2024年05月25日

大島_空港概要

情報交通ホットライン/日本空港情報館/大島空港(東京大島かめりあ空港)
日本空港情報館
大島空港(東京大島かめりあ空港)

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大島空港(東京大島かめりあ空港)

■飛行場の概要
東京都大島町にある地方管理空港(旧第3種空港)。伊豆諸島最大の伊豆大島にある離島空港です。
航空施設としては、昭和19年に造られた旧陸軍飛行場がはじまり。戦後、飛行場跡地を整備し、昭和30年に村営飛行場として開場しました。昭和34年に都営化、昭和39年に滑走路1,200メートルで供用開始されています。平成14年にはジェット化のため滑走路を1,800メートル化し、空港区域を移転・拡張しています。伊豆諸島を結ぶヘリコプター輸送の北側の拠点にもなっています。
令和3年7月に公募により愛称が「東京大島かめりあ空港」になりました。
令和6年5月現在、国内線のみの運航で、新中央航空により1路線、東邦航空によりヘリコプター定期便2路線が運航されています。


■飛行場種別:地方管理空港(旧第3種空港)
■設置管理者:東京都
■滑走路延長:1800m
■空港コード:OIM/RJTO
■旅客ビル管理者:東京都


■施設の見どころ:◎◎=== 小規模/ガラス面を多用したターミナルです。旧滑走路が現滑走路脇に残っています。
■見学者への対応:◎==== 案内所 無/ターミナルパンフ 無/送迎デッキ 無料/ファン向け展示 若干有
■売店の充実度:◎==== 売店2店・飲食店1店/土産の種類はあまり多くありません。
■アクセスの状況:◎==== 鉄道 無/バス 有/バスは航空便に合わせた運行


※就航路線は令和6年5月、そのほかの情報は平成21年2月現在のものです。
■SKY VIEW
昭和61年の噴火でできた三原山山腹噴火口(割れ目火口=1986年C火口列)付近から撮影。空港南東側から北西を見た様子です。

OIMSKYVIEW00.jpg OIMSKYVIEW00b.jpg
(写真は平成31年2月撮影)
大島の北西部一帯が見えています(写真中央が噴火口跡、左側にある街が元町地区、右側に写るのが空港)。空港は、伊豆大島の二大港である元町港と岡田港の間に位置していて人口も多い地域にありますが、周囲は緑地部分が目立つことが分かります。
空港滑走路の前後には、目立つこぶ状の山が2つ見えます。滑走路の左手前側(南側)にあるのが愛宕山、右奥側(北側)は乳ヶ崎です。愛宕山は伊豆大島の中でも比較的大きい側火山(スコリア丘)で、旧陸軍飛行場の近くで軍事拠点でもあったせいか、戦跡がかなり残っています。
奥に見える海は相模湾で、伊豆半島の山々と富士山が美しく見えています。大島空港から富士山までの距離は約85キロで、富士山までの距離が日本で三番目に近い空港となっています。

OIM001.jpg旅客ターミナルの特徴
(写真は平成31年2月撮影)
平成14年に完成した新しいターミナルビルです。
地上2階建。駐機方式はフロンタル方式、動線方式は1・1/2層方式です。1階にチェックインロビー、2階に売店・飲食店と出発ロビー・搭乗待合室、3階に送迎デッキがあります。
ガラスを多用した明るいターミナルビルで、斜め配置の構造が多く見られます。白を基調とした内外装ですが、ところどころ赤色を配色し、インパクトを与えています。
館内のサインは、一色の背景色、白または黒文字で統一されています。出発関係は緑地に白文字、到着関係は黄地に黒文字、インフォメーションは薄赤地に白文字などが使われています。
OIM002.jpgターミナル前面
(写真は平成31年2月撮影)
小さな弧を描く屋根と赤い支柱がいくつも並ぶ屋根が特徴。椿が多数植えられているほか、花壇の区画に火山岩を使用するなど大島の雰囲気が感じられる前面になっています。
車道は2本が接続しています。建物の出入口は2口ですが、車道を横切る横断歩道は到着ロビー側にあるのみです。平成21年訪問時は、いまだ懐かしい赤丸ポストが活躍中でしたが、現在は普通の四角タイプに変わっています。
バスのりばは1か所です(1日数便程度の運行)。ターミナル前のバス停は限定された便のみが経由します。徒歩5分ほどの都道208号大島循環線上に「飛行場入口」バス停があり、便数はそちらの方が多いです。バスの運行ダイヤは、当日の船舶の発着港によって変更になりますので注意が必要です。

