2025年04月01日

[特集]地方空港から海外へ27

特集 さあ、地方空港から海外へ!


祝!日本!
ついにコロナ禍脱出へ!
全空港の国際線定期便再開決定!


27.下地島空港

下地島空港は宮古諸島の海外との玄関口として国際線が就航しています。
リゾート地として開発が続く下地島なら、空港からリゾートターミナルを楽しみながら出国できます。
世界一とも称される美しい宮古ブルーを眺めながら海外へ行きましょう。

2025年4月1日現在、下地島には1社1路線週5往復の国際線が就航しています。

下地島空港カテゴリ

20250401SHI.jpg
下地島は国際線エリアに入る前に国内線エリアも楽しめます


■下地島空港 公式サイトの国際線関係ページ︰
(公式 一覧時刻表)https://shimojishima.jp/international
(公式 特設ページ)提供無し

■下地島空港 国際線就航路線︰
 [韓国]ソウル ICN(仁川) JNA週5往復

■下地島空港 本邦航空会社国際線︰
・コロナ禍前︰運航無し
・コロナ禍後︰運航無し

■下地島空港 コロナ禍以降の国際線就航変遷︰
※令和06年05月29日:[国際線定期便運航再開]JNAソウル仁川 就航
※令和02年02月07日:[国際線定期便全便欠航]HKE香港 長期欠航

特集:さあ、地方空港から海外へ!
那 覇  /  新石垣

posted by johokotu at 21:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 下地島空港 | 更新情報をチェックする

2025年02月07日

下地島_空港概要

情報交通ホットライン/日本空港情報館/下地島空港
日本空港情報館
下地島空港

SHItop.jpg
下地島空港

■飛行場の概要
沖縄県宮古島市にある地方管理空港(旧第3種空港)。宮古諸島の下地島にある離島空港です。
ジェットパイロット訓練用の下地島訓練飛行場として設置許可され、昭和54年に開港しました。滑走路の長さは、宮古・八重山地方で最も長い3000mあります。
正式名称は、国土地理院による島名が「しもじしま(Shimoji Shima)」、沖縄県公表の指定離島一覧で「しもじしま」とふりがなが打たれている一方、空港は「しもじじま」のようで滑走路脇の飛行場名標識は「SHIMOJIJIMA」と巨大な文字が書かれています。ところがAIP(英語版)では「SHIMOJISHIMA」とされていて、旅客ターミナルビルの運営会社は「しもじしま(Shimojishima)」を名乗っています。(沖縄では島を「じま」とするところがほとんどです。沖縄の指定離島で「しま」なのは、下地島、外地島、黒島など少数。)
空港のある下地島は、周辺の宮古諸島4島とは橋でつながっています。旅客ターミナルビルの施設名称は「みやこ下地島空港ターミナル」であるほか、就航しているスカイマーク(SKY)は空港名を「宮古(下地島)」と表示しており、宮古空港と間違えないよう注意が必要です。
定期便は、昭和55年の就航後、平成6年に一度休止。平成31年3月に、四半世紀ぶりに再開されました。定期便運休期間はもっぱら訓練飛行用に使用されてきましたが、平成22年に日本航空グループ、平成26年にはANAグループが訓練を休止しました。
令和7年2月7日現在、国内線はSKYにより4路線、国際線はジンエアーにより1路線が運航されています。


■飛行場種別:地方管理空港(旧第3種空港)
■設置管理者:沖縄県
■滑走路延長:3000m
■空港コード:SHI/RORS
■旅客ビル管理者:下地島エアポートマネジメント


■施設の見どころ:◎◎◎◎= 中規模/リゾート施設として開放感あふれるターミナル。RC造と木材を使ったCLT造、水盤、赤瓦、ヒンプンなど見所多数です。
■見学者への対応:◎◎◎== 案内所 有/ターミナルパンフ 無/送迎デッキ 有(中庭)/ファン向け展示 無(ターミナルPRは有)/敷地内で下地島空港施設が訓練者用宿泊施設を一般にも提供。
■売店の充実度:◎◎◎== 売店2店・飲食店3店・免税店1店(島内唯一の店舗群)
■アクセスの状況:◎◎=== 鉄道 無(島内に無)/バス 有/バス便は1日数便(航空便に合わせた運行のみ)


※就航路線は令和7年2月7日、そのほかの情報は特記以外令和7年1月現在のものです。
SKYVIEW
石垣→那覇便の左窓席から撮影。空港南側上空。
skyview2.jpg skyview.jpg
写真がほぼ下地島の全体を写しており、下地島の西側大部分を空港が占めていることが分かります。写真上部、滑走路の先の部分の海上は広範囲にエメラルドグリーンの海が広がっており、写真右上側の湾部分にある佐和田の浜は日本の渚百選にも選ばれるほど。空港周辺はきれいな海と飛行機が撮れることでスポッターに人気です。
SHskyview2.JPG
少し見づらいですが、滑走路脇の飛行場名標識は「SHIMOJIJIMA」です。

旅客ターミナル(総合)
SHI000.jpg
▲旅客ターミナルエリア入口
SHI000-1.jpg
▲旅客ターミナルランド側正面
SHI000-2.jpg
▲旅客ターミナルエプロン側正面
旅客ターミナルの特徴
(写真は令和7年1月撮影)
旅客ターミナル施設は、平成31年3月30日に使用開始となった新しい建物です。
地上1階建て。駐機方式はフロンタル方式、動線方式は単層方式です。リゾート空港を掲げており、搭乗待合室横に水盤を配置するなど開放感あふれるターミナルになっています。RC造と木材を使ったCLT造が最大の特徴です。
ランド側から見て手前にチェックイン棟、奥にラウンジ棟、両脇に到着施設があります。ランド側から見て左側(南側)に国内線施設、右側(北側)に国際線施設がまとまっています。
下地島エアポートマネジメントが運営しており、「みやこ下地島空港ターミナル」という施設名称が付いています。

