★国際線到着空港から出来るだけ安価に安全に抜け出す方法 -(4) 関西国際空港編-3月1日から、一部の入国者について、入国直後の公共交通機関利用の制限がなくなりました。
空港から出る公共交通機関に、感染悪化国等から入国してきた直後の入国者が乗ることができるようになり、鉄道やバス利用者のリスクが急激に高まっています。
そこで、国内線搭乗や買い物・飲食等による国内型経済支援で空港を利用した後、入国直後の入国者と接触しないよう、国際線到着空港から出来るだけ安価に安全に抜け出す方法を考えます。
第4回は関西国際空港編です。■非常に難しい空港脱出関空>>(タクシー)>>日根野>>(JR阪和線)>>都心大阪へ関西国際空港(関空)からは、鉄道もバスも関空を拠点とした路線であるため、入国直後入国者との接触を低減しての脱出が結構難しいです。
鉄道利用の場合、南海、JRともに、和歌山方面からくる便等があるため、南海の場合泉佐野、JRの場合日根野まで出て、そこから空港始発以外の便等を使えば良いように見えます。
しかし、運行ダイヤが非常によくできていて、南海の場合、和歌山方面から来る多くの便は空港始発便と接続する普通です。このため、普通停車駅利用者は、空港→泉佐野を空港急行に乗ったのち、泉佐野で和歌山方面始発の普通に乗り換えてくる可能性が高いです。入国直後入国者との接触低減は期待薄です。
一方、JRの場合は、和歌山来る多くの便(紀州路快速)が日根野で空港快速と連結。昼間時であれば日根野始発の区間快速が加わります。
入国直後入国者との接触を低減する最も手軽なひとつの方法は、この和歌山から来る紀州路快速を活用するぐらいしかありません。もちろん、関空から乗った入国直後入国者が日根野で車両を変えてくる可能性はありますが、よっぽど混んでいない限りは、ほぼゼロに近いと思われます。区間快速は、南海の普通と同様に、空港快速通過駅ユーザーが日根野で乗り換えてくるため、入国直後入国者との接触低減は期待薄です。
このルートの場合の課題は、日根野まではタクシー利用距離。13キロも離れているため、値段は高く、正直あまり使いたくない印象です。
なお、関空は、国際線も国内線も同一ターミナルを利用しているため、タクシー乗り場での行列並び時に入国直後入国者との接触してしまう可能性は高くなります。第2であれば、現在は国際線到着がないので、そちらから乗るのがおススメですが、第1から第2への移動は課題の一つ。徒歩だと30分ほどかかってしまいますが、連絡バス(無料)には入国直後入国者が乗ってくる可能性がありますから使えません。かつ、第2からだと、タクシーの乗車距離も延びてしまいますので、Peach国内線を利用した時以外は現実的ではありません。
■りんくうタウン発のバスを活用関空>>(タクシー)>>りんくうタウン>>(高速バス)>>都心大阪へ日根野まで出ると、タクシー距離がかなり長くなってしまいます。
そこで少し距離を短くしてりんくうタウンまでタクシーで出て、そこからバスに乗る方法もあります。1日わずか2往復しかないのですが、りんくうタウンを通りながら、空港を経由しないバスとして、白浜エクスプレス大阪号が走っています。
このバスを使えば、入国直後入国者との接触を低減出来ます。
なお、タクシーに乗る距離が少し短くなると言っても10キロ程になる程度なので、日根野からのJR利用と大して変わらないかもしれません。
こうやって考えてみると、入国直後入国者との接触を低減して関空から脱出するのは、かなり難しい印象です。
自家用車やタクシーでアクセスできないなら、買い物・飲食等による国内型経済支援での空港利用は避けた方が無難です。また、国内線利用は、同一路線が飛んでいる大阪国際空港や神戸空港、南紀白浜空港等の利用を検討すべきかもしれません。===============================
諸外国よりも感染状況を抑え込むのに協力を続けている日本国内にいる人が、入国者を考慮して動かなくてはならないのは何とも残念な事態です。
国内でまん延したウイルスを日本国内の住人同士でうつし合うのは仕方のないことですが、外来の持ち込みウイルスはやり方によっては最大限回避が可能なはず。余計なウイルスをうつされるリスクを低減する感染対策を行ったうえで、経済に貢献していきたいですね。
STAY HOME NOW, FLY LATER
posted by johokotu at 21:00| 東京 ☀|
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関西国際空港(関空)
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