■大分空港 JJPが関空線を運休へ
国内航空各社は1日までに、今冬のダイヤ(平成27年10月25日〜平成28年3月26日)を発表しました。大分空港では、ジェットスター・ジャパン(JJP)が関西国際(関空)線を運休します。
冬ダイヤで一番の注目点は、JJP関空線の運休。1日1往復を運休します。
ANA、日本航空、アイベックスエアラインズ、ソラシド エア(スカイネットアジア航空)は路線数・便数に変更はありません。
今回のダイヤ変更により、大分発着は、5社5路線26往復から5社4路線25往復と、路線数・便数が縮小されます。
■10月25日以降の大分発着便就航先と便数
成田 2:JJP2
羽田 14:JAL6・ANA4・SNA(ANA)4
中部 2:IBX(ANA)2
伊丹 7:JAL3・ANA3・IBX(ANA)1
* 関空JJP1→0(▲1) 運休
2015年10月05日
2014年02月07日
大分_夏 IBX伊丹線就航へ
■大分空港 夏ダイヤでIBXが伊丹線を就航へ
国内航空各社は1月31日までに、今夏のダイヤ(平成26年3月30日〜平成26年10月25日)を発表しました。大分空港では、アイベックスエアラインズ(IBX)が大阪国際(伊丹)線を就航します。
夏ダイヤで一番の注目点は、IBX伊丹線の就航。
IBXは、3月30日から伊丹線を1日1往復新設します。
IBX運航便はANA共同運航便であるため、ANAは、IBXの変更に合わせて3月30日から伊丹線1日1往復を減便します。
既存路線の増減便は少数。
ジェットスター・ジャパンは、1日2〜3往復している運航を1日2往復に固定します。
日本航空グループとソラシド エア(スカイネットアジア航空)は、路線便数に変更はありません。
今回のダイヤ変更により、大分発着は、4社4路線25〜26往復から4社4路線25往復に便数が縮小されます。
■3月30日以降の大分発着便就航先と便数
成田 JJP(JAL)2(▲*)
羽田 JAL6、ANA4、SNA(ANA)4
中部 IBX(ANA)2
伊丹 JAL3、ANA3(▲1)、IBX(ANA)1(+1) NEW!
*成田JJPは現在は期間により運航便数が異なります(閑散期の閑散日は1日2往復、繁忙日は1日3往復)。夏ダイヤからは通期2往復化されます。
国内航空各社は1月31日までに、今夏のダイヤ(平成26年3月30日〜平成26年10月25日)を発表しました。大分空港では、アイベックスエアラインズ(IBX)が大阪国際(伊丹)線を就航します。
夏ダイヤで一番の注目点は、IBX伊丹線の就航。
IBXは、3月30日から伊丹線を1日1往復新設します。
IBX運航便はANA共同運航便であるため、ANAは、IBXの変更に合わせて3月30日から伊丹線1日1往復を減便します。
既存路線の増減便は少数。
ジェットスター・ジャパンは、1日2〜3往復している運航を1日2往復に固定します。
日本航空グループとソラシド エア(スカイネットアジア航空)は、路線便数に変更はありません。
今回のダイヤ変更により、大分発着は、4社4路線25〜26往復から4社4路線25往復に便数が縮小されます。
■3月30日以降の大分発着便就航先と便数
成田 JJP(JAL)2(▲*)
羽田 JAL6、ANA4、SNA(ANA)4
中部 IBX(ANA)2
伊丹 JAL3、ANA3(▲1)、IBX(ANA)1(+1) NEW!
*成田JJPは現在は期間により運航便数が異なります(閑散期の閑散日は1日2往復、繁忙日は1日3往復)。夏ダイヤからは通期2往復化されます。
2013年03月30日
大分_JJP北側階段脇で手続
■大分空港 JJPは1階北側階段脇で搭乗手続き
ジェットスター・ジャパン(JJP)と、大分空港の旅客ターミナルを運営する大分航空ターミナルは、31日からJJPが大分に就航するのに先立ち、チェックインカウンタ位置を公開しました。1階北側(JALグループ側)の中央階段脇にカウンタを設け出発手続きを行うことが明らかになりました。
31日にJJPが新たに就航するのは、成田国際(成田)-大分線。大分にはJJP初の地方空港拠点として就航します。
大分では、1階チェックインロビー北側のロビー上にチェックインカウンタを設け、出発手続きを行います。
JJPは日本航空(JAL)の出資を受けており、JALグループカウンタがある北側に配置されましたが、北側は常設カウンタに空きはなく、階段脇に新たなカウンタ区画を設ける模様です。
大分は、JALが使用する北側カウンタに余りがまったくなく、JJPがどこにチェックインカウンタを設置するのか注目されていました。
■大分空港(JJP公式サイト)
http://www.jetstar.com/jp/ja/popups/airport_OIT_dom
■フロアマップ国内線ターミナル1階(大分航空ターミナル公式サイト)
http://www.oita-airport.jp/guide/floor1.shtml
ジェットスター・ジャパン(JJP)と、大分空港の旅客ターミナルを運営する大分航空ターミナルは、31日からJJPが大分に就航するのに先立ち、チェックインカウンタ位置を公開しました。1階北側(JALグループ側)の中央階段脇にカウンタを設け出発手続きを行うことが明らかになりました。
31日にJJPが新たに就航するのは、成田国際(成田)-大分線。大分にはJJP初の地方空港拠点として就航します。
大分では、1階チェックインロビー北側のロビー上にチェックインカウンタを設け、出発手続きを行います。
JJPは日本航空(JAL)の出資を受けており、JALグループカウンタがある北側に配置されましたが、北側は常設カウンタに空きはなく、階段脇に新たなカウンタ区画を設ける模様です。
大分は、JALが使用する北側カウンタに余りがまったくなく、JJPがどこにチェックインカウンタを設置するのか注目されていました。
■大分空港(JJP公式サイト)
http://www.jetstar.com/jp/ja/popups/airport_OIT_dom
■フロアマップ国内線ターミナル1階(大分航空ターミナル公式サイト)
http://www.oita-airport.jp/guide/floor1.shtml
2013年01月31日
大分_夏 JJP成田線開設へ
■大分空港 夏ダイヤからJJPが就航し成田線を開設へ
国内航空各社の多くは30日までに、今夏のダイヤ(平成25年3月31日〜平成25年10月26日)を発表しました。大分空港では、ジェットスター・ジャパン(JJP)が新規就航します。
夏ダイヤで一番の注目点は、JJPの新規就航。3月31日から成田国際(成田)線2往復(閑散期は曜日により1往復)が予定されています。
既存各社は増便などの計画は少なめ。
JALグループは、大阪国際線1往復を増便します。
ソラシド エア(スカイネットアジア航空)は、東京国際(羽田)線1往復を増便します。
ANAとアイベックスエアラインズは増減便はありません。
JJPは格安航空会社(LCC)として大分初就航。成田線は開港以来初設定で、国際線乗り継ぎ利用者の利便性が向上します。
九州の各空港へは、ここ数年、新興航空会社が先を争って就航してきました。しかし、大分は、福岡空港から大分市内へのアクセスの良さと大分空港から大分市内への遠さのせいか、平成22年にSNAが就航するまで新興社からも敬遠されています。就航路線の機材小型化も相次いでおり、JJPが利用者を維持できるのか注目されます。
今回のダイヤ変更により、大分発着は4社3路線21往復から5社4路線25往復に拡大されることになります。
■3月31日以降の大分発着便就航先と便数
成田 JJP2(+2)NEW!
