2025年01月06日

静岡_空港概要

情報交通ホットライン/日本空港情報館/静岡空港(富士山静岡空港)
日本空港情報館
静岡空港(富士山静岡空港)

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静岡空港(富士山静岡空港)

■飛行場の概要
静岡県島田市と牧之原市にまたがる地方管理空港(旧第3種空港)です。(旅客ビルは牧之原市側)
平成21年6月、大井川南方に広がる牧之原台地に開港した新しい空港です。周囲の低地や台地上は広範囲に茶畑が広がる地域にあります。
開港日は、一度平成21年3月と発表されましたが、空港周辺部の立木に表面制限に抵触する木々が発見されたため、滑走路を2200mとした暫定運用により遅れての開業となりました(8月に2500m化が完成)。
平成24年3月に新駐機場を3スポット新設しています。
開港時から、指定管理者制度を活用して管理者の静岡県が富士山静岡空港に空港基本施設などの管理・運営を委託していましたが、平成31年4月に公共施設等運営権制度による運営に移行されました。
令和7年1月6日現在、国内線は、静岡空港開業にあわせて新規に設立されたフジドリームエアラインズとANAにより6路線、国際線はチェジュ航空、中国東方航空、北京首都航空、香港エクスプレスにより4路線が運航されています。


■飛行場種別:地方管理空港(旧第3種空港)
■設置管理者:(設置管理者)静岡県(運営権者)富士山静岡空港
■滑走路延長:2500m
■空港コード:FSZ/RJNS
■旅客ビル管理者:富士山静岡空港


■施設の見どころ:◎◎=== 小規模/地方空港としては初めて空港全体の管理を民間に委託しています。ガラスを多用した明るいターミナルで中央吹抜部の向きを富士山眺望方向に向けるなどの工夫が施されています。
■見学者への対応:◎◎◎◎= 案内所 有/ターミナルパンフ 有(A4判三つ折り)/送迎デッキ 無料/ファン向け展示 若干有/エプロン周辺に2か所の展望台 有/個人で入れる公式サポーターズクラブ 有/公式情報誌ソラシド 有
■売店の充実度:◎◎◎== 売店7店・飲食店5店・免税店1店/品数は菓子・雑貨とも充実。静岡土産は豊富で、空港オリジナル品も多数取扱有。
■アクセスの状況:◎==== 鉄道 無/バス 有(航空便に合わせた最小限の便数)/直線的な最寄駅はJR東海道本線島田駅ですが、アクセス最寄駅は金谷駅で6キロ程。直下に東海道新幹線が通過しているものの駅などはなし。


※就航路線は令和7年1月6日、そのほかの情報は特記以外令和2年1月現在のものです。
SKYVIEW
東京国際→那覇便の右窓席から撮影。空港南側上空。
skyview.jpg skyview2.jpg
富士山静岡空港は静岡県の中心部、牧の原台地の高台にあります。近くを大井川が流れています。
ターミナル地区を東海道新幹線の真上に造っていることで有名ですが、空港周辺は東海道本線、東海道新幹線、東名高速道路など日本の大動脈が多数横切る一帯になっています。

■ターミナル概要
FSZ001.jpg旅客ターミナルの特徴
(写真は平成31年4月撮影)
平成21年6月、空港開港に合わせて整備された旅客ターミナルビルです。平成30年4月に建物両端側に増築されています。駐機方式はフロンタル方式、動線方式は1・1/2層方式です。地上3階建。
ランド側から見て左側(西側)が平成30年4月完成の国内線区画、東側が平成30年10月にリニューアルされた国際線区画です。
1階にチェックインロビーと到着ロビー、2階に出発ロビーと売店・飲食店、3階に飲食店と展望デッキがあります。中央部分にガラス張りの目立つ吹抜を配置しています。この吹抜は富士山眺望方向に斜めにずれた配置にする面白い構造になっています。
館内のサインは、吊サインは黒地に白文字のもの、自立サインは青地のものが主流で、マーク周囲を出発系は緑、到着系は黄色で囲ってアクセントをつけています。一部臙脂地のものが見られます。

※平成30年10月30日:新国際線区画 使用開始
※平成30年04月10日:新国内線区画 使用開始
FSZ002.jpgターミナル前面
(写真は平成31年4月撮影)
カーブサイドに沿って続く曲線の美しい膜屋根と、横断歩道上から駐車場上部に渡って設置された大きな屋根が目を引きます。ターミナルの出入口は、出発側と到着側各1か所ずつの合計2か所です。
車道は交通島が設けられて二手に分かれており、ターミナル側が営業車用、横断歩道を渡った交通島が一般車用になっています。

バスのりばは4か所です。(全方向あわせて1時間に2本程度、JR静岡駅前まで約56分、JR島田駅まで約25分)
■1番:
藤枝方面(藤枝駅南口行=しずてつジャストライン)
■2番:
島田方面(JR島田駅南口行=しずてつジャストライン)
金谷方面(新金谷駅行・蓬莱橋行=大鉄アドバンス)
■3番:
静岡方面(新静岡行=しずてつジャストライン)
■4番:
バスおりば

※令和06年06月01日:東京方面(渋谷マークシティ行=しずてつジャストライン・東急トランセ) 路線廃止(新型コロナウイルス感染症パンデミックの影響で運休のまま)
※令和04年03月27日:蓬莱橋行 新設
※令和03年10月31日:JR島田駅南口行・新金谷駅行 のりば変更(4番→2番)、おりば変更(2番→4番)
※令和02年04月08日:東京方面(渋谷マークシティ行=しずてつジャストライン・東急トランセ) 新型コロナウイルス感染症パンデミックの影響で運休
※令和02年03月19日:御殿場方面(河口湖駅行=富士急行) 新型コロナウイルス感染症パンデミックの影響で運休
※令和02年02月23日:河口湖駅行 新設
※令和元年07月20日:新金谷駅行 新設(1年間の実証運行/その後継続)
※平成30年10月28日:藤枝駅南口行、渋谷マークシティ行 のりば変更(3番→新1番)、新静岡駅行 のりば変更(5番→新3番)、JR島田駅南口行 のりば変更(4番→新4番)
※平成28年12月16日:渋谷マークシティ行 新設
※平成28年?*月**日:青木一丁目行 運休
※平成27年08月22日:クルーズバス 大鉄新金谷駅行 運休
※平成27年07月18日:クルーズバス 大鉄新金谷駅行(大鉄アドバンス) 新設(期間運行)
※平成27年06月21日:藤枝駅南口行・青木一丁目行 新設
※平成24年10月28日:掛川IC駐車場行(遠州鉄道) 運休
※平成24年03月25日:掛川駅南口行(しずてつジャストライン)・浜松西インター行・JR浜松駅行・ホテルコンコルド浜松前行(遠州鉄道)廃止(03/24最終運行)、JR島田駅南口行を事前予約制(小型)に変更
※平成23年10月11日:JR静岡駅行を新静岡駅行に延伸
※平成22年07月01日:ホテルコンコルド浜松前行・(FDA無料送迎)掛川駅南口行 新設
※平成22年04月01日:ハイランドバスターミナル行(富士急山梨バス)廃止(03/31最終運行)

■出発・到着施設
FSZ003.jpgチェックインロビー(国内線・国際線)
(写真は平成31年4月撮影)
1階中央付近はほぼ全面に渡りチェックインロビーになっています。
天井がやや低いロビーで、柱が多く見通しがあまりききません。ランド側から見て左側から国内線と国際線カウンタが並んでいます。
左右の到着ロビーに挟まれた配置で、ランド側には、到着時の利用が多い、総合案内所やレンタカーカウンタが設けられています。

