05月23日

(加)Victoria湾_空港概要

情報交通ホットライン/空の駅情報館/海外空港特別編 Victoria Inner Harbour Airport(カナダ)
空の駅情報館 海外空港特別編
Victoria Inner Harbour Airport
(カナダ ビクトリア・インナー・ハーバー空港)


YWH000.jpg
Victoria Inner Harbour Airport(カナダ ビクトリア・インナー・ハーバー空港)

■空港の概要
カナダブリティッシュコロンビア州の州都ビクトリアにある水上飛行機用飛行場です。目の前がビクトリアの中心部で、非常に便利な都心型飛行場です。搭乗・降機は桟橋で、離水・着水はビクトリア湾で行われます。ターミナルは小さなものですが、水上飛行機が頻繁に発着しています。
平成27年5月23日現在、日本からの直行便はありません。


■飛行場種別:(海外空港)
■滑走路延長:(水上飛行場)
■空港コード:YWH/CYWH


■施設の見どころ:◎◎=== 小規模。非常に小さなターミナルです。水上飛行機専用です。
■見学者への対応:◎◎=== 案内所なし。ターミナルパンフなし。送迎デッキ(屋外広場)無料。モニュメントなし。ファン向け展示少々。
■売店の充実度:◎==== 飲食店1店のみ。土産などの購入はできません。
■アクセスの状況:◎◎◎◎= 鉄道なし/バスなし/目の前がビクトリアの中心部です。

※就航路線は平成27年5月23日、そのほかの情報は特記以外平成27年2月現在のものです。
■撮影環境:空港内・ターミナル周辺とも基本的に撮影可能でした。
■日本からのアクセス:日本からの直行便はありません。バンクーバーやシアトル経由での利用が主流です。日本からの旅行者は、バンクーバーで滞在後にバンクーバーハーバーからアクセスする人も多く見られます。
■路線活用のヒント:国際線としてシアトル便のほか、カナダ・ブリティッシュコロンビア州各地への便が運航されています。バンクーバーは、バンクーバーハーバー、バンクーバー国際空港サウスターミナル地区発着などがあります。都心型ですので、アクセス重視なら利用しない手はありません。
■乗り継ぎ方法:乗り継ぎ利用者はあまりいないと思われますが、乗り継ぎの場合は、いったんターミナルにて手続きとなります。小さなターミナルのため、迷うところはないと思われます。

YWH001.jpg旅客ターミナルの特徴
(写真は平成27年2月撮影)
VICTORIA SEAPLANE TERMINALと名付けられたターミナルから複数航空会社により定期便が運航されています。
地上1階建て。駐機方式は水上桟橋方式、動線方式は単層方式です。
YWH002.jpgロビー
(写真は平成27年2月撮影)
ほぼ全体がロビー空間になっています。木材を多用した落ち着いた雰囲気のロビーです。
飲食店が1店あります。
航空に関する展示が少しあるほか、救命胴衣の展示があります。
YWH003.jpgチェックインカウンタ
(写真は平成27年2月撮影)
チェックインカウンタは入口を入って左奥にあります。航空会社別ではなく、方面別に分かれています。一番左側が貨物関係窓口です。
国内線でHARBOUR AIR SEAPLANES、WESTCOAST AIR、WHISTLER AIR、国際線(米国線)でKENMORE AIRが使用しています。
YWH004.jpg出発口
(写真は平成27年2月撮影)
出発口はロビー奥側に1か所あります。
YWH005.jpg搭乗口
(写真は平成27年2月撮影)
水上桟橋への搭乗ゲートは2か所あります。入口付近の柱に発着案内のモニタが設置されています。桟橋での乗り降りです。
海に面してベンチが置かれており、間近で送迎が可能です。
YWH006.jpg地上アクセス施設(駐車場)
(写真は平成27年2月撮影)
ターミナルの前に有料平面駐車場が設けられています。
駐車場わきの水上の別建物に飲食店(FLYING OTTER GRILL)があります。
YWH007.jpgHYACK FLOATPLANE TERMINAL
(写真は平成27年2月撮影)
定期便が運航するVICTORIA SEAPLANE TERMINALの北側、Victoria Regent HotelわきにHYACK FLOATPLANE TERMINALがあります。
HYACK AIRのターミナルですが、平成27年5月現在定期便は就航していません。
YWH008.jpgHYACK FLOATPLANE TERMINAL側の桟橋
(写真は平成27年2月撮影)
HYACK FLOATPLANE TERMINAL側にも桟橋があります。
Victoria Regent Hotelの壁に水上飛行機の大きな絵画が描かれています。

■日本からの就航路線(国際線)
就航先運航会社
( )内は共同運航による運航会社
 (直行便なし)
就航路線変遷(平成27年5月23日以降)
-

■空港所在地
[ここに地図が表示されます]


■Victoria Inner Harbour Airport(カナダ ビクトリア・インナー・ハーバー空港)についてもっと詳しく調べたい方のリンク集
-
※「情報交通ホットライン」は日本をはじめとする空港を紹介する私設サイトです。
※Victoria Inner Harbour Airport(カナダ ビクトリア・インナー・ハーバー空港)の公式サイトではありません。

