 | 旅客ターミナルの特徴 (写真は令和元年9月撮影) 平成22年、ターミナル地区が沖側に移転したのに合わせて開業した新しいターミナルビルです。平成30年1月に国際線区画が増築されています。 駐機方式はフロンタル方式、動線方式は1・1/2層方式です。1階にチェックインロビーと到着ロビー、3階に出発ロビーと搭乗待合室、売店・飲食店、展望室があります。2階は特別室と会議室がある以外は事務室区画となっています。 正面はほぼ全面に渡って青みがかったガラス部分が張られた目を引くデザイン。中央に3階までの大きな吹き抜けがあり、そのエプロン側もガラス張り。3番搭乗橋に接続する飛行機が真正面から見える構造になっています。クリーンエネルギーとして三洋電機製のHIT太陽電池パネルを使った発電により館内LEDなどの電気供給がおこなわれています。 館内サインは濃紺地に白文字が主流。ピクトに出発関係は緑、到着関係は黄を使ってアクセントを加えています。 |
 | ターミナル前面 (写真は令和元年9月撮影) 真っ白な屋根が続くカーブサイドです。出入口は中央部2か所と両端の合計4か所あります。カーブサイド部分には吊り下げられているサインはありません。 バスのりばは2か所。リムジンバスが1番、路線バスが2番から発着します。(徳島駅前まで約30分)
■徳島阿波おどり空港バス停 ■1番 リムジンバス 徳島駅前行(徳島バス) オニオンバス 福良行(みなと観光バス・淡路交通) ■2番 路線バス 18系統鳴門線(バイパス経由)徳島駅前行、鳴門公園行(徳島バス) 路線バス 25系統鳴門線(老門経由) 徳島駅前行、ウチノ海総合公園行(徳島バス) 松茂町コミュニティバス長原東部線 松鶴苑・マツシゲート前行(ローソン松茂工業団地前店・ツバメ産業(株)経由、若宮神社経由)、若宮神社行(光ドリーム観光バス・阿波バス交通)
※令和06年04月01日:陸の港西淡行・イングランドの丘行(みなと観光バス・淡路交通) 運休、福良行 新設 ※令和06年02月01日:鳴門藍住線 100系統・101系統 ゆめタウン徳島行、100系統鳴門公園行・101系統小鳴門橋行 運休、18系統鳴門線(バイパス経由)徳島駅前行・鳴門公園行 新設 ※令和05年10月01日:松茂町コミュニティバス のりば変更(団体バスのりば・SO RA PA→2番のりば)、松鶴苑・マツシゲート前行(若宮神社経由) 新設 ※令和05年07月01日:陸の港西淡行・イングランドの丘行(みなと観光バス・淡路交通) 新設 ※令和05年02月01日:陸の港西淡行・イングランドの丘行 運休 ※令和04年10月01日:徳島駅前行(通勤特急) 運休、松鶴苑・マツシゲート前行(ローソン松茂工業団地前店・ツバメ産業(株)経由あり)・若宮神社行 新設 ※令和04年07月15日:陸の港西淡行・イングランドの丘行(みなと観光バス・淡路交通) 新設 ※令和04年02月28日:陸の港西淡行 運休 ※令和03年12月24日:陸の港西淡行(みなと観光バス) 新設 ※令和02年04月01日:25系統鳴門線 徳島駅前行・ウチノ海総合公園行 新設 ※令和元年10月01日:鳴門線徳島駅前行・鳴門公園行(徳島バス) 運休、ゆめタウン徳島行・鳴門公園行・小鳴門橋行 新設 ※平成28年04月01日:23系統東発経由小鳴門橋行・24系統木津経由小鳴門橋行(徳島バス) 運休 ※平成23年04月01日:阿波池田バスターミナル行 運休 ※平成22年04月23日:にし阿波観光交流バス 阿波池田バスターミナル行(四国交通) 新設 |
 | 国内線 チェックインロビー (写真は令和元年9月撮影) 1階、ランド側から見て左側に設置されています。 天井や壁は白色ですっきりとまとめられ、床面はシートになっています。阿波おどり空港らしく、柱には阿波踊りの写真を使ったPR幕が張られています。 |
 | 国内線 チェックインカウンタ (写真は令和元年9月撮影) 建物端側からANA、日本航空グループのカウンタとなっています。 福岡線は平成6年、中部国際線は中日本エアライン(NAL)により平成8年に開設された比較的新しい路線。ANA系列は平成22年10月までCRFの流れをくむAKXによる中部国際路線のみ1日1便の運航でした。平成23年1月以降はANKの流れをくむANAによる羽田国際線のみが運航されています。 東京国際(羽田)路線は、平成に入るまでJASのみによる運航でしたが、平成6年にANAが参入。平成15年にANAが撤退後、平成18年までスカイマークエアラインズ(現・スカイマーク:SKY)による運航が行われていました。JALのみ運航が続いていましたが、平成22年10月にANAの運航が再開されました。地方の拠点空港としては珍しく入れ替わりの激しい空港になっているのは、岡山空港や新幹線との競合が強く運賃が安く設定されることが多い高松空港が近場にあることに加え、淡路島を経由して2時間ほどでアクセスできる神戸空港の開港などが影響しています。