※平成30年04月10日:国内線チェックインロビー 拡張
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▲チェックインカウンタ(国内線)
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▲チェックインカウンタ(国際線)
チェックインカウンタ(国内線・国際線)
(写真は平成31年4月・令和2年1月撮影)
1階チェックインロビーに1直線にカウンタが並んでいます。平成30年4月に西側に若干拡張しています(未使用のまま)。
ランド側
から見て左端(西側)側から空カウンタ、国内線カウンタ(ANAグループ、フジドリームエアラインズ FDA)、国際線カウンタが並んでいます。団体カウンタはランド側のやや西側に設置されています。
FDA運航による共同運航便を就航するJALは、FDAカウンタで手続きが行われています。

国内線カウンタは、FDAが就航した直後はFDAカウンタが左端にあり、自動チェックイン機がランド側に3台設置されていました。中央に向かって、FDA、ANA、日本航空(JAL)のカウンタが並んでいましたが、JALの拠点撤退に伴い、FDAがJALの入っていた中央側に移転しています。
一方、国際線カウンタは、当初4社のカウンタが並びましたが、就航会社が急増したことに伴い、航空会社を限定しないタイプに変更されています。

※令和06年12月17日:香港エクスプレス 就航
※平成30年12月22日:中国聯合航空 就航
※平成30年04月10日:国内線チェックインカウンタ 拡張
※平成28年10月08日:アシアナ航空 全便運休、エアソウル 就航
※平成28年08月16日:GCR 全便運休
※平成28年03月28日:CSN 全便運休
※平成27年07月02日:北京首都航空 就航(定期便運航開始)
※平成27年05月15日:中国南方航空(CSN) 就航
※平成27年01月28日:天津航空(GCR) 就航(定期便運航開始)
※平成26年03月29日:大韓航空 全便運休
※平成22年04月01日:JAL拠点撤退、カウンタ廃止
FSZ005d.jpg出発ロビー(国内線)
(写真は平成31年4月撮影)
出発関係施設のうち、出発ロビー・出発口・搭乗待合室は、開港から中央から東側寄りに設置されていましたが、平成30年に、西側増築完成に合わせて、国内線出発関係施設が西側増築エリアに移転しています。その後、旧国内線出発エリアを含めて国際線出発エリアを再整備しました。現在、出発ロビー・出発口・搭乗待合室は、国内線と国際線で分かれて配置されています。

国内線の出発ロビーは、2階ランド側から見て左側(西端)にあります。
3階までの吹抜で、明るく広いロビーとなっています。天井に張られた天竜杉の梁が前面庇まで伸びているのが目立ちます。

出発ロビーは、開港から中央部に設置されていました。国際線と共通の出発ロビーでしたが、平成30年に、西側増築完成に合わせて、国内線出発ロビーは西側増築エリアに移転しています。

※平成30年04月10日:国内線出発ロビー 移転(2階中央→2階西端)
FSZ005i.jpg出発ロビー(国際線)
(写真は平成31年4月撮影)
国際線の出発ロビーは、2階中央部から右側(東側)にあります。
中央側は、建物が飛び出るように配置された吹抜部分に位置し、ガラス窓から光が注ぐ明るい領域。出発口のある東端側は天井の低い空間になっています。

出発ロビーは、開港から中央部に設置されていました。国内線と共通の出発ロビーでしたが、平成30年に、東側増築完成に合わせて、国際線出発口は東側増築エリアに移転しています。手前に当たる中央のロビー空間はそのままで、3階展望デッキへのアクセス部分にもなっています。

※平成30年10月30日:国際線出発ロビー 移転(2階中央→2階東側)
FSZ006d.jpg出発口・搭乗待合室(国内線)
(写真は平成31年4月撮影)
2階ランド側から見て左側(西側)に設置されています。
出発口は1か所、搭乗改札は2か所です。

※平成30年04月10日:国内線出発口 移転(2階中央→2階西端)、国内線搭乗待合室 移転(2階中央 1番・2番→2階西端 5番・6番)
FSZ006i.jpg出発口・搭乗待合室(国際線)
(写真は令和2年1月撮影)
2階ランド側から見て右側(東側)に設置されています。
出発口は東端に1か所、搭乗改札は1か所です。

※平成30年10月30日:国際線出発口 移転(2階中央→2階東側)
FSZ008d.jpg到着手荷物受取場(国内線)
(写真は平成31年4月撮影)
到着関係施設は、開港から東側に設置されていましたが、平成30年に、西側増築完成に合わせて、国内線到着エリアが西側増築エリアに移転しています。その後、旧国内線到着エリアを含めて国際線到着エリアを再整備しています。
国内線の到着手荷物受取場は、1階ランド側から見て左側(西側)のエプロン側に設置されています。
ターンテーブルは1か所設けられています。

※平成30年04月10日:国内線到着手荷物受取場 移設(2階東端→2階西側)
FSZ009d.jpg到着口(国内線)
(写真は平成31年4月撮影)
1階ランド側から見て左側(西側)に設置されています。
案内表示は液晶モニタ掲示です。

※平成30年04月10日:国内線到着口 移設(2階東端→2階西側)
FSZ009i.jpg到着手荷物受取場・到着口(国際線)
(写真は令和2年1月撮影)
1階ランド側から見て右側(東側)に設置されています。
国際線手荷物受取場のターンテーブルは2か所、到着口の案内表示は液晶モニタ掲示です。
FSZ010d.jpg到着ロビー(国内線)
(写真は平成31年4月撮影)
1階ランド側から見て左側(西側)に設置されています。
ランド側に宅配カウンタと団体カウンタ、西端側にコンビニエンスストアが設けられています。西端側のランド側は、ガラス張りの細長い吹抜空間となっており、テーブルとイスが置かれています。

※平成30年04月10日:国内線到着ロビー 移設(2階東端→2階西側)
FSZ010i.jpg到着ロビー(国際線)
(写真は令和2年1月撮影)
1階ランド側から見て右側(東側)に設置されています。
到着ロビーには交番があるほか、自動外貨両替機、ATMなどがあります。

■各種施設
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▲売店(郷土系売店)
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▲売店(航空系売店)
売店・サービス店
(写真は平成31年4月撮影)
売店は1階・2階に設置されています。
総合売店のほか、郷土系、航空系、医薬系の専門売店があります。RUNWAY SHOP FSZは静岡県内唯一の航空グッズショップと紹介されており、空港オリジナル商品が充実しています。伊藤園にはお茶の試飲コーナーがあります(静岡県産以外の日本茶も販売有)。
国内線搭乗待合室内には売店はないので要注意です。

・1階:売店1店舗(セブンイレブン)
・2階:売店4店舗(伊藤園、メイドイントーカイ、RUNWAY SHOP FSZ、しずおかマルシェ)
・2階:売店1店舗(空のしおりー3776ー)

・2階国際線搭乗待合室内:売店1店舗(セブンイレブン)、免税店1店(Mt. Fuji Shizuoka Airport DUTY FREE SHOP)

※令和06年03月05日:セブンイレブン(国内線搭乗待合室) 閉店
※令和06年03月01日:マツモトキヨシ 閉店
※令和05年?*月**日:セブンイレブン(国際線搭乗待合室) 開店
※令和03年04月27日:空のしおりー3776ー 開店
※令和**年**月**日:もみかる 閉店
※平成31年02月23日:Mt. Fuji Shizuoka Airport DUTY FREE SHOP 開店(リニューアル)
※平成31年02月06日:伊藤園・メイドイントーカイ・RUNWAY SHOP FSZ(2階) 開店
※平成30年12月06日:マツモトキヨシ 開店
※平成30年08月10日:f-airをしずおかマルシェに変更
※平成30年?*月**日:RUNWAY SHOP FSZ(3階) 閉店
※平成30年04月27日:もみかる 開店
※平成30年04月10日:K-WING 閉店、セブンイレブン(2階国内線搭乗待合室内)開店
※平成30年04月01日:セブンイレブン(1階到着ロビー) 開店
※平成30年**月**日:Yショップ 閉店
※平成27年05月30日:RUNWAY SHOP FSZ 開店
FSZ012.jpg飲食店
(写真は平成31年4月撮影)
飲食店は2階・3階に設置されています。
2階中央にフードコート区画(フードコートFSZ)がオープンしています。

