2023年02月21日

大阪万博_ポートはオリが運営へ

■大阪夢洲 大阪・関西万博の空飛ぶクルマの会場内ポートはオリックスが運営協賛へ

2025年日本国際博覧会協会は21日、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)で出展される「未来社会ショーケース事業出展」のうち、「スマートモビリティ万博」空飛ぶクルマの会場内ポート運営の協賛企業と、空飛ぶクルマ運航事業の参加企業を選定しました。大阪府夢洲の会場内ポートの運営はオリックスが協賛します。

「空飛ぶクルマ」会場内ポートの協賛企業は「オリックス」で、「万博会場内の北西に位置するモビリティエクスペリエンスに設置予定のポートの運営 (整備・維持管理・撤去を含む)」を実施するとしています。
オリックスは、関西エアポートを通じて関西三空港の運営を手がけており、新しい空の港に飛躍することになります。
デュアル・モード・ビークルのモードインターチェンジや高速道路のインターチェンジのように、車から航空機に切り替えるための離着陸用滑走帯(パッド)が簡易な接続路で出来るのか、待合室は出来るのか、海港のように待機場所が出来るのかなど細かい造りは気になるところ。期待が高まります。

同時に発表された「空飛ぶクルマ」運航事業は、ANAホールディングス及び米国のJoby Aviation Inc.、日本航空、丸紅、SkyDriveの4グループが選定されました。「万博会場内ポート及び会場外ポートをつなぐ2地点間での空飛ぶクルマの運航の実施を目指」すとしています。
上空では回転翼機と違いはなくとも、陸上では同じ機体で道路も走る、空飛ぶクルマがいよいよ実現することになります。(普通の旅客機だって着陸後に高速道路並みのスピードで何キロも地上を車輪で走行してるなんて野暮なことは言わないで〜〜。)
特にANAホールディングスは回転翼機から始まった航空会社であり、そんな会社が空と陸を同一機体で動ける新しい乗り物を手がけるとは感慨深いですね。

2025年日本国際博覧会『未来社会ショーケース事業出展』「スマートモビリティ万博」空飛ぶクルマの会場内ポート運営及び運航事業について(2025年日本国際博覧会協会公式サイト)
https://www.expo2025.or.jp/news/news-20230221-01/
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2023年01月31日

2月は小規模増便継続へ

□新型コロナウイルス感染症の航空への影響 2月は小規模ながら増便継続へ

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)による中国武漢封鎖から3年1か月、パンデミックから2年11か月になる2023年2月は、地方空港で続々国際線が再開します。

パンデミック以降全世界で航空便の欠航が広がりましたが、日本国内も2022年後半〜2023年1月は復便傾向でした。2023年2月もその傾向は変わらず、再開路線が出てくる予定です。

国内線
冬ダイヤ以降の欠航は、2022年10月末以降成田国際発着のANA2路線、日本航空2路線のみ。コロナ理由の減便もほとんどない状況です。
ANA、スプリング・ジャパン、Peach Aviationは、そもそものダイヤで減便、期間運休を大量に発生させており、欠航扱いにはなっていない状況です。
2023年2月は、大きな動きはない予定です。

国際線
国際線は、国際線の就航規制がなくなったことから、路線が一気に再開し始めています。
2023年2月は、復便・増便は小規模の予定。1月よりも減便する路線も出てきます。

現地感染悪化で突然の増便停止が出された香港線が複数路線復便、増便する予定です。
韓国線、台湾線の復便、増便はひと段落しており、1月までと比較すると小規模です。

国際線の運航中路線は以下にまとめています。
https://johokotu.seesaa.net/article/496240345.html

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航空便が壊滅的だった一昨年、昨年に比べると、やっと平常に近付きつつある印象です。
日本国内ではまだ2類相当で外出自粛や万一の外出時の対策は欠かせませんが、国際線は運航に関する規制はなくなりました。そろそろ、復便しない路線の会社から、混雑空港の発着枠回収といった議論も出てくるかもしれません。
欠航するときは2か月ほどであっという間でしたから、平常運航に戻るのも2か月程度で一気に進むことを期待したいですが、まだ、ジリジリな印象ですね。
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2023年01月29日

偏愛東京 航空・空港カテ追加

■偏愛東京 空港、飛行機カテゴリを追加

24日に始まった実名による投稿プラットフォーム「偏愛東京」に、新たに空港カテゴリ、飛行機カテゴリが追加されました。

偏愛東京は、エヌケービーとレッツエンジョイ東京が24日に始めた観光振興プロジェクトで、全日本空輸と日本航空も協力しています。
開設されたプラットフォーム「偏愛東京」では、偏愛カテゴリを選択し、東京のスポットについて、誰かの熱い思いによる情報発信がなされていますが、24日のスタート時には航空や空港に関するカテゴリは用意されていませんでした。

東京は、航空・空港に関する偏愛な話題がたくさんある都道府県。少しでも多くの東京の街の航空・空港の魅力が伝わると良いですね。

偏愛東京公式サイト
https://www.henaitokyo.jp/
偏愛東京スタート 大手航空2社が協力しているのに航空・空港・飛行場・場外離着陸場はカテゴリ無し(2023年1月25日配信記事)
https://johokotu.seesaa.net/article/497505085.html
ラベル:空港 航空便 東京
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2023年01月27日

11月入国_136万人弱 外人倍々増

◇2022年11月入国者 約135万8千人弱
[前年比] 約127万人強増・千%超爆増
[国籍別] 邦人増加小幅・外人倍々で増加・米軍微増
[外国籍] 韓国連続トップ 短期滞在44万人超爆増 仕事渡航減少?


法務省は1月25日、出入国管理統計の2022年11月分の月報を発表しました。2022年11月の日本への入国者数は1,357,703人で百万人を突破。うち外国人977,058人・協定該当者10,439人が入国していたことが判明しました。



総合
2022年11月の入国者数は日本人370,206人・外国人977,058人・協定該当者10,439人=合計1,357,703人でした。
前年同月(2021年11月=86,355人)に比べて約127万人強も増加・1472.2%の爆増です。
前月(2022年10月)と比較しても47万人以上も増加・53.0%も増加でした。前年どころか前月と比べても、一気に入国者が増えています。外国人はなんと倍近く増加。日本国籍者は4万人弱しか増えておらず、異様な偏りですね。

2021年11月は、「検査対象は入国者全員」「外国人新規入国は「原則」停止」「一部の国で強制隔離開始」の時期です。月末にオミクロン株が確認され、入国規制が強化されています。
2022年11月は、ひと月を通じて実質規制なしの状態になりました。

[前年同月(2021年11月)との比較]
入国者合計 1,271,348人増加(+1472.2%)
日本国籍者 322,108人増加(+669.7%)
外国国籍者 944,306人増加(+2883.2%)
協定該当者 4,934人増加(+89.6%)


ひと月を通じて入国規制が実質規制なしとなり、爆増でした。

相変わらず米軍関係者は大して増えていませんね。これは、コロナ禍でも大量の米国軍人が入国していたこと=米軍関係者は入国規制の対象外であった可能性があることを示しています。
米国からの入国者は、現地出国前未検査者が多いと推定されること、協定該当者が増加する時期(前回の年末年始等)に米国からの入国者の陽性が多かった傾向がありました。また、成田や羽田から遠く遠く遠く離れた横須賀のホテルが隔離場所として指定されていた事例もあり、米軍関係者のすり抜けがあったと推定される出来事が多発していました。そろそろ、ジャーナリストなり、野党関係者なり、海外から帰国しない国会議員(存在意義が曝露の人)なりが、その辺の実態を暴露してくれませんかね。状況証拠から推定されるというだけなので、言ってみれば偏見に基づく外人差別なわけですが、米軍関係者の陽性者が大して多くなかった(=やましいことがなかった)のであれば公表しても別に何も問題はないでしょうし、こういった外人差別に繋がる疑念は早く払拭したいですよね。




空港別
最も入国者が多かった空港は成田国際(成田)。491,404人(前月比+102,773、全入国者の36%(前月比-8P))
東京国際(羽田)は347,413人(前月比+108,235、同26%(前月比-1P))
中部国際(中部)は39,515人(前月比+11,745、同2.9%(前月比-0.2P))
関西国際(関空)は298,579人(前月比+135,227、同22%(前月比+4P))
福岡は139,772人(前月比+76,542、同10%(前月比+3P))でした。

7月に定期便が再開した新千歳は24,208人(前月比+22,268、同1.8%(前月比+1.6P))
10月に再び定期便が再開した那覇は13,703人(前月比+10,552、同1.0%(前月比+0.6P))
11月に定期便が再開した高松は835人(前月比皆増、同0.06%(前月比+0.06P))
定期チャーター便が運航した宮崎は425人(前月比皆増、同0.03%(前月比+0.03P))
このほか、函館で3人、新潟で3人、富山で4人、鹿児島で3人入国者が出ました(このほか出発便で名古屋1人、広島11人国際線利用あり)。チャーター便でも就航しましたでしょうか。

前月と比べると、関空と福岡が目立って割合が増加。いずれも外国籍者が急増しています。中部は全然増えませんね。新千歳は一気に那覇を超えました。

入国者が全員米軍関係者と思われるのが、三沢、横田、厚木、岩国、嘉手納。合わせて591人います(三沢は協定該当者、その他は日本人が多いです)。
定期便就航8空港から入国している米軍関係者(協定該当者)は10,022人いました。3か月ぶりに増加。相変わらず米国線が多い羽田が多く、5か月連続で成田を超えました。那覇不気味に急増です。




外国籍者の在留資格別
外国人入国者977,058人のうち、再入国は85,995人でした。新規入国再開で、454,574891,063人が新規入国でした(前月より新規入国は43万人超も爆増)。

在留資格別でみると、永住者26,526人、日本人・永住者の配偶者8,387人、定住者4,494人、特別永住者3,920人など。元からの日本在住者は、前月と比べると、やや増加しました。家族滞在は9,864人(うち新規入国3,171人)で連続で減少でした。
日本人・永住者の配偶者の新規入国は869人。再び減少です。

外国人新規入国一時停止で人材が入国できないことが問題となっていました。2022年3月以降それが解消されています。
学生関係は、留学が10,657人(うち新規入国6,587人)と半減。連続で減少です。
技能実習(1号イ〜3号ロ合計)は17,524人(うち新規入国13,352人)と減少に転じました。一方で、特定技能(1号〜2号合計)は5,154人(うち新規入国1,932人)で連続で前月より減少でした。
若い人(学生や技能実習)の、特に新規入国は一気に減少気味です。