※令和02年04月10日:みやこ下地島空港ターミナル COVID-19による影響による全館一時閉館(〜6/18)
※平成31年03月30日:みやこ下地島空港ターミナル 開業
※平成30年10月31日:施設名称 みやこ下地島空港ターミナルに決定
SHI001.jpg
▲旅客ターミナル前面
SHI001-2.jpg
▲旅客ターミナルランド側正面入口
ターミナル前面
(写真は令和7年1月撮影)
アクセス道路はターミナル前面に面しておらず、ランド側から見て左側(南側)に駐車場、ターミナル正面(東側)にレンタカー専用駐車場と団体バス乗り場、右側(北側)に交通広場(バス/タクシー乗降場、一般車乗降場)があります。

旅客ターミナル(航空関係施設)
SHI002.jpgチェックインロビー
出発エリアは、中央を占めています。

チェックインロビーは、チェックイン棟の、ランド側から見て右半分を占めています。
木材を使ったCLT造が最も分かる大きな屋根が目立ちます。
SHI003.JPGチェックインカウンタ
(写真は令和7年1月撮影)
チェックインカウンタは、チェックインロビーのランド側にあります。
左側にジンエアー、右側にスカイマーク(SKY)のカウンタがあります。SKYは自動チェックイン機があります。
SHI004.jpg出発保安検査場
(写真は令和7年1月撮影)
出発保安検査場は中央にあります。チェックインカウンタからは一旦建物から出て、隣の建物に移動します。国内線・国際線共通です。
SHI005.jpg
▲搭乗待合室(国内線)
SHI005-2.jpg
▲水盤と水上ラウンジ
搭乗待合室(国内線)
(写真は令和7年1月撮影)
搭乗待合室は、出発保安検査場からは一旦建物から出て、隣の建物(ラウンジ棟)に移動します。移動した先は国内線搭乗待合室で、国際線利用者も経由する待合室です。中央に飲食店を配置しラウンジ空間と一体化しています。
エントランスにはヒンプンを設置し、地元の工芸品を多数配置するなど、沖縄・宮古を意識した造りになっています。おそらく日本一地元を意識した空港だと思います。
ラウンジ棟周辺には水盤、中庭を配置しており、リゾート空港を最も体感できる空間です。天候が良い時期は、外周の引き戸を開放して水盤や中庭と一体化され、自然の風が吹き抜ける空間になるようです。
SHI005d.JPG出発口(国内線)
(写真は令和7年1月撮影)
国内線は、ランド側から見て搭乗待合室の左奥に1番と2番の搭乗口があります。
SHI004i.jpg出国検査場(国際線)
(写真は令和7年1月撮影)
国際線は、ランド側から見て国内線搭乗待合室の右手前側に、再度の保安検査場と出国審査場があります。
SHI005i.jpg搭乗待合室・出発口(国内線)
(写真は令和7年1月撮影/外から窓越しに眺めた様子)
国際線は、ラウンジ棟のうちランド側から見て右側を占めています。
窓越しに中庭を眺められます。搭乗口は1か所です(3番)。
SHI005-3.jpgボーディングスロープ
(写真は令和7年1月撮影)
航空機へはエプロンを歩いての地上搭乗となりますが、珍しいボーディングスロープが使用されています。
SHI006d.jpg
▲到着通路(国内線)
SHI006d-2.jpg
▲到着手荷物受取場入口
到着通路(国内線)
(写真は令和7年1月撮影)
エプロンと旅客ターミナルの間は少し離れており、到着手荷物受取場までは南国植栽に囲まれた通路を通ってアクセスします。
SHI007.jpg到着手荷物受取場(国内線)
(写真は令和7年1月撮影)
到着手荷物受取場(国内線)は、ランド側から見て左側に専用棟があります。
ターンテーブルは2か所です。天井から釣り下がる宮古織が目を引きます。
SHI008d.jpg到着口(国内線)
(写真は令和7年1月撮影)
到着出口(国内線)は、ランド側から見て左端側にあります。出口は1か所です。
SHI009d.jpg到着ロビー(国内線)
(写真は令和7年1月撮影)
到着ロビーはありません。到着口の先は、屋根があるだけの外部です。
エリア脇にレンタカーオフィスがあります(詳細は後述)。
SHI008i.jpg到着手荷物受取場・到着口(国際線)
(写真は令和7年1月撮影)
到着手荷物受取場(国際線)は、ランド側から見て右側に専用棟があります。ターンテーブルは1か所です。
到着出口(国際線)は、ランド側から見て右端側にあります。出口は1か所です。
SHI009i.jpg到着ロビー(国際線)
(写真は令和7年1月撮影)
到着ロビーはありません。到着口の先は、屋根があるだけの外部です。
エリア脇にバス案内所と交番があります。

旅客ターミナル(非航空関係施設)
SHI011.jpg
▲売店(チェックイン棟)
SHI014.jpg
▲売店・飲食店(ラウンジ棟)
売店・免税店
(写真は令和7年1月撮影)
・チェックイン棟:1店(coral port the Shop)
・ラウンジ棟:1店(coral port the Shop)
・ラウンジ棟(国際線搭乗口前):免税店1店(coral port Duty Free Shop)

宮古の土産のほか、みやこ下地島空港ターミナルデザインのグッズや飲食物が多数販売されています。
デザインは空港全体のものに合わせており、国内空港で最大規模です。空港ファンには垂涎と思います。
ちなみに、みやこ下地島空港ターミナルデザインの泡盛「下地島」(隣接する伊良部島の宮の華酒造製造)は製造年別に売られています。
SHI012.jpg飲食店
(写真は令和7年1月撮影)
・チェックイン棟:1店(coral port Grab&Go)
・ラウンジ棟:2店(coral port LOUNGE Cafe&Bar、coral port LOUNGE the Kitchen)

ラウンジ棟のバーカウンターは、テリハボクの木材を使用しています。
各店舗とも、宮古の名産を使ったメニューが豊富です。
SHI013.jpgサービス店
(写真は令和7年1月撮影)
・ラウンジ棟:1店(沖縄ディーエフエスピックアップカウンター)