・2階:4店舗(This Is Cafe、フードコートFSZ(麺屋燕、東海軒富士見そば、パスタ屋一丁目))
・中央3階:1店舗(海山)

※令和02年08月?*日:This Is Cafe 開店
※令和**年**月**日:元祖浜松餃子石松、Tabi Cha fe 閉店
※平成31年03月28日:海山 開店
※平成31年02月06日:パスタ屋一丁目 開店
※平成30年12月06日:沼津魚がし鮨 FOODCOURT 閉店、麺屋燕・元祖浜松餃子石松・東海軒富士見そば 開店
※平成30年04月27日:Tabi Cha fe 移転開店(2階中央→2階西端、4/22-4/26一時閉店)
※平成29年10月07日:Tabi Cha fe 仮設店舗化
※平成26年04月08日:Tabi Cha fe 開店
FSZ014.jpgアメニティ施設
(写真は平成31年4月撮影)
2階中央フードコート奥にカードラウンジ(ビジネスラウンジYOUR LOUNGE)があるほか、会議室があります。

※平成30年12月22日:ビジネスラウンジYOUR LOUNGE 新設
FSZ015.jpg展望デッキ
(写真は平成31年4月撮影)
3階エプロン側に設置されています。入場無料。やや狭いデッキで、入口付近の一部に屋根がついています。
屋根がある付近は背の高いガラスがはられています。両脇は高いフェンスですが、目が細かいにもかかわらず撮影用の穴は低い位置にしかないうえ少なく、中型以上のカメラでの撮影には不向きです。
FSZ016.jpg展望デッキからのながめ
(写真は令和2年1月撮影)
ターミナルは滑走路の南西側に設置されており、正面には静岡市方面の山々が展開します。右前方に富士山を眺めることが可能です。写真を見てもわかる通り、建物の端までやや距離があり、低い高さにある撮影用の穴から撮影すると搭乗橋に接続した飛行機は写りません(写真用の穴よりも上側で撮影すればギリギリ前輪まで写せます)。
ターミナルビルは滑走路の中央やや北寄りに設置されており、南側へ向かって飛行機が離陸する瞬間は撮影するのが難しいことが多いようです。午前中がやや逆光条件である以外はほぼ順光です。
FSZ017.jpg礼拝室
(写真は平成31年4月撮影)
2階中央フードコート奥に礼拝室があります。男女別になっています。

※平成30年10月30日:礼拝室 新設(工事のため職員対応の上での暫定利用)
※平成30年12月06日:礼拝室 自由利用開始
FSZ018.jpg文化芸術回廊
(写真は平成31年4月撮影)
2階東側の国際線出発口の奥に文化芸術回廊があります。静岡県出身者の作品として、牧野宗則氏の陶板壁画「いのちの花」と杭迫柏樹氏の漢詩作品「富士山」、静岡県立美術館のブロンズ像(複製)「考える人」が展示されています。

※平成30年12月22日:文化芸術回廊 新設
FSZ019.jpgほじょ犬用トイレ
(写真は平成31年4月撮影)
身障者用駐車場わきに、ほじょ犬用トイレが設けられています。日本の空港として初めて設置された施設です。トイレと言っても舗装されているだけの単なる床面で、柱などはありません。代わりに案内看板が立っています。
高速道路のSAでもドッグランが設置されている時代。ペット犬を連れてきた場合に利用できるのかと感心したのですが、説明書きをよくよく読んでみると、盲導犬、介助犬、聴導犬専用トイレで、通常のペット犬の使用は禁止だそうです。
※盲導犬はこのトイレを探し当てられるのでしょうか、、、。

■アクセス交通施設
FSZ021.jpg地上アクセス施設(駐車場)
(写真は令和2年1月撮影)
鉄道未接続の牧之原台地にある富士山静岡空港。実質的な空港出口となる最寄交差点(富士山静岡空港交差点)までですら1キロあり、車でのアクセスが非常に重要です。
ターミナル前と周囲に、P1からP5まで約2000台分の駐車場が設置されており無料です(一部に有料の予約区画あり)。身障者用駐車場には大きな屋根が付いているほか、貨物ターミナルに近いP5駐車場に二輪車(バイク)用スペースが設けられています。
レンタカー各社は富士山静岡空港交差点付近に2店舗が見られます。事前に予約しておけばレンタカー事務所に送迎がある場合があります。
P2駐車場に充電スタンドがあります。

※令和元年12月15日:有料予約サービス開始
FSZ023.jpg地上アクセス施設(カーシェアリング)
(写真は令和2年1月撮影)
ターミナル西側にカーシェアリング駐車スペースがあります。タイムズモビリティが運営しています。

※令和元年12月**日:カーシェアリング 新設
FSZ022.jpg地上アクセス施設(駐輪場)
(写真は平成27年7月撮影)
バスのりば脇に屋根付きの駐輪スタンド(約8台分)が設置されています。
平成30年4月に、駐車場中央にBICYCLE PITが設置されました。駐輪スタンドと空気入れを備えています。ターミナル1階の案内所では、工具セットの貸し出しが行われています。

※平成30年04月10日:BICYCLE PIT 新設
019.jpg地上アクセス施設(ガソリンスタンド)
(写真は平成21年7月撮影)
空港駐車場わきにガソリンスタンド昭和シェルが出店しています。
通常は取り上げない施設なのですが、注目は値段。見学に行った平成21年7月18日、レギュラー121円/Lで、意外と格安設定でした。(この日、アクセス途中で見た近隣のガソリンスタンドは安くても122円/L(会員価格)。都内某店舗でレンタカー借りて見学に行ったのですが、返却時128円/L取られました。)
FSZ024.jpg地上アクセス交通(FDA無料アクセスバス)
(写真は令和2年1月撮影)
この空港では非常に珍しい地上アクセス交通として、FDAの無料アクセスバスが見られます。他の空港ではなかなか例のないものです。FDA利用者を対象にしたもので、掛川駅との間に運行されています(平成24年8月現在1日3往復⇒令和2年1月現在7往復)。
FSZ025.jpg地上アクセス交通(東海道新幹線 富士山静岡空港駅???)
(写真は令和2年1月撮影)
静岡は最寄駅まではバスで約15分もかかる鉄道アクセスが不便な空港ですが、実は「空港と新幹線が交わる地」で、空港の真下を東海道新幹線のトンネルが貫いています。静岡県は東海旅客鉄道に駅設置を要請していますが、実現には至っていません。
静岡空港では、そんな新幹線を、駐車場南側の歩道から眺められます(写真は眺めた様子)。空港から、日本の技術の象徴である新幹線車両をはっきりと眺められるのは、日本広しと言えども静岡だけとなっています。
現時点では駅がありませんので、東海道新幹線で静岡空港へアクセスするのは、静岡駅からアクセスバスか掛川駅からFDAアクセスバスを利用するのが便利です。

■周辺見どころ施設
FSZ029.jpgFAEビジネス機ターミナル
(写真は令和2年1月撮影)
平成26年7月、フジドリームアビエーションエンジニアリング(FAE)が西側駐機場前に格納庫を整備し、ビジネスジェット用施設を新設しました。カウンター、ラウンジ、VIP応接室などが整備されています。
FAEビジネス機ターミナルとして運営されています。