※平成28年07月01日:日本エアコミューター 全便運休 |
 | 国際線 チェックインロビー・カウンタ (写真は令和元年9月撮影) 国際線のチェックインカウンタは1階中央到着ロビーの奥にあります。
※令和06年12月26日:イースター航空 新規就航 ※令和06年11月16日:GREATER BAY AIRLINES 新規就航 |
 | 出発ロビー (写真は令和元年9月撮影) 3階ランド側中央部にあります。3階は、ランド側から見て左側が売店・飲食店区画、右側が搭乗待合室区画となっていて、その間の部分が1階からの吹抜と出発ロビーとなっています。 1階からエスカレータを上る場合、売店区画を通らないとたどり着けない構造になっています。ランド側はガラス張りで明るいロビーです。 出発保安検査場入口横に各種クレジットカード利用者用のエアポートラウンジ ヴォルティスがあります。 |
 | 出発口・搭乗待合室 (写真は令和元年9月撮影) 3階出発ロビー脇に設置されています。入口は3か所で、国内線用2か所、国際線用1か所です。 案内掲示は、新しいターミナルながら反転フラップ板を使用しています。 搭乗口は2、3、4の3か所、搭乗橋は3か所です。 搭乗口2番付近は、国際線就航時は国際線区画、国際線未就航時は国内線区画にそれぞれ変更出来る空間となっています。
※平成30年01月21日:国際線区画 新設(搭乗待合室拡張) |
 | 到着手荷物受取場・到着口 (写真は令和元年9月撮影) 到着口は1階中央部、手荷物受取場はランド側から見て右側に設置されています。到着口は建物中央の吹き抜けに面しています。手荷物受取場は2階までの大空間を有していて、中央吹抜側との間はガラス張り。非常に開放感あふれた到着区画になっています。 案内掲示は、出発口と同様の反転フラップ板を使用しています。
国際線区画は建物端側にあり、2階に入国審査場、1階に専用の到着手荷物受取場があります。
※平成30年01月21日:国際線区画 新設(国際線用 入国審査場・到着手荷物受取場 新設) |
 | 中央ロビー(到着ロビー) (写真は令和元年9月撮影) 建物中央部には3階までの大吹抜があり、到着ロビーとして活用されています。左に写るエスカレータは3階出発ロビーへと上がるエスカレータです。写真奥、上部に写るガラス張りの回廊は4番搭乗橋へと向かう部分で、右側にある搭乗待合室から左に向かって搭乗客が歩く通路になっています。 正面エプロン側は全面に渡るガラス張りになっていて、真正面に3番搭乗橋に接続した飛行機を見ることができます。
フライトシミュレータが設置されているほか、キッズコーナーがあります。 |
 | 売店 (写真は令和元年9月撮影) 3階ランド側から見て左側区画が売店・飲食店エリアになっています。最大の特徴売店の配置で、1階から3階に上ると、この区画を通らないと出発口に行けないウォークスルー型構造になっています。 ・3階:4店舗(あいぐら、イルローザ、スカイショップしらさぎ、JAL PLAZA) ・1階:1店舗(セブンイレブン) ・3階搭乗待合室内:1店舗(チャーリー川内)
各売店とも品ぞろえは豊富で、鳴門金時、和三盆、すだちなど徳島の特産を使ったスイーツなども充実しています(イルローザは地元の菓子専門店)。
※令和05年10月01日:BLUESKY JAL PLAZAに変更 ※令和05年05月08日:木下グループPCR検査センター 閉店 ※令和04年03月29日:木下グループPCR検査センター 開店 ※平成31年04月26日:チャーリー川内 開店 ※平成26年08月01日:まるしんをスカイショップしらさぎに店名変更 ※平成26年02月07日:セブンイレブン 開店 ※平成26年01月14日:Yショップ 閉店 |
 | 飲食店 (写真は令和元年9月撮影) ・3階:4店舗(Rich burger factory、肉吸い専門店、旬席 璃椿、宝ラーメン) ・3階国内線搭乗待合室内:売店併設店1店舗(JAL PLAZA) 全店舗ともオープンテラス形態の店舗となっていて、Rich burger factory以外の3店舗はフードコートとなっています。いずれも専門店で、徳島ラーメン、徳島バーガーなど徳島を前面に出した食事をとれます。
※令和05年10月01日:BLUESKY JAL PLAZAに変更 ※令和03年04月?*日:4PARK CAFE KITO 閉店 ※令和元年08月08日:4PARK CAFE KITO 開店 ※平成30年03月12日:旬席 璃椿 開店 ※平成30年03月05日:肉吸い専門店 開店 ※平成30年02月26日:阿波膳ODORI・まる石 閉店 ※平成24年11月06日:宝ラーメン 開店 ※平成24年**月**日:まるたか 閉店 ※平成22年**月**日:R's cafeをRich burger factoryに変更 |