細かい分野別で多めだったのは、
 技術・人文知識・国際業務18,832人(うち新規入国3,104人、連続で前月より減少)、
 経営・管理3,283人(うち新規入国308人、前月より減少に転換)、
 公用2,411人(うち新規入国2,157人、連続で前月より増加)、
 企業内転勤1,765人(うち新規入国586人、前月より減少に転換)、
 技能1,575人(うち新規入国279人、連続で前月より増加)、
でした。
教育は334人(うち新規入国41人)と前月より減少に転換。
興行は3,777人(うち新規入国3,375人)で減少に転じています。
業務系の行き来は、ここまでジリジリ増加なイメージでしたが、減少に転じてしまった印象です。

短期滞在は849,988人(全員新規入国)で前月比44万6千人強も爆増でした。
旅行者は月ごとに倍々で一気に爆増が続いています。




外国籍者の国籍別
外国籍者は国籍別の人数が出ています。その国から来たかどうかは分かりませんが、国籍別をみてみます。
韓国が328,267人と先月より19万人以上の爆増で5か月連続トップでした。
台湾が一気の増加が止まらず6万人強急増し102,073人と10万人超え。
米国は3万1千人強急増で86,581人。
香港(中国国籍)が一気の増加が止まらず79,160人。4万4千人強の急増。
タイが続き1万7千人強急増し53,635人。

このあとは米韓以外の常連国が続いています。
シンガポールが急増し40,497人。
ベトナムは横ばい気味で35,020人と先月比2千人強増加。
フィリピンは7千人強増加の28,204人。
中国は微減で26,483人でした。
1万人超えの国が16か国と一気に増えています。

今年前半多かったネパールは10,451人と前月より倍増で、再び増加しています。


軒並み大幅増加の国が多いです。国が一気に変化してきており、短期滞在は、韓国306,381人、台湾96,825人、米国81,138人、香港78,346人、タイ50,234人、シンガポール40,077人が目立ちました。

一気に特定国から観光客がなだれ込んだ印象です。




空港検疫での国籍別の感染状況については、詳細を別途アップします。

<2022年11月入国者数>
入国者計 1,357,703人(前年 86,355人)
日 本 人 370,206人(前年 48,098人)
外 国 人 977,058人(前年 32,752人)前月より倍近い増加
協定該当者 10,439人(前年 5,505人)

<2022年11月空港別入国者数> 日本人・外国人・協定該当者の3分類
<空港>
新 千 歳 24,208人(外国人22,949人、協定該当者 0人)前月より2万人超増加
函  館 3人(外国人 3人、協定該当者 0人)
三  沢 426人(外国人 6人、協定該当者 417人)
成田国際491,404人(外国人350,161人、協定該当者2,886人)前月より10万人超増加、米軍は減少
東京国際347,413人(外国人191,883人、協定該当者5,868人)前月より10万人超増加
新  潟 3人(外国人 3人、協定該当者 0人)
富  山 4人(外国人 2人、協定該当者 0人)
中部国際 39,515人(外国人27,732人、協定該当者 81人)前月より1万人超増加、米軍は減少
関西国際298,579人(外国人247,089人、協定該当者 220人)前月より13万人超増加、米軍は減少
岩  国 5人(外国人 5人、協定該当者 0人)
高  松 835人(外国人 683人、協定該当者 0人)定期便就航
福  岡139,772人(外国人122,925人、協定該当者 637人)前月より7万人超増加
宮  崎 425人(外国人 425人、協定該当者 0人)定期チャーター便就航
鹿 児 島 3人(外国人 3人、協定該当者 0人)
那  覇 13,703人(外国人12,566人、協定該当者 330人)前月より1万人超増加、米軍急増

<軍用飛行場>
横  田 99人(外国人 82人、協定該当者 0人)
厚  木 3人(外国人 3人、協定該当者 0人)
嘉 手 納 58人(外国人 43人、協定該当者 0人)

<2022年11月外国籍者の国籍別入国者数 上位15位>※分かるのは外国籍者の国籍のみ(滞在国とは限りませんし日本人は含まれません)
矢印は前月(10月)と比較したときの増減状況、増減者数は前年同月比
韓 国328,267↑超超爆増(前年比+323,683)前月より19万人超増加
台 湾102,073↑超超爆増(前年比+101,343)前月より6万人超増加
米 国86,581↑超爆増(前年比+84,376)
香港(中国国籍)79,160↑超爆増(前年比+79,032)
タ イ53,635↑超爆増(前年比+53,130)
シンガポール40,497↑超爆増(前年比+40,374)
ベトナム35,020↑超爆増(前年比+33,062)
フィリピン28,204↑超爆増(前年比+26,343)
中 国26,483↓超爆増(前年比+20,974)
豪 州20,642↑超爆増(前年比+20,415)
マレーシア17,789↑超爆増(前年比+17,627)
インドネシア17,345↑超爆増(前年比+16,489)
カナダ16,241↑超爆増(前年比+15,739)
英 国14,141↑超爆増(前年比+13,429)
フランス11,251↓超爆増(前年比+10,760)

出入国管理統計統計表(法務省公式サイト)
http://www.moj.go.jp/isa/policies/statistics/toukei_ichiran_nyukan.html
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2023年01月25日

偏愛東京開始 空港カテゴリ無

■偏愛東京スタート 大手航空2社が協力しているのに航空・空港・飛行場・場外離着陸場はカテゴリ無し

エヌケービーとレッツエンジョイ東京は24日、偏愛東京プロジェクトを開始しました。プロジェクトには、全日本空輸と日本航空も協力しています。

今回始まったのは、「愛の数だけ名所が生まれる「偏愛」×「東京」=「偏愛東京」をテーマに、新しい東京の観光情報再構築に取り組」むプロジェクトです。

24日から始まった第一弾の取り組みは、実名による投稿プラットフォーム「偏愛東京」を開設。「一途に、ひたすらに注ぐ東京への愛をもつユーザーが、東京の街の魅力を投稿することができるプラットフォーム」で、約50のコミュニティが参加しているとしています。
今後、ユニークな企画やプロモーション活動、宣伝広告、PRを積極的に展開していくとしており、2023年2月に、書籍「東京“偏愛”論」を出版する予定と発表されました。

開設されたプラットフォームでは、偏愛カテゴリを選択し、東京のスポットについて、誰かの熱い思いによる情報発信がなされています。
道路関係や鉄道関係が複数のカテゴリがある一方で、航空会社2社も協力しているにもかかわらず、航空、空港、飛行場、場外離着陸場などに関するカテゴリはありませんでした。

東京出身で、空港を偏愛するブログを運営する身としては、非常に興味深い取り組みなのですが、カテゴリ無しとは、とても残念ですね〜〜。
東京は、日本国内で4番目に多くの空港がある都道府県。飛行場も多数あります。航空便の発着回数も利用者数も日本一ですし、回転翼機による定期便も国内で唯一あります。公共用のヘリポートも沢山ありますが、、、。やはり興味を持たれる素材じゃないんでしょうね、、、。
羽田なんて、東京を世界最高峰の都市にするために、WeAreTokyo的な日本一の玄関口だと思っていたんだけどなあ、、、。
調布なんて、東京を世界最高峰の都市にするために、WeAreTokyo的に跡地でスポーツも日本一盛り上がる空港だと思っていたんだけどなあ、、、。
大島なんて、東京を世界最高峰の都市にするために、アメリカのBig Islandよりかめりあな大島らしく、日本一地球の鼓動を感じる空港だと思っていたんだけどなあ、、、。
新島なんて、東京を世界最高峰の都市にするために、世界に誇る日本一のビッグウェーブの至近空港だと思っていたんだけどなあ、、、。
神津島なんて、東京を世界最高峰の都市にするために、日本一、神の視点で浮上する神集う場所だと思っていたんだけどなあ、、、。
三宅島なんて、東京を世界最高峰の都市にするために、日本一地球の活動に影響される空港だと思っていたんだけどなあ、、、。
八丈島なんて、東京を世界最高峰の都市にするために、日本一ひょっこりヘリで知的な島流しを体験出来る場所だと思っていたんだけどなあ、、、。
さあ、皆さんも、偏愛×東京×空港へ。

東京を世界最高峰の都市にするためのプロジェクト “偏愛東京プロジェクト”2023年1月24日から始動 〜 実名による投稿プラットフォーム「偏愛東京」を開設〜(エヌケービー公式サイト)
http://www.nkb.co.jp/news/202301242590.html



ちなみに当ブログ管理人は関東在住ですので、ベースは東京国際空港です。このため、これまで沢山の「偏愛×東京×空港」的な投稿をしています。
その中でも、下記の記事が、東京×空港を偏愛で繋いだ最も分かりやすい記事でしょうか。
パラ開会式を見ながら、空港と翼→羽田→90周年を結びつけ、東京じゃなきゃ出来ない!なんてのは、たぶん偏愛の変人じゃなきゃ気が付けないですもんね、、、。

お家にいよう(その51_超特別編) 異なる羽が集まって羽田で共に翼を広げよう 世界とつながる90周年(2021年8月25日配信記事)
https://johokotu.seesaa.net/article/483090104.html

芸名(ハンドルネイム)での投稿ですので、今回のプロジェクトには合致しませんが、偏愛東京での空成分が足りないと思いましたら、ぜひ当ブログでも探してみてください。

<偏愛 東京×空港>的な投稿
★☆ARIGATOで世界繋がる☆★(2022年3月13日配信記事)
https://johokotu.seesaa.net/article/485979993.html
★☆空港からも世界は繋がる☆★(2022年3月4日配信記事)
https://johokotu.seesaa.net/article/485827123.html
東京の空からお疲れさまでした(2022年2月2日配信記事)
https://johokotu.seesaa.net/article/485449591.html
東京国際空港(羽田空港) 空港で五輪体感へ 五輪選手が書いたメッセージ絵馬の展示を開始(2021年10月27日配信記事)
https://johokotu.seesaa.net/article/484092984.html
パラ開会式_空港で演出(2021年8月24日配信記事)
https://johokotu.seesaa.net/article/483080493.html
開幕直前東京2020 公道聖火リレー最終日も空港・ヘリポートで聖火点灯(2021年7月17日配信記事)
https://johokotu.seesaa.net/article/482506762.html
開幕直前東京2020 日本最初の飛行場で聖火点灯 前回聖火運んだYS-11も演出(2021年7月6日配信記事)
https://johokotu.seesaa.net/article/482344747.html
聖火リレー複数空港通過へ(2021年3月27日配信記事)
https://johokotu.seesaa.net/article/480675718.html
・その18(7月31日)http://johokotu.seesaa.net/article/476504428.html
・その17(7月30日)http://johokotu.seesaa.net/article/476504400.html
・その16(7月29日)http://johokotu.seesaa.net/article/476504367.html
・その15(7月28日)http://johokotu.seesaa.net/article/476504334.html
・その14(7月27日)http://johokotu.seesaa.net/article/476504286.html
・その13(7月26日)http://johokotu.seesaa.net/article/476504255.html
・その12(7月25日)http://johokotu.seesaa.net/article/476498310.html
お家にいようプロジェクト(その11) 応援しよう東京2020、空港からスポーツと海を見てみよう(2020年7月23日配信記事)
https://johokotu.seesaa.net/article/476470171.html