羽田 JAL6、ANA4、SNA(ANA)4(+1)
中部 IBX(ANA)2
伊丹 ANA4、JAL3(+1)
国内航空各社の多くは30日までに、今夏のダイヤ(平成25年3月31日〜平成25年10月26日)を発表しました。大分空港では、ジェットスター・ジャパン(JJP)が新規就航します。
夏ダイヤで一番の注目点は、JJPの新規就航。3月31日から成田国際(成田)線2往復(閑散期は曜日により1往復)が予定されています。
既存各社は増便などの計画は少なめ。
JALグループは、大阪国際線1往復を増便します。
ソラシド エア(スカイネットアジア航空)は、東京国際(羽田)線1往復を増便します。
ANAとアイベックスエアラインズは増減便はありません。
JJPは格安航空会社(LCC)として大分初就航。成田線は開港以来初設定で、国際線乗り継ぎ利用者の利便性が向上します。
九州の各空港へは、ここ数年、新興航空会社が先を争って就航してきました。しかし、大分は、福岡空港から大分市内へのアクセスの良さと大分空港から大分市内への遠さのせいか、平成22年にSNAが就航するまで新興社からも敬遠されています。就航路線の機材小型化も相次いでおり、JJPが利用者を維持できるのか注目されます。
今回のダイヤ変更により、大分発着は4社3路線21往復から5社4路線25往復に拡大されることになります。
■3月31日以降の大分発着便就航先と便数
成田 JJP2(+2)NEW!
羽田 JAL6、ANA4、SNA(ANA)4(+1)
中部 IBX(ANA)2
伊丹 ANA4、JAL3(+1)
2012年03月10日
大分_3/11チャリティー開催
■大分空港 3月11日に復興支援チャリティー開催
大分空港旅客ターミナルを運営する大分航空ターミナルは6日、東日本大震災から1年にあたる11日に「大分空港3・11復興支援チャリティーイベント」を開催すると発表しました。
大分航空ターミナルが11日に開催するのは、「大分空港3・11復興支援チャリティーイベント」。空港出口付近にある大分空港前給油所裏側駐車場で開催します。
ANAとソラシド エアの協賛でエアライングッズなどを販売する「チャリティーバザー」、さまざまな商品を販売する「Kトラ市」、東北地方の特産品や復興支援弁当などを販売する「東北物産展」を開催予定となっており、売上金の一部を義援金として寄付するとしています。
東日本大震災から1年にあたる11日には各地の空港で復興支援イベントが予定されていますが、そのほとんどは東日本で、西日本の空港の中では数少ない開催となりそうです。
■「大分空港3・11復興支援チャリティーイベント」のお知らせ(大分航空ターミナル公式サイト)
大分空港旅客ターミナルを運営する大分航空ターミナルは6日、東日本大震災から1年にあたる11日に「大分空港3・11復興支援チャリティーイベント」を開催すると発表しました。
大分航空ターミナルが11日に開催するのは、「大分空港3・11復興支援チャリティーイベント」。空港出口付近にある大分空港前給油所裏側駐車場で開催します。
ANAとソラシド エアの協賛でエアライングッズなどを販売する「チャリティーバザー」、さまざまな商品を販売する「Kトラ市」、東北地方の特産品や復興支援弁当などを販売する「東北物産展」を開催予定となっており、売上金の一部を義援金として寄付するとしています。
東日本大震災から1年にあたる11日には各地の空港で復興支援イベントが予定されていますが、そのほとんどは東日本で、西日本の空港の中では数少ない開催となりそうです。
■「大分空港3・11復興支援チャリティーイベント」のお知らせ(大分航空ターミナル公式サイト)
ラベル:大分空港
2010年08月20日
大分_朝晩運航開始SNA
大分空港 朝晩運航いよいよ開始 SNAダイヤ発表 ANAはやっぱり減便
スカイネットアジア航空(SNA)は20日、10月31日に就航する東京国際(羽田)-大分路線の運航ダイヤを発表しました。初便は羽田を6時40分に出る朝便、終便は大分を20時に出る夜便での運航が発表されました。
10月からのダイヤは、羽田発が6:40、12:40、17:25、大分発が9:00、15:05、20:00の3往復。8月ダイヤと比較すると、大分着の初便は現行の9:40から75分も繰り上がって8:25に、大分発の終便は現行の18:25から95分も繰り下がって20:00となります。
運賃は普通運賃を29500円に設定(9月ANA・JALは35600円)。特売り28日前、特売り3日前については発表されませんでしたが、11月末までは、片道9000円となるSNAバーゲンを設定すると発表されました。
一方、注目されたANAとの共同運航化も決定。ANAは予想された通り、現在の5往復を4往復に減便することを同日発表し、大分空港基準では実質的に2便増便でとどまることとなりました。
また、沖縄路線については開設されずじまいとなりました。
なお、ANAは、来年1月5日から大阪国際路線の2往復、中部国際路線の2往復がそれぞれプロペラ機化(機材小型化)されることを発表。羽田便はジェット機、それ以外はプロペラ機化されることとなりました。
一方でJALグループは10月31日よりJACで運航している大阪国際路線を1往復減便したうえでJAL/J-AIR運航することを発表し、こちらは全便ジェット機になることが決まりました。
■大分⇔東京線 就航(SNA公式サイト)
http://www.skynetasia.co.jp/info/2010/08/oita.html
■SNA とANA の提携がさらに広がります!(SNA公式サイト)
http://www.skynetasia.co.jp/corporate/press100820-1.pdf
スカイネットアジア航空(SNA)は20日、10月31日に就航する東京国際(羽田)-大分路線の運航ダイヤを発表しました。初便は羽田を6時40分に出る朝便、終便は大分を20時に出る夜便での運航が発表されました。
