2009年11月01日

船舶路線廃止_大分

■大分空港 アクセス超高速船(ホーバークラフト)

11/1
×大分ホーバーフェリー 大分空港-大分市(西新地)(12→0)
◎大分交通(バス路線) 大分空港-ホーバー基地(0→12)


大分ホーバーの大分市(西新地)便が廃止となります。(最終運行は10/31)
運行する大分ホーバーフェリーの解散に伴う運行終了です。これにより、空港アクセスとしてだけでなく、日本の海からホーバークラフトが完全に廃止となります。

廃止に合わせ、大分交通が同区間のノンストップバス路線を運行開始するようです。代行輸送バスの暫定運行です。70分1500円。
大分駅-ホーバー基地間の路線バスは10/31をもって廃止とのことですが、果たして利用者はいるのでしょうか、、、。


→「ホーバーフェリー営業休止の件」(大分ホーバーフェリー公式サイトホームページ)
http://www.oitahover.co.jp/
→「大分ホーバーフェリー運航休止に伴う代替輸送バス運行について」(大分交通公式サイト)
http://www.oitakotsu.co.jp/division/bus/hover20091019_2.pdf

※本情報は現地調査済です。
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2009年10月13日

大分 ホーバー賑わう

■大分空港 ホーバーに最後のにぎわい


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廃止まであと1か月をきったホーバークラフト(大分市西新地のフェリーターミナルで)


こんにちは、管理人です。

衝撃のホーバー休止!(3日投稿記事)」でもお知らせしました通り、大分空港と大分市とを結ぶホーバークラフトが今月末で廃止になります。

日本で唯一残っていたホーバークラフトということもあり、この三連休を利用して乗り納めに行ってきました。

実は、自分の実家が大分空港近くにあり、大分空港側から大分市へ買い物に行くついでに乗ってきました。
普通なら、自家用車で1時間半ほどかけていく大分市。空港に車をとめて、ホーバー経由で大分市内へ行くことにしたのです。

朝1便(8:55発が9:00発に変更)で大分市へと渡り、中心部で買い物を済ませた後、大分市12:00発で空港へ帰って来たかったのですが、、、。
往路は窓際がなんとか埋まる程度のスキスキだったのに、なんと復路は満席。体験乗船したいという人が殺到し、何十人も予約待ちの状態でした

西新地のターミナルでは、航空旅客を優先乗船させ、座席が余ったら体験乗船させる事態になっていました。このあたりの詳細は、下記リンク先の記事に詳しく載っているのですが、窓口前は長蛇の列。
私はと言うと、確かに半分は体験乗船が目的ではあるものの、大分市内での買い物の帰りに、大分空港へのアクセス交通としての目的で搭乗したかっただけ。窓口の人から「体験搭乗ですか?」と聞かれたので、「飛行機には乗らないが、体験乗船ではなく、大分空港側に帰りたい」と告げたものの、航空旅客と同様の措置は取ってもらえませんでした。

次の便は50分後。
待って満席の船に乗る(というか次の便も乗れるか分からないし、、、)のもばからしいし、結局、自費でタクシーで大分駅前へ戻り、12:40発の連絡バスエアライナーで大分空港へ向かう羽目になってしまいました、、、。トホホ、、、


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ホーバーのエプロンでは即席撮影会が始まってしまい、なかなか離れようとしない乗客に対し、係員が注意を促す場面も見られました(国東市安岐町の大分空港ホーバー乗り場で)



ホーバーは空港アクセスの一つの事例として、個人的には、大いに興味深い乗り物ではありましたが、「道路整備が進んでバスと時間があまり変わらなくなったこと」や「大分市側の不便さ」が解消できず、乗客の減少に歯止めがかからなかったようです。


廃止が決まってから廃止までが時間が短いこともあり、東京とか大阪などからの遠征組はあまり多くないようですが、そこは日本唯一の交通機関の廃止。
大分空港周辺では、普段はまったく見られないカメラ小僧(自分も含めて、、、(苦笑))が大増殖中で、飛行機そっちのけでホーバーを撮る人々が目立ちました。

ひとつ気になったのは撮影に興じている人々の客層。鉄道列車の廃止などだと、見るからに”マニア”という感じの人々が多いのですが、ホーバーに関しては、マニアよりも、乗り物には普段興味がなそうな人々が多く見られました。大分市大在のターミナルでも自転車で「ちょっと寄ってみっか」という感じで来ている人が多く、それだけ多くの人に愛された乗り物だったんだなあとしみじみ感じてしまいます。