旅行記:めざましな高台でCATch(2021年12月3日配信記事)
https://johokotu.seesaa.net/article/485127906.html
旅行記:富士を眺めに東京Hへ(2021年11月26日配信記事)
https://johokotu.seesaa.net/article/484719797.html
旅行記:ターミナル見学再開!!(2021年11月1日配信記事)
https://johokotu.seesaa.net/article/484416677.html
旅行記:富士を眺めに調布へ(2021年10月29日配信記事)
https://johokotu.seesaa.net/article/484252889.html
旅行記:1年ぶりの空港見学(2021年10月15日配信記事)
https://johokotu.seesaa.net/article/483951005.html
旅行記:半年ぶりの空港見学(2020年10月23日配信記事)
https://johokotu.seesaa.net/article/478198889.html
旅行記:富士を眺めに大島へ(2019年2月5日配信記事)
https://johokotu.seesaa.net/article/464172986.html
ラベル:東京 偏愛 空港
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2023年01月04日

◆2023年使いたいアクセス

◆新年特集 2023年に使いたい空港アクセス交通はこれだ!


2023年も三が日を過ぎてもまだまだ新年特集!
ということで、新年から連日お付き合いいただきありがとうございます。
新年特集の最後は、全国に100近くもある空港を発着する、今年話題になりそうなアクセス交通を取り上げます。
新型コロナウイルス感染症パンデミックで、運休が続いたアクセスも、少しずつ戻ってきています。空港へのアクセスは是非公共交通で!



1.大阪国際空港(伊丹空港)/大阪府  近畿地方   
路線バス 既存
阪急観光バス各路線
空港輸送に特化したバス会社に新たな変化です。
大阪国際空港(伊丹空港)を拠点にする大阪空港交通が昨年7月、合併により阪急観光バスに社名変更されました。阪急バスグループながら、本体には合流しないまま。伊丹を発着する系統はすべて路線バスですが、観光バスを名乗る面白い事態になっています。
合併に伴う空港を発着する路線の大きな変化はありませんが、ポストコロナ時代の新たな展開に期待が集まっています。
航空便の再開に合わせて、欠航していたバス便も順次再開中。今年は是非一人でも多くの人に空港交通バスを使って欲しいですね。仕事でも観光でも、空港からはバス乗り敢行を見たいいたみ

2.東京国際空港/東京都  関東地方   
路線バス & シェアサイクル 新規(1月予定 & 昨年12月)
羽田エアポートガーデン バスターミナル/シェアサイクル 新設
東京国際空港(羽田空港)では1月、第3ターミナルと繋がる羽田エアポートガーデンに、新しいバスターミナルが誕生します。空港敷地内に新しい交通拠点が出来るのは、非常に珍しい出来事。羽田空港島内では、三つのターミナルと天空橋駅に続いて5つ目のバスターミナルになります。
このバスターミナルには、これまで旅客ターミナルからは発着していなかったバス会社が新規参入し、東北地方や中部地方などへの長距離路線も新設予定です。これにより、羽田が、航空だけでなく、関東を代表するバス拠点にも変化します。
また、羽田エアポートガーデン内にはシェアサイクルのポートが2つも新設されました(HELLO CYCLING、ドコモ・バイクシェア)。すぐ脇を流れる多摩川はサイクリングのメッカ。同じくHELLO CYCLINGのポートがある調布飛行場まで多摩川〜野川沿い約30キロをシェアサイクルの爽快サイクリングで直結することも実現しました。
新バスターミナルやシェアサイクルで、羽田へのアクセスは値段ハネダも行き先も手段も新しく便利になりそうです。

3.長崎空港/長崎県  九州地方   
乗合タクシー 新規(昨年9月)
おおむらかもめライナー(大村市・大村市タクシー協会)
将来競合することになる西九州新幹線開業に合わせて、空港-新幹線駅-高速インターチェンジ(IC)を結ぶ乗合タクシーが運行開始になりました。
事前予約制ではあるものの、1日12往復も運行し、利便性も高くなっています。
10月には時津-長崎空港間の船舶航路で割引もスタートしました。高速ICは高速バスへの乗り換えが可能で、日本で唯一、航空、船舶、鉄道、バスの様々な高速移動手段を結ぶアクセス交通として注目されています。
空港、海港、駅、高速道がバラバラなままなんて、大きなムラかもねおおむらかもめ。移動が不便なままでは、のぞみ無く、希望のひかりが消えると、嘆きがこだまします。自由な移動は活性化の原点。日本経済が倒壊する前に、空港の地の直ぐそこの新幹線駅をムリムダ言わずに、造って公共交通繋げてみれば、人々の熱さを吸収してかもめのように皆で舞い上がれますよ。

4.仙台空港(仙台国際空港)/宮城県  東北地方   
路線バス 新規(昨年7月)
仙台東部ライナー 長町駅東口行(タケヤ交通)
仙台空港からは、閖上方面経由のバスが走り始めました。
閖上は仙台空港北方の海岸沿いにありますが、アクセスは車の地域で、空港から近いのに公共交通では行きづらかったエリアです。東日本大震災で、仙台空港周辺と同様に津波に襲われましたが、復興の新たな街造りが進み、活気を取り戻してきています。そんな地域だけに、少しでも人が集まるよう、新しいバス路線は、鉄道からの乗り継ぎ客も観光客も取り込む重要なアクセス交通になっています。
ゆりあげ港朝市やかわまちてらす閖上、アクアイグニス仙台の各施設に加え、空港が進めているサイクルツーリズムにも合致する名取市サイクルスポーツセンターにも直接アクセスできます。
少しずつ復興を進める街を、新しいバスで!閖上をもっともっと人が集まる有名取りな場所にしよう!

5.神戸空港(マリンエア)/兵庫県  近畿地方   
路線バス 新規(昨年4月)
シティループ(神姫バス)
神戸空港では、神戸市内方面のシティループが新たに乗り入れました。
シティループは、神戸の主要観光地を循環するバスで、空港は三宮地区から枝分かれした盲腸線部分に当たります。坂の多い神戸の街で、空港から直接観光地へ行けるようになりました。
ハーバーランドや神戸駅方面は直行する路線バスが廃止されており、その代替としても機能しています。
神戸空港へのバスが立て続けに開設されているのは、神戸空港の主要アクセスであるポートライナーの輸送力がパンクしているため。特に朝夕は混雑が激しく、少しでも利用を分散させて混雑緩和を図るためでもあります。
海外に行くのは早いと思っているなら、神戸で異国情緒を体感しませんか。早く旅してぃシティなら皆でループになって行こうべKOBE

6.成田国際空港(成田空港)/千葉県  関東地方   
路線バス 新規(昨年8月)
LCBとLCC用第3ターミナルバス乗り場移設
成田国際では、昨年夏から、ローコストバス(LCB)と称する新しいバスの運行が始まりました。新設されたのは、東京都豊島区池袋方面と東京都渋谷区渋谷方面の2路線です。
一般道路を使うといったわけではないうえ、同じ目的地へ同じバス会社で路線があるにも関わらず、運賃を安くした便を設けるという新しいタイプ。デフレの悪さがクローズアップされ、適正な運賃に上げることが良いとされる時代に逆行し、実質値下げするという注目すべき路線です。
そんな成田では、第3ターミナルでバス乗り場がターミナル目前に移設して、バスアクセスの利便性が一気に向上する予定。ローコストに優しい空港に注目です。
ローコストキャリアLCCからローコストバスLCBローコストエアポートLCAで乗り換えれば、一から十までfrom ABC to ZみんなラッキーだぜLuCkyZ

7.喜界空港(喜界島空港)/鹿児島県  九州地方  
路線バス 新規(昨年10月)
島内一周バス(喜界バス)
試行運行として、喜界島の路線バス(島内一周バス)が期間限定で再編され、北中央線と南中央線の2系統に集約されています。
奄美群島は2023年が返還70周年の記念年。喜界は奄美群島では唯一当時からある空港で、今年是非行っておきたい空港です。
そんなメモリアルな空港からのバスが新しく経由するようになったスギラビーチは、国内では数少ない、飛行機の離着陸を眺められるビーチ。ゴルフ場も隣接しており、空港とともにレジャーを楽しめます。そして、楽しむだけでなく、戦中も飛行場だったことから悼む場所もあります。
喜界は実は空港周辺から訪れるべき場所が沢山。今年は、新しいバス路線を使って、空港周辺をまわりたいですね。
行く機会きかいがないなんて言わないで、ぜひ島内一周や空港周辺をバスで行き交いきかいしてみませんか。

8.徳島空港(徳島阿波おどり空港)/徳島県  四国地方  
路線バス 新規(昨年8月)
南あわじ市方面行(淡路交通・みなと観光バス)
2021年末から運行が始まったのが淡路島南部へのバス路線です。昨年始まで期間運行した後、夏から本格運行が再開し、今月まで運行が継続される予定です。
淡路島は兵庫県。徳島とは、地学的にも中央構造線で隔てられているものの、橋一つであっという間にアクセスできるため、島南部へは徳島空港から訪れた方がスムーズです。
四国では空港からおトクにバスで隣県に行くのが流行中。これまた隣県へのバスで注目されます。
国生みの島として知られる淡路島。新年から行くなら、是非縁起の良い淡路へ、徳島から行ってトクしましょ。

9.那覇空港/沖縄県  沖縄地方  
ヘリタクシー 新規(昨年7月)
恩納村(沖縄かりゆしリゾート・オーシャンスパ)行(Space Aviation)
空飛ぶクルマの検討が本格化しているなか、昨年福井で話題となった回転翼機(ヘリコプター)を使ったサービスが全国で流行しています。ヘリ便は、遊覧飛行やチャーター運航で稼ぐモデルがほとんどで、これらのヘリ便を手配する事業が急速に拡大中です。
一方、ほぼ決まった時刻に運航する二地点間輸送はなかなかありませんが、那覇では昨夏に、新たにSpace Aviationが恩納村(沖縄かりゆしリゾート・オーシャンスパ)への路線に参入。恩納村から与論空港への路線も始めました。
那覇では、既にエクセル航空がヘリタクシーを行っており、一部の離島は地方自治体の補助による割引がある路線もあります。空港に航空定期便で着いたあと、ヘリコプターで近場に移動するという動きが少し身近になるかもしれません。
空飛んでスイスイ目的地へ。そんな恩恩納村恵受けたいなら、空港からはタクってみない?