10月からのダイヤは、羽田発が6:40、12:40、17:25、大分発が9:00、15:05、20:00の3往復。8月ダイヤと比較すると、大分着の初便は現行の9:40から75分も繰り上がって8:25に、大分発の終便は現行の18:25から95分も繰り下がって20:00となります。
運賃は普通運賃を29500円に設定(9月ANA・JALは35600円)。特売り28日前、特売り3日前については発表されませんでしたが、11月末までは、片道9000円となるSNAバーゲンを設定すると発表されました。
一方、注目されたANAとの共同運航化も決定。ANAは予想された通り、現在の5往復を4往復に減便することを同日発表し、大分空港基準では実質的に2便増便でとどまることとなりました。
また、沖縄路線については開設されずじまいとなりました。
なお、ANAは、来年1月5日から大阪国際路線の2往復、中部国際路線の2往復がそれぞれプロペラ機化(機材小型化)されることを発表。羽田便はジェット機、それ以外はプロペラ機化されることとなりました。
一方でJALグループは10月31日よりJACで運航している大阪国際路線を1往復減便したうえでJAL/J-AIR運航することを発表し、こちらは全便ジェット機になることが決まりました。
■大分⇔東京線 就航(SNA公式サイト)
http://www.skynetasia.co.jp/info/2010/08/oita.html
■SNA とANA の提携がさらに広がります!(SNA公式サイト)
http://www.skynetasia.co.jp/corporate/press100820-1.pdf
2010年08月12日
大分_バス愛称募集開始
大分空港 アクセスバスの愛称募集を開始
大分空港利用促進期成会は10日、大分空港と県北地域を結ぶ県北快速リムジンバスと、同空港と県南地域を結ぶ県南高速リムジンバスの愛称募集を開始しました。
今回愛称の募集が始まったのは、大分空港と県北地域(豊後高田・宇佐・中津)を結ぶ県北快速リムジンバスと、同空港と県南地域を結ぶ県南高速リムジンバスの2路線。いずれの路線も県の主導で実験路線から定期路線化した路線で、前者は大分交通グループの大交北部バス、後者は大分交通と大分バスにより運行されています。
募集は9月12日までで、同会までハガキ、Fax、メールのいずれかで応募が可能。最優秀賞には各1名に大分空港発着のペア旅行券+名付親認定証が贈呈されるなど複数の商品が当たる予定です。
■大分空港アクセスバスネーミングコンテストについて(大分空港利用促進期成会公式サイト)
http://www.fly-oita.jp/basune-minngu.html
大分空港利用促進期成会は10日、大分空港と県北地域を結ぶ県北快速リムジンバスと、同空港と県南地域を結ぶ県南高速リムジンバスの愛称募集を開始しました。
今回愛称の募集が始まったのは、大分空港と県北地域(豊後高田・宇佐・中津)を結ぶ県北快速リムジンバスと、同空港と県南地域を結ぶ県南高速リムジンバスの2路線。いずれの路線も県の主導で実験路線から定期路線化した路線で、前者は大分交通グループの大交北部バス、後者は大分交通と大分バスにより運行されています。
募集は9月12日までで、同会までハガキ、Fax、メールのいずれかで応募が可能。最優秀賞には各1名に大分空港発着のペア旅行券+名付親認定証が贈呈されるなど複数の商品が当たる予定です。
■大分空港アクセスバスネーミングコンテストについて(大分空港利用促進期成会公式サイト)
http://www.fly-oita.jp/basune-minngu.html
2010年04月29日
大分_SNA就航決定!
大分 スカイネット就航決定!
10月末の羽田増枠で大分への就航を検討していたスカイネットアジア航空(SNA)は28日、東京国際(羽田)-大分路線に10月31日から就航すると発表しました。
1日3往復6便での参入。ダイヤと運賃は8月に決定するとしています。
熊本や鹿児島への参入の時と同様、就航している別の空港との周遊観光ルートも重視した結果だったようで、今回は、他の就航先から離れている長崎もルートに組み入れることができそうです。
OBSの報道によれば、
「スカイネットアジア航空では1日3往復を予定していて大分空港ではこれまではなかった早朝や昼、夜の便の運航を検討していく方針です。」
と報道されており、宮崎便のような東京6時台発、大分20時台発ができれば利便性が飛躍的に伸び、観光だけでなくビジネス需要の増加も見込める気がします。
ちょっと残念だったのは、那覇路線の開設が表明されなかったことでしょうか。2007年のANA撤退以来の復活が期待されましたが、実現は難しいようです。
SNAからの要請で大分県が集めていた出資金は4億円弱まで達した模様。これからの時代は地域が航空会社を呼んでくる時代になってきたのかもしれません。
SNA就航を機にアクセス改善も図られるものとみられ、航空ダイヤの改善・航空運賃の改善との3点セットで福岡や北九州に流れていた利用者の呼び戻しに大いに期待です。
“九州・沖縄の翼”、大分へ−ネットワークがますます充実します−(スカイネットアジア航空公式サイトプレスリリースページ)
http://www.skynetasia.co.jp/corporate/press/2010/index.html
SNA 大分〜羽田便就航へ(テレビ大分公式サイト)
http://www.tostv.jp/news/index.php?nno=8348
SNA・大分ー羽田便就航決定(大分放送公式サイト)
http://www.e-obs.com/obs-news/genko/DD04280013048.html
SNA東京線に就航へ(大分合同新聞公式サイト)
http://www.oita-press.co.jp/localNewsFlash/2010_12724415844.html
(※04月28日更新の情報を29日に更新しています)
10月末の羽田増枠で大分への就航を検討していたスカイネットアジア航空(SNA)は28日、東京国際(羽田)-大分路線に10月31日から就航すると発表しました。