■大島空港ターミナルバス停
大島公園ライン 岡田港経由大島公園行(大島バス)
大島公園ライン 元町港行(大島バス)
OIM003.jpgチェックインロビー
(写真は平成31年2月撮影)
1階ランド側から見て左側はチェックインロビーです。カウンタ脇に2階に上る階段があり、吹抜のため広々とした印象です。
建物端側に自動販売機コーナーがあります。
OIM004.jpgチェックインカウンタ
(写真は平成31年2月撮影)
1階チェックインロビーに設置されています。左端は空白カウンタで、中央から右側にかけて新中央航空(NCA)と東邦航空(TAL)のカウンタが並びます。

※平成27年10月25日:ANA拠点撤退(カウンタ撤去)
OIM005.jpg出発ロビー
(写真は平成31年2月撮影)
2階中央は出発ロビーになっています。椅子が数脚並べられています。
OIM006a.jpg1階出発口・到着口(TAL)
(写真は平成31年2月撮影)
ヘリコプターのTALの出発口は1階チェックインロビー脇に設置されています。入口は1か所。入口先に待合室はなく、出発口前でセキュリティチェックがあり、そのまま搭乗する形になります。
搭乗口付近には搭乗案内掲示はありません。
この出発口は到着口も兼ねています。
元々NCAも使っていましたが、平成31年現在は後述の2階出発口を使用しています。

※平成27年?*月**日:NCA 出発口変更(1階→2階)
OIM006b.jpg2階出発口
(写真は平成31年2月撮影)
NCAの出発口は2階出発ロビーに設置されています。入口は1か所。
出発口付近には搭乗案内掲示はありません。

※平成27年?*月**日:NCA 出発口変更(1階→2階)
OIM007.jpg2階搭乗待合室
(写真は平成31年2月撮影)
2階エプロン側はNCAの搭乗待合室になっています。高い天井と大きなガラスがある明るい待合室です。売店・飲食店はありません。
搭乗口は1か所。搭乗橋は1か所ありますが、通常は先端で1階に降りる地上搭乗になります。過去に運航されていたANA東京国際-八丈島間の経由便利用者は一度搭乗口経由で待合室に出入りしていました。
エプロン側は、富士山を正面に見ることができます。
OIM009.jpg手荷物受取場・到着口
(写真は平成31年2月撮影)
1階ランド側から見て右側に設置されています。上部の黄色いサインが非常に目立つ到着口です。手荷物受取場にはターンテーブルが1か所あります。
到着案内掲示はありません。
10.jpg到着ロビー
(写真は平成21年2月撮影)
1階ランド側から見て右側が到着ロビーになっています。チェックインロビー側から一体化したロビーで、真ん中の階段で出発区域と到着区域に分かれています。
建物端側に警察があるほか、外国語も含めた大島の観光パンフレットが多数並べられています。また、階段下に大島空港の航空灯火施設を説明するパネル展示があります。
11.jpg売店
(写真は平成21年2月撮影)
2階中央部に売店区画があり、1店舗(杉本売店)が出店しています。航空便運航時間帯のみの開店です。
地酒や椿関係のお土産が充実していますが、酔い止め薬などの販売はないので注意が必要です。

※平成**年**月**日:伊東商店 閉店
OIM012.jpg飲食店
(写真は平成31年2月撮影)
2階ランド側から見て右端に1店舗(レストラン椿)が出店しています。
普通の喫茶ですが、明日葉天ぷらうどん・そばや大島牛乳などの地元系メニューも若干提供されています。
OIM015.jpg送迎デッキ
(写真は平成31年2月撮影)
3階に屋上があり、送迎デッキになっています。入場無料。屋根は入口付近に小さい庇がある程度です。
柵は低く非常に見やすい環境です。
OIM016.jpg送迎デッキからのながめ
(写真は平成31年2月撮影)
ターミナルは滑走路の南東側に設置されており、午前中順光条件です。
滑走路の向こう側は、相模湾が広がっており、その奥に伊豆半島の山々が見えます。ちょうど正面方向には伊豆高原の大室山、やや右斜め奥に富士山が綺麗に見えます。右端にわずかに写る丘は三ツ峰と呼ばれる側火山の噴火跡(スコリア丘)です。
搭乗橋は右側に見えますが、平成31年2月現在、通常ダイヤでは利用する飛行機はありません。
ターミナルビルは滑走路のちょうど中央付近に設置されており、飛行機が離陸する瞬間はやや斜め気味の撮影になることが多いようです。