チェックイン棟にあるインフォメーションで、自転車工具等の貸し出し、レンタサイクルなどの取り扱いがあります。

※令和05年08月23日:沖縄ディーエフエスピックアップカウンター 新設
SHI015.jpg展望デッキ?(中庭)
(写真は令和7年1月撮影)
旅客ターミナルには展望デッキがなく、保安検査前エリアには、エプロンに停まる航空機を眺められる場所がありません。(かつて管理事務所棟のわきに滑走を一望できる空間がありましたが、現在は関係者以外立入禁止となっています。)
展望デッキ的な施設は、ラウンジ棟の中庭で、エプロンを眺められるようガラスがはられたエリアがあります。入場無料(ただし、航空便で出発するときにしか利用できません)。
SHI016.jpg展望デッキ?(中庭)からの眺め
(写真は令和7年1月撮影)
エプロン・滑走路より少し低い位置からの眺めとなり、見えるのはほぼ空港施設のみです。正面は2番スポットです。
ターミナルビルは滑走路のちょうど中央付近に設置されており、飛行機が離陸する瞬間はやや斜め気味の撮影になることが多いようです。
SHI017.jpgアート作品等
(写真は令和7年1月撮影)
館内には多くのアート作品等が展示されています。宮古諸島の工芸品などがたくさんあります。
ラウンジ棟内に特に多くの展示品があり、壁面に宮古上布作品(写真)があるほか、棚にはやちむん、琉球ガラスなどが展示されています。
SHI031-2.jpg
▲空港銘板
SHI031.jpg
▲さしばのフォトスポット
フォトスポット
(写真は令和7年1月撮影)
ターミナル周辺には、フォトスポットがいくつかあります。
最も目立つのがターミナル正面に設置されている空港銘板で、館内の案内でも「フォトスポット」と紹介されています。
このほか、駐車場通路途中に地元の小学生と制作した、さしばをモチーフにしたフォトスポットがあります。
SHI018.jpg島時間郵便局
(写真は令和7年1月撮影)
インフォメーション脇に島時間郵便局という郵便ポストが設置されています。
絵葉書、宮古島ゆかりの切手、風景スタンプ捺印、投函サービスがセットで販売されています。
島時間ということで、一応、「忘れたころに届く」とされています。
SHI033.jpg
▲PR展示とモニタ
SHI032.jpg
▲デザインマンホール
みやこ下地島空港ターミナル デザイン
(写真は令和7年1月撮影)
ターミナル内装やロゴ、空港限定商品などは、みやこ下地島空港ターミナルのデザインで統一されています。
宮古の美しい海と活きた珊瑚をモチーフにしたというロゴは宮古島市内のデザイン事務所DESIGN MATCHが中心となって創作したもの。宮古ブルーの美しい色遣いです。デザイン等をなかなか統一できない日本の空港の中で、コンセプトやデザインが最も優れていると言えると思います。
館内では、この、みやこ下地島空港ターミナルをPRする展示がいくつかあるほか、売店でも統一デザインの商品を多数販売しています。
写真はチェックインカウンタ脇にあった展示とモニタ。ラウンジ棟内では、ターミナルの環境対策等が紹介する映像がモニタで流されています。

アクセス施設
SHI021.jpg路線バスのりば
(写真は令和7年1月撮影)
平成31年3月30日にバスのりば「みやこ下地島空港」が新設されました。航空便に完全接続したバスが運行されています(航空便運休日にはバス便も運休)。
のりばは、ランド側から見て一番右端にあります。国内線到着出口を出てからは230mほど歩く必要があります(国際線からは100mほど)。
※平成31年3月までは下地島島内には公共交通機関がなかったため、アクセスは自家用車かタクシー利用がメインでした。隣接する伊良部島には、平成31年以前からバス路線があり、最寄バス停国仲公民館前まで約3キロ弱歩けば利用できました(佐和田車庫-宮古島市役所間を結ぶ共和バスのバス路線)。

■「みやこ下地島空港」バスのりば
 みやこ下地島エアポートライナー シギラリゾート行(中央交通)
 系統9番みやこ下地島空港リゾート線 東急ホテル前行(宮古協栄バス)

※令和03年01月04日:(国仲公民館前発着)平良港行 運休、宮古島市役所行 新設
※令和02年03月29日:系統9番ブリーズベイオーシャン前行 運休、系統9番東急ホテル前行 新設
※平成31年03月30日:バスのりば新設、みやこ下地島エアポートライナー シギラリゾート行・系統9番シーブリーズカジュアル前行 新設
※平成27年02月01日:(国仲公民館前発着)佐良浜港行 運休、平良港行 新設
SHI022.jpg
▲レンタカーオフィス
SHI022-1.jpg
▲レンタカー車両専用駐車スペース
レンタカーオフィス
(写真は令和7年1月撮影)
国内線到着口前にレンタカーオフィスがあります。オリックスレンタカー宮古島、OTSレンタカー、トヨタレンタリース沖縄の3社がカウンタを構えています。
このほか、チェックイン棟内のインフォメーションカウンタでパインレンタカーの手続きが行われます。
ターミナル正面の駐車スペースは、レンタカー車両専用で、上記カウンタで手続き後、目の前の駐車場から発車できます。
SHI022-2.jpgカーシェア
(写真は令和7年1月撮影)
レンタカー車両専用駐車場の北側にカーシェアのステーションがあります。トヨタシェア、タイムズカーの2社がサービスを提供しています。
SHI023.jpg駐車場
(写真は令和7年1月撮影)
管理事務所棟正面、ターミナルビルから見て南側に無料駐車場があります。
SHI025.jpg駐輪場
(写真は令和7年1月撮影)
無料駐車場の一角に無料駐輪場があります。
SHI024.jpg乗降場
(写真は令和7年1月撮影)
北端側に身障者用乗降場、タクシー乗り場、一般車乗降場が並んでいます。
SHI026.jpgレンタサイクル
(写真は令和7年1月撮影)
チェックイン棟のインフォメーションカウンタでレンタサイクル「しまそらポタリング」の取り扱いがあります。
手荷物預かり、バッグ貸出しも行われています。自動車乗り入れができなくなったRWY17エンドへ行く際などに便利です。
SHI027.jpg自転車組立場
(写真は令和7年1月撮影)
チェックイン棟の南側に自転車組立場があります。
チェックイン棟のインフォメーションカウンタで工具・空気入れの貸出が行われています。