1日3往復6便での参入。ダイヤと運賃は8月に決定するとしています。
熊本や鹿児島への参入の時と同様、就航している別の空港との周遊観光ルートも重視した結果だったようで、今回は、他の就航先から離れている長崎もルートに組み入れることができそうです。
OBSの報道によれば、
「スカイネットアジア航空では1日3往復を予定していて大分空港ではこれまではなかった早朝や昼、夜の便の運航を検討していく方針です。」
と報道されており、宮崎便のような東京6時台発、大分20時台発ができれば利便性が飛躍的に伸び、観光だけでなくビジネス需要の増加も見込める気がします。
ちょっと残念だったのは、那覇路線の開設が表明されなかったことでしょうか。2007年のANA撤退以来の復活が期待されましたが、実現は難しいようです。
SNAからの要請で大分県が集めていた出資金は4億円弱まで達した模様。これからの時代は地域が航空会社を呼んでくる時代になってきたのかもしれません。
SNA就航を機にアクセス改善も図られるものとみられ、航空ダイヤの改善・航空運賃の改善との3点セットで福岡や北九州に流れていた利用者の呼び戻しに大いに期待です。
“九州・沖縄の翼”、大分へ−ネットワークがますます充実します−(スカイネットアジア航空公式サイトプレスリリースページ)
http://www.skynetasia.co.jp/corporate/press/2010/index.html
SNA 大分〜羽田便就航へ(テレビ大分公式サイト)
http://www.tostv.jp/news/index.php?nno=8348
SNA・大分ー羽田便就航決定(大分放送公式サイト)
http://www.e-obs.com/obs-news/genko/DD04280013048.html
SNA東京線に就航へ(大分合同新聞公式サイト)
http://www.oita-press.co.jp/localNewsFlash/2010_12724415844.html
(※04月28日更新の情報を29日に更新しています)
2010年03月17日
大分_SNAへ就航要請
SNA就航要請 羽田増枠にらみ 大分
大分県などで構成される大分空港航空路線拡充・定着化推進協議会は12日、スカイネットアジア航空(SNA)に大分空港への就航を要請しました。
13日付の大分合同新聞によれば
「大分県、県内5市と経済団体などでつくる大分空港航空路線拡充・定着化推進協議会(会長・姫野清高大分県商工会議所連合会長)は12日、スカイネットアジア航空(SNA・本社宮崎市)に大分空港への就航と東京線、沖縄線の開設を要望。官民連携で本格的な誘致活動に動きだした。就航の支援策としてSNAによる増資に応じる県内企業を募ることも決定。SNAは「4月中に判断する」としている。」
と報じられています。
やっと本腰
大分は九州主要空港の中で、唯一新興航空会社のない空港。この影響か、運賃は他の空港に比べて高く、ダイヤは利用しづらくなっています。近年は便数が多い福岡や北九州に相当な客が流れているとみられ、ピークの平成9年には200万人を超えていた年間利用者が170万人程度に落ち込んでいます。
今回の就航要請は、これらが背景となった不安の表れ。10月に行われる羽田増枠をにらみ、最後のチャンスで要請を行った模様です。
スカイネットへ就航要請した勝算
大分合同新聞の記事にもあるように、10月の羽田増枠をにらんだ動きは、4月には就航路線が決定するため、誘致までは非常に短期決戦になります。
今回就航を要請した先は、南九州を中心に運航するSNA。日本の格安航空の代表格であるスカイマーク(SKY)や北九州に就航するスターフライヤー(SFJ)ではなく、SNAにねらいを定めたのは、羽田増枠への各社のスタンスが影響している模様です。10月に拡大する羽田増枠は各社とも4往復。しかしSKYは幹線重視で九州内では北九州や鹿児島、熊本、長崎などへの就航を目論み、SFJは福岡への就航に没頭するなど、大分など眼中にない状況にあります。一方SNAは羽田増枠では九州・沖縄への就航を目指すとし、大分がひとつの候補となっています。福岡や那覇と競争となればなかなか難しい面もあるかもしれませんが、大分・那覇路線も同時に開設を要望する今回の話は、長崎・熊本・宮崎・鹿児島の各空港で羽田線と那覇線を開設しているSNAのビジネスモデルが合致しており、訴求力は充分です。
この話は、すでに4日の大分県議会で広瀬県知事が表明していたそうで、毎日新聞によると、
「SNAは宮崎、鹿児島などから羽田便を飛ばし、発着枠拡大に伴う計画も「九州、那覇からの羽田便をプラスアルファ」としている。県は、同じく九州に足場を持つ航空会社でも、計画が大分展開の可能性を含まないスターフライヤーやスカイマークよりも、条件が合致すると考えた。」
と報道されています。
福岡や那覇に比べれば魅力に欠ける大分。ポイントとなるのは大分県の出資方針で、これは確実にセットで提案しないと、なかなか誘致が難しそうです。
地上交通がネック?
毎日新聞によれば、
「SNAの佐竹俊哉・取締役企画部長は「大分は有力候補の一つ。将来的ポテンシャルはある半面、県西、県北からの空港アクセスにハンディがある。官民の協力体制でどれだけ補って頂けるか見極め、4月中に最終結論を出す」と話している。」
としており、かねてから指摘され続けている地上アクセスの貧弱さが大きなネックになりそうです。
空港利用者の約2割弱の輸送を担ってきたホーバーが廃止されたこのタイミングで新規に路線誘致に動くというのもちぐはぐな気もします。
で、このタイミングで気になる記事がもうひとつ。
11日付の毎日新聞の記事では、
「高速バス:佐伯−大分空港間、1便利用者わずか6.16人」
と伝えています。
もともと大分空港が現在の位置へ移転した時、アクセスよりも管制のしやすさなどを優先したのですから、アクセスの向上に努めないと利用者減少はあっという間のような気もします。
ANAの意向は?