空港ターミナルから海越しの富士山が眺められるのは、日本広しと言えどもここ大島空港だけ。ターミナル正面に見えるため、搭乗待合室からも眺められます。ちょうど宝永山が正面に当たるため、左右対称の美しい姿です。
OIM019.jpg大島物産展示場
(写真は平成31年2月撮影)
2階出発ロビー脇に大島物産展示場があり、特産品や非売品が多数展示されています。
OIM021.jpg航空灯火施設案内
(写真は平成31年2月撮影)
1階到着ロビー脇に航空灯火施設のご案内というパネル展示があります。
OIM017.jpg地上アクセス施設(駐車場)
(写真は平成31年2月撮影)
ターミナルの前に233台収容の無料駐車場があります。臨時駐車場スペースも整備されています。
レンタカー各社は周辺にはありません。島内にあるレンタカー会社に予約を入れておけば、空港駐車場にて受け渡しまたはレンタカー事務所に送迎がある場合があります。
OIM018.jpgモニュメント等
(写真は平成31年2月撮影)
駐車場わきに「躍動大島」と題するモニュメントがあります。東京都文化事業で昭和63年3月に設置されたものです。
館内には、1階に海辺の聖地「難渡海」(星野隆秀)という絵画があります。
OIM022.jpg花壇とバウムクーヘン
(写真は平成31年2月撮影)
駐車場の反対側には、風見鶏のついた小屋がある花壇があります。花壇は大島町が「地域に花を咲かせる事業」として整備しているもので、島民の協力で維持されています。
花壇周辺の法面は、伊豆大島南部にあるバウムクーヘンとして有名な地層切断面をイメージした縞々模様に塗られています。「大島によくきてけえたなぁ」という大きな文字が目立ちます。

※平成28年**月**日:法面塗装 完成
19.jpg旧滑走路
(写真は平成21年2月撮影)
現在の1800m滑走路とエプロンとの間には平成13年まで使用されていた旧滑走路が並行して走っています。
送迎デッキから眺めた様子が写真で、エアーニッポン(現全日本空輸=ANA)のジェット機(ボーイング737-500)が走るのが現滑走路、その手前、大きな「×」が書かれているのが旧滑走路です。
ちなみに、手前に駐機中のヘリコプター(ドーファンアエロスパシアル式AS365N2型)はTALの定期便(東京愛らんどシャトル)です。また、ANAは既に拠点撤退しており、現在は大島空港では見ることができません。
03.jpgかつてあった見どころ(ANAチェックインカウンタ)
(写真は平成21年2月撮影)
ANAは、昭和30年(1955年)の日本ヘリコプター輸送時代に就航した歴史の古い路線でしたが、平成27年(2015年)に拠点撤退しています。写真は平成21年訪問時に1階チェックインカウンタを撮影したもの。当時のANAは東京国際線1日2往復と八丈島線1日1往復が就航しており、ANAが最も大きなチェックインカウンタを設けていました。

■就航路線(国内線)
  ANA   AJX   APJ   SFJ   ADO   SNA   ORC  
  JAL   TZP   JTA   JJP   SJO   RAC   AMX  
  IBX   FDA   SKY   TOK   NCA   NJA   DAK   TAL   EXC  
就航先運航会社
( )内は共同運航による運航会社
調布NCA
利島場外離着陸場(利島ヘリポート)TAL*2
三宅島TAL*2
*1:AKXによる運航便
*2:ヘリコプターによる輸送
*3:ANKによる運航便