その他の施設
01.jpg下地島空港事務所
(写真は平成21年1月撮影)
写真は管制塔を持つ国土交通省大阪航空局下地島空港事務所棟です。
この空港事務所棟横には沖縄県下地島空港管理事務所棟や日本航空グループ、ANAグループの訓練施設が見られました。南西航空が定期便を運航していた時代は、事務所棟の左側に旧旅客ターミナルがあったようですが、平成15年台風被害の影響で撤去されています。
定期便は平成31年3月に再開しています。
02.jpg下地島空港施設事務所
(写真は平成21年1月撮影)
下地島空港の施設管理などを行っている下地島空港施設の事務所もあります。
この会社は、空港隣接地に、訓練者や空港勤務者を対象にした宿泊施設「さしばの里」を運営しており、その一部を「下地島コーラルホテル」「オーシャンハウスinさしば」として一般客向けに提供しています。
SHI041.jpgみやこ下地島空港ビジネスジェットターミナル
(写真は令和7年1月撮影)
令和6年にビジネスジェット専用施設が開業しました。
ターミナル地区の最南端部、入り口付近に設けられた新施設で、専用のCIQ(税関・出入国管理・検疫)施設、車両動線、仮眠スペース、パントリー等が設けられています。

※令和06年04月21日:みやこ下地島空港ビジネスジェットターミナル 使用開始

周辺見どころ施設
SHI051.jpgRWY17エンド付近
(写真は令和7年1月撮影)
滑走路の北端RWY17エンドは周囲に道路(管理用通路)が整備されて一般に開放されており、絶好の撮影スポットになっています。
離陸時は特に制限がありませんが、着陸時はこの最先端部分のみ立入禁止になります。
撮影者に対応してか海沿いに広めの道幅が確保されており、島内観光のツアーバスなども路上停車して見学時間を設ける場所でしたが、平成31年3月に一般車両の乗り入れが禁止されました。(一般車両のうち自転車は乗り入れ可能)

※平成31年03月23日:RWY17エンド付近 車両通行止
06.jpgRWY17エンド付近の眺め
(写真は平成21年1月撮影)
宮古ブルー・下地ブルーと称されるエメラルドグリーンをした遠浅の海が広がる中に誘導灯がのびている有名な撮影スポット。
青い空、青い海、そして、離着陸する飛行機と、きれいな写真を期待できます。
08.jpgRWY35エンド付近の眺め
(写真は平成21年1月撮影)
滑走路の南端はRWY35エンド。下地島外周道路の途中に横切る部分があります。こちらは滑走路が高台に当たり見えません。小さな砂浜があり、海だけの北側に対し、緑や岩も写真に入れられます。
07.jpg佐和田の浜
(写真は平成21年1月撮影)
日本渚の百選に選ばれている佐和田の浜から、RWY17エンド付近の遠景が見られます。
佐和田の浜は遠浅の海に大小さまざな岩が浮かぶ面白い風景が楽しめる砂浜。RWY17エンド付近に立ってしまうと海しか撮影できませんが、この浜からは砂浜や岩を入れた飛行機写真を写せます。

かつてあった見どころ
03.jpg送迎デッキ?
(写真は平成21年1月撮影)
管理事務所棟のわきには滑走を一望できる空間がありました。関係者以外立入禁止になっています。
ターミナルは滑走路の東側に設置されており、正面には滑走路が広がります。午前は順光条件です。
ターミナルビルは滑走路のちょうど中央付近に設置されており、飛行機が離陸する瞬間はやや斜め気味の撮影になることが多いようです。

■就航路線(国内線)
  ANA   AJX   APJ   SFJ   ADO   SNA   ORC  
  JAL   TZP   JTA   JJP   SJO   RAC   AMX  
  IBX   FDA   SKY   TOK   NCA   NJA   DAK   TAL   EXC  
就航先運航会社
( )内は共同運航による運航会社
[乗継便]新千歳*d3SKY*d3
[乗継便]百里(茨城)*d3SKY*d3
東京国際(羽田)SKY
[乗継便]東京国際(羽田)*d3SKY*d3
[乗継便]中部国際(セントレア)*d3SKY*d3
神戸(マリンエア)SKY
[乗継便]神戸(マリンエア)*d3SKY*d3
[乗継便]福岡*d3SKY*d3
那覇SKY
*d1:JAL共同運航便はJAL国際線との乗継時のみ
*d2:特定曜日のみの運航
*d3:SKYの乗継運賃を利用することで1区間程度の運賃で利用できる乗継路線

就航路線変遷(平成21年04月01日以降)
※令和06年10月27日:JJP(JAL*d1)成田国際 運休
※令和05年07月01日:SKY福岡 就航(季節運航)
※令和04年07月01日:SKY*d3新千歳 乗継設定開始
※令和03年01月04日:JJP(JAL*d1)関西国際 運休
※令和02年10月25日:JJP(JAL*d1)*d2成田国際 運休(10/24最終運航、季節運航化)、SKY東京国際・SKY神戸・SKY那覇 就航、SKY*d3百里・SKY*d3東京国際・SKY*d3中部国際・SKY*d3神戸・SKY*d3福岡乗継設定
※令和元年07月03日:JJP(JAL*d1)*d2関西国際 就航(季節運航)
※平成31年03月30日:JJP(JAL*d1)*d2成田国際 就航

(季節運航路線)
・JJP(JAL*d1)*d2成田国際
 R4年 03/20-10/29、R5年 03/26-10/28、R6年 04/27-10/26
 R2年 12/25-12/31、R3年 01/01-01/03・03/28-11/30
・JJP(JAL*d1)*d2関西国際
 R元年 07/03-11/30・R2年 03/27-10/24(COVID-19欠航有)・12/25-12/31、R3年 01/01-01/03
・SKY福岡
 R5年 07/01-08/31、R6年 07/01-08/31

(曜日運航路線)
・JJP(JAL*d1)*d2成田国際
 R3年 03/28-06/17、R5年 03/26-04/25、R6年 05/14-06/27
・JJP(JAL*d1)*d2関西国際
 R元年 07/03-11/30・R2年 03/27-07/21・09/01-10/24(COVID-19欠航有)