羽田・大分間は利用者は少ないものの、割引運賃が高止まりしていて単価が高い客が傾向があります。
となると気になるのはANAの意向。SNA参入で価格競争が始まるとみられることから、単価下落を嫌うANAがSNAの筆頭株主であることを盾に横槍を入れる可能性もあります。
共同運航の形も複雑。記事にもあるようにSNA就航により便数の純増を期待する声は多いですが、ANAが減便し穴埋めとしてSNAが入るだけとなると空港の収益増加にはつながりません。
沖縄線はかつてANAが運航していたということもあり、宮崎などと同様にANAとの共同運航として新規就航するのかもポイント。他の九州4空港のようにANA路線からの移管の形で那覇便を開設するわけではなく、SNAの判断で開設することになるだけに注目されます。
10月の羽田増枠の活用がどうなるか、決定する4月ごろまで大分県がどんな策を出してくるのか、目が離せません。
■SNAに大分就航を要望 誘致へ本格始動(大分合同新聞公式サイト・13日の記事)
http://www.oita-press.co.jp/localNews/2010_126844296189.html
■高速バス:佐伯−大分空港間、1便利用者わずか6.16人 /大分(毎日新聞公式サイト・11日の記事)
http://mainichi.jp/area/oita/news/20100311ddlk44020495000c.html
■大分空港:スカイネット、来て 窮状救うか、県が経済界の支援期待 /大分(毎日新聞公式サイト・5日の記事)
http://mainichi.jp/area/oita/news/20100305ddlk44010631000c.html
大分県などで構成される大分空港航空路線拡充・定着化推進協議会は12日、スカイネットアジア航空(SNA)に大分空港への就航を要請しました。
13日付の大分合同新聞によれば
「大分県、県内5市と経済団体などでつくる大分空港航空路線拡充・定着化推進協議会(会長・姫野清高大分県商工会議所連合会長)は12日、スカイネットアジア航空(SNA・本社宮崎市)に大分空港への就航と東京線、沖縄線の開設を要望。官民連携で本格的な誘致活動に動きだした。就航の支援策としてSNAによる増資に応じる県内企業を募ることも決定。SNAは「4月中に判断する」としている。」
と報じられています。
やっと本腰
大分は九州主要空港の中で、唯一新興航空会社のない空港。この影響か、運賃は他の空港に比べて高く、ダイヤは利用しづらくなっています。近年は便数が多い福岡や北九州に相当な客が流れているとみられ、ピークの平成9年には200万人を超えていた年間利用者が170万人程度に落ち込んでいます。
今回の就航要請は、これらが背景となった不安の表れ。10月に行われる羽田増枠をにらみ、最後のチャンスで要請を行った模様です。
スカイネットへ就航要請した勝算
大分合同新聞の記事にもあるように、10月の羽田増枠をにらんだ動きは、4月には就航路線が決定するため、誘致までは非常に短期決戦になります。
今回就航を要請した先は、南九州を中心に運航するSNA。日本の格安航空の代表格であるスカイマーク(SKY)や北九州に就航するスターフライヤー(SFJ)ではなく、SNAにねらいを定めたのは、羽田増枠への各社のスタンスが影響している模様です。10月に拡大する羽田増枠は各社とも4往復。しかしSKYは幹線重視で九州内では北九州や鹿児島、熊本、長崎などへの就航を目論み、SFJは福岡への就航に没頭するなど、大分など眼中にない状況にあります。一方SNAは羽田増枠では九州・沖縄への就航を目指すとし、大分がひとつの候補となっています。福岡や那覇と競争となればなかなか難しい面もあるかもしれませんが、大分・那覇路線も同時に開設を要望する今回の話は、長崎・熊本・宮崎・鹿児島の各空港で羽田線と那覇線を開設しているSNAのビジネスモデルが合致しており、訴求力は充分です。
この話は、すでに4日の大分県議会で広瀬県知事が表明していたそうで、毎日新聞によると、
「SNAは宮崎、鹿児島などから羽田便を飛ばし、発着枠拡大に伴う計画も「九州、那覇からの羽田便をプラスアルファ」としている。県は、同じく九州に足場を持つ航空会社でも、計画が大分展開の可能性を含まないスターフライヤーやスカイマークよりも、条件が合致すると考えた。」
と報道されています。
福岡や那覇に比べれば魅力に欠ける大分。ポイントとなるのは大分県の出資方針で、これは確実にセットで提案しないと、なかなか誘致が難しそうです。
地上交通がネック?
毎日新聞によれば、
「SNAの佐竹俊哉・取締役企画部長は「大分は有力候補の一つ。将来的ポテンシャルはある半面、県西、県北からの空港アクセスにハンディがある。官民の協力体制でどれだけ補って頂けるか見極め、4月中に最終結論を出す」と話している。」
としており、かねてから指摘され続けている地上アクセスの貧弱さが大きなネックになりそうです。
空港利用者の約2割弱の輸送を担ってきたホーバーが廃止されたこのタイミングで新規に路線誘致に動くというのもちぐはぐな気もします。
で、このタイミングで気になる記事がもうひとつ。
11日付の毎日新聞の記事では、
「高速バス:佐伯−大分空港間、1便利用者わずか6.16人」
と伝えています。
もともと大分空港が現在の位置へ移転した時、アクセスよりも管制のしやすさなどを優先したのですから、アクセスの向上に努めないと利用者減少はあっという間のような気もします。
ANAの意向は?
羽田・大分間は利用者は少ないものの、割引運賃が高止まりしていて単価が高い客が傾向があります。
となると気になるのはANAの意向。SNA参入で価格競争が始まるとみられることから、単価下落を嫌うANAがSNAの筆頭株主であることを盾に横槍を入れる可能性もあります。
共同運航の形も複雑。記事にもあるようにSNA就航により便数の純増を期待する声は多いですが、ANAが減便し穴埋めとしてSNAが入るだけとなると空港の収益増加にはつながりません。
沖縄線はかつてANAが運航していたということもあり、宮崎などと同様にANAとの共同運航として新規就航するのかもポイント。他の九州4空港のようにANA路線からの移管の形で那覇便を開設するわけではなく、SNAの判断で開設することになるだけに注目されます。
10月の羽田増枠の活用がどうなるか、決定する4月ごろまで大分県がどんな策を出してくるのか、目が離せません。
■SNAに大分就航を要望 誘致へ本格始動(大分合同新聞公式サイト・13日の記事)
http://www.oita-press.co.jp/localNews/2010_126844296189.html
■高速バス:佐伯−大分空港間、1便利用者わずか6.16人 /大分(毎日新聞公式サイト・11日の記事)
http://mainichi.jp/area/oita/news/20100311ddlk44020495000c.html
■大分空港:スカイネット、来て 窮状救うか、県が経済界の支援期待 /大分(毎日新聞公式サイト・5日の記事)
http://mainichi.jp/area/oita/news/20100305ddlk44010631000c.html
2010年01月29日
大分_IBX再就航へ
大分空港 IBXが再就航へ
アイベックスエアラインズ(IBX)は27日、7月1日より大阪国際(伊丹)-大分線、大阪国際(伊丹)-福岡線、新千歳-仙台線に新規就航することを発表しました。同時に全便をANAとの共同運航するとのことです。