開設月日 2015.05.23
初調査日 2015.02.21
前調査日 2015.02.22
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2015年04月30日

KLIA_5/30三井不モール開業

■クアラルンプール国際空港 5月30日に三井不動産がアウトレットモール開業へ

三井不動産(三井不)は28日、マレーシアの空港会社MALAYSIA AIRPORTS HOLDINGS BHD.(MAHB)と共同で設立した合弁会社MFMA DEVELOPMENT SDN. BHD.(MFMA)が、マレーシア・クアラルンプール国際空港(KLIA)の敷地内に、「三井アウトレットパーク クアラルンプール国際空港 セパン」(MOP KLIA SEPANG)を5月30日に開業すると発表しました。

MFMAが開業するのは「MOP KLIA SEPANG」。クアラルンプール初の本格的アウトレットモールで、5月30日にKLIAの空港敷地内に開業します。店舗面積約24,000平方メートル、店舗数約130店の予定です。
空港敷地内の立地を活かし、空港との間に無料シャトルバスを運行するほか、自動チェックインシステムやフライトインフォメーションディスプレイの設置、無料のお荷物預かりサービスを提供するとしています。

無料シャトルバスは、KLIA・klia2(クアラルンプール国際空港第2空港)間を8時20分〜23時30分に毎時2〜3本を運行。自動チェックインシステムは、マレーシア航空、キャセイパシフィック航空、KLMオランダ航空、バンコク・エアウェイズの各航空会社で利用可能になる予定です。

国内では、空港至近のモールとして関西国際空港対岸のりんくうプレミアム・アウトレットや新千歳空港の千歳アウトレットモール・レラなどがありますが、三井不では空港至近のモールはなく、海外で初めて空港至近のモールを開業することなります。

〜クアラルンプール初の本格的アウトレットモール〜 「三井アウトレットパーク クアラルンプール国際空港 セパン」2015年5月30日オープン 三井アウトレットパーク初の海外展開、国内アウトレット事業20年で培ったノウハウを海外へ(三井不公式サイト)
http://www.mitsuifudosan.co.jp/corporate/news/2015/0428/index.html
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2014年11月17日

マンダレー_日系JVが運営へ

■ミャンマー マンダレー空港 JALUX・三菱商事JVが運営へ

JALUXと三菱商事、ミャンマー企業の YOMA DEVELOPMENT GROUP LIMITED(YOMA)は17日、ミャンマー航空局との間でマンダレー国際空港の30年間の事業権譲渡契約を締結したと発表しました。

3社が発表したのは、ミャンマー・マンダレー国際空港の事業権譲渡契約の締結。JALUXと三菱商事が45.5%ずつ、YOMAが9%出資して設立した「MC-Jalux Airport Services Co., Ltd.」が空港の運営・維持管理を行うとしています。運営開始は2015年3月からで、期間は30年間の予定です。

今回のプロジェクトは、「日本企業が海外において100%民間資本で取り組む初の空港事業民営化プロジェクト」となると発表されています。

JALUXと三菱商事の共同企業体は、昨年8月にマンダレー国際空港の改修・運営事業の優先交渉権を獲得。契約締結に向け、交渉を進めてきていました。

ミャンマー・マンダレー国際空港運営事業への我が国企業の参画について(国交省公式サイト)
http://www.mlit.go.jp/report/press/kouku06_hh_000015.html
posted by johokotu at 19:00| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ■海外空港 | 更新情報をチェックする

2013年09月25日

5社緬国空港保安整備へ

■国内5社がミャンマー空港保安設備整備を受注

住友商事は20日、日本電気(NEC)、NECネッツエスアイ、東芝、モリタの4社とともに、ミャンマー連邦共和国(ミャンマー)の運輸省航空局と「全国空港保安設備整備計画」を、9月10日付で契約締結したと発表しました。

5社が締結したのは、ミャンマーの空港・航空保安インフラ構築を進める無償ODAによる「全国空港保安設備整備計画」の契約。ミャンマーの主要空港(ヤンゴン、マンダレー、ニャンウー、ヘホー、タンダウェ、ダウェー)の航空分野における安全性の向上に寄与するとしており、ICAO(国際民間航空機関)の安全基準を満たすため、航空交通の安全性向上に関する機材の納入と、空港の保安に関する機材の整備を行うとしています。
 
住友商事は、今回の計画の主契約者として全体の取りまとめを担当するとしています。
各業務は、NECが航空機と地上局との距離を無線通信で測定する距離測定装置(DME)を提供し、NECネッツエスアイがその無線通信部分のシステム構築と工事全般を担当。東芝がドップラーVHF(超短波)無指向性無線航路標識(DVOR)を主要3空港(ニャンウー、ヘホー、タンダウェ)に提供し、モリタがヤンゴン・ダウェー・ニャンウー・ヘホー空港の空港用化学消防車を担当するとしています。

住友商事、NECグループ、東芝、モリタ、ミャンマー向け空港・航空保安インフラ構築を受注(住友商事公式サイト)
http://www.sumitomocorp.co.jp/news/detail/id=27140
ラベル:ミャンマー 海外
posted by johokotu at 08:00| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ■海外空港 | 更新情報をチェックする