◇空港検疫 1月20日発表分
[陽性数] 3日連続2桁 18人
[関空着] 全員大阪居住まだ続く 超常現象
[三週目] 陽性117/検体10,400=罹患率1.13% 中国・中国便・澳門便 国際線到着空港
大量すり抜け危機でただただ危険
厚生労働省(厚労省)は2023年1月20日現在の、空港検疫を含めた最新の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の状況を発表しました。
2022年12月30日着分から、中国(香港・澳門除く)のみ全員検査が再開しましたので、久々に取り上げ再開しています。※発表は毎日行われていますが、対象が1か国のみですので、毎日更新はしない予定です。(
原則検査しないで大丈夫となっているわけなので、1か国だけならそんなに人数出るわけないですしね。たった1か国で大人数出るようなら、他の国のフリー入国も制約かけないとダメでしょうし。)
■空港検疫検査 到着日別詳細結果(2022年12月30日到着分から集計再開しました。下記の数字には海港検疫の数は含めていません。)
1日遅れで情報が反映していると思われる空港検疫の詳細も発表されています。
2022年10月13日到着分までは、別にまとめています。
2020年4月3日〜2022年10月13日:https://johokotu.seesaa.net/article/492521127.html12月30日:症状 有14 無78=陽性92人
12月31日:症状 有2 無30=陽性32人
01月01日:症状 有9 無75=陽性84人
01月02日:症状 有1 無25=陽性26人
01月03日:症状 有3 無53=陽性56人
01月04日:症状 有5 無67=陽性72人
01月05日:症状 有7 無52=陽性59人
01月06日:症状 有11 無52=陽性63人
01月07日:症状 有1 無14=陽性15人
01月08日:症状 有7 無54=陽性61人
01月09日:症状 有9 無20=陽性29人
01月10日:症状 有3 無23=陽性26人
01月11日:症状 有0 無25=陽性25人
01月12日:症状 有5 無36=陽性41人01月13日:症状 有3 無28=陽性31人
[空港別] 成田24・関空7
[男女別] 男26・女5
[年代別] 10下4・20代1・30代4・40代5・50代8・60代6・70代3・80上0
[渡航元] 中国30・ベトナム1
[居住地] 群馬1・埼玉3・千葉2・東京6・神奈川1・静岡1・愛知4・京都1・大阪8・兵庫1・香川2・福岡1
01月14日:症状 有1 無5=陽性6人
[空港別] 成田4・中部1・関空1
[男女別] 男5・女1
[年代別] 10下0・20代2・30代0・40代2・50代1・60代0・70代1・80上0
[渡航元] 中国5・インドネシア1
[居住地] 東京2・静岡1・愛知1・大阪2
01月15日:症状 有2 無18=陽性20人
[空港別] 成田12・関空8
[男女別] 男12・女8
[年代別] 10下4・20代0・30代3・40代4・50代4・60代2・70代3・80上0
[渡航元] 中国19・米国1
[居住地] 宮城1・埼玉1・東京6・静岡2・愛知1・大阪9
01月16日:症状 有1 無8=陽性9人
[空港別] 成田2・関空7
[男女別] 男8・女1
[年代別] 10下1・20代1・30代2・40代1・50代0・60代2・70代1・80上1
[渡航元] 中国9
[居住地] 千葉1・東京1・大阪7
01月17日:症状 有0 無13=陽性13人
[空港別] 成田6・関空7
[男女別] 男9・女4
[年代別] 10下1・20代2・30代0・40代3・50代5・60代2・70代0・80上0
[渡航元] 中国13
[居住地] 千葉1・東京1・愛知2・大阪8・兵庫1
01月18日:症状 有2 無24=陽性26人
[空港別] 成田23・関空2・福岡1
[男女別] 男20・女6
[年代別] 10下2・20代1・30代3・40代3・50代9・60代7・70代1・80上0
[渡航元] 韓国1・中国24・タイ1
[居住地] 栃木2・群馬1・埼玉3・千葉3・東京3・神奈川3・山梨1・静岡1・愛知4・大阪3・和歌山1・福岡1
01月19日:症状 有2 無16=陽性18人
[空港別] 新千歳1・成田12・羽田1・関空4
[男女別] 男17・女1
[年代別] 10下0・20代0・30代6・40代2・50代6・60代3・70代1・80上0
[渡航元] 中国16・台湾/中国1・米国1
[居住地] 北海道1・青森1・福島1・茨城1・埼玉3・千葉3・東京1・神奈川1・富山1・岐阜1・大阪4
■
空港検疫でのCOVID-19陽性確認数(到着日ベース)・2022年12月30日〜2023年1月19日着累計(21日間):804人 ・本日発表された空港検疫での陽性者数:18人 [入国時陽性分と推定] 1月19日着 18人 [隔離後陽性分と推定] 該当無し3日連続で2桁人数です。10人台です。陰性証明必須化か効いたのか、単に年末年始の移動が減っただけなのかは分かりませんが、減少傾向になってきてはいるでしょうか。1月19日関空着の中国からの直行便は2便。陽性は4人(1便当たり2.0人)。
1月19日成田着の中国・澳門からの直行便は11便。陽性は12人(1便当たり1.1人)。
関空着の陽性者多発の状況がとにかく異様で異常です。
異常過ぎる現象である、中国からの関空着が全員大阪居住なのも継続しています。
日清の焼そば、MOTHERのでんきスタンド、米子空港駅の足音なんて全く相手にもならないくらい超異様な超常現象ですね。