就航路線変遷(平成22年04月01日以降)
※平成30年11月01日:TAL*2三宅村場外離着陸場 運休(10/31最終運航)、TAL*2三宅島 就航
※平成27年10月25日:ANA*1東京国際 運休(10/24最終運航)
※平成25年11月21日:ANA*1東京国際 就航
※平成25年11月14日:ANA*1東京国際 運休(11/13最終運航、期間運休)
※平成25年07月08日:ANA*1東京国際 就航
※平成25年07月05日:ANA*1東京国際 運休(7/4最終運航、期間運休)
※平成25年06月24日:ANA*1東京国際 就航
※平成25年06月20日:ANA*1東京国際 運休(6/19最終運航、期間運休)
※平成25年01月27日:ANA*1東京国際 就航
※平成25年01月07日:ANA*1東京国際 運休(1/6最終運航、期間運休)
※平成24年02月04日:ANA*1東京国際 就航
※平成24年01月29日:ANA*1東京国際 運休(1/28最終運航、期間運休)
※平成21年10月01日:ANA*3八丈島 運休(9/30最終運航)

■空港所在地
空港所在地はクリック(Googleマップ)
■大島空港(東京大島かめりあ空港)についてもっと詳しく調べたい方のリンク集
大島空港(Wikipedia)◎(フリー百科事典ウィキペディアサイト内)
※「情報交通ホットライン」は日本の空港を紹介する私設サイトです。
※大島空港(東京大島かめりあ空港)の公式サイトではありません。

開設月日 2009.03.29
初調査日 2009.02.22
前調査日 2019.02.07
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2021年07月09日

大島_愛称は東京とかめりあ

■大島空港 愛称は東京とかめりあ採用

東京都は9日、大島空港の愛称を「東京大島かめりあ空港」にしたと発表しました。

大島空港の愛称は、5月28日〜6月11日に募集しました。応募のあった4,717件から、大島空港愛称候補選定委員会で候補を選定したのち、東京都において最終決定したとしています。

選定理由としては、モチーフとして、応募者の60%以上が使用した伊豆大島を代表する花「椿」で、さらに「海外の方にも親しんでもらえるよう英語名の「カメリア」を採用」したとしています。親しみやすさややわらかさから平仮名表記とし、東京の島しょの魅力を知って欲しい意図から「東京大島」としたとしています。

椿が空港の愛称に採用されるのは、福江空港に次いで二例目。流行りなのか、花の名前がまた愛称に加わりました。

東京都の公式サイトでは、前代未聞なことに、全応募作品が公表されています。真面目に考えている名前から、ノリだけのもの、驚きの名前など、多くの人が頭を悩ました光景が目に浮かぶようです。

都営大島空港の愛称が決定しました(東京都公式サイト)
https://www.kouwan.metro.tokyo.lg.jp/rito/oshima-airport_aisyoukettei.pdf

STAY HOME NOW, FLY LATER

ラベル:大島空港
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2020年02月08日

大島_年利用2万5千人割れ

■大島空港 2019年年間利用者数2万5千人割れ

国土交通省(国交省)は先月31日、東京航空局の管内空港の利用概況集計表速報値(平成31年・令和元年暦年)を発表しました。大島空港の年間利用者数は2万5千人を割り込みました。

12月は速報値となりますが、東日本の空港の2019年利用者数が出揃いました。大島空港の2019年利用者数は24,539人となり、ここ数年では最少となりました。昨年比5.7%減で千五百人弱減少しています。

管内空港の利用概況集計表の公開(東京航空局公式サイト)
https://www.cab.mlit.go.jp/tcab/img/000/statistics/20200131_riyougaikyou.pdf

ラベル:大島空港
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2017年02月08日

大島_28年利用三割減

■大島空港 ANA撤退の影響大きく、平成28年利用者三割減少

国土交通省(国交省)東京航空局は8日、管内空港利用概況(平成28年速報値)を発表しました。平成28年の大島空港の利用者数は前年同月比で29.7%減少となりました。

平成28年の大島空港の利用者数は26,680人。前年同月比で29.7%減少と三割近い減少となりました。
平成27年10月25日でANAが撤退した影響が大きい結果となっています。

管内空港の利用概況集計表(平成28年速報値)(国交省公式サイト)
http://www.cab.mlit.go.jp/tcab/img/statistics/pdf/riyou_h28nen1.pdf
ラベル:大島空港
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2016年05月14日