(新型コロナウイルス感染症パンデミックに伴う長期欠航・曜日運航)
・JJP(JAL*d1)*d2成田国際 長期欠航:R02年 04/10-06/18
・JJP(JAL*d1)*d2関西国際 長期欠航:R02年 04/10-07/09
・SKY東京国際 長期欠航:R3年 01/22-03/04、R4年 01/24-02/28
 曜日運航:R3年 05/11-
・SKY神戸 長期欠航:R3年 01/22-02/28、R4年 01/24-02/28
 曜日運航:R3年 05/11-
・SKY*d3百里 乗継設定一時中止:R3年 01/22-02/28、R4年 01/24-02/28

■就航路線(国際線)
就航先運航会社
( )内は共同運航による運航会社
[韓国]ソウル ICN(仁川)JNA
就航路線変遷(平成21年04月01日以降)
※令和06年05月29日:[国際線定期便運航再開]JNAソウル仁川 就航
※令和02年02月07日:[国際線定期便全便欠航]HKE香港 長期欠航
※令和元年07月19日:HKE香港 就航

■空港所在地
空港所在地はクリック(Googleマップ)
■下地島空港についてもっと詳しく調べたい方のリンク集
下地島空港旅客ビルの公式サイト△(下地島エアポートマネジメント株式会社)
オーシャンハウスinさしば△(下地島空港施設株式会社)
下地島空港(Wikipedia)◎(フリー百科事典ウィキペディアサイト内)

※「情報交通ホットライン」は日本の空港を紹介する私設サイトです。
※下地島空港の公式サイトではありません。

開設月日 2009.03.29
初調査日 2009.01.13
前調査日 2025.01.24

posted by johokotu at 12:00| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 下地島空港 | 更新情報をチェックする

2024年05月29日

祝!国際定期便再開_下地島


 祝!!国際線定期便再開  
    下地島空港     

5月29日、下地島空港発着の国際線定期便が再開されました。

ジンエアーの下地島-ソウル(仁川)線が週5往復で新規就航しました。
下地島発着の国際線定期便は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)パンデミックの影響で2020年2月7日に長期欠航となって以来、実に4年3か月ぶりの運航になります。
これで、国際線定期便の発着する空港は30空港※になりました。そして、長期欠航が続く空港が、ついに残り1空港になりました。
※旭川空港が6月1日まで一時的に運休中

COVID-19パンデミックに伴う国際線定期便運航再開状況
29空港再開、1空港新規就航長期欠航継続は残り1空港
旭 川:2023年05月09日再開済、2024年03月31日全便運休、2024年6月1日再就航予定
新千歳:2022年07月17日再開済
函 館:2023年05月12日再開済
青 森:2024年01月20日再開済
花 巻:2023年05月10日再開済
仙 台:2023年01月18日再開済
百 里:2023年03月26日再開済
成田国際:運航継続
東京国際:運航継続
新 潟:2023年01月17日再開済、2023年03月25日全便再欠航、2023年05月12日再再開済
富 山:2023年08月08日再開済
小 松:2023年04月01日再開済
静 岡:2023年03月26日再開済
中部国際:2020年06月17日再開済
関西国際:運航継続
美 保:2023年10月25日再開済
岡 山:2023年03月26日再開済
広 島:2023年01月04日再開済
高 松:2022年11月23日再開済
松 山:2023年03月26日再開済
福 岡:2020年04月29日再開済
北九州:2023年05月08日再開済
佐 賀:2023年04月02日再開済
長 崎:2023年10月30日再開済
熊 本:2023年01月05日再開済
宮 崎:2023年09月27日再開済
鹿児島:2023年06月05日再開済
那 覇:2022年08月02日再開、2022年08月16日全便再欠航、2022年10月16日再再開済
下地島:2024年05月29日再開!←今回!
新石垣:全便欠航※


国際線定期便新規就航空港
大 分:2023年06月22日新規就航

※は、定期便長期欠航中も、2020年4月以降に出入国が記録されている空港(チャーター便が飛んだものとみられます。ほかに三沢、岩国なども確認。)


(関連記事)下地島空港 5月29日から国際線定期便再開へ 4年3か月ぶり 残りは1空港に!(2024年3月12日配信記事)
https://johokotu.seesaa.net/article/502642741.html
posted by johokotu at 21:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 下地島空港 | 更新情報をチェックする

2024年04月18日

下地島_ビジネスJ施設を新設

■下地島空港 ビジネスジェットターミナルを新設

三菱地所と下地島エアポートマネジメントは16日、21日にみやこ下地島空港ビジネスジェットターミナルを開業すると発表しました。

新施設は、旅客ターミナルビル(みやこ下地島空港ターミナル)とは別に新設されています。
延床面積は248.24平米で、専用のCIQ(税関・出入国管理・検疫)動線、休憩室、パントリー、シャワー室などが設けられています。

「下地島空港及び周辺用地の利活用事業」(第1期)の中で、「下地島空港における国際線等旅客施設整備・運営及びプライベート機受入事業」として提案された内容のひとつとして整備したとしています。

沖縄県・下地島空港にビジネスジェット専用施設が竣工 4月21日「みやこ下地島空港ビジネスジェットターミナル」本格開業(下地島エアポートマネジメント公式サイト)
https://shimojishima.jp/wp-content/uploads/2024/04/4%E6%9C%8821%E6%97%A5%E3%80%8C%E3%81%BF%E3%82%84%E3%81%93%E4%B8%8B%E5%9C%B0%E5%B3%B6%E7%A9%BA%E6%B8%AF%E3%83%93%E3%82%B8%E3%83%8D%E3%82%B9%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%83%E3%83%88%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%9F%E3%83%8A%E3%83%AB%E3%80%8D%E6%9C%AC%E6%A0%BC%E9%96%8B%E6%A5%AD.pdf
posted by johokotu at 05:00| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 下地島空港 | 更新情報をチェックする

2024年03月12日

下地島_国際定期便再開へ 4年3か月振

■下地島空港 5月29日から国際線定期便再開へ 4年3か月ぶり 残りは1空港に!