10.選んで使おう、すべての空港アクセス交通へ!
日本全国、どの空港アクセス交通も注目点はいっぱい。上記9路線以外にも日本の空港には非常に多くのアクセス交通が乗り入れています。

COVID-19の影響でアクセス交通も苦しい状況が続いています。
でも、コロナで動いていないようで、懸命に動き続けるのがアクセス交通です。空港着いたら、便利な公共交通でスイスイアクセスしてみませんか。


■1月1日時点で、空港(ターミナル)から徒歩10分圏内に公共のアクセス交通がない空港(▲は定期便就航空港)
福井、与論▲、慶良間、北大東▲、南大東▲、波照間

■アクセス交通の変化を調べよう
バス便」ラベルから過去のバス路線変化が検索できます。
鉄道便」ラベルから過去の鉄道路線変化が検索できます。
船舶便」ラベルから過去の船舶路線変化が検索できます。

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2023年、情報交通ホットラインは開設から四半世紀へ

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2023年01月03日

◆2023年飛びたい路線

◆新年特集 2023年に飛びたい路線はこれだ!


全国に100近くもある空港。そんな空港間を発着する、今年話題になりそうな国内線路線を取り上げます。
日本には多くの路線があります。兎のようにピョンピョン跳び回ってみませんか。


1.  TAL  大島-三宅島線 既存  関東地方  
今年就航30周年のメモリアルイヤーを迎える東京愛らんどシャトルの一路線です。
昨年12月に新機材のレオナルド式AW139型機が運航開始。窓の大きい機材で、より景色を楽しみながら飛べるようになりました。
島から島へピョンピョン飛び回るヘリコプター路線は、日本唯一のヘリコプターによる定期便で、卯年に注目したい存在です。
大島-三宅島線は、東京愛らんどシャトルの中で唯一となる空港どうしを結ぶ路線です。
伊豆大島BIG アイislandには月と砂漠ラインが存在。三宅島では、月面に見立てた実証実験が進行中で、二島とも卯年ならではの、月の疑似体験も楽しめます。
月の風景を造ったのは、未だ活動を続ける火山があるから。まだ遠出に抵抗があるなら、まずは近場で東京へ。伊豆諸島ならではの火山島を結ぶ路線でBIGに熱く盛り上がりませんか。大きな窓BIG アイeyeのヘリで向かえば、いつ伊豆でも熱い景色を見分けMIyAKEられますよ。

2.  NJA  鹿児島-諏訪之瀬島場外線 新設(昨年10月)  九州地方  
就航するする詐欺やコロナ減便が未だに続く中、一気に就航を迎えた新路線です。
昨年定期的運航する乗合便の新規就航が実現した飛行場は、なんと国内で唯一諏訪之瀬島場外だけ。就航先が空港ではなく、定期便でもないためか、まだ就航もしていない航空会社や大手なら小ネタでも数多く取り上げられているなかで、ネットはおろか航空専門誌すら取り上げるのはごく少数という悔しい路線です。全く盛り上がっていませんが、宣伝上手な青とか桃とか赤とか橙とか朱とかを無視してでも、日本一取り上げるべき路線です。
さあお客さんの上乗せsUWANOSEへ。皆で取り上げて、空の上へ乗せてって。(コロナ禍+火山噴火でなかなか行けませんので、専門誌の皆様、搭乗レポートお待ちしています〜〜!!)

3.  FDA  新潟-神戸線 新設(昨年3月)  中部地方    近畿地方  
コロナ禍でも路線拡大が続く神戸から、またまた新たな路線の誕生です。
口だけ大手と異なり、毎年のように新路線を開拓し、コツコツ拡大を続けるフジドリームエアラインズが新たに神戸と新潟を結びました。
神戸はついに国際化解禁に向けた動きがスタート。一方の新潟は新規航空会社のトキエア就航で盛り上がっています。新潟-神戸線には、トキエアも参入を表明しており、競合するかも注目です。
今年は、近畿からひょいっと上越へ、金銀探しに空の上から越えてみてはいかがでしょうか。

4.  ADO  新千歳-福岡線 新設(昨年7月)  北海道地方    九州地方  
AIRDO(ADO)が福岡で九州初上陸です。本州を飛び越えて、離れている本土二島が一気に結ばれました。
ADOは昨年10月にソラシドエアと共同持株会社を始動。新千歳-福岡線は、北海道の翼と九州の翼がくっついた、その象徴的な路線になっています。
路線自体は、複数の航空会社が運航する競合路線。会社がくっついた効果を発揮して、頭一つ抜け出す存在になるのか注目です。
ちと競ちとせってる路線でも、定着に向けた種蒔きsolaseedで、福を重ふくおかねよう。コロナの窮状あっても、ドレミファイターがソフトに争う新路線にコンドは高価値を期待です。

5.  ANA  成田国際-中部国際線 既存  関東地方    中部地方  
欠航欠航また欠航。新型コロナウイルス感染症パンデミックのせいで、長く欠航が続いていた路線がやっと復活しました。
成田国際(成田)-中部国際線は、短距離の国際線フィーダー路線として知られる存在ですが、ANAは欠航がずーーーっと続いていました。
入国規制の緩和を受けて、昨年10月に運航が再開。長期欠航したまま、静かに運休してしまった成田路線が複数ある中、なんとか再開にこぎつけた路線です。
いよいよ、ポストコロナへの動きが本格化しています。全日欠便が終わっても、全日空ANA席じゃ困ります。みんなで乗って全日満席でいきましょう。

6.  JAL  奄美→与論→那覇→奄美線 新規(昨年7月)  九州地方  
2023年は奄美群島復帰70周年。そんな記念年に先立ち、珍しい三角運航が新たに始まりました。奄美〜与論〜那覇の離島三島を結ぶ路線が、7月から奄美→与論→那覇→奄美とまわるルートに変更されました。
これを契機に、奄美←那覇線は、琉球エアーコミューター(RAC)からJAL(日本エアコミューター(JAC)運航)へ運航会社が変更。与論→那覇線はJACとRACの便が混在する珍しい状態になっています。
奄美群島の路線は10月から系列を越えたコードシェアも始まり、ANAの予約で行けるようになって注目されています。
奄美はクロウサギも有名な島。卯年は奄美の島々をホップステップ飛び跳ねながら訪ねてみませんか。

7.  ORC  長崎-福江線 既存  九州地方  
同じく離島路線維持のために、系列を越えたコードシェアが始まった長崎の離島路線。こちらはJALの予約で行けるようになりました。
注目路線はやはり、NHKの連続テレビ小説舞い上がれ!の舞台となった五島列島の路線。長崎から福江まではオリエンタルエアブリッジが繋いでいます。
今回のテレビ小説は、航空業界に関する内容だけに、今年の注目路線としては、空港マニヤ的に絶対に外せない路線です。
福江空港(五島つばき空港)では、普段空港周辺では出来ないバラモン凧揚げ大会も行われたほどで、バラモン凧の元祖売場もあります。
今年は、コードシェアで行きやすくなった五島へGOTO。空からひとっ飛び、バラモン凧を空へひとっ飛ばし、空の架け橋エアブリッジを体感してみては。

8.  DAK  那覇-粟国線 既存  沖縄地方  
運航が少し不安定になりつつあるのが第一航空の粟国路線です。
この路線は定期便でないため、約2か月ごとに定期点検期間が必要です。しかし、この定期点検欠航に加え、2機ある機材の1機の不具合と訓練が重なり、昨年末に長期欠航が発生しました。
離島の航空は、運航が不安定になると撤退されることもしばしば。この路線の場合、機材を沖縄県の税金で購入しているのでまだ安心ですが、運営都合でなかなか運航が定着しない事態に不安がよぎります。ぜひ運航している間に乗っておきたい路線です。
離島の移動が苦にgAGUNIならないように、なんとか路線を支えていきたいですね。

9.  APJ  釧路-成田国際線 既存  北海道地方    関東地方  
同じく運航が不安定なのが、Peach Aviation(APJ)の成田発着路線。こちらは、ダイヤ設定の段階で、ざっくり長期運休する路線が目立っています。
APJは、昨年、コロナ禍でも国内線を路線拡大して、かなりもてはやされました。しかし、新規就航はANAからの付け替え路線が多かった上、結局、選択と集中を進めた結果、地方路線は曜日運休や期間運休がかなり多くなっています。
その中でも釧路-成田線は年末年始にわずかに運航されるだけで冬期期間中は運休が続きます。LCCは客がいなけりゃ速撤退が基本。既に運休となった路線もあり、運航している間に乗っておきたい路線の一つになっています。
路線維持は決して甘くない桃のようにLCC。乗るなら早くしろクシロといったところでしょうか。

10.いっぱい乗ろうよ、すべての路線へ!
日本全国、どの路線も注目点はいっぱいです。上記9路線以外にも日本には多くの航空路線があります。
三年飛行機で飛べなかった人も、乗れなかった分、今年はいっぱい国内線を使ってみませんか。
さあ、今年こそ、ニッポンの空へ!