※平成26年07月**日:FAE格納庫(FAEビジネス機ターミナル) 新設
FSZ031.jpg西側展望広場
(写真は令和2年1月撮影)
開港当初はエプロンのすぐ西側に展望台が設けられていましたが、エプロン拡張工事で平成22年11月に閉鎖となり、平成23年2月に新しい西側展望広場がオープンしました。
あずまややベンチが設けられた展望台ですが、ターミナル前のエプロンからかなり遠くになり、さらに、平成26年7月にターミナルとの間に格納庫などが整備されたため、定期便は離陸直前の飛行機を眺められる程度となっています。
FSZ032-1.jpg石雲院展望台
(写真は令和2年1月撮影)
ターミナル地区の東側には建設時から石雲院展望台が設けられています。空港開港後は、新たにターミナル脇から通路が設けられ、簡単に行き来できるようになっていました。
平成25年2月に専用の展望デッキが造成されました。呈茶コーナー(土休日オープン)が設けられているほか、展望台入口に売店1店舗(飛翔軒=土休日オープン)があります。

※平成25年02月16日:石雲院展望デッキ オープン
※平成25年04月21日:飛翔軒 開店
FSZ032-2.jpg石雲院展望台からの眺め
(写真は令和2年1月撮影)
高い柵がないため、非常に眺めの良い展望デッキです。駐機場は横からとなりますが、正面に滑走路が展開し、富士山も良く見えます。
前述のとおり、ターミナルの展望デッキはガラス張り+柵は穴が少ないタイプで撮影には不向きなので、スポッターには人気スポットとなっています。
地元の方がファンクラブを結成し、横断幕を掲げて飛行機に手を振る光景は名物になっています。周辺人口が少なくアクセス不便で人は少ないですが、こんなに空港が愛されている場所はなかなか見たことがありません。
FSZ033.jpg展望広場 だいだらぼっち
(写真は令和2年1月撮影)
空港東側、滑走路のちょうど延長上にあたる誘導路脇の高台に展望広場が設けられています。静岡県内でも足跡が残ると言われる巨人伝説にちなみ、だいだらぼっちと呼ばれ、歩道を足のような形に配置しています(富士山を造った話もありますね)。
東屋が設けられており、遠望には駿河湾や伊豆半島を望めます。
滑走路端の少し東側にあるので一見アクセスしやすいように見えますが、空港ターミナルからアクセスする場合、徒歩約5キロ。一度標高差100メートルほどある坂口の谷へ一度降りて再び100メートルほど登らなければならず、結構きついです。
FSZ034.jpgビオトープ
(写真は令和2年1月撮影、千頭ヶ谷ビオトープ)
環境への配慮から、空港整備と同時に複数のビオトープや空港の森が整備されています。
空港南西側の赤坂池付近に赤坂池ビオトープ、展望広場 だいだらぼっち近くの千頭ヶ谷池付近にビオトープがあります。谷戸田を利用したもので、水辺環境整備と再生を目指して整備されたもの。散策路なども整備されています。
※令和2年1月に訪れた際には、緑の少ない冬にもかかわらず、自然に還りつつありました。
FSZ036.jpg高尾山石雲院
(写真は令和2年1月撮影)
旅客ターミナル地区南側の林の中に高尾山石雲院があります。1453年に開創された曹洞宗崇柴派本山で、山門が日光東照宮の陽明門を参考に造られた牧之原市指定文化財であるなど文化価値も高い寺院です。ターミナルから徒歩10分ほどで行けますが、うっそうとした森に囲まれた寺院で、空港のそばながら静かな時間を過ごせます。
空港とは全く関係ないように見えますが、実は空港建設に伴い、高尾山を切り崩し、空港周辺区域として買い取り保存しています。
FSZ035.jpg太陽光発電所
(写真は令和2年1月撮影)
西側にある空港建設と同時に整備された事業用地にTOKAI富士山静岡空港太陽光発電所があります。ターミナル内に発電量を示すモニタが設けられています。
総発電量は、約164万キロワット時で一般家庭の約330世帯の年間電力消費量に相当するそうです。

※平成26年11月20日:TOKAI富士山静岡空港太陽光発電所 新設
07.jpg整備された茶畑
(写真は平成20年8月撮影)
空港周辺を代表する農産物である静岡茶。空港のひと山南側の山斜面に整備された茶畑が広がっているのですが、実はこの茶畑、空港区域で茶を栽培していた農家に対する代替地です。周囲を見てもあまり見られないほどよく整備されているのですが、代替地を提供するだけでなく、茶畑の整備も空港建設側の負担だそうです。
 この空港の建設では、自然環境をできるだけ維持するために、空港周辺地域のかなり広い範囲で買収が行われており、茶畑のほかにもビオトープ整備なども同時に行われました。
 写真奥、山の上の平らな所が空港建設地です。飛行機の離発着に必要な空港本体周囲の土地ならば買い上げるのも納得できますが、こんなに空港から離れた土地も買い上げなければならないあたり、空港建設の大変さを感じます。土地買収に移転補償、海に行けば漁業補償、山に行けば農業補償と際限なく税金を注ぎ込まざるを得ないですね、、、。

■かつてあった見どころ
fsz006.jpg旧・出発口(国内線・国際線)
(写真は平成27年7月撮影)
出発口は、開港時から2階出発ロビー中央部に設置されていました。国内線は平成30年4月に2階西側、国際線は平成30年10月に2階東側へ移設されています。
1と2の2か所の入口があり、1番は国内線専用、2番は国際線専用でした。それぞれ各1か所しか入口がないため、便が集中する時間帯は大混雑になっていました。案内掲示は電光掲示で、出発ロビー上部に設置されていました。
fsz007.jpg旧・国内線搭乗待合室
(写真は平成24年8月撮影/出発ロビー側から見た様子)
国内線搭乗待合室は、開港時から2階中央部に設置されていました。平成30年4月に2階西側へ移設されています。
国内線は1番と2番の2か所の搭乗改札がありました。
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▲旧国内線到着口
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▲旧国際線到着口
旧・到着口(国内線・国際線)
(写真は平成27年7月撮影)
到着施設(手荷物受取場と到着口)は、開港時から1階ランド側から見て右側(東側)に設置されていました。平成30年4月に国内線到着施設が1階西側へ移設されています。
元々この東側には2か所の手荷物受取場区画が存在。国内線用と国際線用が各1か所並び、各区画内にターンテーブルが1か所ずつ設けられていました。旧国内線到着口はやや中央寄り、旧国際線到着口は東端にありました。
現在、この区画は、旧国内線到着エリアを含めて国際線到着施設に改修・拡張され、国際線到着口の位置も旧国内線側に変更されています。
案内表示は電光掲示でした。
010-2.jpg旧・ショッピングバック
(写真は平成21年7月撮影)
空港直営売店は国内線搭乗待合室内のK-WINGですが、メイン売店はf-air(運営は静鉄レストラン)なので、そのf-airのショッピングバッグ。
青系の色を使ったデザインで、富士山と飛行機の絵を配置。上部にローマ字でMt.FUJI SHIZUOKA AIRPORTと大きく書かれています。
fsz014.jpg旧・スカイフォレスト
(写真は平成24年8月撮影)
平成29年12月まで、2階出発ロビー売店横に県情報発信スペースの「スカイフォレスト」がありました。
静岡県のPRコーナーで、地方管理空港としても非常に珍しい広いスペースを持った展示コーナー。周辺自治体のパンフレットが多数置かれているほか、空港紹介コーナーがありました。

※平成29年12月05日:スカイフォレスト(情報発信エリア) 閉鎖
fsz015.jpg旧・富士山回廊
(写真は平成24年8月撮影)
2階出発ロビーには県情報発信スペースとして「富士山回廊」がありました。
こちらは空港名にも入っている富士山の紹介を主としたコーナーで、陶板壁画「いのちの花」が掲げられていたほか、記念撮影コーナーとして大きな富士山の写真が壁面に貼られていました。
fsz012-2.jpg旧・今日の富士山掲示
(写真は平成27年7月撮影)
国際線到着口脇に「3階展望デッキからの今日の富士山」情報が張り出されていました。展望デッキから富士山が見えるかどうかの情報が提供されていました。
※訪問当日は晴天でしたが、霞んで見えないときは「天候不良」となるようです。
fsz016.jpg旧・空港模型
(写真は平成24年8月撮影)
モニュメントではありませんが、スカイフォレストにはモニュメント的に空港の模型が設置されていました。ここには航空灯火などの展示やパネル展示が充実しており、空港のことが良くわかるよう工夫されていました。
残念ながら平成30年のリニューアルで撤去されています。
018.jpg旧・西側展望広場
(写真は平成21年7月撮影)
開港時からエプロンの東西にそれぞれあずまやを設けた展望台が設けられ、人気になっていました。
西側は空港開港に合わせて設置された展望台で、エプロンを間近に眺められる人気スポットでしたが、前述の新西側展望広場に移行されています(写真)。