 | エアポートラウンジ (写真は令和元年9月撮影) 3階保安検査場入口脇にエアポートラウンジ「ヴォルティス」があります。 特定のクレジットカード(ゴールドカード)で無料になるほか、有料での利用も可能です。 |
 | 展望ホール (写真は平成22年7月撮影) この空港には展望デッキはありませんが、3階の4番搭乗橋上部に展望ホールが設けられています。入場料無料。搭乗橋とボーディングブリッジとの接続部上部にあるため、やや狭い空間ですが、飛行機をすぐそばから眺められる空間になっています。 徳島の特産であるLEDを活用した電飾が目を引きます。全面ガラス張りであるため、撮影には不向きです。 |
 | 展望ホールからのながめ (写真は令和元年9月撮影) 展望デッキがない代わりにエプロン側のガラス張り部分が多い徳島空港。色々なところから飛行機を眺めることができます。主な場所は展望ホール、3階展望室入口横、1階中央ロビーの3か所です。 写真は展望ホールからの眺め。展望室が真横から飛行機を眺められます。正面は紀伊水道が見られ、遠景には徳島市南部の低山が見られます。 ターミナルビルは滑走路の北西に位置しており、終日逆光です。滑走路の端側付近に設置されており、風向きによっては離陸する飛行機を撮影しやすくなります。 |
 | モニュメント (写真は令和元年9月撮影) 管理する徳島県が徳島を発信するスペースとして重視しているせいか、モニュメント類が多くなっています。 ターミナル正面には「LED王国」をPRするため、平成22年9月に巨大LED看板を設置。ターミナル正面中央には空港名にもなった阿波踊りのモニュメントが設置されています。入口にあるカーペットは阿波踊りのデザインです。3階にはJALがプロペラ部品などで造った阿波おどり人形という工作品も展示されています。 館内で目立つのは、中央ロビーのエスカレータわきにある阿波踊りを表現した巨大陶板壁画「徳島・阿波踊り」(写真)。縦横10メートル超えの壁画で、大塚オーミ陶業が製作しています。写真にも写る広告の大塚国際美術館では、大塚オーミ陶業の技術を活かした陶板壁画が多数展示されています。 平成30年12月には館内各所にインスタスポットが設けられています。壁面などを装飾しているほか、インスタ撮影用の小道具などが用意されています。1階到着ロビー脇、中央ロビー奥の階段、3階展望ホール入口脇にこれらインスタ用のトリックアートがあります。 |
| 隣接交流施設(SO RA PA) (写真は未撮影) 令和2年8月、ターミナル区域の車道入口付近(旅客ターミナルから徒歩5分ほど)に別棟の隣接交流施設「SO RA PA」がオープンしました。 飲食店とサービス店、多目的ルームがありましたが、令和5年8月に閉店。令和6年にカーシェアリング拠点に改装されています。
※令和06年04月08日:アウトクラスカーズ/カースタレンタカー 開店 ※令和05年09月01日:多目的ルーム 閉鎖 ※令和05年08月21日:紬 からあげ おにぎり 釜の飯・Yeti&Ltbレンタルサイクル徳島 閉店 ※令和02年08月09日:SO RA PA 開業(紬 からあげ おにぎり 釜の飯・Yeti&Ltbレンタサイクル徳島・多目的ルーム 新設)
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 | 地上アクセス施設(駐車場) (写真は令和元年9月撮影) ターミナルの前に760台収容の駐車場があります。入場1時間は無料、その後有料。クレジットカードが使用できるほか、四国の四空港共通のプリペイドカードも販売されています。 レンタカー各社は空港入口付近に点在しています。到着ロビーにあるレンタカーカウンタで受け付けたのち送迎車により送迎する形になります。
ターミナル脇の職員用駐車場に電気自動車充電器があります。
※平成30年05月28日:レンタカーカウンタ 移設(到着ロビー脇→到着口正面) |
 ▲旧ターミナル地区入口
 ▲旧ターミナルビル
 ▲旧ターミナルビル側面と旧駐機場 | 周辺見どころ施設(旧ターミナルビル) (写真は平成22年7月・令和元年9月撮影) 滑走路に沿って西側へ進んだ先に旧ターミナル地区があります。新ターミナルへのアクセス道路が旧ターミナルの目の前を横切る形で整備されています。 旧ターミナルは、徳島県運転免許センターに改装されており、旧駐機場部分は駐車場になっています。 →旧ターミナルの空港情報 |
 | かつてあった見どころ(お遍路さん休憩所) (写真は平成22年7月撮影) 四国の各空港に設置されているお遍路さんコーナー。徳島飛行場は1階中央部国際線チェックインカウンタがある付近に「お遍路さん休憩所/更衣室」という遍路接待所が設置されていました。現在は廃止されています。
※平成30年?*月**日:お遍路さん休憩所/更衣室 閉鎖 ※令和元年07月17日:更衣室 閉鎖 |