新規就航に加え、成田国際-小松線、成田国際-広島線、仙台-福岡線(8月より)は各1便増便されます。これにより、8月以降のIBXは11路線18往復9空港就航(3月現在は9路線15往復8空港就航)になります。
また、7月以降はIBXの全便がANAとの共同運航便化され、ANAマイラーにはうれしい事態です。
注目は大分空港への再就航で、フェアリンク時代から運航していた同空港に平成18年6月以来4年ぶりです。また、新千歳-仙台線はANAからの運航移管。すでに同路線はANAはADOへ複数便の運航を移管しておりダブル共同運航路線になります。(ANAが同日に2010年度の航空輸送事業計画をリリースしており、それによると同路線はIBX共同運航便を含め4便運航と発表しており、ANA運航便も残るようです)
07/01(予定)
◎IBX(ANA) 新千歳 -仙台 (0→1)
◎IBX(ANA) 大阪国際-福岡 (0→1)
◎IBX(ANA) 大阪国際-大分 (0→1)
○IBX(ANA) 成田国際-小松 (1→2)
○IBX(ANA) 成田国際-広島 (1→2)
□IBX(ANA) 仙台 -大阪国際(1→1)※ANA共同運航便化
08/01(予定)
○IBX(ANA) 仙台 -福岡 (2→3)
10/01(予定)
○IBX(ANA) 新千歳 -仙台 (1→2)
IBEXプレスリリース(IBX公式サイト)
http://www.ibexair.co.jp/press/index.php
4月に1往復減 JAC大分―大阪線(大分合同新聞公式サイト)←題名は関係ない記事ですが、、、
http://www.oita-press.co.jp/localNews/2010_126463975013.html
アイベックスエアラインズ(IBX)は27日、7月1日より大阪国際(伊丹)-大分線、大阪国際(伊丹)-福岡線、新千歳-仙台線に新規就航することを発表しました。同時に全便をANAとの共同運航するとのことです。
新規就航に加え、成田国際-小松線、成田国際-広島線、仙台-福岡線(8月より)は各1便増便されます。これにより、8月以降のIBXは11路線18往復9空港就航(3月現在は9路線15往復8空港就航)になります。
また、7月以降はIBXの全便がANAとの共同運航便化され、ANAマイラーにはうれしい事態です。
注目は大分空港への再就航で、フェアリンク時代から運航していた同空港に平成18年6月以来4年ぶりです。また、新千歳-仙台線はANAからの運航移管。すでに同路線はANAはADOへ複数便の運航を移管しておりダブル共同運航路線になります。(ANAが同日に2010年度の航空輸送事業計画をリリースしており、それによると同路線はIBX共同運航便を含め4便運航と発表しており、ANA運航便も残るようです)
07/01(予定)
◎IBX(ANA) 新千歳 -仙台 (0→1)
◎IBX(ANA) 大阪国際-福岡 (0→1)
◎IBX(ANA) 大阪国際-大分 (0→1)
○IBX(ANA) 成田国際-小松 (1→2)
○IBX(ANA) 成田国際-広島 (1→2)
□IBX(ANA) 仙台 -大阪国際(1→1)※ANA共同運航便化
08/01(予定)
○IBX(ANA) 仙台 -福岡 (2→3)
10/01(予定)
○IBX(ANA) 新千歳 -仙台 (1→2)
IBEXプレスリリース(IBX公式サイト)
http://www.ibexair.co.jp/press/index.php
4月に1往復減 JAC大分―大阪線(大分合同新聞公式サイト)←題名は関係ない記事ですが、、、
http://www.oita-press.co.jp/localNews/2010_126463975013.html
2009年11月01日
船舶路線廃止_大分
■大分空港 アクセス超高速船(ホーバークラフト)
11/1
×大分ホーバーフェリー 大分空港-大分市(西新地)(12→0)
◎大分交通(バス路線) 大分空港-ホーバー基地(0→12)
大分ホーバーの大分市(西新地)便が廃止となります。(最終運行は10/31)
運行する大分ホーバーフェリーの解散に伴う運行終了です。これにより、空港アクセスとしてだけでなく、日本の海からホーバークラフトが完全に廃止となります。
廃止に合わせ、大分交通が同区間のノンストップバス路線を運行開始するようです。代行輸送バスの暫定運行です。70分1500円。
大分駅-ホーバー基地間の路線バスは10/31をもって廃止とのことですが、果たして利用者はいるのでしょうか、、、。
→「ホーバーフェリー営業休止の件」(大分ホーバーフェリー公式サイトホームページ)
http://www.oitahover.co.jp/
→「大分ホーバーフェリー運航休止に伴う代替輸送バス運行について」(大分交通公式サイト)
http://www.oitakotsu.co.jp/division/bus/hover20091019_2.pdf
※本情報は現地調査済です。
11/1
×大分ホーバーフェリー 大分空港-大分市(西新地)(12→0)
◎大分交通(バス路線) 大分空港-ホーバー基地(0→12)
大分ホーバーの大分市(西新地)便が廃止となります。(最終運行は10/31)
運行する大分ホーバーフェリーの解散に伴う運行終了です。これにより、空港アクセスとしてだけでなく、日本の海からホーバークラフトが完全に廃止となります。
廃止に合わせ、大分交通が同区間のノンストップバス路線を運行開始するようです。代行輸送バスの暫定運行です。70分1500円。
大分駅-ホーバー基地間の路線バスは10/31をもって廃止とのことですが、果たして利用者はいるのでしょうか、、、。
→「ホーバーフェリー営業休止の件」(大分ホーバーフェリー公式サイトホームページ)
http://www.oitahover.co.jp/
→「大分ホーバーフェリー運航休止に伴う代替輸送バス運行について」(大分交通公式サイト)
http://www.oitakotsu.co.jp/division/bus/hover20091019_2.pdf
※本情報は現地調査済です。
2009年10月13日
大分 ホーバー賑わう
■大分空港 ホーバーに最後のにぎわい

廃止まであと1か月をきったホーバークラフト(大分市西新地のフェリーターミナルで)
こんにちは、管理人です。
「衝撃のホーバー休止!(3日投稿記事)」でもお知らせしました通り、大分空港と大分市とを結ぶホーバークラフトが今月末で廃止になります。
日本で唯一残っていたホーバークラフトということもあり、この三連休を利用して乗り納めに行ってきました。
実は、自分の実家が大分空港近くにあり、大分空港側から大分市へ買い物に行くついでに乗ってきました。
普通なら、自家用車で1時間半ほどかけていく大分市。空港に車をとめて、ホーバー経由で大分市内へ行くことにしたのです。
朝1便(8:55発が9:00発に変更)で大分市へと渡り、中心部で買い物を済ませた後、大分市12:00発で空港へ帰って来たかったのですが、、、。
往路は窓際がなんとか埋まる程度のスキスキだったのに、なんと復路は満席。体験乗船したいという人が殺到し、何十人も予約待ちの状態でした。
西新地のターミナルでは、航空旅客を優先乗船させ、座席が余ったら体験乗船させる事態になっていました。このあたりの詳細は、下記リンク先の記事に詳しく載っているのですが、窓口前は長蛇の列。
私はと言うと、確かに半分は体験乗船が目的ではあるものの、大分市内での買い物の帰りに、大分空港へのアクセス交通としての目的で搭乗したかっただけ。窓口の人から「体験搭乗ですか?」と聞かれたので、「飛行機には乗らないが、体験乗船ではなく、大分空港側に帰りたい」と告げたものの、航空旅客と同様の措置は取ってもらえませんでした。