■開業前の風景
01.jpg開業前の風景(ビジターセンター)
(写真は平成20年8月撮影)
富士山静岡空港を宣伝するため、平成21年1月まで、建設現場近くにビジターセンターが開設されていました。
空港模型をはじめ、就航先開拓や環境への取組などをさまざまな展示で紹介していました。
08.jpg開業前の風景(PRパネル)
(写真は平成20年8月撮影)
静岡駅前地下道で見つけた静岡空港のPR広告のひとつ。まだ3月開業予定時のものです。今となってはレア写真?
10-2.jpg開業直後の風景(開業記念PRその1)
(写真は平成21年6月撮影)
東京都千代田区にある都道府県会館内の静岡県ブース。空港周辺の様子を模型で表現し、開港をPRしていた。
10-3.jpg開業直後の風景(開業記念PRその2)
(写真は平成21年7月撮影)
地元では大々的にPR合戦。空港近くには写真のような看板も登場していました。

■就航路線(国内線)
  ANA   AJX   APJ   SFJ   ADO   SNA   ORC  
  JAL   TZP   JTA   JJP   SJO   RAC   AMX  
  IBX   FDA   SKY   TOK   NCA   NJA   DAK   TAL   EXC  
就航先運航会社
( )内は共同運航による運航会社
新千歳FDA(JAL)・ANA*d5
出雲(出雲縁結び)FDA(JAL)
福岡FDA(JAL)
鹿児島FDA(JAL)
那覇ANA*d5
*d1:ANKによる運航便
*d2:松本経由便
*d3:JARによる運航便あり
*d4:一部曜日のみの運航
*d5:AKXによる運航便あり


就航路線変遷(平成21年04月01日以降)
※令和06年07月01日:ANA*d5新千歳・ANA*d5那覇 就航(通年運航化)
※令和06年04月27日:FDA(JAL)熊本 就航(期間運航化)
※令和06年03月31日:FDA(JAL)出雲 就航(期間運航化)
※令和06年01月09日:FDA(JAL)出雲・FDA(JAL)熊本 運休(1/8最終運航)
※令和03年10月31日:FDA(JAL)新千歳 就航(通年運航化)
※令和03年09月23日:FDA熊本 JAL共同運航便化(FDA→FDA(JAL))
※令和03年07月16日:FDA熊本 就航
※令和03年03月28日:ANA新千歳・FDA(JAL)北九州・ANA那覇 運休(長期欠航のまま)
※平成31年03月31日:FDA(JAL)北九州 就航
※平成30年03月25日:FDA(JAL)出雲 就航
※平成29年03月26日:FDA札幌・FDA鹿児島 JAL共同運航便化
※平成28年10月30日:FDA(JAL)*d4新千歳 運休(10/28最終運航)
※平成28年06月04日:FDA*d4札幌 就航(期間運航)
※平成25年03月31日:FDA(JAL)*d4新千歳 就航(期間運航化)
※平成24年10月28日:FDA(JAL)*d4新千歳 運休(10/27最終運航)
※平成23年08月01日:FDA熊本 運休(07/31最終運航)
※平成23年03月27日:FDA*d2新千歳・FDA松本・FDA小松 運休(03/26最終運航)、FDA(JAL)*d4新千歳 就航
※平成22年10月31日:FDA(JAL)*d4新千歳 運休(10/30最終運航)、FDA松本・FDA*d2新千歳 就航
※平成22年04月01日:JAL*d3新千歳・JAL福岡 運休(03/31最終運航)、FDA(JAL)*d4新千歳・FDA(JAL)福岡 就航
※平成21年07月23日:FDA小松・FDA熊本・FDA鹿児島 就航
※平成21年06月04日:【空港開港】JAL新千歳・ANA*d1新千歳・JAL*d3福岡・ANA*d1那覇 就航

(期間運航路線)
・FDA(JAL)札幌(H27年以前は未就航、H28年はFDA*d4)
 H28年 06/04-10/29、H29年 03/26-10/28、H30年 03/25-10/27、R元年 03/31-10/26、
 R02年 03/29-10/24、R03年 03/28-10/30、R04年 03/27-10/29、R05年 03/26-10/28、
 R06年 03/31-10/26
・FDA(JAL)*d4新千歳(H24年以前は通年運航、H29年〜R02年運休、R03年以降は通年運航)
 H25年 03/31-10/26、H26年 03/30-10/25、H27年 03/29-10/24、H28年 03/27-10/28
・ANA*d5新千歳(R03年03/27以前・R06年07/01以降は通年運航)
 R03年 04/29-05/05・08/06*-*08/31・12/24-12/31、
 R04年 01/01-01/04・04/29-05/08・07/15-09/30・12/23-12/31、
 R05年 01/01-01/04・04/28-05/07・07/01-10/28・12/27-12/31、
 R06年 01/01-01/04・04/26-05/06
・FDA(JAL)出雲(R06年01/08以前は通年運航)
 R06年 03/31-
・FDA(JAL)熊本(R06年01/08以前は通年運航)
 R06年 04/27-05/06・08/09-08/18・12/28-12/31
 R07年 01/01-01/05
・ANA*d5那覇(R03年03/27以前・R06年07/01以降は通年運航)
 R03年 04/29-05/05・08/06*-*08/31・12/24-12/31、
 R04年 01/01-01/04・04/29-05/08・07/15-09/30・12/23-12/31、
 R05年 01/01-01/04・04/28-05/07・07/01-10/28・12/27-12/31、
 R06年 01/01-01/04・04/26-05/06

(新型コロナウイルス感染症パンデミックに伴う長期欠航・曜日運航)
・FDA(JAL)札幌 長期欠航:R02年 04/17-07/31
・ANA新千歳 長期欠航:R02年 04/17-07/31・09/01-12/24、R03年 01/06-03/27・08/17-08/22
・FDA(JAL)出雲 長期欠航:R02年 04/17-06/11、R03年 01/25-03/07・06/01-06/11・09/16-10/07・10/24-10/30
 曜日運航:R02年 09/23-09/28、R03年 06/12-06/30・10/08-10/23、R04年 02/07-03/09
・FDA(JAL)福岡 長期欠航:R02年 04/28-05/17
・FDA(JAL)北九州 長期欠航:R02年 03/24-12/31、R03年 01/01-03/27
・FDA(JAL)熊本 曜日運航:R04年 02/07-03/10
・FDA(JAL)鹿児島 長期欠航:R02年 04/17-06/11・09/07-09/14、R03年 02/12-03/07・06/01-06/16
 曜日運航:R02年 09/15-09/28・10/05-10/31、R03年 01/12-02/11・06/17-06/30・09/16-10/28、R04年 02/14-03/05
・ANA那覇 長期欠航:R02年 04/17-07/31・09/01-12/24、R03年 01/06-03/27・08/19(08/18)-08/22

■就航路線(国際線)
就航先運航会社
( )内は共同運航による運航会社
[韓国]ソウル ICN(仁川)JJA
[中国]上海 PVG(浦東)CES
[中国]杭州DER
[香港]香港HKE
*i1:定期チャーター便(インバウンドチャーター)
*i2:上海経由便
*i3:塩城経由便
*i4:南寧経由便
*i5:武漢経由便
*i6:煙台経由便