ホーバーといえば、日本へ強く発信できる大分の誇りでもありましたら、それが廃止されるというのは、大分人にとっては強い衝撃なのかもしれません。


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ターミナル内に掲げられた廃止の告知(大分市西新地のホーバーフェリーターミナルで)


最後にこれから乗りに行こうとしている皆さんへご注意。
下記リンク先の新聞記事にも載っていますが、土日祝は「廃止前に一度は乗っておこう」という家族連れなどが殺到している模様で、混雑時の遊園地のアトラクション状態。窓口に長蛇の列ができています。
これから乗りに行こうという方、土日祝は避け、かつ、空いている始発便や最終便を活用することをお勧めします。


■大分合同新聞WEB(12日朝刊、紙版新聞記事の見出しは「ホーバーフォーエバー」)
http://www.oita-press.co.jp/localNews/2009_125530909552.html

■大分ホーバーフェリー(◎大分んし◎さんによるブログ「大分んしの、あげなこと&こげなこと」)=写真が大きいです
http://blogs.yahoo.co.jp/hachiroku_58654/49563155.html

■惜しまれる日本唯一のホーバー(太田さんによるブログ「社長ではなく、常務ブログ」)=ホーバーのGIF動画あり
http://tlsjomu.blog94.fc2.com/blog-entry-119.html
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2009年10月03日

大分 ホーバー休止へ!

■大分空港 衝撃のホーバー休止!

大分空港と大分港とを結ぶホーバークラフトがついに休止されることが決まりました。9月30日に運行会社の大分ホーバーフェリーが民事再生手続を開始したとのこと。休止日は11月1日(10月31日最終運行)だそうです。

9月30日付(夕刊)と10月1日付大分合同新聞WEBに詳細が載っています。
http://www.oita-press.co.jp/localNews/2009_125428930999.html
http://www.oita-press.co.jp/localNews/2009_1254360724.html


新大分空港の開港とともに開設された海の航路は、日本で唯一定期運行するホーバークラフトで、陸路で1時間かかる空港と大分市間を30分で結ぶ高速交通でした。ただ、実際には、大分港から大分駅まで連絡バスを利用する必要があること、しけや霧による欠航が結構あることなどから、高速バスに比べて不安定感があったことは否めません。
平成初期には別府寄港も廃止され、観光の際も利用しづらかった航路でした。

※余談ですが、大分港の乗り場は旧大分空港脇にあります。空港ファンで興味があればぜひ!!

大分空港はSNAやSKY、SFJなど新興航空会社が飛んでおらず、九州の他の空港に比べて割高感がある空港。飛行機でお金を使ってしまうから、大分へのアクセスは値段の高いホーバーよりも高速バスと言う人が多かった気もします。

事業会社は民事再生手続で休止扱いということですが、おそらく事業継続に手を挙げる業者はなく、このまま路線廃止が既定路線でしょう。大分港側をもう少し大分市内へ近づけるなどひと工夫ほしかったところです。

折しも民事再生手続を発表した翌日の10月1日からは、県南の佐伯から
臼杵、大分松岡を経由する県南高速リムジンバスが運行を開始。競争相手がまた増えたような格好で、陸上交通の強化が図られたところでした。


あと1か月での休止。
子供のころに無理言って乗せてもらった2回程度しか乗った記憶がありません。その後、ずっと乗りたかったのになかなか乗る機会が訪れなかったこともあり、個人的には涙、涙の廃止ですね。せめて年末年始の休みまで運行してくれればなあ、、、。
乗り納めをいつ行くかが当面の課題です(笑)



→空の駅情報館「大分空港」http://www.geocities.jp/johokotu00/airport/oita/index.html
→大分ホーバーフェリー株式会社公式サイトhttp://www.oitahover.co.jp/
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2009年10月01日

バスダイヤ変更_大分

■大分空港 アクセスバス

10/01
大分県お得意の実証運行として県南高速リムジンバスが運行開始となります。
途中停留所は以下の通りです。(佐伯コスモタウン前と臼杵インターで無料駐車場を完備。)
佐伯市内:佐伯駅、大手前、佐伯コスモタウン前
臼杵市内:臼杵インター
大分市内:大分松岡パーキングエリア

◎大分交通・大分バス 大分空港3番-佐伯駅(0→6)

→「県南高速リムジンバス実証運行開始」(空旅おおいた公式サイト)
http://www.fly-oita.jp/jikoku.pdf

※本情報は現地調査済です。
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