まだ公式発表されていないものもありますが、就航や撤退が噂されている注目路線もあります。3月末から始まる今夏ダイヤは、1月中旬に発表されるものがほとんどなので、年明けのニュースは要チェックです。

■就航や撤退が噂されている主な路線
・新石垣-波照間線(第一航空/DAK)
昨年4月の就航予定が、直前に着陸時の滑走路逸脱を起こし延期。12月に延びましたが、今度は機材不具合と乗員訓練が重なり再延期に。いつまで経っても就航が実現しない夢路線です。今年こそ就航が実現するのか注目です。
・札幌-新潟線(トキエア)
少し就航が遅れて今年前半予定になっているトキエア。まずは札幌線が就航することが決まっています。三年越しで延び延びになっている初就航日がいつ決まるのか、今年一番気になる路線です。
・女満別-新千歳線・釧路-新千歳線(Peach Aviation/APJ)
新千歳拠点化を華々しく声高に宣言してから、全然新路線が設定されていないのがAPJの新千歳発着北海道路線です。女満別や釧路から東京、大阪への就航は完了しており、拠点の新千歳からの就航先候補とみられます。
何年経っても新千歳拠点の路線が開設されないまま。今年こそ、道内新路線を開設するのか注目されています。

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2023年、情報交通ホットラインは開設から四半世紀へ

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2023年01月02日

◆2023年訪れたい空港

◆新年特集 2023年に訪れたい空港はここだ!


毎年恒例!今年も新年から特集スタート!
日本全国に空港は100近くも整備されています。その中から、今年注目されそうな空港を取り上げます。


1.鳥取空港(鳥取砂丘コナン空港)/鳥取県  中国地方  
卯年に注目!
卯年の空港と言えば、因幡の白兎(白兎物語)で有名な鳥取です。
鳥取空港は世界ジオパークの一部に当たる湖山砂丘を活用して整備されていますが、この砂丘の西端は、白兎海岸という兎の名所。実は卯と繋がりの深い空港です。
古事記にも出てくる白兎物語は、隣国出雲にも劣らないご縁に関する物語。卯年は正月からご縁を感じる鳥取を訪ねてみませんか。秋になったら月夜におはぎも楽しめますよ。
鳥取は島根の右側です。空港から、縁結び出雲?世界ジオパーク  隠岐?  おはぎ石見?も体感出来ますよ〜。今年は是非、真実はいつも一つな湖南の地へ。皆で来たろう米子?

2.庄内空港(おいしい庄内空港)/山形県  東北地方  
さあ、まめうさの年がやってきた!
同じく卯年に注目なのが庄内空港です。
庄内空港ビルのマスコットキャラクターはうさぎ。これ以上卯年に相応しい空港は他にないでしょう。
まめうさは、庄内地方の名所である月山に住むうさぎとされるキャラクターです。月山は卯年が御縁年。庄内地方では、兎は月山神のお使いで月の精とされている尊い存在です。庄内は兎と一緒なしょうなぃのが似合います。
卯年は、庄内へ生まれ変わりの旅に跳ねてけば、一生長生しょうな いき出来そうですね。

3.新石垣空港(南ぬ島石垣空港)/沖縄県  沖縄地方  
2023年、開港10周年の記念周年を迎えるのが新石垣です。
実は、石垣は、旧空港も開港80周年という記念年。10年経って跡地の利用が進んでおり、それを訪れてみるのも一興です。
空港自体は、昨年ターミナルの増築が完了。施設の大きな変化を体感できます。
さらに、路線をめぐっても注目の空港で、昨年多良間、波照間の両路線の再開が二度も延期になっています。今年は再開して盛り上がれるのか、注目されます。
石垣行くなら、まさにいまや八重山!コロナで行けなかった分も含めて、いっぱいグルぱいーぐるりと島一周がオススメです。

4.佐賀空港(九州佐賀国際空港)/佐賀県  九州地方  
今年開港から四半世紀を迎えるのが佐賀空港(九州佐賀国際空港)です。
コロナ禍にリニューアルを進めており、ここ二年で館内が大きく変化。2021年に搭乗待合室や店舗を改修したほか、昨年にはSPACE PARKもオープンしています。
そんな積極的な動きの中でメモリアルイヤーを迎えましたが、新型コロナウイルス感染症パンデミックの影響で、国際線が全便欠航しているうえ、国内線も成田国際線は週一運航と、未だに影響が色濃く残ってしまっています。
隣県が競合の新幹線に、舞い上がれ!と盛り上がる中、佐賀は一部地域を除いて蚊帳の外。こんなときこそ、ノリノリ有明海ので佐賀から飛行機ノリに舞い上がりませんか。SAGAし求めたSAGAが見つかるかも。

5.富山空港(富山きときと空港)/富山県  中部地方  
記念周年なら、今年、富山空港が開港60周年の還暦を迎えます。国際線ターミナルも開館30周年のダブル記念年です。
富山は、新幹線競合で東京国際線が3往復まで減っており、その対抗もあってか、きときとな話題を次々提供しています。昨年は、皆が楽しめるストリートピアノを導入した一方で、個人個人で利用するビジネスブースも設置して静かな環境も整備。今冬からは富山空港まちなかフリーチケットを新たに発売開始し、お得感も打ち出しています。
そして、富山は雄大な山並みと撮影できることから、スポッターにも有名な空港。昨年「“とやまで飛行機” 撮影ガイドマップ」を発行したほか、オリジナルグッズの販売も始まり、ファンの呼び込みも熱心です。
今年はぜひ、きときとな富山へ来て来て。きっと輝度高めのドキドキを味わえますよ。

6.松山空港/愛媛県  四国地方  
第二次世界大戦中に海軍基地として開場してから80周年を迎えるのが松山です。
歴史の長い空港ながら、今の松山空港は、新しい取り組みが注目を集めています。昨年、タクシー配車アプリ乗場を新設したほか、アクセスバスのデジタルチケット化や航空会社とシステム連携するなど、アクセスに個別に対応するMaaSの取り組みが強化されています。
今年は愛媛県も誕生150周年のメモリアルイヤー。全国唯一の神名由来の有難い県へ記念に行ってみませんか。
MaaSで手軽に愛媛へ行けば、いよいよ、いい予感がポンと出てきそうな気がしま〜すよね。

7.熊本空港(阿蘇くまもと空港)/熊本県  九州地方  
熊本では今年3月、民間委託後から工事が進められてきた新ターミナルがオープンします。
運営が民間に委託された空港で、全く新しいターミナルを使って運営するのは熊本が初めてとなります。一年も前からオープン日を告知するなどPRにも余念がありません。
熊本は乗り継ぎ客はほとんどいませんが、新ターミナルは、店舗の多くを保安検査後エリアに設けるなど、新しい取り組みも行われます。
民間委託で、球磨きくまのようにもっともと大きな価値が生まれるのか、日ご肥後ろから、阿蘇びながらでも、注目していきましょう。

8.八丈島空港/東京都  関東地方  
路線や機材で注目なのは八丈島空港でしょうか。
八丈島を拠点としている、日本唯一のヘリコプター定期路線東京愛らんどシャトルが今年、就航から30周年を迎えます。昨年末には新機材の運用も開始され、注目されています。
八丈島は伊豆諸島の南方にあり、東京からは船だと10時間以上。飛行機が非常に身近な交通手段の島です。
八丈島空港では、マラソン大会や夕日鑑賞、ナイトツアーなど、滑走路に入れるイベントを多数開催するなど、より身近に空港を感じられる場所になっています。東京2020オリンピック・パラリンピックでは、駐車場で聖火リレーの出発式が行われたのも記憶に新しいですね。
ちなみに滑走路の幅は45mで、だいたい八丈の2倍ほどなのも身近に感じる一つでしょうか。
2023年は、地元にとっては非常に身近な空港へ、ひょっこりひょうたん型の八丈島訪ねてみては。

9.大分空港(SPACEPORT OITA)/大分県  九州地方  
空港から進化することで注目されそうなのは大分。2022年から延期された宇宙港デビュー予定です。
米国USAのVirgin Orbitがアジア初の打ち上げ拠点として活用を始める予定です。羽田発着枠の問題で日本から撤退したヴァージングループの飛行機が日本に戻ってくることでも注目されます。
また、新たに米国USAのSierra Spaceの宇宙往環機が帰還する空港にも選定され、宇宙事業が一気に拡がりを見せています。
さらに、実現は来年になるかもしれませんが、水陸両用の旅客船ホーバークラフトの再会もまもなく。大分県央への小型機運航と合わせ、陸海空+宙の日本初の統合港が誕生です!
そして、卯年USAgiならではなのは、大分空港からなら、宇佐USAにも行けちゃいます。
今年は大分で宇宙UCHU夢中mUCHUに!大分なら湯中yUCHUで、宙高い天国もめぐる地獄も沸騰中futtoUCHUですよ!

10.今年こそ行こうよ、全国すべての空港へ!
どこの空港も注目点はいっぱい。上記9空港以外にも日本には多くの空港があります。2023年は、使ったことのない空港にも行ってみませんか。
さあ、今年は話題沸騰の全国の空港へ!



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2022年12月31日

◆2022勝手に空港10大ニュース

■年末特集 2022年勝手に空港10大ニュース


2022年(令和4年)も最終日まで「情報交通ホットライン 日本空港情報館ブログ」をご覧いただきありがとうございます。

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)パンデミックで、一気に感染者が爆増した年もあとわずか。空港も色々と振り回されましたね。
今年、空港利用者にとっての大きな出来事があった10空港を、当サイト管理人johokotuの独断と偏見に基づき、ピックアップしました。
一年の最後に、ほんの少しだけですが、今年の空港の動きを振り返ります。


1.諏訪之瀬島場外離着陸場/鹿児島県  九州地方  
 9月 搭乗待合所を整備、10月 定期的運航便就航!
今年の日本の航空業界最大のニュースとなった「飛行場」は、スワノセでしょう。一番注目だったのは、空港ではなく、場外離着陸場でした。
鹿児島県南方にある吐噶喇列島の諏訪之瀬島で9月、場外離着陸場に新しい搭乗待合所がオープン。10月には十島村により定期チャーター便が飛び始めました。
今年、新たに定期的運航便が飛び始めた飛行場は、ここ諏訪之瀬島場外のみという非常に珍しい存在でした。
ちょうど就航前後から火山の噴火状態が悪化し、なかなか行きづらい状況が続いていますが、コロナともども落ち着いたら是非訪れたい島になっています。
様々な空港で路線誘致合戦が起きるもなかなか就航に結びつかないことが多いなか、自治体が運航する新しい形で早期に就航を実現したのが注目でした。
(関連記事)https://johokotu.seesaa.net/article/492125044.html