就航路線変遷(平成21年04月01日以降)
※令和07年01月01日:DER杭州 就航
※令和06年12月17日:HKE香港 就航
※令和06年11月13日:DER杭州 運休(11/9最終運航)
※令和06年07月10日:DER杭州 再開
※令和06年01月19日:CAL*i1高雄 就航(〜3/29)
※令和05年09月24日:CES上海浦東 再開
※令和05年03月26日:[国際線定期便運航再開]JJAソウル 再開
※令和02年03月11日:[国際線定期便全便欠航]JJAソウル 長期欠航
※令和02年03月03日:CAL(JAL・KLM)台北 長期欠航
※令和02年02月11日:CES(JAL)上海 長期欠航
※令和02年02月06日:CUA煙台・CUA*i6北京大興 長期欠航
※令和02年02月04日:CES南昌 長期欠航
※令和02年02月02日:DER杭州・CSC西安・CSH温州・CES寧波 長期欠航
※令和02年02月01日:CES杭州 長期欠航
※令和02年01月30日:CES連雲港 長期欠航
※令和02年01月13日:CUA*i6北京大興 就航
※令和元年12月29日:CSH温州 就航
※令和元年11月10日:CES連雲港 就航
※令和元年10月29日:CES南昌 就航
※令和元年09月30日:ASV(AAR)ソウル 運休(9/28最終運航)
※令和元年07月01日:CSC西安 就航
※令和元年05月10日:JJAソウル仁川 就航
※平成30年12月22日:CUA煙台 就航
※平成29年08月31日:CES*i2武漢 上海浦東-武漢間国内線扱いに変更
※平成29年05月17日:DER瀋陽 運休(5/13最終運航)
※平成29年03月29日:DER瀋陽 就航
※平成29年03月26日:CES南京 運休(3/24最終運航)
※平成29年02月21日:CAL(KLM)台北 JAL共同運航便化
※平成29年01月13日:CES南京 就航
※平成29年01月12日:ASVソウル AAR共同運航便化
※平成29年01月09日:CAL台北 KLM共同運航便化
※平成28年11月02日:CES温州 運休(10/26最終運航)
※平成28年10月31日:CES南京 運休(10/28最終運航)
※平成28年10月30日:CES杭州 就航
※平成28年10月08日:AAR(ANA)ソウル仁川 運休(10/6最終運航)、ASVソウル仁川 就航
※平成28年09月16日:DER瀋陽 運休(9/12最終運航)
※平成28年09月07日:DER済南 運休(9/4最終運航)
※平成28年09月04日:CES杭州 運休(8/31最終運航)
※平成28年08月19日:GCR大連 運休(8/15最終運航)
※平成28年07月01日:GCR大連 就航
※平成28年05月18日:GCR天津 運休(5/14最終運航)
※平成28年05月16日:DER瀋陽 就航
※平成28年03月30日:DER済南 就航
※平成28年03月28日:CSN武漢・CSN*i5南寧 運休(3/25最終運航)
※平成28年03月27日:DER塩城・DER*i3海口 運休(3/24最終運航)
※平成28年01月25日:CSN武漢・CSN*i5南寧 就航
※平成28年01月10日:CES杭州 就航
※平成27年12月26日:GCR西安 運休
※平成27年12月10日:DER*i3海口 就航
※平成27年10月30日:CSN南寧 運休(10/23最終運航)
※平成27年10月28日:DER石家荘 運休(10/24最終運航)
※平成27年10月27日:CSN武漢 運休(10/24最終運航)
※平成27年10月26日:CSN長沙 運休(10/22最終運航)
※平成27年10月**日:CES合肥 運休
※平成27年09月23日:CES合肥 就航
※平成27年09月03日:DER*i1塩城 定期便化
※平成27年09月02日:DER*i1石家荘 定期便化(9/2は欠航)
※平成27年08月25日:CSN鄭州 運休(8/23最終運航)
※平成27年07月04日:CES南京 就航
※平成27年07月02日:CSN長沙 就航、DER*i1杭州 定期便化
※平成27年07月01日:CES温州 就航
※平成27年06月28日:CSN鄭州 就航
※平成27年05月28日:DER*i1塩城 就航
※平成27年05月27日:DER*i1石家荘 就航
※平成27年05月16日:GCR西安 就航
※平成27年05月15日:CSN武漢・CSN南寧 就航
※平成27年03月31日:CES*i1寧波 定期便化
※平成27年02月17日:CES*i1寧波 就航
※平成27年01月28日:GCR*i1天津 定期便化
※平成26年12月25日:DER*i1杭州 就航
※平成26年05月28日:GCR*i1天津 就航
※平成26年03月29日:KAL(JAL)ソウル仁川 運休(3/28最終運航)
※平成24年06月18日:CES*i2武漢 就航
※平成24年03月25日:CAL台北 就航
※平成23年10月08日:CES上海 JAL共同運航便化
※平成21年06月04日:AAR(ANA)・KAL(JAL)ソウル・CES上海 就航

■空港所在地
空港所在地はクリック(Googleマップ)
■静岡空港(富士山静岡空港)についてもっと詳しく調べたい方のリンク集
静岡空港(富士山静岡空港)旅客ビルの公式サイト△(富士山静岡空港株式会社)
静岡空港(富士山静岡空港)の公式サイト△(富士山静岡空港利用促進協議会)
静岡空港(Wikipedia)◎(フリー百科事典ウィキペディアサイト内)
静岡県の公式サイト◎(空港部の項目内に富士山静岡空港紹介ページあり)

※「情報交通ホットライン」は日本の空港を紹介する私設サイトです。
※静岡空港(富士山静岡空港)の公式サイトではありません。

開設月日 2009.04.27
初調査日 2008.08.02
前調査日 2020.01.30

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2024年06月01日

静岡_6月バス便時刻変更

■静岡空港(富士山静岡空港) アクセスバス便時刻変更(2024年6月)

06/01
×しずてつジャストライン・東急バス 相良渋谷線(渋谷ライナー) 相良営業所-富士山静岡空港-渋谷マークシティ(3*→0)
*令和2年4月8日から新型コロナウイルス感染症パンデミックの影響で運休(空港未経由化)継続中

06月01日:
東京方面:路線再編で空港を経由しなくなります。

2024年6月1日 路線リニューアル!「藤枝渋谷線」へ(しずてつジャストライン公式サイト)
https://www.justline.co.jp/express/news/kosoku202405091500.html
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2023年03月26日

祝!!国際線定期便再開_静岡

 祝!!国際線定期便再開   
     静岡空港       


3月26日、静岡空港発着の国際線定期便が再開されました。

チェジュ航空の静岡-韓国・ソウル(仁川)線が週3往復で再開しました。
茨城発着の国際線定期便は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)パンデミックの影響で2020年3月11日に長期欠航となって以降、実に3年ぶりの運航になります。
これで、国際線定期便の発着する空港は、同日に国際線定期便が再開する百里(茨城)、岡山、松山と並び、16空港になりました。これで国際線定期便再開空港が半数を超えました。

COVID-19パンデミックに伴う国際線定期便運航再開状況
旭 川:全便欠航※
新千歳:2022年07月17日再開済
函 館:全便欠航
青 森:全便欠航
花 巻:全便欠航
仙 台:2023年01月18日再開済
百 里:2023年03月26日再開!←今回!
成田国際:運航継続
東京国際:運航継続
新 潟:2023年01月17日再開済、2023年03月25日全便再欠航
富 山:全便欠航
小 松:全便欠航※
静 岡:2023年03月26日再開!←今回!
中部国際:2020年06月17日再開済
関西国際:運航継続
美 保:全便欠航
岡 山:2023年03月26日再開!←今回!
広 島:2023年01月04日再開済
高 松:2022年11月23日再開済
松 山:2023年03月26日再開!←今回!
福 岡:2020年04月29日再開済
北九州:全便欠航※
佐 賀:全便欠航
長 崎:全便欠航※
熊 本:2023年01月05日再開済
宮 崎:全便欠航※
鹿児島:全便欠航※
那 覇:2022年08月02日再開、2022年08月16日全便再欠航、2022年10月16日再再開済
下地島:全便欠航
新石垣:全便欠航※
※は、定期便長期欠航中も、2020年4月以降に出入国が記録されている空港(那覇を除きいずれも数人程度。チャーター便が飛んだものとみられます。ほかに三沢、岩国、大分なども確認。)