次の便は50分後。
待って満席の船に乗る(というか次の便も乗れるか分からないし、、、)のもばからしいし、結局、自費でタクシーで大分駅前へ戻り、12:40発の連絡バスエアライナーで大分空港へ向かう羽目になってしまいました、、、。トホホ、、、。

ホーバーのエプロンでは即席撮影会が始まってしまい、なかなか離れようとしない乗客に対し、係員が注意を促す場面も見られました(国東市安岐町の大分空港ホーバー乗り場で)
ホーバーは空港アクセスの一つの事例として、個人的には、大いに興味深い乗り物ではありましたが、「道路整備が進んでバスと時間があまり変わらなくなったこと」や「大分市側の不便さ」が解消できず、乗客の減少に歯止めがかからなかったようです。
廃止が決まってから廃止までが時間が短いこともあり、東京とか大阪などからの遠征組はあまり多くないようですが、そこは日本唯一の交通機関の廃止。
大分空港周辺では、普段はまったく見られないカメラ小僧(自分も含めて、、、(苦笑))が大増殖中で、飛行機そっちのけでホーバーを撮る人々が目立ちました。
ひとつ気になったのは撮影に興じている人々の客層。鉄道列車の廃止などだと、見るからに”マニア”という感じの人々が多いのですが、ホーバーに関しては、マニアよりも、乗り物には普段興味がなそうな人々が多く見られました。大分市大在のターミナルでも自転車で「ちょっと寄ってみっか」という感じで来ている人が多く、それだけ多くの人に愛された乗り物だったんだなあとしみじみ感じてしまいます。
ホーバーといえば、日本へ強く発信できる大分の誇りでもありましたら、それが廃止されるというのは、大分人にとっては強い衝撃なのかもしれません。

ターミナル内に掲げられた廃止の告知(大分市西新地のホーバーフェリーターミナルで)
最後にこれから乗りに行こうとしている皆さんへご注意。
下記リンク先の新聞記事にも載っていますが、土日祝は「廃止前に一度は乗っておこう」という家族連れなどが殺到している模様で、混雑時の遊園地のアトラクション状態。窓口に長蛇の列ができています。
これから乗りに行こうという方、土日祝は避け、かつ、空いている始発便や最終便を活用することをお勧めします。
■大分合同新聞WEB(12日朝刊、紙版新聞記事の見出しは「ホーバーフォーエバー」)
http://www.oita-press.co.jp/localNews/2009_125530909552.html
■大分ホーバーフェリー(◎大分んし◎さんによるブログ「大分んしの、あげなこと&こげなこと」)=写真が大きいです
http://blogs.yahoo.co.jp/hachiroku_58654/49563155.html
■惜しまれる日本唯一のホーバー(太田さんによるブログ「社長ではなく、常務ブログ」)=ホーバーのGIF動画あり
http://tlsjomu.blog94.fc2.com/blog-entry-119.html

廃止まであと1か月をきったホーバークラフト(大分市西新地のフェリーターミナルで)
こんにちは、管理人です。
「衝撃のホーバー休止!(3日投稿記事)」でもお知らせしました通り、大分空港と大分市とを結ぶホーバークラフトが今月末で廃止になります。
日本で唯一残っていたホーバークラフトということもあり、この三連休を利用して乗り納めに行ってきました。
実は、自分の実家が大分空港近くにあり、大分空港側から大分市へ買い物に行くついでに乗ってきました。
普通なら、自家用車で1時間半ほどかけていく大分市。空港に車をとめて、ホーバー経由で大分市内へ行くことにしたのです。
朝1便(8:55発が9:00発に変更)で大分市へと渡り、中心部で買い物を済ませた後、大分市12:00発で空港へ帰って来たかったのですが、、、。
往路は窓際がなんとか埋まる程度のスキスキだったのに、なんと復路は満席。体験乗船したいという人が殺到し、何十人も予約待ちの状態でした。
西新地のターミナルでは、航空旅客を優先乗船させ、座席が余ったら体験乗船させる事態になっていました。このあたりの詳細は、下記リンク先の記事に詳しく載っているのですが、窓口前は長蛇の列。
私はと言うと、確かに半分は体験乗船が目的ではあるものの、大分市内での買い物の帰りに、大分空港へのアクセス交通としての目的で搭乗したかっただけ。窓口の人から「体験搭乗ですか?」と聞かれたので、「飛行機には乗らないが、体験乗船ではなく、大分空港側に帰りたい」と告げたものの、航空旅客と同様の措置は取ってもらえませんでした。
次の便は50分後。
待って満席の船に乗る(というか次の便も乗れるか分からないし、、、)のもばからしいし、結局、自費でタクシーで大分駅前へ戻り、12:40発の連絡バスエアライナーで大分空港へ向かう羽目になってしまいました、、、。トホホ、、、。

ホーバーのエプロンでは即席撮影会が始まってしまい、なかなか離れようとしない乗客に対し、係員が注意を促す場面も見られました(国東市安岐町の大分空港ホーバー乗り場で)
ホーバーは空港アクセスの一つの事例として、個人的には、大いに興味深い乗り物ではありましたが、「道路整備が進んでバスと時間があまり変わらなくなったこと」や「大分市側の不便さ」が解消できず、乗客の減少に歯止めがかからなかったようです。
廃止が決まってから廃止までが時間が短いこともあり、東京とか大阪などからの遠征組はあまり多くないようですが、そこは日本唯一の交通機関の廃止。
大分空港周辺では、普段はまったく見られないカメラ小僧(自分も含めて、、、(苦笑))が大増殖中で、飛行機そっちのけでホーバーを撮る人々が目立ちました。
ひとつ気になったのは撮影に興じている人々の客層。鉄道列車の廃止などだと、見るからに”マニア”という感じの人々が多いのですが、ホーバーに関しては、マニアよりも、乗り物には普段興味がなそうな人々が多く見られました。大分市大在のターミナルでも自転車で「ちょっと寄ってみっか」という感じで来ている人が多く、それだけ多くの人に愛された乗り物だったんだなあとしみじみ感じてしまいます。
ホーバーといえば、日本へ強く発信できる大分の誇りでもありましたら、それが廃止されるというのは、大分人にとっては強い衝撃なのかもしれません。

ターミナル内に掲げられた廃止の告知(大分市西新地のホーバーフェリーターミナルで)
最後にこれから乗りに行こうとしている皆さんへご注意。
下記リンク先の新聞記事にも載っていますが、土日祝は「廃止前に一度は乗っておこう」という家族連れなどが殺到している模様で、混雑時の遊園地のアトラクション状態。窓口に長蛇の列ができています。
これから乗りに行こうという方、土日祝は避け、かつ、空いている始発便や最終便を活用することをお勧めします。
■大分合同新聞WEB(12日朝刊、紙版新聞記事の見出しは「ホーバーフォーエバー」)
http://www.oita-press.co.jp/localNews/2009_125530909552.html
■大分ホーバーフェリー(◎大分んし◎さんによるブログ「大分んしの、あげなこと&こげなこと」)=写真が大きいです
http://blogs.yahoo.co.jp/hachiroku_58654/49563155.html
■惜しまれる日本唯一のホーバー(太田さんによるブログ「社長ではなく、常務ブログ」)=ホーバーのGIF動画あり
http://tlsjomu.blog94.fc2.com/blog-entry-119.html
2009年10月03日
大分 ホーバー休止へ!