2.関西国際空港(関空)/大阪府  近畿地方  
 10月 国内線施設を移転
ターミナル施設を整備した中で、既存施設の改修で注目されたのが関西国際空港(関空)です。
10月に第1ターミナルの国内線施設をリノベーションしました。これまでターミナル2階中央を占めていた国内線が南側へ移設され、保安検査場のスマートレーン化、ウォークスルー店舗の導入などが行われました。
今回の移設は、国際線を中央へ移動してくるための第一段階の動き。工事は来年以降も続いていく予定です。
(関連記事)https://johokotu.seesaa.net/article/491030688.html

3.新石垣空港(南ぬ島石垣空港)/沖縄県  沖縄地方  
 3月 国際線ターミナルの増築が完了
新石垣空港(南ぬ島石垣空港)では3月に国際線旅客ターミナルビルの増築が完成。国内線と国際線のターミナルが一体化しました。
COVID-19パンデミックの影響で国際線の欠航が続いているため、増築された国際線区画は閉鎖されていましたが、10月に、1階の国際線チェックインロビーなどがある一部の区域が供用開始されました。店舗もオープンしました。
新石垣はまだですが、日本各地の空港で少しずつ国際線が再開し始めています。利用が激減して経営が苦しいコロナ禍でも増築を行ったのは、ポストコロナの未来を見据えると非常に大切であることを示す象徴的な空港となりました。
(関連記事)https://johokotu.seesaa.net/article/494380767.html

4.成田国際空港/千葉県  関東地方  
 4月 第3ターミナルが拡張
成田国際空港では4月、第3ターミナルが拡張しました。旧第5貨物ビルの跡地を活用して増築されたもので、第2ターミナル側に拡大。遠いと言われてきた第3ターミナルが第2ターミナルに近付きました。また、第2ターミナルとのアクセス通路が、完全歩車分離を実現した新しい経路に変更され安全性が向上しました。
拡張エリアには出発ロビーを新設し、自動チェックイン機36台と自動手荷物預け機24台を設置。LCCターミナルなのに便利な機能が整備されたのが注目でした。
ターミナルから少し離れていたバス乗り場などをカーブサイドに近づける工事も進んでおり、利便性が少しずつ向上しています。
(関連記事)https://johokotu.seesaa.net/article/485749473.html

5.高松空港/香川県  四国地方  
 11月 国際線運航再開
様々な路線変化があったなかで、特に驚かれたのは高松空港でしょうか。
11月、他の空港での国際線再開が遅々として進まないなか、国際線の運航が再開されました。仙台や広島といった地方拠点や、利用者の多い鹿児島、便数の多い静岡などより先に国際線が復活。しかも、再開したのは、日本の会社とはコードシェアもしていない韓国の新興航空会社で驚かれています。
高松は、国内線はあまり目立ちませんが、実は国際線は意外と利用者がいる空港です。
国際線の再開は、検疫などの人手確保が難しい影響で、多くの空港でなかなか進んでいませんが、民間委託空港であったためか最優先で準備が進められたようです。
(関連記事)https://johokotu.seesaa.net/article/493759529.html

6.東京国際空港(羽田空港)/東京都  関東地方  
 3月 スカイブリッジ開通、12月 エアポートガーデン開業
空港関連周辺施設が目立ったのが東京国際空港(羽田空港)です。3月に多摩川を渡る多摩川スカイブリッジが供用開始されたほか、12月に第3ターミナル隣接地に羽田エアポートガーデンがオープンしました。
羽田エアポートガーデンは、東京2020オリンピック・パラリンピックを目指し、2020年春には完成していましたが、COVID-19パンデミックで開業が延期されていました。一時空港検疫の隔離施設として活用されましたが、今年やっと一般客の利用が出来るようになりました。
12月に開業したのはホテルや温泉など施設の一部。来月にはバスターミナルを含めた全面オープンが予定されており、待ちに待ったさらなる拡張に期待です。
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7.南紀白浜空港/和歌山県  近畿地方  
 10月 総合ビジネス拠点を整備
南紀白浜も空港敷地内での施設の新設が話題になった空港の一つでした。
10月、展望広場(空港公園)に総合ビジネス拠点「Office Cloud 9」が整備されました。一般利用できるコ・ワーキングスペースと、賃貸オフィス7部屋、会議室などが設けられ、空港に着いてすぐに仕事に取りかかれるようになりました。
和歌山県はワーケーションが非常に盛んな土地で、その玄関からワーケーションをPRする地域の拠点になっています。
昨年完成したターミナル増築に引き続き、和歌山県の地域産材「紀州材」を活用したり、太陽光発電を設置したりするなど、環境にも配慮した建物で注目されました。
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8.長崎空港/長崎県  九州地方  
 9月 新幹線、10月 系列超えたコードシェア、さあ舞い上がれ!
輸送ネタで地元が盛り上がったのが長崎でしょうか。
9月、空港のある大村市に、空港と空路の競合相手である新幹線が新たに開業し、大きな話題になりました。開業日には、長崎空港発着でヘリコプター遊覧が実施されたほか、国内では非常に珍しく、空港-新幹線駅-高速ICという航空-鉄道-バスそれぞれの長距離交通拠点を結ぶ乗合タクシーの運行も始まりました。
さらに、10月には、離島航空路維持のために、長崎発着の離島路線で系列を超えたコードシェアが行われて注目の的に。そんななかで、航空業界を取り上げたNHKの連続テレビ小説の舞台の一つが五島列島であることから、世の中の注目が長崎の離島に向きました。
長崎空港は五島をはじめとした離島航空路の玄関空港として存在感が際立ちました。皆仲良く長崎から舞い上がれ!な気分になれましたね。
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9.福井空港/福井県  中部地方  
 4月 ヘリコプターが飛ばなくて
重要度は別として、おそらく今年一番驚きだったニュースは、福井で勃発です。
4月、県知事や地元自治体首長、県議らが集まった空港利用促進のイベントで、協議会にいた数少ない民間人メンバーの1人(航空会社とされる会社の代表者)が数日後からの回転翼機(ヘリコプター)による定期便就航を華々しく発表しました。当日県知事もそれに応えて発言。県議会でも数か月前から取り上げられ、勝山市の広報誌では官民の「協働」と発表。大々的に報じられましたが、数日後の話なのに結局就航は実現しませんでした。
ちょうど大型連休期間で続報や記事修正がなく、自治体からの発表もない状態が継続。就航を宣言した会社のものと思われるサイトでは、存在しない事業所や保有していない機材紹介などが行われていた上、会社代表者が逆ギレコメントをアップするなど迷走。後追い報道がない中で、ネットでは不審点を挙げる動きが加速しました。就航予定だったのは、なんと、事業許可も得ていない会社でした。
結局、知事も自治体首長も県議らも、協働どころか、知らぬ存ぜぬを通し、就航は有耶無耶に。
特にネット上で航空の話題が沸騰わーと゛ぅして?航空業界に取り憑かれてこのザマカと、驚きの出来事となりました。
(関連記事)https://johokotu.seesaa.net/article/494613428.html

10.大分県央飛行場/大分県  九州地方  
 4月 空港特集から唯一漏れる25周年
こんなことがあって良いのかー。
10空港目は、ターミナルや路線変化と全く関係ないところから。
全く話題になっていませんが、空港マニヤ的に酷く衝撃的で驚愕だったのは、大分県央が、ファンからも専門家からも空港と思われていない事実でした。航空ファン専門雑誌の、国内全空港を取り上げたとする超特大特集で、97空港の中でなぜか唯一取り上げられなかったのです。
大分県央は、航空会社が常駐し、すぐ予約できる、大分空港との間のチャーター便も運航する空港。しかも、宇宙港に対応した店が出店し、開港から25周年を迎えて盛り上がる中で起こってしまった、非常に落胆の出来事となりました。
日本の航空の話題が、青とか桃とか赤とかに如何に偏っているのかを認識する出来事となってしまいました。空飛ぶクルマもまもなく始まります。来年はこういった小規模空港にも、是非目を向けて欲しいですね。
(関連記事)https://johokotu.seesaa.net/article/486327522.html



2022年も、COVID-19に振り回された一年でした。
しかし、状況が変化しても、公共交通機関たる航空便は、変化に対応して輸送が続き、空港も毎日開いています。

来年は、どんな年になるでしょうか。
5類相当に下がって国内の人も、海外から来る人と同じように自由に行き来しやすくなり、多くの人が空港に注目することを願いつつ、2022年を締めくくりたいと思います。

今年も「情報交通ホットライン 日本空港情報館ブログ」を
ご覧いただきありがとうございました。
それでは、みなさま、良いお年をお迎えください。


2022年12月31日


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2022年12月29日

空港鉄道 年越し羽田と福岡のみ

□空港アクセス鉄道 年越し臨時列車は羽田と福岡のみ

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)パンデミックの影響で、多くの鉄道会社で中止されてきた年越し終夜運転や臨時列車の運行。令和五年元旦に空港アクセス鉄道で実施するのは、臨時列車の運行のみで、東京国際空港(羽田空港)と福岡空港のみとなります。

空港アクセス鉄道で、令和四年大晦日から令和五年元旦にかけて年越しの臨時列車運行を行うのは、東京モノレールと福岡市交通局のみとなります。
東京モノレールは、羽田線で、元日の始発を繰り上げます。3時台・4時台に臨時列車(空港快速)1.5往復を運行する予定です。
福岡市交通局は、大晦日の終電車を繰り下げます。空港線全線で午前2時台まで約30分間隔で臨時列車を運行する予定です。
終夜運転を実施する会社はありません。

このほか、空港最寄駅発着の終夜運転があるのが、調布飛行場と岩国飛行場(岩国錦帯橋空港)。
調布では、最寄駅の調布駅を通る京王電鉄が京王線の新宿-調布-高尾山口間で約1時間間隔で終夜運転を実施します。
岩国では、最寄駅の岩国駅を通る西日本旅客鉄道(JR西日本)が山陽本線の広島-岩国間で3往復の臨時列車を予定しています。

一方で、電気代の高騰や人員不足などを背景に、例年終夜運転を行ってきたのを取り止める会社も。
Osaka Metroでは、今年度から終夜運転を廃止。八尾空港最寄駅の八尾南駅発着の終夜運転がなくなります。

コロナ前は毎年終電車の繰り下げを行ってきた京浜急行電鉄は、羽田が24時間空港にもかかわらず、今年も増発はありません。
成田国際空港へ乗り入れる京成電鉄は今年終夜運転を復活しますが、例年通り京成成田駅より都心側のみで、空港への乗り入れはありません。