大島_3月も利用減続く

■大島空港 ANA撤退の影響大きく利用減少続く

国土交通省(国交省)東京航空局は12日、3月分の管内空港利用概況を発表しました。昨年10月25日でANAが撤退した大島空港では、撤退の影響が大きく利用減少が続いています。

3月の大島空港の利用者数は、2,417人で前年同月比で39.3%減少となりました。
ANA東京国際-大島線の運休で利用者増加が期待された新中央航空(NCA)の調布-大島線も1,804人(前年同月比39.3%減)で、11月以降、利用減少が続いています。

年度全ての月の結果が出ましたので、年度の推移が見られます。
NCA調布-大島線は、毎年利用者が多くなる1月の利用が維持できたこともあり、下半期の減少幅は上半期とそれほど変わっていませんが、閑散期はANA撤退が大きく影響する状況が続いているとなっています。
大島は、平成25年災害からの本格的な復興を目指しているところで、利用を維持できるのか注目されます。

3月の大島空港利用者数 左から利用者数、利用率、(対前年同月比)
 大島空港全体  2,417人(▲39.3%)
 調 布-大島線 1,804人(▲16.6%) 57.2%(▲ 7.8P)
 三宅島-大島線  190人(▲ 1.6%) 36.4%(+ 0.7P)
 利 島-大島線  230人(▲15.1%) 45.6%(▲ 3.0P)


27年度の大島空港利用者数 左から利用者数、利用率、(対前年同月比)
 大島空港全体 年度計 34,568人(▲15.1%)
 羽田-大島線 上半期 5,377人(▲ 8.4%) 13.0%/下半期  974人(▲81.1%) 16.9% *
        年度計 6,351人(▲42.4%) 13.5%
 調布-大島線 上半期 9,776人(▲ 9.5%) 49.8%/下半期 9,583人(▲ 6.3%) 50.8%
        年度計 19,359人(▲ 8.0%) 50.3%*
 *は各発表値から独自に算出した推計値


管内空港の利用概況集計表について(平成28年3月分)(国交省公式サイト)
http://www.cab.mlit.go.jp/tcab/img/information/saisin/20160512.pdf

東日本におけるコミューター航空旅客輸送実績速報について(平成28年3月分及び平成27年度下半期分)(国交省公式サイト)
http://www.cab.mlit.go.jp/tcab/img/information/saisin/20160512_ks02.pdf
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2016年04月21日

大島_2月利用再び減少

■大島空港 2月は調布線の利用再び減少

国土交通省(国交省)東京航空局は18日、2月分の管内空港利用概況を発表しました。昨年10月25日でANAが運休した大島空港では、利用減少が続いています。

2月の大島空港の利用者数は、2,264人で前年同月比で28.8%減少となりました。
ANA東京国際-大島線の運休で利用者増加が期待された調布-大島線は11月と12月は利用が激減、1月は利用が持ち直したものの、2月は微減。なかなか利用維持が難しいようです。

2月の大島空港利用者数左から利用者数、利用率、(対前年同月比)
 大島空港全体  2,264人 - (▲28.8%)
 調 布-大島線 1,447人 47.0%(▲ 4.7%)
 三宅島-大島線  230人 47.3%(+ 4.2%)
 利 島-大島線  240人 51.3%(▲ 6.3%)

管内空港の利用概況集計表(平成28年2月速報値)(国交省公式サイト)
http://www.cab.mlit.go.jp/tcab/img/statistics/pdf/riyou_2016_02.pdf

東日本におけるコミューター航空旅客輸送実績速報(平成28年2月分)(国交省公式サイト)
http://www.cab.mlit.go.jp/tcab/img/statistics/pdf/commuter_2016_02.pdf
ラベル:大島空港
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2016年03月19日

大島_1月調布線持ち直し

■大島空港 1月は調布線の利用持ち直し

国土交通省(国交省)東京航空局は17日、1月分の管内空港利用概況を発表しました。10月25日でANAが運休した大島空港では、調布線の利用が持ち直しています。

1月の大島空港の利用者数は、2,231人で前年同月比で28.5%減少となりました。
ANA東京国際-大島線の運休で利用者増加が期待された調布-大島線は11月、12月と大幅減少していましたが、1月は利用が持ち直し、3路線合計では3割減で止まっています。