■大分空港 衝撃のホーバー休止!
大分空港と大分港とを結ぶホーバークラフトがついに休止されることが決まりました。9月30日に運行会社の大分ホーバーフェリーが民事再生手続を開始したとのこと。休止日は11月1日(10月31日最終運行)だそうです。
9月30日付(夕刊)と10月1日付大分合同新聞WEBに詳細が載っています。
http://www.oita-press.co.jp/localNews/2009_125428930999.html
http://www.oita-press.co.jp/localNews/2009_1254360724.html
新大分空港の開港とともに開設された海の航路は、日本で唯一定期運行するホーバークラフトで、陸路で1時間かかる空港と大分市間を30分で結ぶ高速交通でした。ただ、実際には、大分港から大分駅まで連絡バスを利用する必要があること、しけや霧による欠航が結構あることなどから、高速バスに比べて不安定感があったことは否めません。
平成初期には別府寄港も廃止され、観光の際も利用しづらかった航路でした。
※余談ですが、大分港の乗り場は旧大分空港脇にあります。空港ファンで興味があればぜひ!!
大分空港はSNAやSKY、SFJなど新興航空会社が飛んでおらず、九州の他の空港に比べて割高感がある空港。飛行機でお金を使ってしまうから、大分へのアクセスは値段の高いホーバーよりも高速バスと言う人が多かった気もします。
事業会社は民事再生手続で休止扱いということですが、おそらく事業継続に手を挙げる業者はなく、このまま路線廃止が既定路線でしょう。大分港側をもう少し大分市内へ近づけるなどひと工夫ほしかったところです。
折しも民事再生手続を発表した翌日の10月1日からは、県南の佐伯から
臼杵、大分松岡を経由する県南高速リムジンバスが運行を開始。競争相手がまた増えたような格好で、陸上交通の強化が図られたところでした。
あと1か月での休止。
子供のころに無理言って乗せてもらった2回程度しか乗った記憶がありません。その後、ずっと乗りたかったのになかなか乗る機会が訪れなかったこともあり、個人的には涙、涙の廃止ですね。せめて年末年始の休みまで運行してくれればなあ、、、。
乗り納めをいつ行くかが当面の課題です(笑)
→空の駅情報館「大分空港」http://www.geocities.jp/johokotu00/airport/oita/index.html
→大分ホーバーフェリー株式会社公式サイトhttp://www.oitahover.co.jp/
大分空港と大分港とを結ぶホーバークラフトがついに休止されることが決まりました。9月30日に運行会社の大分ホーバーフェリーが民事再生手続を開始したとのこと。休止日は11月1日(10月31日最終運行)だそうです。
9月30日付(夕刊)と10月1日付大分合同新聞WEBに詳細が載っています。
http://www.oita-press.co.jp/localNews/2009_125428930999.html
http://www.oita-press.co.jp/localNews/2009_1254360724.html
新大分空港の開港とともに開設された海の航路は、日本で唯一定期運行するホーバークラフトで、陸路で1時間かかる空港と大分市間を30分で結ぶ高速交通でした。ただ、実際には、大分港から大分駅まで連絡バスを利用する必要があること、しけや霧による欠航が結構あることなどから、高速バスに比べて不安定感があったことは否めません。
平成初期には別府寄港も廃止され、観光の際も利用しづらかった航路でした。
※余談ですが、大分港の乗り場は旧大分空港脇にあります。空港ファンで興味があればぜひ!!
大分空港はSNAやSKY、SFJなど新興航空会社が飛んでおらず、九州の他の空港に比べて割高感がある空港。飛行機でお金を使ってしまうから、大分へのアクセスは値段の高いホーバーよりも高速バスと言う人が多かった気もします。
事業会社は民事再生手続で休止扱いということですが、おそらく事業継続に手を挙げる業者はなく、このまま路線廃止が既定路線でしょう。大分港側をもう少し大分市内へ近づけるなどひと工夫ほしかったところです。
折しも民事再生手続を発表した翌日の10月1日からは、県南の佐伯から
臼杵、大分松岡を経由する県南高速リムジンバスが運行を開始。競争相手がまた増えたような格好で、陸上交通の強化が図られたところでした。
あと1か月での休止。
子供のころに無理言って乗せてもらった2回程度しか乗った記憶がありません。その後、ずっと乗りたかったのになかなか乗る機会が訪れなかったこともあり、個人的には涙、涙の廃止ですね。せめて年末年始の休みまで運行してくれればなあ、、、。
乗り納めをいつ行くかが当面の課題です(笑)
→空の駅情報館「大分空港」http://www.geocities.jp/johokotu00/airport/oita/index.html
→大分ホーバーフェリー株式会社公式サイトhttp://www.oitahover.co.jp/
2009年10月01日
バスダイヤ変更_大分
■大分空港 アクセスバス
10/01
大分県お得意の実証運行として県南高速リムジンバスが運行開始となります。
途中停留所は以下の通りです。(佐伯コスモタウン前と臼杵インターで無料駐車場を完備。)
佐伯市内:佐伯駅、大手前、佐伯コスモタウン前
臼杵市内:臼杵インター
大分市内:大分松岡パーキングエリア
◎大分交通・大分バス 大分空港3番-佐伯駅(0→6)
→「県南高速リムジンバス実証運行開始」(空旅おおいた公式サイト)
http://www.fly-oita.jp/jikoku.pdf
※本情報は現地調査済です。
10/01
大分県お得意の実証運行として県南高速リムジンバスが運行開始となります。
途中停留所は以下の通りです。(佐伯コスモタウン前と臼杵インターで無料駐車場を完備。)
佐伯市内:佐伯駅、大手前、佐伯コスモタウン前
臼杵市内:臼杵インター
大分市内:大分松岡パーキングエリア
◎大分交通・大分バス 大分空港3番-佐伯駅(0→6)
→「県南高速リムジンバス実証運行開始」(空旅おおいた公式サイト)
http://www.fly-oita.jp/jikoku.pdf
※本情報は現地調査済です。