(関連記事)静岡空港(富士山静岡空港) 3月26日から国際線定期便再開へ 3年ぶり(2023年1月12日配信記事)
https://johokotu.seesaa.net/article/496647616.html
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2023年01月12日

静岡_国際定期便再開へ 3年振

■静岡空港(富士山静岡空港) 3月26日から国際線定期便再開へ 3年ぶり

静岡県は11日、韓国のチェジュ航空(JJA)が静岡-ソウル(仁川)線を3月26日に再開すると発表しました。静岡発着の国際線は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)パンデミックの影響で、2020年3月11日に長期欠航となって以降、実に3年ぶりになります。

JJAが再開するのは静岡-ソウル(仁川)線で、3月26日から週3往復するとしています。
静岡発着の国際線定期便は、COVID-19パンデミックの影響で、2020年3月11日以降長期欠航が続いています。定期便は実に3年ぶりの運航となります。
国内では既に10空港で国際線が再開しており、1月17日に新潟発着、1月18日に仙台発着、4月1日に小松発着の国際線が再開されることが決まっています。このまま再開が行われれば、国内13空港目の国際線再開となります。

COVID-19パンデミック前の地方空港に就航する国際線は、中国や韓国からの就航が多く、静岡も例外ではありませんでしたが、2020年3月以降、なぜか中国と韓国のみは到着空港を成田国際(成田)と関西国際(関空)に強制限定されました(2020年冬以降は、原則成田・関空とし、許可取れれば他空港も就航可能にする運用に変更)。このため、中国や韓国よりも現地感染者・感染率の悪い国の到着空港制限が全く行われずに他空港で次々国際線が再開する中、静岡をはじめとする地方空港は取り残された状態になっていました。

国際線を巡っては、昨年10月11日に各空港の就航制限をほぼ緩和しており、そこから5か月も遅れとなるものの、やっと再開が実現します。
それにしても、昨年6月に国際線再開が高らかに宣言されてから、実際の再開まで半年もかかってしまいました。そして、日本国内の経済対策優先で就航再開を急いだにもかかわらず、福岡などに続いて、また、本邦社ではなく、日本経済にはあまり寄与しない外国社による就航から再開ですね。

富士山静岡空港国際線定期便(静岡ソウル線)の運航再開(静岡県公式サイト)
http://www2.pref.shizuoka.jp/all/kisha.nsf/c3db48f94231df2e4925714700049a4e/0d648d4b4565c1d549258933001801bc?OpenDocument
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2022年11月12日

静岡_施設利用料徴収へ

■静岡空港(富士山静岡空港) 旅客取扱施設利用料を徴収へ

富士山静岡空港は4日、来年1月20日から旅客取扱施設利用料(PSFC)の徴収を開始すると発表しました。

富士山静岡空港が発表したのは、静岡空港利用時のPSFCの徴収開始。
来年1月20日搭乗分より徴収するとしており、1人あたり、
国内線到着/出発 大人(満12歳以上)140円、小人(満3歳以上満12歳未満))70円
国際線出発 大人(満12歳以上)550円、小人(満2歳以上満12歳未満))270円
を徴収するとしています。

※正式な値段・条件は、公式サイトにて各自ご確認ください。

【プレスリリース】富士山静岡空港における旅客取扱施設利用料の導入について(富士山静岡空港公式サイト)
https://www.mtfuji-shizuokaairport.jp/information/psfc/

ラベル:静岡空港
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2022年07月15日

静岡_7月バス便時刻変更

■静岡空港(富士山静岡空港) アクセスバス便時刻変更(2022年7月)

07/15
◎富士急モビリティ 富士山静岡空港-河口湖駅( 0→ 1)


07月15日:
山梨県河口湖方面が新設されます。8月31日までの期間限定。途中停留所は、御殿場プレミアム・アウトレット、JR御殿場駅、富士急ハイランド。河口湖駅まで約2時間40分3,500円。

【夏季期間限定】富士山静岡空港と御殿場プレミアム・アウトレット、河口湖を結ぶバスを運行します。(富士山静岡空港公式サイト)
https://www.mtfuji-shizuokaairport.jp/information/kawaguchikobus20220715/
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2022年03月27日

静岡_3月バス便時刻変更

■静岡空港(富士山静岡空港) アクセスバス便時刻変更(2022年3月)

03/27
◎大鉄アドバンス・しずてつジャストライン* 富士山静岡空港-大井川鐵道新金谷駅-蓬莱橋(空港発0・空港行0→1・2)
*空港乗り入れ便はしずてつジャストラインによる運行なし


03月27日:
金谷方面:金谷方面の一部便が、大井川鐵道新金谷駅から先、島田方面に延伸されます。途中停留所は、島田市博物館、JR島田駅南口、蓬莱橋。JR島田駅南口まで約31分670円。新たにしずてつジャストラインとの共同運行になりますが、空港乗り入れ便はしずてつジャストラインによる運行はありません。
※静岡空港から島田駅までは、空港開港時から運行しているしずてつジャストラインの直行便があります。直行便は島田駅まで約25分550円です。

【2022年3月27日(日)から】アクセスバス・タクシーのダイヤ変更があります。また、金谷線が蓬莱橋まで延伸します。(富士山静岡空港公式サイト)
http://www.mtfuji-shizuokaairport.jp/information/20220327kanaya/


STAY HOME NOW, FLY LATER

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2021年10月31日

静岡_10月バス便時刻変更

■静岡空港(富士山静岡空港) アクセスバス便時刻変更(2021年10月)

10/31
■一部路線のりば/おりば変更
(4番→2番)
島田方面(JR島田駅南口行=しずてつジャストライン)
金谷方面(新金谷駅行=大鉄アドバンス)
(2番→4番)
おりば

【2021年10月31日(日)より】バス乗降場の配置変更のお知らせ(富士山静岡空港公式サイト)
http://www.mtfuji-shizuokaairport.jp/information/busstop20211031/
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2020年05月17日

静岡_定期便運航再開へ

■静岡空港(富士山静岡空港) 18日から定期便の運航を再開へ

さあ、少しずつ改善していこう!な話題です。


新型コロナウイルス感染症(COVID-19)パンデミックの影響で全路線全便が欠航している静岡空港(富士山静岡空港)の定期便が18日から再開されます。

静岡空港では、COVID-19の影響で定期便の全路線全便が欠航しています。18日からフジドリームエアラインズ(FDA)の福岡線1日2往復が再開することになり、定期便の運航が再開されることになりました。

全路線全便の欠航は4月28日から始まっており、21日ぶりに定期便の運航が再開することになります。
運航再開はまだ1日2往復と限定的。FDAのその他の路線やANAは少なくとも31日まで欠航が続くほか、国際線の欠航も続いています。

株式会社 フジドリームエアラインズ 5月18日(月)からの運航一部再開について(FDA公式サイト)
https://www.fujidream.co.jp/company/press/doc/200515_5.pdf
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2020年04月25日

静岡_全路線全便欠航へ

■静岡空港(富士山静岡空港) 新型コロナで定期便が全路線全便欠航へ、長期欠航は開港以来初

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で、4月28日から静岡空港(富士山静岡空港)の定期便が全便長期欠航することになりました。