下地島空港の旅客ターミナルを運営する下地島エアポートマネジメントは12日、ジンエアー(JNA)が下地島-ソウル仁川線を5月29日から新規就航すると発表しました。このまま就航が実現すると、下地島発着の国際線定期便は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)パンデミックの影響で2020年2月7日に長期欠航となって以降、実に4年3か月ぶりの就航になります。

JNAが再開するのは下地島-ソウル仁川線で、5月29日から週5往復するとしています。
下地島発着の国際線定期便は、COVID-19パンデミックの影響で、2020年2月7日以降長期欠航が続いています。国際線定期便は実に4年3か月ぶりの運航となります。
国内では既に28空港で国際線定期便が再開済み。さらに1空港で国際線定期便が新規就航しています。このまま就航が実現すれば、国内30空港目の国際線定期便運航空港となります。そして、国際線定期便の長期欠航が続く空港が、ついに残り1か所のみ(新石垣)になります。

COVID-19パンデミック前の地方空港に就航する国際線は、中国や韓国からの就航が多く、下地島も例外ではありませんでしたが、2020年3月以降、なぜか中国と韓国のみは到着空港を成田国際(成田)と関西国際(関空)に強制限定されました(2020年冬以降は、原則成田・関空とし、許可取れれば他空港も就航可能にする運用に変更)。このため、中国や韓国よりも現地感染者・感染率の悪い国の到着空港制限が全く行われずに他空港で次々国際線が再開する中、下地島をはじめとする地方空港は取り残された状態になっていました。

日本国内のCOVID-19対策は、2023年5月8日にほぼ全面緩和。COVID-19関係の水際対策はそれを待てずに2023年4月29日に完全緩和されており、それから1年以上もかかってやっと国際線定期便の再開が実現します。
また、COVID-19関係の国際線を巡る各空港の就航制限は、それより早く2022年10月11日にほぼ緩和されており、それから1年半以上もかかってやっと国際線定期便の再開が実現します。
そもそも、2022年6月には、内閣総理大臣が地方空港からの国際線再開を高らかに宣言したにも関わらず、なぜか実際の国際線再開まで2年もかかってしまいました。
そして、日本国内の経済対策優先で就航再開を急いだにもかかわらず、また、本邦社ではなく、日本経済にはあまり寄与しない外国社による就航から再開ですね。

韓国航空会社ジンエアー 宮古(下地島)=ソウル(仁川)線の開設を発表(下地島エアポートマネジメント公式サイト)
https://shimojishima.jp/wp-content/uploads/2024/03/press_20240312.pdf
posted by johokotu at 18:00| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 下地島空港 | 更新情報をチェックする

2023年06月18日

下地島_6月バス便時刻変更

■下地島空港 アクセスバス便時刻変更(2023年6月)

06/18
■宮古協栄バス 系統9 みやこ下地島空港-東急ホテル前( 4→ 4)※ヒルトン宮古島、国仲交差点 停留所新設
■中央交通 みやこ下地島エアポートライナー みやこ下地島空港-シギラセブンマイルズリゾート( 3→ 3)※ヒルトン沖縄宮古島リゾート 停留所新設

6月18日:
ヒルトン宮古島新設に合わせて停留所が追加されます。
(宮古協栄バス)みやこ下地島空港-仲地入口間に国仲交差点、橋詰広場前-パイナガマビーチ間にヒルトン宮古島が新設されます。
(中央交通)みやこ下地島空港-平良港間にヒルトン沖縄宮古島リゾートが新設されます。

系統9みやこ下地島空港リゾート線ルート・運賃変更のお知らせ(宮古協栄バス公式サイト)
https://kyoei385.ti-da.net/e12524195.html
みやこ下地島エアポートライナー(中央交通公式サイト)
https://ck-okinawa.com/distinations/shimojishima/


posted by johokotu at 06:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 下地島空港 | 更新情報をチェックする

2021年01月04日

下地島_1月バス便時刻変更

■下地島空港 アクセスバス便時刻変更(2021年1月)

01/04
◎宮古協栄バス 系統9番下地島空港リゾート線 みやこ下地島空港ターミナル-仲地入口-マティダ市民劇場前-宮古島市役所-宮古空港-東急ホテル前( 0→ 3)
×宮古協栄バス 系統9番下地島空港リゾート線 みやこ下地島空港ターミナル-マティダ市民劇場前-市役所前-宮古空港-東急ホテル前( 3*→ 0)*12/25-1/3のみ4

01月04日:
市役所移転に伴い、宮古島市市街地区間が変更になります。新しい市役所経由に変更されます。空港を経由する便数は変わりません。
新しい市役所は、宮古空港の旧空港前付近に位置しています。
また複数バス停の追加があります。
・みやこ下地島空港ターミナル-渡口の浜入口間に「仲地入口-渡久山商店前」を追加
・公設市場前-北給油所前間が「市役所前」から「市場通り-北小前」に変更
・サンエー前-ツタヤ前間に「宮古郵便局前」を追加
・警察署前-ドン・キホーテ前間に「宮古島市役所」を追加

中央交通の便は変更なく、引き続き「市役所前」に停車しています(市役所自体は移転済み)。

路線バス案内(宮古協栄バス公式サイト)
https://385kyoei.com/route/
posted by johokotu at 06:00| 東京 ☀| Comment(0) | 下地島空港 | 更新情報をチェックする

2020年10月09日

下地島_SKYバス無料化へ

■下地島空港 SKYが地元民向けにバス無料化キャンペーン実施へ

スカイマーク(SKY)と下地島エアポートマネジメントは8日、東京国際(羽田)-下地島線に接続するアクセスバスを地元民が無料で利用できるキャンペーンを実施すると発表しました。