1月の大島空港利用者数左から利用者数、利用率、(対前年同月比)
 大島空港全体  2,231人 - (▲28.5%)
 調 布-大島線 1,536人 46.5%(+ 1.7%)
 三宅島-大島線  196人 35.7%(+10.1%)
 利 島-大島線  298人 51.7%(+ 5.7%)

管内空港の利用概況集計表について(平成28年1月分)(国交省公式サイト)
http://www.cab.mlit.go.jp/tcab/img/information/saisin/20160317.pdf

東日本におけるコミューター航空旅客輸送実績速報について(平成28年1月分)(国交省公式サイト)
http://www.cab.mlit.go.jp/tcab/img/information/saisin/20160317_ks02.pdf
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2016年02月12日

大島_12月大幅減少続く

■大島空港 12月もANA運休後の大幅減少続く

国土交通省(国交省)東京航空局は10日、12月分の管内空港利用概況を発表しました。10月25日でANAが運休した大島空港では、11月に引き続き、利用者が4割近く減少しています。

12月の大島空港の利用者数は、2,292人で前年同月比で37.2%減少となりました。
ANA東京国際-大島線の運休で利用者増加が期待された調布-大島線も前年同月比12.5%減少となっており、ANA運休に伴う減少分と合わせ、大幅な減少となっています。

大島空港利用者数左から利用者数、利用率、(対前年同月比)
 大島空港全体  2,292人 - (▲37.2%)
 調 布-大島線 1,519人 49.4%(▲12.5%)
 三宅島-大島線  169人 33.5%(+10.1%)
 利 島-大島線  251人 51.6%(▲ 5.6%)

管内空港の利用概況集計表について(平成27年12月分・平成27暦年)(国交省公式サイト)
http://www.cab.mlit.go.jp/tcab/img/information/saisin/20160210.pdf

東日本におけるコミューター航空旅客輸送実績速報について(平成27年12月分)(国交省公式サイト)
http://www.cab.mlit.go.jp/tcab/img/information/saisin/20160210ks02.pdf
ラベル:大島空港
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2016年01月23日

大島_ANA運休で利用大幅減

■大島空港 ANA運休で利用者大幅減少

国土交通省(国交省)東京航空局は21日、11月分の管内空港利用概況を発表しました。10月25日でANAが運休した大島空港では、利用者が4割も減少しています。

11月の大島空港の利用者数は、2,272人で前年同月比で40.7%減少となりました。
ANA東京国際-大島線の運休で利用者増加が期待された調布-大島線も前年同月比14.0%減少となっており、ANA運休に伴う減少分と合わせ、大幅な減少となっています。

大島空港利用者数左から利用者数、利用率、(対前年同月比)
 大島空港全体   2,272人 - (▲40.7%)
 調 布-大 島線 1,548人 52.2%(▲14.0%)
 三宅島-大 島線  222人 43.3%(+13.8%)
 利 島-大 島線  259人 49.6%(▲ 1.1%)

管内空港の利用概況集計表について(平成27年11月分)(国交省公式サイト)
http://www.cab.mlit.go.jp/tcab/img/information/saisin/20160121.pdf

東日本におけるコミューター航空旅客輸送実績速報について(平成27年11月分)(国交省公式サイト)
http://www.cab.mlit.go.jp/tcab/img/information/saisin/20160121_ks02.pdf
ラベル:大島空港
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2015年10月02日

大島_冬 ANA拠点撤退へ

■大島空港 ANA羽田線運休で拠点撤退へ

国内航空各社は1日までに、今冬のダイヤ(平成27年10月25日〜平成28年3月26日)を発表しました。大島空港では、ANAが東京国際(羽田)線を運休し、拠点撤退します。

冬ダイヤで一番の注目点は、ANA羽田線の運休。1日1往復を運休し、拠点撤退します。

新中央航空と東邦航空(ヘリ定期便のみ)は路線数・便数に変更はありません。

ANAが運休する羽田線は、日本ヘリコプター輸送時代の昭和30年に開設された、ANAの中でも最古参の部類に入る路線です。競合船便の高速化やダイヤの便利な競合空路の参入などによる利用離れに加え、小型機材の退役に伴って搭乗率が大幅に悪化し、就航から60年でついに拠点撤退となります。
これにより、本土路線は調布発着のみとなります。