24時間空港のうち、鉄道アクセスがあるのは新千歳、東京国際、中部国際、関西国際の4空港。鉄道アクセスがある24時間開館の空港は成田国際空港がありますが、いずれの空港とも、今年も終夜運転は実現しませんでした。
終夜運転については、COVID-19パンデミックの影響で中止されたのち、今年から再開するところも複数社出ていますが、空港アクセス鉄道に関しては、変化がほとんどないですね。

そもそも、航空会社では、元旦の旅客輸送便の発着は、羽田などごく一部の空港の国際線に限られています。

年末年始ダイヤについてのお知らせ 年末年始期間に羽田空港のご利用に合わせた臨時列車を運転(東京モノレール公式サイト)
http://www.tokyo-monorail.co.jp/news/pdf/press_20221201.pdf
「年越し参り」には地下鉄でどうぞ!◆年越し臨時列車を運行します◆(福岡市交通局公式サイト)
https://subway.city.fukuoka.lg.jp/topics/detail.php?id=1681
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2022年12月27日

10月入国_88.8万人弱 外人倍増

◇2022年10月入国者 約88万8千人弱
前年より約80万人強増・千%超爆増
外国籍者倍増・米軍は減少
外国籍者 韓国連続トップ 短期滞在が30万人超爆増


法務省は12月26日、出入国管理統計の2022年10月分の月報を発表しました。2022年10月の日本への入国者数は887,650人で、うち外国人538,787人・協定該当者9,785人が入国していたことが判明しました。



総合
2022年10月の入国者数は日本人339,078人・外国人538,787人・協定該当者9,785人=合計887,650人でした。
前年同月(2021年10月=80,273人)に比べて約80万人強も増加・1005.8%の爆増です。
前月(2022年9月)と比較しても30万人以上も増加・55.2%も増加でした。前年どころか前月と比べても、一気に入国者が増えています。外国人はなんと倍増。一方で、協定該当者は減少しています。異様な偏りですね。

2021年10月は、「検査対象は入国者全員」「外国人新規入国は「原則」停止」「一部の国で強制隔離開始」の時期です。
2022年10月は、ついに11日から実質規制なしの状態になりました。

[前年同月(2021年9月)との比較]
入国者合計 807,377人増加(+1005.8%)
日本国籍者 296,869人増加(+703.3%)
外国国籍者 505,559人増加(+1521.5%)
協定該当者 4,949人増加(+102.3%)


10月11日に入国規制が実質規制なしとなり、急増でした。

相変わらず米軍関係者は大して増えていませんね。これは、コロナ禍でも大量の米国軍人が入国していたこと=米軍関係者は入国規制の対象外であった可能性があることを示しています。
米国からの入国者は、現地出国前未検査者が多いと推定されること、協定該当者が増加する時期(前回の年末年始等)に米国からの入国者の陽性が多かった傾向がありました。また、成田や羽田から遠く遠く遠く離れた横須賀のホテルが隔離場所として指定されていた事例もあり、米軍関係者のすり抜けがあったと推定される出来事が多発していました。そろそろ、ジャーナリストなり、野党関係者なり、海外から帰国しない国会議員(存在意義が曝露の人)なりが、その辺の実態を暴露してくれませんかね。状況証拠から推定されるというだけなので、言ってみれば偏見に基づく外人差別なわけですが、米軍関係者の陽性者が大して多くなかった(=やましいことがなかった)のであれば公表しても別に何も問題はないでしょうし、こういった外人差別に繋がる疑念は早く払拭したいですよね。




空港別
最も入国者が多かった空港は成田国際(成田)。388,631人(前月比+119,934、全入国者の44%(前月比-10P))
東京国際(羽田)は239,178人(前月比+58,189、同27%(前月比-9P))
中部国際(中部)は27,770人(前月比+6,475、同3.1%(前月比-1.1P))
関西国際(関空)は163,352人(前月比+85,016、同18%(前月比+2P))
福岡は63,230人(前月比+41,447、同7.1%(前月比+2.8P))でした。

7月に定期便が再開した新千歳は1,940人(前月比+1,400、同0.2%(前月比+0.1P))
10月に再び定期便が再開した那覇は3,151人(前月比皆増、同0.4%(前月比+0.4P))
このほか、小松で1人入国者が出ました(このほか出発便で仙台9人、新石垣4人国際線利用あり)。チャーター便でも就航しましたでしょうか。

前月と比べると、関空と福岡が目立って増加。いずれも外国籍者が急増しています。中部は横ばい続きでしょうか。那覇は一気に新千歳を超えています。

入国者が全員米軍関係者と思われるのが、三沢、横田、厚木、嘉手納。合わせて330人います(三沢は協定該当者、その他は日本人が多いです)。
定期便就航7空港から入国している米軍関係者(協定該当者)は9,579人いました。2か月連続で減少。外国籍者は急増しているのに、協定該当者は減るという異様な状況です。相変わらず米国線が多い羽田が多く、4か月連続で成田を超えました。




外国籍者の在留資格別
外国人入国者538,787人のうち、再入国は84,213人でした。新規入国再開で、454,574人が新規入国でした(前月より再入国は2万人弱も減少、外国人入国者総数と新規入国は増加、新規入国は30万人以上も急増)。

在留資格別でみると、永住者24,301人、日本人・永住者の配偶者8,416人、定住者4,661人、特別永住者3,118人など。元からの日本在住者は、前月と比べると、連続で、特別永住者が増加だった以外は減少でした。家族滞在は10,260人(うち新規入国3,730人)で連続で減少でした。
日本人・永住者の配偶者の新規入国は973人。減少傾向が続いていましたが増加しました。

外国人新規入国一時停止で人材が入国できないことが問題となっていました。2022年3月以降それが解消されています。
学生関係は、留学が20,719人(うち新規入国15,136人)。再び減少に転じました。
技能実習(1号イ〜3号ロ合計)は18,269人(うち新規入国13,457人)と連続で前月より増加。一方で、特定技能(1号〜2号合計)は5,608人(うち新規入国1,960人)で3か月ぶりに前月より減少でした。
若い人(学生や技能実習)の、特に新規入国は横ばい気味でしょうか。

細かい分野別で多めだったのは、
 技術・人文知識・国際業務18,280人(うち新規入国3,226人、連続で前月より減少(新規は増加))、
 経営・管理3,405人(うち新規入国447人、前月より増加に転換)、
 公用が急増で1,715人(うち新規入国1,476人、前月より減少に転換)、
 企業内転勤1,925人(うち新規入国764人、前月より増加に転換)、
 技能1,176人(うち新規入国251人、前月より増加)、
でした。教育は456人(うち新規入国106人)と前月より微増。
興行は4,757人(うち新規入国4,412人)で増加が止まりません(ただし今月は微増どまり)。
専門家の行き来は、やや増加気味になり始めているものの、再入国による出入りがまだ多い段階でしょうか。ジリジリ増加なイメージです。

短期滞在は403,700人(全員新規入国)で前月比31万3千人強も爆増でした。
旅行者は一気に増加しました。




外国籍者の国籍別
外国籍者は国籍別の人数が出ています。その国から来たかどうかは分かりませんが、国籍別をみてみます。
韓国が133,900人と先月より91,209人増加で4か月連続トップでした。
続いて米国が3万5千人強急増で55,622人。
台湾が一気に2万8千人強急増し36,763人。
タイも一気に2万6千人強急増し35,796人。
続いては香港(中国国籍)で34,366人。3万人強の急増。
ここまで一気に順位を伸ばしました。

このあとは米韓以外の常連国が続いています。
ベトナムが32,492人と先月比1千人弱減少。連続減少でした。
中国が続いており26,821人。4千人強増加。
フィリピンは4千人強増加の20,844でした。
1万人超えの国が14か国と一気に増えています。

今年前半多かったネパールは4,770人で、減少傾向がやっと増加に転じました。


軒並み大幅増加の国が多いです。国が一気に変化してきており、短期滞在は、韓国114,426人、米国49,722人、台湾32,281人、タイ32,143人、香港33,464人が目立ちました。

一気に特定国から観光客がなだれ込んだ印象です。




空港検疫での国籍別の感染状況については、詳細を別途アップします。

<2022年10月入国者数>
入国者計 887,650人(前年 70,064人)
日 本 人 339,078人(前年 42,209人)
外 国 人 538,787人(前年 33,228人)前月より倍増
協定該当者 9,785人(前年 4,836人)前月より減

<2022年10月空港別入国者数> 日本人・外国人・協定該当者の3分類
<空港>
新 千 歳 1,940人(外国人 1,842人、協定該当者 0人)
三  沢 223人(外国人 12人、協定該当者 206人)
成田国際388,631人(外国人238,108人、協定該当者2,940人)
東京国際239,178人(外国人111,038人、協定該当者5,745人)
小  松 1人(外国人 1人、協定該当者 0人)
中部国際 27,770人(外国人18,880人、協定該当者 108人)
関西国際163,352人(外国人116,657人、協定該当者 253人)
福  岡 63,230人(外国人49,111人、協定該当者 523人)
那  覇 3,151人(外国人 3,006人、協定該当者 10人)

<軍用飛行場>
横  田 49人(外国人 46人、協定該当者 0人)
厚  木 15人(外国人 0人、協定該当者 0人)
嘉 手 納 43人(外国人 23人、協定該当者 0人)


<2022年10月外国籍者の国籍別入国者数 上位15位>※分かるのは外国籍者の国籍のみ(滞在国とは限りませんし日本人は含まれません)
矢印は前月(9月)と比較したときの増減状況、増減者数は前年同月比
韓 国133,900↑超超爆増(前年比+129,920)
米 国55,622↑超爆増(前年比+52,808)
台 湾36,763↑超爆増(前年比+36,044)
タ イ35,796↑超爆増(前年比+35,425)
香港(中国国籍)34,366↑超爆増(前年比+34,209)
ベトナム32,492↓超爆増(前年比+31,377)
中 国26,821↑超爆増(前年比+20,420)
フィリピン20,844↑超爆増(前年比+18,695)
シンガポール14,526↑超爆増(前年比+14,432)
豪 州12,083↑超爆増(前年比+11,735)
フランス11,566↑超爆増(前年比+10,952)
インドネシア11,511↑超爆増(前年比+10,951)
英 国10,912↑超爆増(前年比+10,406)
カナダ10,256↑爆増(前年比+9,810)
ドイツ 9,233↑爆増(前年比+8,750)