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有症状者状況(2022年12月30日〜2023年1月19日着累計)・累計:有症状88人・無症状716人=無症状率89.1% ・本日発表された空港検疫での有症状者数:2人 ・22997 羽田 1月19日 60代 男性 神奈川県 米国 発熱、咳
・23000 成田 1月19日 30代 男性 千葉県 中国 発熱、咳
(入国時検査に当たる1月18日着以降)
中国:成田まで直行便で3時間程度の飛行で、現地発症の可能性が高いです。
その他各国は直行便・乗継便いずれも10時間程度以上の飛行で、機内発症とみられます。(米国は機内発症か微妙な短距離路線としてグアムが含まれています)
無症状率は9割弱で推移しています。
オミクロン株は無症状者が多いと言われていますし、飛行機に搭乗出来ている時点では(ダンマリでない限り)無症状でしょうし、(ほとんどを占める)中国からは3時間程度の飛行で有症に変化する暇があまりないですから、有症状の人はほとんどいないはず。
全員検査中は90%を超えているのが普通でしたから、有症状者が多めと言えます。環境から考えると異常に高すぎる数値です。
日本国籍者に比べ外国籍者はダンマリ入国している人が異常に多いと推定される数値も出ています。現地搭乗時に症状を隠して乗ってる人がかなり多そうですね。
■
国別陽性確認数・10人以上の超危険国:中国16.5人* ・5人以上の危険国:該当無し ・複数国滞在者:1人 ・非検査国(中国本土以外)からの陽性者:1人 ・非検査国(中国本土以外)のうち無症状:0人
■
団体感染疑い状況・団体感染が疑われる事例:2組6人 (1)連番確認(同一日同一空港着同一国からの同一地域居住者=同一団体疑い):2組6人・22993 関空 1月19日 30代 男性 大阪府 中国 無症状
22994 関空 1月19日 30代 男性 大阪府 中国 無症状
22995 関空 1月19日 40代 男性 大阪府 中国 無症状
22996 関空 1月19日 70代 女性 大阪府 中国 無症状
・23001 成田 1月19日 50代 男性 埼玉県 中国 無症状
23002 成田 1月19日 50代 男性 埼玉県 中国 無症状
(2)10歳未満(同行者がいる団体感染すり抜け疑い):0人(※は上記のうちの0人)・該当無し
関空着は今日も全員大阪居住でした。
関空着の陽性者の偏り状況がとにかく異様で異常であることが際立ちますね。
本日特別に検体数の発表がありました。中国、中国便、澳門便だけを取り出して発表しています。これまでどんなに罹患率が悪くても三週間遅れでしか検体数が発表されなかったのに、即日発表するなど、極めて異例です。
1月13日着〜1月19日着までの7日間で
・検体数10,400人、陽性者数は117人
と発表されています。
・罹患率は1.13%
と計算できます。機内全員濃厚接触となる3%をやっと下回りました。
陽性者数が減少気味なので、年始の帰国需要が減ったかと思っていましたが、週ごとに検体数が多くなっています。
72時間前陰性証明提出必須化が効果を発揮していると言えそうです。
国内は未だ2類相当で不要不急の外出自粛が要請されているのに、入国者は観光もウエルカムになっているのは本当に不思議です。2023/01/13着〜2023/01/19着 罹患率1.13%=陽性者数117人/検体数10,400人2023/01/06着〜2023/01/12着 罹患率3.43%=陽性者数249人/検体数7,261人
2022/12/30着〜2023/01/05着 罹患率8.34%=陽性者数408人/検体数4,895人
春節がいよいよ始まります。
日本国内でのコロナの陽性状況で、昨年の冬の感染がずっと続いたのが不思議でした。(年末年始で動いた結果ならせいぜい2月くらいまでですし、何より乾燥とかあまり関係ないウイルスなので)
原因は春節による大移動の可能性があり、暫く要注意時期といった感じでしょうか。
※日本国内でのコロナの陽性状況は、ここ三年間、見事に入国(特に観光や帰省)の季節変動と連動しています。
年末年始→1月〜2月感染増
春節→2月〜3月感染増(2021迄は影響なし、2022は影響あり)
春休み・桜観光→4月〜5月感染増
夏休み→7月〜9月感染増
紅葉観光→11月〜12月感染増(増加やや弱い)
この結果、毎年6月と10月末が感染の底です。
春節は日本人にはあまり関係がないですし、逆に日本はゴールデンウィークがあるので6月などは感染増えても良さそうですが、そうではないです。
紅葉観光時期も日本人は観光移動が増えますが、サマーバカンスと年末年始の狭間となり、外人が長期休暇取って訪日する時期ではありませんから、感染増はやや弱めです。
となると、パッと見は、外から流入による部分が大きく、日本国内で移動が増えるだけならここまで感染増にはならないのであろうと推定される結果になっています。
今回の春節は無事に切り抜けたいものですね。
大量すり抜け危機勃発
結果を見れば一目瞭然
隔離規制緩和は大失敗!!!
結果が全てを物語っています
やっぱり隔離規制をしなきゃダメなんです
■
新型コロナウイルス感染症の患者等の発生について(検疫)(厚生労働省公式サイト)
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_30382.html
posted by johokotu at 23:00| 東京 ☁|
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◇COVID-19関連
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