今回のダイヤ変更により、大島発着は、3社4路線5往復から2社3路線4往復と、社数、路線数、便数が縮小されます。

■10月25日以降の大島発着便就航先と便数
調布 3:NCA3
利島 1:TAL1
三宅島 1:TAL1
*羽田ANA1→0(▲1) 運休
ラベル:大島空港 ANA 羽田
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2015年01月19日

大島_NCA今年も椿割引

■大島空港 NCA今年も椿まつり期間中割引 ANAと違い片道運賃にも適用

新中央航空(NCA)は、東京都の「大島の本格的な復興に向けた取組」に協力し、1月25日〜3月22日搭乗分の片道運賃等を値下げした<椿まつり期間限定> 割引運賃を設定したと発表しました。昨年に引き続く割引です。

NCAが発表したのは、調布-大島線の運賃の期間値下げ。対象となるのは、例年伊豆大島への観光客が増加する「椿まつり」期間中の1月25日〜3月22日搭乗分の片道運賃と身体障がい者割引運賃。大人は2,500円、小人は2,000円値下げされます。大人片道運賃は11,800円が9,300円と大幅に安くなります。
これに伴い、期間中の往復割引運賃と回数券割引運賃は、急きょ発売が中止されることになりました。

東京都の「大島の本格的な復興に向けた取組」に協力したもので、昨年に引き続き、椿まつり期間中、船舶便1,500円、航空便2,500円を東京都が負担します。
すでに東京国際線を運航するANAが事前購入型運賃を同様に値下げしており、NCAの設定が待たれていました。ANAとは異なり、片道運賃に適用するため、当日も格安での購入が可能となります。

調布〜大島< 椿まつり期間限定 > 割引運賃のご案内(NCA公式サイト)
http://www.central-air.co.jp/news_02.html
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2014年10月11日

大島_今年も椿割引実施へ

■大島空港 今年も椿期間に都補助割引実施へ

東京都は、来年の椿まつり期間に合わせ、大島発着の船舶・航空機利用に対する運賃補助を実施すると発表しました。

東京都が発表したのは大島発着の船舶・航空機利用に対する運賃補助。昨年の災害からの本格的な復興に向けて実施するもので、昨年に引き続き、伊豆大島椿まつり期間中(平成27年1月25日〜3月22日)に、船舶便(東海汽船)で1人片道1,500円、航空便(ANAと新中央航空)で1人片道2,500円割引補助するとしています。
このうちANAが9日、割引内容を発表し、すでに発表されている特割、旅割から2,500円割引した「椿」特割と「椿」旅割を設定すると発表しました。昨年に引き続き、普通運賃の割引は発表されませんでした。
新中央航空からは今後、調整後に発表される予定です。

伊豆大島椿まつり期間中の運賃割引について(東京都公式サイト)
http://www.metro.tokyo.jp/INET/OSHIRASE/2014/09/20o9q100.htm

2015年1月25日〜3月22日搭乗分の東京(羽田)=大島線の「特割」および「旅割」各種運賃の変更を届出(ANA公式サイト)
http://www.ana.co.jp/pr/14_1012/14-062.html
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2014年01月21日

大島_船舶便も都補助へ

■大島空港 船舶便も椿まつり期間中に東京都の補助を適用へ

伊豆大島への旅客船を運航する東海汽船は17日、1月25日深夜発〜3月23日昼間発の大島発着便について、東京都「大島観光復興支援事業」による運賃補助が実施されると発表しました。

東海汽船が発表したのは、大島発着便(竹芝・横浜・久里浜・館山・熱海・伊東・下田-大島航路)の東京都「大島観光復興支援事業」による運賃補助。対象となるのは、例年伊豆大島への観光客が増加する「椿まつり」期間中の1月25日深夜発〜3月23日昼間発乗船分で、大人は1,500円、小人は1,000円補助が出るとしています。