2社が始めるのは、宮古島市民を対象にした下地島空港アクセスバスの利用無料キャンペーン。
25日に運航を始めるSKY羽田-下地島線を利用する宮古島市民を対象に、同便に接続する下地島空港へのアクセスバスを無料で利用できるようにするものです。乗車時に所定の手続きを行うと無料になるとしています。
対象期間は、就航初日の10月25日〜来年3月31日まで。宮古協栄バスの系統9番下地島空港リゾート線、中央交通のみやこ下地島エアポートライナーのいずれも対象になります。一方で、神戸-下地島線や那覇-下地島線の利用者は対象外となります。
※決定している同路線の運航は3月27日までですが、キャンペーンが3月31日まで行われるので、来年夏ダイヤも運航継続は内定したことになります。

羽田-下地島線は、羽田発着枠を政策コンテストで獲得しており、利用者を維持するため、空港ターミナル会社と組んでサービス展開しているものとみられます。

空港からのアクセスバスを無料で提供するサービスは、フジドリームエアラインズが静岡空港で展開しているほか、数年前まではスターフライヤーが北九州空港で展開していたことがあります。しかし、採算性を即判断し、路線撤退を頻繁に行うのが売りのSKYが展開するのは、極めて異例です。
宮古諸島は、以前にSKYが宮古に就航していた際、大手の狙い撃ち対抗値下げにも粘り強く我慢して、航空運賃低減に貢献したことから、国内一と言って良いほどSKYへの評価が高い地域。それだけに、地元民へのサービス強化で、宮古地区での定着を目指しているものとみられます。
※今回は那覇-下地島線の普通運賃は17,670円(前回那覇-宮古線は最安値時普通運賃5,000円だった)なので、局地的値下げ合戦も起こっておらず、航空運賃低減には全く貢献していません。


なお、宮古島市では、2009年に、利便性向上のため、地元ホテルが共同で宮古空港と宮古島市中心部(6キロ程度)を結ぶ無料バスを運行させようとした際に、地元タクシー業界が「事前相談がなかった」などといった理由で猛反対活動をして、運行を撤回させられたことがあります。
今回は、移動距離は最大で25キロほどと、宮古空港-宮古島市中心部と比較にならないくらい馬鹿稼ぎできる距離。しかも、新型コロナウイルス感染症パンデミックの影響で一人でも多くのお客さんを確保して「経済を回さなきゃ」潰れる危機な時期です。地元タクシー業界がどう出るのか、見ものです。
※ちなみに宮古協栄バスはタクシー事業も展開する会社です。

宮古島市民限定 スカイマーク 宮古(下地島)=羽田線 空港アクセスバス無料キャンペーン(SKY公式サイト)
https://www.skymark.co.jp/ja/company/press/pdf/__icsFiles/afieldfile/2020/10/08/20201008_press_2.pdf
(過去記事)宮古空港 8ホテル共同運行無料バス直前でとりやめ!(2009年10月21日配信)
http://johokotu.seesaa.net/article/134220829.html
posted by johokotu at 22:00| 東京 ☔| Comment(0) | 下地島空港 | 更新情報をチェックする

2020年09月12日

下地島_宇宙港として活用へ

■下地島空港 PDエアロスペースが宇宙港として活用へ

沖縄県とPDエアロスペースは10日、「下地島空港及び周辺用地の利活用事業提案」に対する「下地島宇宙港事業」について基本合意したと発表しました。

下地島空港を宇宙港として活用し、「宇宙飛行機の飛行試験」、「宇宙機用ハンガー(格納庫)を用いたテナント事業」「宇宙旅行に対応する訓練事業」「観光事業」を展開していく計画だとしています。

今回の事業は、平成29年度に下地島空港利活用事業(第2期)として公募されたもの。今回の合意に合わせて、沖縄県の利活用実施計画も改訂されています。
各国民間企業が開発を進める有翼型宇宙往還機(スペースプレーン)の離着陸場機能を持たせる計画。来年には無人宇宙実験機の飛行試験を実施し、下地島空港からの宇宙旅行者数を、令和7年に年間100人、令和12年には年間1,000人にすることを目標値として設定しています。

宇宙港事業の拠点エリアは、駐機場の南側に設けられる予定です。

宇宙港事業を沖縄県下地島空港にて展開(PDエアロスペース公式サイト)
https://pdas.co.jp/documents/Press_200911.pdf
下地島空港及び周辺用地の利活用(PDエアロスペース公式サイト)
https://www.pref.okinawa.jp/site/doboku/kuko/kikaku/shimoji-rikatsuyo3.html
posted by johokotu at 02:00| 東京 ☀| Comment(0) | 下地島空港 | 更新情報をチェックする

2020年06月19日

下地島_定期便再開

■下地島空港 定期便の運航を再開

さあ、少しずつ改善していこう!な話題です。


新型コロナウイルス感染症(COVID-19)パンデミックの影響で全路線全便が欠航していた下地島空港の定期便が19日から再開されました。

下地島空港では、COVID-19の影響で定期便の全路線全便が欠航していました。19日からジェットスター・ジャパンの成田国際(成田)線1日1往復が週4往復のみですが再開したことで、定期便の運航が再開されました。
これまで閉鎖されていた旅客ターミナルも、定期便再開に合わせて再開。店舗の営業も再開されています。

全路線全便の欠航は、日本一早い4月10日から始まっており、実に2か月ぶりに定期便の運航が再開しました。
運航再開はまだ週4往復と限定的。その他の路線は少なくとも来月9日まで欠航が続く予定です。

みやこ下地島空港ターミナル公式サイト
https://shimojishima.jp/
posted by johokotu at 19:00| 東京 ☁| Comment(0) | 下地島空港 | 更新情報をチェックする

2020年04月10日

下地島_ターミナル臨時閉館

■下地島空港 旅客ターミナルを臨時休館

下地島エアポートマネジメントは10日から、下地島空港旅客ターミナルビル(みやこ下地島空港ターミナル)を臨時休館しました。

閉館期間は、4月10日〜5月6日。臨時休館に伴い、施設内のカフェ・お土産店も休業するとしています。

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関して7日に7都府県を対象に緊急事態宣言が出されたことを受け、全路線全便が長期欠航したことに伴う措置です。