出入国管理統計統計表(法務省公式サイト)
http://www.moj.go.jp/isa/policies/statistics/toukei_ichiran_nyukan.html

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2022年12月14日

トキエア_神戸・中部に就航へ

□トキエア 2023年就航予定路線を更新、神戸・中部国際に就航へ

トキエアは、自社公式サイトを更新し、2023年就航予定路線で新潟と結ぶ路線として、名古屋地区は中部国際空港、大阪地区は神戸空港を新たに追加しました。

今回の発表は、公式サイトの更新で明らかになりました。
就航先が未定となっていた名古屋地区は中部国際空港(セントレア=中部)、大阪地区は神戸空港(マリンエア)を新潟と結ぶ2023年就航予定路線として公表しました。

12月現在、新潟-中部線はANAが1日1往復を就航。新潟-名古屋線もフジドリームエアラインズ(FDA)が1日2往復運航しています。
新潟-神戸線もFDAが1日1往復運航。新潟-大阪国際線は日本航空、ANA、アイベックスエアラインズが1日10往復、新潟-関西国際線はPeach Aviationが週4往復しています。
いずれも他社との競合路線となり、運航が維持できるのか注目されます。

トキエア公式サイト
https://tokiair.com/
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2022年10月13日

WJA_外国人航空経営許可

□WJA 外国人国際航空運送事業の経営許可

国土交通省(国交省)は12日、カナダのWestJet Airlines(WJA)から出されていた外国人国際航空運送事業の経営許可申請について同日付で許可したと発表しました。

WJAが許可されたのは、外国人国際航空運送事業の経営許可。カナダとの間の旅客運送事業で、具体的には、2022年10月31日から、日本航空運航の成田国際-バンクーバー線週7往復にコードシェアする計画で許可されています。

外国航空会社の日本への新規乗入許可  〜外国人国際航空運送事業の経営許可〜(国交省公式サイト)
https://www.mlit.go.jp/koku/koku_tk5_000120.html
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FGW_外国人航空経営許可

□FGW 外国人国際航空運送事業の経営許可

国土交通省(国交省)は12日、韓国のFLY GANGWON(FGW)から出されていた外国人国際航空運送事業の経営許可申請について同日付で許可したと発表しました。

FGWが許可されたのは、外国人国際航空運送事業の経営許可。韓国との間の旅客運送事業で、具体的には、2022年10月30日から成田国際-襄陽線週4往復を就航する計画で許可されています。

外国航空会社の日本への新規乗入許可  〜外国人国際航空運送事業の経営許可〜(国交省公式サイト)
https://www.mlit.go.jp/koku/koku_tk5_000119.html
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2022年09月28日

7月入国_45万人強 外人韓1位

◇2022年7月入国者 約45万9千人強
前年より約34万人強増・295.7%増
青国は増加気味、黄国は減少気味
五輪影響?軒並み前年比爆増のなか欧州は増加小幅
外国籍者 韓国トップに 学生・技能実習は減少、短期滞在増加、日本在住者も増加


法務省は9月26日、出入国管理統計の2022年7月分の月報を発表しました。2022年7月の日本への入国者数は459,740人で、外国人178,686人・協定該当者15,027人が入国していたことが判明しました。



総合
2022年7月の入国者数は日本人266,027人・外国人178,686人・協定該当者15,027人=合計459,740人でした。

[前年同月(2021年7月)との比較]
前年(2021年)7月(116,190人)に比べて約34万人強増加・295.7%増加です。

2021年7月は、「検査対象は入国者全員」「外国人新規入国は「原則」停止」「一部の国で強制隔離開始」の時期です。
2022年7月は、規制が大幅に緩和され、「検査対象は入国者の1割以下」「外国人新規入国は原則許可」「強制隔離国はわずか4か国」となっています。前年と比べるとかなり入国者が増えています。

[同年前月(2022年6月)との比較]
入国者合計 10万5千人弱増加(前月比 +29.6%)
日本国籍者 7万1千人弱増加(前月比+36.1%)
外国国籍者 3万人弱減少(前月比+19.9%)
協定該当者 4千6百人強増加(前月比+44.3%)


前月の6月1日に入国規制が大幅緩和となりましたが、ジリジリ増加が続いていました。




空港別
最も入国者が多かった空港は成田国際(成田)。222,810人(前月比+38,853、全入国者の48%(前月比-4P))
東京国際(羽田)は153,562人(前月比+43,557、同33%(前月比+2P))
中部国際(中部)は17,286人(前月比+4,114、同3.8%(前月比+0.1P))
関西国際(関空)は50,484人(前月比+10,688、同11%(前月比±0P))
福岡は13,678人(前月比+6,049、同2.9%(前月比+0.7P))でした。

定期便が再開した、新千歳は1,531人(前月比+1,528、同0.3%(前月比+0.3P))
定期便はまだ再開していなかった那覇は4人出ています(全員日本人)。
また長崎が49人も出ています。チャーター便でも就航しましたでしょうか。


前月と比べると、成田国際のみ割合が減りました。全国へ広まった印象です。

入国者が全員米軍関係者と思われるのが、三沢、横田、岩国、嘉手納。合わせて329人おり、検査なしで入国している可能性があります(三沢は協定該当者、その他は日本人が多いです)。
定期便就航6空港から入国している米軍関係者(協定該当者)は14,777人いました。米国線が多い東京国際が多く、ついに成田国際を超えました。




外国籍者の在留資格別
外国人入国者178,686人のうち、再入国は67,284人でした。新規入国再開で、111,402人が新規入国でした(前月よりいずれも増加)。

在留資格別でみると、永住者20,191人、日本人・永住者の配偶者7,151人、定住者4,619人、特別永住者2,158人など、元からの日本在住者は前月より増加でした(定住者のみ横ばい気味)。家族滞在も111,246人(うち新規入国5,127人)で増加でした。
日本人・永住者の配偶者の新規入国が1,118人もおり、長期間離れ離れだった人も結構いたようです。

外国人新規入国一時停止で人材が入国できないことが問題となっていました。2022年3月以降それが解消されています。
学生関係は、留学が12,383人(うち新規入国10,227人)。新学年が始まって3か月経過しており、前月よりも減少で、だいぶ人数が減ってきました。
技能実習(1号イ〜3号ロ合計)は17,030人(うち新規入国12,610人)と前月より8千人強も減少。特定技能(1号〜2号合計)は4,461人(うち新規入国1,604人)で前月より増加(新規入国は減少)でした。
若い人(学生や技能実習)は減少気味と言えます。

細かい分野別で多めだったのは、技術・人文知識・国際業務15,301人(うち新規入国3,205人、前月より増加)、経営・管理2617人(うち新規入国498人、前月より微増)、企業内転勤1,670人(うち新規入国851人、前月より微増)、技能1,421人(うち新規入国332人、前月より減少)でした。専門家は増加気味ではあるものの、まだ減少のものが見られます。
興行が2,292人(うち新規入国2,025人)で前月から一気に増えました。
専門家の行き来は、やや増加気味になり始めています。

短期滞在は66,633人(全員新規入国)で前月比2万7千人強も増加でした。
旅行者が一気に増加しているでしょうか。




外国籍者の国籍別
外国籍者は国籍別の人数が出ています。その国から来たかどうかは分かりませんが、国籍別をみてみます。
トップが入れ替わり、韓国28,161人と先月より1万1千人弱も増加しました。
ベトナムは24,511人と先月比+354人の微増止まり。
中国が19,120人と1千人強増加で続きました。
続いて米国が5千人弱増加で16,217人、
フィリピンが2千人弱増加の12,555人でした。
以上の5か国が1万人超えでした。

今年前半多かったネパールは3千人弱減の5,519人。


軒並み大幅増加の国が多いのですが、前年7月はオリンピック絡みの入国が多かったせいか、欧州各国からの入国は前年からそれほど増えていません。

青国は入国が容易になったことから増え、黄国に指定されたからかベトナムやネパールは減少気味でした。ベトナムは再増加局面に入った印象です。




空港検疫での国籍別の感染状況については、詳細を別途アップします。

<2022年7月入国者数>
入国者計 459,740人(前年 116,190人)
日 本 人 266,027人(前年 51,628人)
外 国 人 178,686人(前年 59,465人)
協定該当者 15,027人(前年 5,097人)

<2022年7月空港別入国者数> 日本人・外国人・協定該当者の3分類
<空港>
新 千 歳 1,531人(外国人 1,404人、協定該当者 0人)
三  沢 259人(外国人 0人、協定該当者 250人)
成田国際222,810人(外国人94,940人、協定該当者5,804人)
東京国際153,562人(外国人39,016人、協定該当者7,952人)
中部国際 17,286人(外国人10,074人、協定該当者 101人)
関西国際 50,484人(外国人25,189人、協定該当者 399人)
岩  国 6人(外国人 0人、協定該当者 0人)
福  岡 13,678人(外国人 7,983人、協定該当者 521人)
長  崎 49人(外国人 49人、協定該当者 0人)
那  覇 4人(外国人 0人、協定該当者 0人)
<軍用飛行場>
横  田 35人(外国人 25人、協定該当者 0人)
嘉 手 納 29人(外国人 4人、協定該当者 0人)

<2022年7月外国籍者の国籍別入国者数 上位15位>※分かるのは外国籍者の国籍のみ(滞在国とは限りませんし日本人は含まれません)
矢印は、前年7月と比較したときの人数増減状況
韓 国28,161↑超爆増(前年比+25,184)
ベトナム24,511↑超爆増(前年比+24,025)
中 国19,120↑超爆増(前年比+13,106)
米 国16,217↑爆増(前年比+9,408)
フィリピン12,555↑超爆増(前年比+10,820)
インドネシア 7,646↑爆増(前年比+7,170)
タ イ 6,256↑爆増(前年比+5,784)
ネパール 5,519↑爆増(前年比+5,446)
インド 4,956↑急増(前年比+4,448)
台 湾 4,842↑急増(前年比+3,941)
フランス 4,004↑急増(前年比+1,368)
ドイツ 3,776↑急増(前年比+1,545)
英 国 3,455↑増加(前年比+69)
豪 州 2,697↑急増(前年比+1,072)
ブラジル 2,659↑増加(前年比+997)

出入国管理統計統計表(法務省公式サイト)
http://www.moj.go.jp/isa/policies/statistics/toukei_ichiran_nyukan.html
posted by johokotu at 20:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ◆その他の話題 | 更新情報をチェックする