競合する航空便にも同様の割引が適用されますが、大きく異なるのは補助方法で、航空便が運賃値引きの方法をとるのに対し、船舶便は運賃値引きはせず、竹芝または大島に東京都が設置する専用窓口で手続きし、補助を出す方法をとる予定です。
このため、航空便は、ANAの場合は特割のみの設定であるなど利用者が限定されますが、船舶便は大島利用者(島間利用者は対象外)であれば、例えツアー料金であっても、全員に補助が出る仕組みになっています。

まずは航空便、船舶便とも利用者が増え、大島の復興に寄与するといいですね。

東京都「大島観光復興支援事業」運賃補助実施について(東海汽船公式サイト)
http://www.tokaikisen.co.jp/info/info_0000439.html
ラベル:大島空港
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2014年01月17日

大島_NCAも椿割引

■大島空港 NCAも椿まつり期間中片道運賃等割引

新中央航空(NCA)は、東京都の「大島の応急復旧に向けた取組」に協力し、1月26日〜3月23日搭乗分の片道運賃等を値下げした<椿まつり期間限定> 割引運賃を設定したと発表しました。

NCAが発表したのは、調布-大島線の運賃の期間値下げ。対象となるのは、例年伊豆大島への観光客が増加する「椿まつり」期間中の1月26日〜3月23日搭乗分の片道運賃と身体障がい者割引運賃。大人は2,500円、小人は2,000円値下げされます。大人片道運賃は11,500円が9,000円と大幅に安くなります。
これに伴い、期間中の往復割引き運賃、回数券割引き運賃は、急きょ発売が中止されることになりました。

今回の値下げは、昨年台風で大きな被害を受けた伊豆大島の復興のため、東京都の「大島の応急復旧に向けた取組」に協力したことで実現したと発表されていますが、東京都が12月に発表した「大島の応急復旧に向けた取組」では、観光客誘致により応急復旧を進める施策として、椿まつり期間中、船舶便1,500円、航空便2,500円を東京都が負担することを明らかにしています。
すでに東京国際線を運航するANAが特割を同様に値下げしており、NCAも設定するのか注目されていました。

調布〜大島線<椿まつり期間限定> 運賃について(NCA公式サイト)
http://www.central-air.co.jp/news_01.html
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2014年01月10日

大島_都補助で特割値下げ

■大島空港 ANA羽田線、都の補助で特割を値下げし旅割は中止 普通運賃は値下げ実現せず

ANAは9日、東京都の「大島の応急復旧に向けた取組」に協力し、1月26日〜3月23日搭乗分の特割運賃を値下げした「椿」特割を設定すると発表しました。

ANAが発表したのは、東京国際(羽田)-大島線の特割運賃の変更。9日まで設定していた特割運賃をさらに値下げした「椿」特割を設定するとしています。対象となるのは、例年伊豆大島への観光客が増加する「椿まつり」期間中の1月26日〜3月23日搭乗分で、各運賃は当初の設定価格から2,500円値下げされます。特割は全部で三種類発売されており、最安値となる通常期(1月26日〜3月6日)の特割Cは10,000円が7,500円と大幅に安くなります。
発売は10日からで、これに伴い、羽田-大島線の旅割28、45、60運賃は、値下げ後の特割より高くなる場合も生じることもあってか、急きょ発売が中止されることになりました(すでに一部日程は発売終了済)。

今回の値下げは、昨年台風で大きな被害を受けた伊豆大島の復興のため、東京都の「大島の応急復旧に向けた取組」に協力したことで実現したと発表されていますが、東京都が12月に発表した「大島の応急復旧に向けた取組」では、観光客誘致により応急復旧を進める施策として、椿まつり期間中、船舶便1,500円、航空便2,500円を東京都が負担することを明らかにしています。
つまり、値下げに伴う航空会社側の負担はゼロ。東京都がどういう基準で補助金を出すかは不明ですが、今回、普通運賃などの値下げは実現していません。
今後、旅割の復活による更なる格安運賃の提供や普通運賃など他の運賃の値下げ、また同じく大島空港に就航する新中央航空の調布線や東邦航空のヘリ便でも値下げが実現するのか、注目されます。

2014年1月26日〜3月23日搭乗分の「特割」各種運賃の変更を届出(ANA公式サイト)
http://www.ana.co.jp/pr/14_0103/13-146.html
posted by johokotu at 07:00| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 大島空港(東京大島かめりあ空港) | 更新情報をチェックする