COVID-19パンデミックの影響で旅客ターミナルが全面閉館となるのは、国内空港で初めてとなります。

下地島空港では国際線は全便欠航中。国内線も10日からジェットスター・ジャパンの2路線が長期欠航しています。

みやこ下地島空港ターミナル(下地島エアポートマネジメント公式サイト)
https://shimojishima.jp/#newsLink
ラベル:下地島空港 JJP
posted by johokotu at 22:00| 東京 ☀| Comment(0) | 下地島空港 | 更新情報をチェックする

2020年03月29日

下地島_3月バス便時刻変更

■下地島空港 アクセスバス便時刻変更(2020年3月)

03/29
◎宮古協栄バス 9番みやこ下地島空港リゾート線 東急ホテル前-空港ターミナル前-みやこ下地島空港ターミナル(0→週8*)*週5日1〜2往復ずつ
×宮古協栄バス 9番みやこ下地島空港リゾート線 ブリーズベイオーシャン前-東急ホテル前-空港ターミナル前-平良-みやこ下地島空港ターミナル(週4*→0)*週4日1往復ずつ

03月29日:
みやこ下地島空港リゾート線が一部ルート変更されます。
ブリーズベイオーシャン前-東急ホテル前間が短縮され、平良バス停がなくなります。

令和2年3月29日よりみやこ下地島空港リゾート線のルート・運賃変更及びダイヤ改正のおしらせ(宮古協栄バス公式サイト)
https://385kyoei.com/lib/data/r020329.pdf
posted by johokotu at 06:00| 東京 ☀| Comment(0) | 下地島空港 | 更新情報をチェックする

2020年02月22日

下地島_年利用激増10万人突破

■下地島空港 2019年年間利用者数激増し10万人突破

国土交通省(国交省)は13日、大阪航空局の管内空港の利用概況集計表速報値(平成31年・令和元年暦年)を発表しました。下地島空港の年間利用者数は10万人を突破しました。

12月は速報値となりますが、西日本の空港の2019年利用者数が出揃いました。大阪航空局の発表は暦年合計は出ていないため、各月の発表数の単純合計となりますが、下地島空港の2019年利用者数は109,246人で10万人を突破しました。2018年は27人しか利用しておらず、前年比40万%増と激増しています。

下地島では3月に24年ぶりに定期便が再開。長年定期便が就航している与那国を上回り、沖縄県では、那覇、新石垣、宮古、久米島に次いで5番目に多い利用者数となりました。

下地島空港では、新型コロナウイルスによる肺炎拡大の影響で香港便の欠航が生じており、年度利用者数も10万人を超えるか注目されます。

利用実績速報(大阪航空局公式サイト)
http://ocab.mlit.go.jp/about/total/report/
ラベル:下地島空港
posted by johokotu at 23:00| 東京 ☀| Comment(0) | 下地島空港 | 更新情報をチェックする

2019年12月08日

下地島_夏 一部毎日運航再開へ

■下地島空港 夏ダイヤ一部期間で毎日運航へ、関西国際線も再開

ジェットスター・ジャパン(JJP)は6日、来年3月から始まる2020年夏期運航スケジュールの一部便追加販売を開始しました。この中で、冬期運航スケジュール中に一部曜日のみの運航となっていた下地島空港発着路線について、一部期間に限定されますが、毎日運航が再開されることになりました。

JJPが開始したのは、2020年夏期運航スケジュールの一部便追加販売。来年3月29日から6月30日までの販売が開始されています。
この中で、冬期運航スケジュール中に一部曜日のみの運航となっていた下地島-成田国際(成田)線は4月24日〜5月6日に毎日運航化。運休していた下地島-関西国際(関空)線が3月29日から再開となり、4月29日〜5月8日は毎日運航されます。
上記期間以外は、成田線は週4〜6往復、関空線は週3〜4往復での運航を予定。火曜日は全期間2路線とも運休日に当たるほか、3月29日〜4月23日と5月9日〜5月31日は木曜日も全路線運休になります。

下地島-成田線
3月29日〜4月23日 週5往復(日月水金土)
4月24日〜5月6日 週7往復
5月7日〜5月31日 週4往復(日月金土)
6月1日〜6月30日 週6往復(日月水木金土)

下地島-関空線
3月29日〜4月28日 週3往復(日水金)
4月29日〜5月8日 週7往復
5月9日〜6月30日 週4往復(日月水金)

ジェットスター・ジャパン、2020年夏期運航スケジュール 国内15路線の航空券を追加販売(JJP公式サイト)
https://www.jetstar.com/_/media/files/japan-and-korea/japan/news/2019/20191206.pdf?la=ja-jp&rev=4a27a02dff244084844a235255781c3a
posted by johokotu at 19:00| 東京 ☀| Comment(0) | 下地島空港 | 更新情報をチェックする

2019年11月14日

下地島_木材優良で沖縄初受賞

■下地島空港 みやこ下地島空港ターミナルが木材利用優良施設コンクールで沖縄県初めての受賞

下地島空港ターミナルは13日、今年3月に供用開始した旅客ターミナルビル(みやこ下地島空港ターミナル)が木材利用優良施設コンクールで受賞したと発表しました。

下地島空港ターミナルが受賞したのは木材利用推進中央協議会が主催している木材利用優良施設コンクール。建物としてみやこ下地島空港ターミナルを応募しており、木材利用推進中央協議会会長賞を受賞しています。
今年は全77件の応募があり、13件の受賞対象のひとつになったとしています。

みやこ下地島空港ターミナルは、チェックイン棟などで、国産のスギを用いた直交集成材(CLT)を大規模に用いるなどしています。

みやこ下地島空港ターミナルの受賞は、平成5年度から始まった同コンクールで沖縄県で初めての受賞となります。国内空港関係の建物では、来年4月に閉鎖されることが決まった熊本空港国内線旅客ターミナルビルが平成25年に受賞しているなど、数件の受賞実績があります。

みやこ下地島空港ターミナル、木材利用優良施設コンクールで沖縄県内初受賞(下地島空港ターミナル公式サイト)
https://shimojishima.jp/wp-content/themes/shimoji-airport/pdf/2019/191113_press.pdf
ラベル:下地島空港
posted by johokotu at 22:00| 東京 ☀| Comment(0) | 下地島空港 | 更新情報をチェックする