全路線全便欠航するのが決まったのは、4月28日から、少なくとも5月6日までです。

就航するフジドリームエアラインズ(FDA)が24日にCOVID-19の影響による国内線の欠航拡大を発表。4月28日〜5月17日に福岡線を新たに全便欠航します。
FDAは静岡発着路線について、既に3月24日から北九州線、4月17日から札幌線と出雲線、鹿児島線を全便欠航しており、4月28日〜5月17日は就航5路線全便が欠航することになりました。

静岡発着の国内線就航はFDAとANAの2社のみで、ANAも4月17日〜5月6日に就航2路線(新千歳線、那覇線)全便を長期欠航しています。1月には11路線が就航していた国際線も全路線全便が欠航中です。

このため、4月28日〜5月6日は静岡を発着する定期便の全路線全便が欠航することになります。
長期間の全路線全便欠航は、平成21年に開港して以来初めてとなります。

今のところ、航空便の欠航に伴う旅客ターミナルビルの閉館や空港アクセス交通の全便運休等は発表されていません。

COVID-19の影響で定期便が全路線全便が長期欠航となる空港は5空港(下地島、岩国、静岡、松本、百里)に拡大。一部日程で全便欠航する空港も3空港(大館能代、能登、石見)ありますが、いずれも小規模な空港です。10路線・1日10往復を超えるような多数の路線・便が就航する空港が全路線全便欠航となるのは初めてです。

新型コロナウイルス肺炎の影響に伴う 2020 年度夏ダイヤ期間の運休・減便について(Rev.7)(FDA公式サイト)
https://www.fujidream.co.jp/company/press/doc/200424_1.pdf
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2020年04月18日

静岡_元年度前年超え

■静岡空港(富士山静岡空港) 令和元年度旅客数が前年度超え

静岡県は13日、静岡空港(富士山静岡空港)の令和元年度旅客数を発表しました。令和元年度の旅客数は、過去最高だった前年超えを達成しました。

令和元年度の旅客数は737,940人で、前年より23,701‬人(+3.3%)増加し、過去最高を更新しました。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で3月上旬以降は国際線が全便欠航しましたが、それまでにかなりの利用者数を積み上げており、他の空港で前年割れが相次ぐ中、前年超えを達成しています。ただ、1月〜12月の年間合計は80万人を突破しており、影響はかなり出ている模様です。

静岡空港では、平成27年度に中国便が大幅増便したことにより利用者が急増して、年度旅客数が目標としている70万人に肉薄。一方で、平成28年度、平成29年度は中国便の減便が相次いで60万人台を推移、昨年度に初めて70万人台を突破していました。

令和元年度及び令和2年3月の富士山静岡空港利用状況(富士山静岡空港公式サイト)
http://www2.pref.shizuoka.jp/all/kisha20.nsf/c3db48f94231df2e4925714700049a4e/1e913eb91dba271649258542001aa3c4?OpenDocument
ラベル:静岡空港
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2020年02月23日

静岡_2月バス便時刻変更

■静岡空港(富士山静岡空港) アクセスバス便時刻変更(2020年2月)

02/23 富士山の日!
◎富士急行 富士山静岡空港-河口湖駅( 0→ 1)


02月23日:
河口湖方面が新設されます。途中停留所は、御殿場プレミアム・アウトレット、御殿場駅、富士急ハイランド。河口湖駅まで約2時間55分4,000円。

富士山静岡空港と御殿場プレミアム・アウトレット、河口湖を結ぶ バス運行を2月23日より開始予定 〜富士山静岡空港と富士急行が基本協定を締結〜(富士急行バス公式サイト)
https://bus.fujikyu.co.jp/news/detail/id/550
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2020年02月08日

静岡_年利用最多80万人突破

■静岡空港(富士山静岡空港) 2019年年間利用者数80万人突破

国土交通省(国交省)は先月31日、東京航空局の管内空港の利用概況集計表速報値(平成31年・令和元年暦年)を発表しました。静岡空港(富士山静岡空港)の年間利用者数は80万人を突破しました。

12月は速報値となりますが、東日本の空港の2019年利用者数が出揃いました。静岡空港の2019年利用者数は804,688人で80万人を突破、過去最多となりました。昨年比12.1%増で9万人弱増加しています。

静岡では、1月末から中国路線が次々に欠航されており、11日以降は全8路線が長期欠航に入ります。3月までの年度合計が80万人を突破できるのか、注目されます。

管内空港の利用概況集計表の公開(東京航空局公式サイト)
https://www.cab.mlit.go.jp/tcab/img/000/statistics/20200131_riyougaikyou.pdf
ラベル:静岡空港
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2020年01月31日

静岡_中国4路線一気に欠航

■静岡空港(富士山静岡空港) 中国路線四路線が一気に欠航へ

静岡県は30日、静岡空港(富士山静岡空港)を発着する中国路線について、2月2日までに四路線が欠航になると発表しました。

欠航となるのは、中国東方航空の連雲港週4往復、北京首都航空(DER)の杭州線週2往復、四川航空の西安線週4往復、上海航空の温州線週2往復。連雲港線は1月30日、その他の路線は2月2日からの欠航。DER杭州線は2月中、その他の路線は冬ダイヤ中の欠航となります。
また、中国聨合航空の煙台線、煙台経由北京線も一部日程を欠航するとしています。

欠航理由は示されていませんが、新型コロナウイルスの感染拡大で、中国発の団体旅行禁止などによる需要急減が原因と思われます。
四路線も一気に全便欠航となるのは異例です。

静岡空港発着の国際線は、昨年12月に二桁10路線になったばかり。このうち中国路線は8路線を占めており、大きな影響が出ています。
静岡では、中国路線の就航・短期間での運休が数年間繰り返されています。昨年にはターミナルを拡張して受け入れ体制を整え、路線定着を目指していたところで、最悪のタイミングでの需要減少になってしまいました。

富士山静岡空港における中国路線の欠航(静岡県公式サイト)
http://www2.pref.shizuoka.jp/all/kisha19.nsf/c3db48f94231df2e4925714700049a4e/1b216a0e6ae14f65492584ff0014d67b?OpenDocument

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2019年11月14日

静岡_地上新サービス開始へ

■静岡空港(富士山静岡空港) 地上アクセス交通の新サービスを開始へ、カーシェアと駐車場予約サービス

富士山静岡空港は、来月から、地上アクセス交通の新サービスとして、カーシェアリングと駐車場予約サービスを開始すると発表しました。明日15日から駐車場の予約受付が開始されます。

富士山静岡空港で始まるのは、地上アクセス交通の新サービスで、カーシェアリングサービスと有料の駐車場予約サービスの二つです。
サービスの開始は、カーシェアリングサービスが12月中旬から、駐車場予約サービスが12月15日からとしています。

カーシェアリングは、タイムズモビリティが提供するサービスで、旅客ターミナル西側に専用発着場を3台分開設します。24時間365日利用できるサービスとして紹介されていますが、車の入出庫は5時30分〜23時30分のみ可能になるとしています。
駐車場予約サービスは、現在の第1駐車場の中で旅客ターミナルに近い一角を区切って始める新サービスです。開港以来初めての有料駐車サービスとなります。利用は12月15日からで、予約は明日15日から開始されます。

静岡空港は、ターミナル地区付近に住居や商業施設などがなく、一番近い交差点まで行くのも1キロほどある山の上にあります。このため、ほぼ100%の利用者が、自家用車、バス、タクシー、レンタカーなど何かしらの車でアクセスしています。
駐車場は、現在無料ですが、便数増加に伴って、使用頻度が高くなっており、繁忙時期には満車になることもあるとしています。今回の予約制駐車場は、お金を払ってでも確実に停めたい需要に応えるものになります。

駐車場予約サービス、カーシェアリングサービスの導入について(富士山静岡空港公式サイト)
http://www.mtfuji-shizuokaairport.jp/information/parking20191101/index.html
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